機獣新世紀ゾイド ガイロス帝国軍 ゲーター<GATOR>
■ゲーター(ディメトロドン型) データベース■
発売年月 1999年10月 発売当時価格 600円 動力 小型ゼンマイ
型式番号 EZ-022
スペック 全長11.8m 全高5.6m 重量19.9t 最高速度200km/h 乗員1名
主な武装
小口径ガトリングビーム砲 GPS磁気探知機 テイルカッター 機銃(×2)
特徴
背ビレにGPS磁気探知機を装備したディメトロドン型の小型ゾイド。強行偵察や通信妨害が主な任務である。
武器を義性にしているため、対ゾイドとの戦いは苦手だが、前面のガトリングビーム砲は対陣、対陸地戦では十分な威力を発揮する。
前後より
電子ゾイド、ゲーターです。
メカ生体ゾイド版から、カラー変更と一部設定の変更を経て、1999年に再販されました。(メカ生体版のレビューはこちら)
ガイロス帝国の主力偵察機として復活した、ゲーターです。
機獣新世紀ゾイドにおける帝国軍は、まず第一弾ラインナップでレッドホーンを復活させ、続く第二弾ラインナップでアイアンコング、サーベルタイガー、デスザウラーを復活させました。
帝国大型ゾイドの大半が復活したわけです。しかしディメトロドンだけは復活せず、再販はずいぶん後の事になりました。
思えば、ゲーターを出したからディメトロドンの再販がずれ込んだのかもしれません。
しかしその選択は良かったと思います。いきなり究極の電子機を出すよりも、まずはジャブ的に小型電子機ゲーターを送り込んだのは良い判断だったと思います。
設定が一部変更されており、レーダーは3DレーダーからGPS磁気探知機になりました。ゴルドスと同じ変化です。
個人的には昔の設定の方が良かったと思います。これでは電子機というか受信機のようで、ちょっと悲しいです。
カラーリング
カラーリングは大胆に変更されました。最も色のイメージが変った部類だと思います。
全身紫というのはいかにも玩具っぽく、ミリタリーな雰囲気はどこへやらという風に感じます。個人的にはメカ生体版の方が好きです。
というか、他の帝国小型ゾイドは「銀→ガンメタル」「ゼネバスレッド→赤」という変化で再販されるものが多かった中、なぜゲーターだけこんな大胆な変更になったのかが大いなる謎です。
ガンメタル&赤の色にすると…、
紫よりはこっちの方が良いと思います。
装甲を鮮やかな色にするのが絶対条件なら、まだしも赤にすれば、「レッドホーンなどと同じ色」という事で処理できたと思います。
ともかく、色に関しては残念だというのが正直なところです。
偵察機 ゲーター
活躍はほとんど描かれていません。強いて言えば、開戦前夜において格納庫に写っていたりしますが。またアニメには残念ながら未登場です。
もう少し描かれても良かったかなぁとは思いますが、おそらく裏方で活躍したものと思われます。その姿を想像しておきたいところです。
カラーリングといい描写といい、残念なところが目立つと思います。
ただ、機獣新世紀ゾイドでも初期の頃から電子ゾイドを運用する事を忘れていなかった点は大いなる評価点だと思います。
バリエーションモデル