ZOIDS 30th ANNIVERSARY EXHIBITIONレポート②

2013年12月13日(金)~18日(水)に、東京秋葉原橋のコトブキヤ5Fで行われた、ZOIDS 30th ANNIVERSARY EXHIBITIONの様子をレポートします。
レポート①の続きですので、①を未読の方はそちらからどうぞ。

今回は、①で紹介しきれなかった部分を紹介していきます。

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ゾイドフォトコンテストパネル展示

2013年に行われた、タカラトミー×トミーテック×コトブキヤ、三社合同のフォトコンテストの優秀作がパネルにして飾られていました。
壁を大きく使用して展示してありました。ここまで大きく展示されているとは予想以上でした。

また、この会場で急きょ「マーシーラビット賞」部門が設けられ、その結果発表が行われていました。これは大きなサプライズでした。

歩兵視点で見た大迫力のイグアンと、ボックスアートさながらのライガーゼロパンツァーが、同賞に輝いていました。

更に、惜しくも受賞を逃した作品たちも、数多く展示されていました。その数36。






小パネルとはいえ、見ごたえ抜群。沢山の写真が見れて良い刺激になりました。
本当に是非2回目がある事を願うばかりです。

そして、フォトコンテストの景品も展示されていました。

メッキやクリアー、ナチュラル成形の各種ゾイドです。
クリアー成形は最近の景品の定番ですが、個人的にはメッキの方がいかにも特別仕様な感じがして好きです。

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なつかしのゾイド展示

なつかしのゾイド展示は、最も楽しみにしていたものの一つでした。
まず、ビガザウロおよび初期小型ゾイドたちが、ショーケースの中に飾られていました。ビガザウロは箱も展示されていました。
ビガザウロは最も古いキットの一つなので、展示される場合は何かしら欠品があったり日焼けしていたりという事がほとんどです。
しかしこのビガザウロは、欠品も無く、非常に良いコンディションの機体でした。
装飾過多なゾイドが増えた今だからこそ、シンプルで無骨なビガザウロが映えて見えます。
欲を言えば、静止状態のでの展示でした。ビガザウロは首の動きなど素晴らしいギミックを持つ機体なので、動状態での展示の方が良かったのではないかとも思いました。

ビガザウロの隣には大型ショーケースがあり、中に多数のゾイドや箱が展示してありました。

四つのケース合体した、かなり大型のものです。
左上、右上、左下、右下の順で紹介します。

左上ケース

左上のケースは、主に小型から大型ゾイドが展示してありました。
上段にはシールドライガー、ディバイソン、カノントータス、セイバータイガーAT、モルガ、マルダー、ウオディック、シーパンツァーが居ました。
シールドライガー、ディバイソン、ウオディック、マルダーメカ生体版でした。シールドライガーの足首が骨折気味なのと、マルダーの頭が無いのが少し気になります。


下段には、レドラー二機、ブレードライガー、ゴルドス、レッドホーン、イグアン、サイカーチスが居ました。
赤レドラー、イグアン、サイカーチスはメカ生体版でした。
レドラーの展示法は面白いです。
メカ生体版レドラーのクリアパーツの色合いは特徴的で、機獣新世紀版や復刻版(PSゲームソフト特典)と違っています。
非常に透明度の高いクリアパーツになっており、この展示法はその違いを確かめるのに非常に良いものでした。

右上ケース

右上のケースは、主に最強クラスのゾイドが展示されていました。
上段はデスザウラーVSマッドサンダーとなっていました。
デスザウラーはメカ生体版でした。わずかに欠品があるのが惜しいですが、それでも二大巨大ゾイドの対決構図で展示されているのは大興奮でした。


下段には、ゴジュラス、ライガーゼロ、アイアンコング、デススティンガーが居ました。
ゴジュラスは、メカ生体版のキットでした。ライガーゼロを随伴させている姿はなかなか斬新でした。
よく見ると目のクリアパーツが無かったようでしたが…、それでもその他はかなり良い状態を保っていました。
しかしせっかくのメカ生体版なのだから、HMMの隣においても良かったのでは?とも思いました。

