野外撮影@ゾイドフォトコンテスト2013

2013年、タカラトミー×トミーテック×コトブキヤの三社合同イベントが行われました。 内容は、ゾイドフォトコンテスト。


このイベントに、もちろん参加してきました。

応募は最大12枚までOKという事で(全6部門で各部門に2枚づつ応募可能)、限界ギリギリの12枚を応募してきました。
そして12枚のうち、11枚は野外撮影を行ったものでした。

 

応募一覧

左二列がグッドフォト部門応募作、右二列がアルティメット部門応募作です。
上段右から二番目の、月をバックに疾走するミラージュフォックスだけは、室内撮影したものを加工しています。

グッドフォト賞のものは撮っただけ。アルティメット部門のものは野外撮影したものをCGで加工して作っています。
(唯一例外の、屋内撮影から作った疾走 ミラージュフォックスについてはこちら参照)

 

さて早速、色々紹介していきます。

作品応募は、8月~10月に行われました。
なので、夏と残暑で暑い中、野外撮影に行っています。


タカラトミー賞応募作
タカラトミー賞は、使用していいゾイドがミラージュフォックスだけでした。なので、最も苦労しました。

タカラトミー賞 グッドフォト部門応募作①

これは、スタンダードにカッコいいものを目指して撮ったものです。
青空と太陽をバックにというのは、問答無用で良いものだと思います。

※左の画像はクリックで拡大

実は同じ場所で、何十枚も撮っています。

この場所へは8月と10月の二回行っています。

-この構図での没作ピックアップ-
 
※それぞれ、クリックで拡大

コントラストを強くしたものも良いかなと思ったんですが、改めて見ると石像のように見えてしまったので没にしてしまいました。

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タカラトミー賞 グッドフォト部門②

霧の中のミラージュフォックス。
水辺でドライアイスを利用して煙を作り、撮影しました。
ドライアイスを使ったものを一度試してみたくて、挑戦したものです。

※左の画像はクリックで拡大


メカ生体ゾイドの広告を少し意識しています。

水蒸気沸き立つ海を進撃するゴジュラスの広告。

ドライアイスを使った撮影に憧れていたので、出来はともかく挑戦できて楽しかった作品です。
ドライアイスなんですが、量が少量だった(アイス買って一緒にもらった)ので、放り込んでも一瞬だけ煙が沸き立ちすぐ消えるという感じでした。

2,3秒ほど激しく煙がたち、すぐに消えるといった具合。撮影のタイミングが凄く難しかったです。
何も考えずひたすら連射し、その中から最も良いものを選んでいます。
いずれまたドライアイスで撮影に挑むなら、もっと大量に用意しなければと思いました…。

この応募作でもう一つ言うべき事があるなら、両面テープを使って首の角度を少し付けている所です。

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タカラトミー賞 アルティメット部門応募作①

メカ生体ゾイドシリーズの、Hiユニット級の箱を模して作ってみたものです。
再現度は我ながらなかなかのものだと思っており、気に入っています。

※左の画像はクリックで拡大


実物の箱と比較してみると、下のような感じ。

我ながら、なかなか高い再現度だと思って自己満足しています。

元写真はコチラ

この写真から、背景を切り抜いて青空や各種素材を組み合わせて再現しています。
更に詳しくはこちらを参照。

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タカラトミー賞 アルティメット部門応募作では、もう一枚応募していますが、こちらは屋内撮影したものを加工しているので、ここでは詳しい紹介は割愛します。

この作品について、詳しくはこちらを参照。

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-タカタトミー賞の没作ピックアップ-
 
※それぞれ、クリックで拡大

左のものは、もう少し撮影日は快晴だったら綺麗な色になっていたと思いますが、撮影日は曇りだったのでイマイチな仕上がりです。
ミラージュフォックスが最も映える顔の角度、かつ、ガトリングがコチラを睨んでいるようにしたつもりです。
結果的にイマイチな部分もありますが、目の色も綺麗に出たし、そこそこ気に入っています。

右のものは、とてもいい色が出たと思います。ただシチュエーションがよく分からないのと、肩のアーマーを付け忘れたため没にしました。
なんで肩アーマー付け忘れなんて凡ミスをしたんだと思いますが、撮影に熱中していると、あんがい大きな事に気付かないものです。
思えばゾイドのジオラマには、たまにキャップを付け忘れた機体などが写っていますが、なるほどこういう事なのかなあと思いました。


-トミーテック賞応募作-

トミーテック賞 グッドフォト部門応募作①

素晴らしい機動力を誇るサーベルタイガーは、山岳戦のエースだ。
自らの対からを誇示するように、サーベルタイガーは吼えてみせた。

 

スタンダードにカッコいいものを撮ろうと思った作品です。
悪い出来ではないと思いますが、もう少し日差しが強ければ良かったと思います。
こればかりは天候の事なので運任せにならざるを得ず、難しい所です。

※左の画像はクリックで拡大

-この構図での没作ピックアップ-
 

 
※それぞれ、クリックで拡大

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トミーテック賞 グッドフォト部門応募作②

太い腕で強烈なパンチを見舞う。
なすすべも無く吹き飛ぶゴドス。ゴドス無敵時代は、もはや遠い過去の事である。

 

ハンマーロックVSゴドス。
やはりゴドスと言えばやられ役。ハンマーロックと言えば豪快にぶん殴るイメージ。
という事で出来たのがコチラです。

※左の画像はクリックで拡大

-この構図での没作ピックアップ-
 

 
※それぞれ、クリックで拡大

i色合いが違うものがあるのは、カメラのモードを変えている為です。

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トミーテック賞 アルティメット部門応募作①

「サーベルタイガーか!?」
いや、違う。
シールド部隊の前に現れたのは、武装と機動力を強化された黒いイナズマ・グレートサーベルだった。

 

