ゾイドリバースセンチュリー ジークドーベル

■ジークドーベル(ドーベルマン型) データベース■

 発売年月 2008年11月  発売当時価格 2500円  動力 モーター

 型式番号 GRZ-007

 スペック 全長:15.2m 全高:9.0m 全幅:6.1m 重量:61t 最高速度:350km/h 乗員:1人

 主な武装
  ヘルブレイザー(×2) フォトン粒子砲(×2) パルスガン 高機動ブースター ドップラーレーダー(×2) パワーコネクター

 特徴
  「ジークドーベル」は「ヘルディガンナー」に続く磁気嵐対応改造改修を施されたガイロス帝国軍ゾイドである。
  ブースター使用で350km/hを誇る高速を活かし、背部ヘルブレイザーによる格闘戦を展開する。
  アイスメタル技術による装甲の強化により同時にステルス性も向上し、より高度な情報戦任務も可能になっている。


前後より

暗黒軍超高速ゾイド、ジークドーベルです。リバースセンチュリーシリーズで、復刻再販となりました。(メカ生体版のレビューはこちら)
ギルベイダーやヘルディガンナーと同じく、色変えや形状変化は極めて少なくなっており、設定面はともかくキット的には「復刻」と言うべき仕上がりになっています。
ただ、やはり名前は「・」が取れています。

リバースセンチュリーシリーズでは、最初に登場した高速機でもあります。


メカ生体版と共に

メカ生体版と比べると、極めて高いレベルで復刻されている事が分かります。
色の再現は完璧です。例えば赤は、原色の赤ではなくわずかに朱色がかった赤です。
そういった微妙な色合いも完璧に再現されています。

ただし、幾つか形状の変化は確認されます。

左がリバースセンチュリー版です。
このように、パイプ部分が「埋まった」ようになっています。
これにより、破損しにくくなった半面、形状にはシャープさが失せ魅力減になってしまっています。

玩具安全基準的な影響かもしれません。
これらの部分は、メカ生体版をいじっていても「特に破損しやすい部分ではない」という印象です。
尾のパイプに関しては特に頑丈です。意図的に壊さない限り壊れないような強度です。
過度の配慮はどうなのかなぁと感じてしまいますが、まぁ時代なのかなぁとも思います。
ただ、「埋まった」ような造形は残念ですが、機獣新世紀版ガンブラスターの様に「パイプごと削除」にならなかったのは嬉しいです。

埋まった部分は、最悪ピンバイスやデザインナイフを使いくりぬく事も可能です。手間ではありますが。
「なくなったのでどうしようもない」ではなく「ヘビーユーザーなら何とかできる」範囲になっているのは喜ばしい事です。

パイプの穴のほか、脚部ハードポイントの有無も差です。
これは、メカ生体時にジーク・ドーベルが「アイス・ブレーザー」に強化された時に足されたハードポイントです。

グレードアップユニット対応ジョイントは、もちろん残されています。

使用すれば、当時と同じくユニットを装着する事が出来ます。


戦歴

劇中では、その高機動を活かしクリムゾンホーンを補佐する役割として登場しました。
その際、さすがの機動力でエクスグランチュラを翻弄しています。
その後、ドスゴドスに対しても優位を示しています。

また「無人機として運用されている機も多い」との設定で多数が登場したのも特徴です。
無人機の場合はスペックがかなり落ち、キングライガー(280km/h)にも及ばないスピードになるようです。
カタログスペックは、メカ生体時と全く同じものが記載されています。
無人機仕様は面白い設定なので、できればその辺りも細かく設定されていれば良かったのになぁと思います。
その点では詰めの甘さも感じます。


ステルス機 ジークドーベル

パイプの「埋まった」造形は残念ですが、それでも復刻版としてはかなりレベルの高い仕上がりです。
背中のグレードアップユニット対応ジョイントも健在です。黒いパルスキャノンが復刻されなかったのは残念ですが…。

リバースセンチュリーシリーズの機体として入手するも良し、メカ生体版ジーク・ドーベルの代用として入手するも良し、そんなゾイドです。


バリエーションモデル
 メカ生体ゾイド ジーク・ドーベル

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