左下ケース

主に小型ゾイドのパッケージがありました。
上段のものは、復刻版のゼネバスメモリアルボックス、ヘリックメモリアルボックスIIです。
下段には、いずれもメカ生体版のサラマンダー、シンカー、スネークス、シーパンツァー、ダブルソーダ、カノントータス、グランチュラの箱がありました。
小型ゼンマイ級の箱がズラリ揃っているのは何とも壮観でした。

右下ケース

メカ生体版のゴジュラス、アイアンコング、シールドライガー、レッドホーン、コマンドウルフNew、サーベルタイガー、機獣新世紀版のブレードライガーの箱がありました。
特に、コマンドウルフNewの箱は現存率少なく見る機会が少なくいので、貴重なものが見れました。
ゴジュラスとコング、シールドライガーとサーベルタイガーのように、ライバル関係の箱を同時に置くのはニヤリとさせられます。
ただ贅沢を言うなら、裏面も見れるようにして欲しかった所です。
ゾイドの箱は、裏面に詳細なスペックやストーリー、機体バリエーションなどが載っています。
次回は、時間ごとなどで表裏を展示し直すような配慮があっても良いのではないかと思いました。

展示は、もう少しだけありました。巨大ジオラマの下にもショーケースがあり、その中にも幾つかの箱が展示されていました。

デスザウラー&ウルトラザウルス。超巨大ゾイドの箱が二つあるのは大迫力でした。しかし、やはり裏面も見たかったところです。

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ゾイド映像集

会場は、入り口付近に大型モニターが置いてあり、ゾイド関連ムービーがエンドレスで流されていました。


映像はゾイドバトルビデオやゾイドワールド、各種CMやゾイドオリジナルのムービーでした。
残念ながら、いずれも容易に見れるもので、新たに発掘された旧CMや新作ムービーはありませんでした。
しかし、大型モニターで流れる映像は迫力満点で、そのうえ音量もかなり大きめに響いていました。
会場に響き渡るゾイドのナレーション。これはなかなか感動モノでした。

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ゾイドコンセプトアートの試読コーナーもありました。
価格的にもなかなか手を出しづらい本だとは思いますので、こういうコーナーがあったのは良い事だと思います。


掲載されているものと同じCGですが、パネルで見るのはまた格別です。

また、ゾイドコンセプトアートのゾイド進化形のリストも大パネルで展示されていました。

なんともワクワクするパネルです。

コンセプトアートがらみの展示がある事は予想していましたが、他にも、こんなものがありました。

事前には全く告知されていませんでしたが、会場には千葉工業大学制作の、超巨大ラジコンデススティンガーがありました。
全長2m近くある(おそらく尾を伸ばせばそれ以上になる)威容はただただ圧巻でした。
イベントの予告では「…and More!!」と書かれていましたが、まさかこんな大がかりなand moreをやってくるとは驚きでした。


残念ながら静止状態で展示されたのみでしたが、その大きさだけで十分圧倒されます。
巨大モデルですが、各部の造りこみも素晴らしく、質感がキマっています。

その他、HMMのパッケージアートでおなじみのマーシーラビット先生のサイン会も、14日には行われていたようです。
残念ながら、私が行ってきたのが13日だったので見れませんでしたが、コトブキヤ公式ブログによるとすさまじい大盛況だったようです。

 

以上、2回にわたってイベントレポートをお届けしました。
ともかく、ZOIDS 30th ANNIVERSARY EXHIBITIONが気合いの入ったイベントだった事は伝わるかと思います。
久々の公式の大掛かりなイベントで、大いに楽しめました。
やはり公式の何かというのは格別なので、ぜひ次もあってほしいと思っています。

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