トミーテックのMSSは、メカ生体ゾイドを大いにリスペクトしたシリーズです。
ですので、メカ生体ゾイドのジオラマ再現は、必ず一つ入れようと思っていました。

※左の画像はクリックで拡大


元ネタは、もちろんバトルストーリー4巻のジオラマ。

撮影は、夜間に行っています。

満月は、フリー素材の満月写真を使用しました。
夜間撮影は初めての経験で、今見直すとフラッシュが強すぎるとか色々反省点が多い作品です。エフェクトも、少し不自然さが残っています。
しかし夜間撮影という新しいことに挑戦できたこと事態は面白かったと思います。

 
※それぞれ、クリックで拡大

「同じシーンだけど別の角度からの写真である」という風に仕上げようかな とも考えていました。
結局、構図はバトルストーリーと同じにしました。
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トミーテック賞 アルティメット部門応募作②

帝国軍初の航空ゾイド、シンカー。
時を同じくして、共和国軍もサラマンダーを投入した。いまや大空は広大なバトルステージだ。

 

航空機(戦闘機)ではよくある構図だと思います。

このようなものを参考にしています。

※左の画像はクリックで拡大

製作は、まず背景の夕焼け空を印刷し、その紙の上にシンカーを置いて撮影します。

撮影は野外で、夕暮れ時にしています。
こうして撮った写真から切り抜いて合成すると、室内撮影から合成したものよりも、はるかに違和感の少ないものが出来上がりました。


コトブキヤ賞応募作品

コトブキヤ賞 グッドフォト部門応募作①

夜襲を控え、出撃の時を待つサーベルタイガー。

これは自分の中では最も自信があった切り札作品でした。
色もよく、ポーズもなかなか決まったと思います。

※左の画像はクリックで拡大


夕闇に沈む寸前の空の色、サーベルの武装や牙。出撃前の張りつめた空気感がよく表せたと自画自賛しています。

-この構図での没作ピックアップ-
 


※それぞれ、クリックで拡大

角度、フラッシュ有無、機体を変えたりして何枚も撮っています。
ちなみに撮影ベースですが、山の中に板を持って行き、その辺の砂利や土、岩を集めてその場で即席で作っています。

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コトブキヤ賞 グッドフォト部門応募作②

曇り空を不意に割って差し込んだ陽を受けるゴドス。

野外撮影でキャノピーなどクリアパーツに太陽光をかざすと、本当に綺麗な色が出ます。
これは、たくさん撮影したゴドスの中で、キャノピーの色が最も綺麗に出たと思う一枚です。

※左の画像はクリックで拡大

ゴドスには没作が多いです。

 

 

 
※それぞれ、クリックで拡大

上段右のものは、最後まで採用作とどちらにしようか悩みました。
またイグアンでも撮っていますが、やはりキャノピーがある機体の方が栄えると思い没にしました。
あと、イグアンは腰の装備を前後逆に取りつけてしまっています。撮影後に初めて気づきました…。

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コトブキヤ賞 アルティメット部門応募作①

今日の戦いを無事に終え。美しい夕日を眺めるコマンドウルフとそのパイロット。

先のサーベルと同じ場所で撮影したものです。時間は少し違いますが。
ただサーベルと違い、撮影ベースはMSSサーベルタイガー付属のものを使用しています。

※左の画像はクリックで拡大

アルティメット部門なので、撮影したそのままではなく、加工してあります。

元写真はこちら。

※クリックで拡大

加工した部分は、夕日のコントラストです。また、バトスト風の文字を入れています。

Here on Zoid Planet. 60,000 light-years away from the earth. War has raged for more than 50 years.
The battles have been fought between the two biggest countries. The Heric Pepublic and The Zenebas Empire.
Remodeling the metallic amimate being called "zoids" for use in th battles.
They have continued the ceaseless fighting all across the Central Continent of the Zoid Planet.

下部のこの文章は、バトルストーリー2巻に記載されている文をそのまま写しています。

-この構図での没作ピックアップ-
 
※それぞれ、クリックで拡大

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コトブキヤ賞 アルティメット部門応募作②

上空に敵機変態を確認し、いざ飛び立たんとするプテラス。

ゴドスと同日、同場所で撮ったものです。

※左の画像はクリックで拡大

上空にいるのはレドラーです。
プテラスでは敵わない敵…。それでも勇敢に挑むプテラス。そんな物語を考えながら制作しました。

元写真はこちら

※クリックで拡大

コマンドウルフのものと違い、ほどんと色調補正などは行っていません。
レドラーを入れた事と、文字を入れている事くらいです。
日本語で文字を入れているのは、かなわない敵に挑む姿が、旧式化が目立ってきてもなお酷使され主力であり続けた旧軍の零戦と重なって思えた為、このようにしました。

-この構図での没作ピックアップ-

※クリックで拡大

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-タカタトミー賞の没作ピックアップ-

 

 
※それぞれ、クリックで拡大

 

そんなわけで、この夏はフォトコンテストの為に野外撮影をたくさん行いました。
今まではDスタイルしか外に持ち出したことが無かったんですが、リアル系造形のものを持ち出してとるのは新鮮で、そして最高に面白かったです。

そのきっかけを与えてくれたフォトコンテストに改めて感謝する事と、第二回もぜひやってほしいと願うばかりです。

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