プレイステーション ZOIDS帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子 初回特別セット ゼネバス帝国仕様 レッドレドラー<REDLER>
■ゼネバス帝国仕様 レッドレドラー(ドラゴン型) データベース■
発売年月 2000年11月 発売当時価格 6090円※プレイステーションゲームソフト初回購入特典 動力 Hiゼンマイ
型式番号 記載なし
スペック 全長17.0m 全高6.0m 重量34.0t 最高速度M3 乗員1名
主な武装 記載なし
特徴
今は亡きゼネバス帝国の空中戦闘用ドラゴン型ゾイド。可変翼により高い運動性を持ち、超音速飛行、垂直離着陸ができる。
テールスタビライザーに装備された可変レーザーブレードで、すれ違いざまに敵の機体を切り裂く。
ランディングギア兼用のストライククローは格闘戦に威力を発揮する。
前後より
プレイステーション用ゲームソフト「ZOIDS帝国VS共和国 メカ生体の遺伝子」の初回購入特典の限定キットです。
邪心復活!ジェノブレイカー編のレッドコマンドウルフに続く、初回購入特典ゾイド第二弾です。
大胆な設定とカラーで登場したレッドコマンドウルフと比べると、「旧カラーの復刻」という意味合いが非常に強いものになっています。
そういった意味では、限定キットながら保守的なカラーになっているとも言えます。
ガイロス帝国標準カラーと共に
形状は通常版と全く同じですが、「ゼネバス帝国仕様」の名の通り、メカ生体時代を思わせるピンクレッドになっています。
ガイロス帝国標準仕様である紫のレドラーと比べると、やはり印象がかなり違います。
高貴な紫も良いですが、鮮烈なピンクレッドも格別の魅力があります。
当時品と共に
「ゼネバス帝国仕様」という事ですが、メカ生体ゾイド版の現物と比べると、幾つか差があります。
クリアパーツがガイロス帝国標準仕様機と同じ濃いブラウンになっており、透明度の高い薄いスモークのメカ生体版との大きな差になっています。
その他、装甲のピンクレッドはわずかに彩度が上がっています。最もこれは本当にわずかな差で、並べないと気付かない程の微妙な差です。
銀・黒・キャップ部分は同じ色です。
翼はレドラーにとって重要な部分なので、願わくば再現して欲しかったとは思います。
とはいえ、ピンクレッドがかなり近い色で再現されている事もあり、大まかには「メカ生体版」としても通用するものになっていると思います。
完全復刻でないとはいえ、メカ生体世代のファンにとっては非常に嬉しいアイテムであるのは確かでしょう。
設定上は、メカ生体ゾイド時代の機体ではなく、機獣新世紀ゾイド時代の機体となっています。
機体設定が、そもそも機獣新世紀ゾイドのEZ-005レドラーと全く同じ文で記載されています。
機体の綴りも、メカ生体時代の「REDDRA」ではなく、機獣新世紀時の「REDLER」になっており、やはり機獣新世紀ゾイド時代の機体である事が伺えます。
更なる設定を妄想するなら、「ガイロス帝国軍内のゼネバス帝国出身者が搭乗するレドラー」等でしょうか。
こう考えると「装甲の色はゼネバスカラーだが翼の色は機獣新世紀版」というのも納得いくものかもしれません。
残念ながら、設定はあるものの劇中で具体的な活躍シーンが描かれる事はありませんでした。
しかし、ゼネバス帝国に思い入れがある者としては、その誇り高い空戦に思いを馳せたい所です。
ゼネバス帝国軍仕様 レッドレドラー
完全復刻でないのは惜しいと思いますが、それでも非常に魅力的なキットだと思います。
流通数も、ゲームの初回購入特典とはいえ機獣新世紀ゾイドが最も勢いのあった時期にリリースされたゲームの初回特典なので、かなりの数が出回っています。
ゲーム初回購入特典ゾイドの中では、比較的入手難度の低い機体だと思います。
脳内補完でメカ生体ゾイド時代のレドラーだと思うも良し、ガイロス帝国内のゼネバス帝国出身者が誇りをかけて駆った機体と思うも良し。
様々な角度から楽しめる、非常に魅力的な一機だと思います。
バリエーションモデル
ゾイドジェネシス レドラー スペシャルカラー