■ガンスナイパー　ナオミ・フリューゲル仕様(ベロキラプトル型)　データベース■

　発売年月　2001年8月　　発売当時価格　600円　　動力　小型ゼンマイ

　備考　限定販売品

---

前後より

 

ガンスナイパー　ナオミ・フリューゲル仕様です。
機獣新世紀ゾイド、RZ-030ガンスナイパーのバリエーションモデルになります。(RZ-030ガンスナイパーのレビューはこちら)
当時放送中のアニメ、ゾイド新世紀/0の劇中再現機として、イオングループ、トイザらスなど一部店舗限定で発売されました。
カラーリングが違う以外は、通常機と全く変わりないものになっています。

形状は全く同じですが、青から鮮烈な赤にカラーが変わった事で、全く別の印象を受けます。
バトルストーリー的には帝国色＝赤なので、共和国側ゾイドであるところのガンスナイパーが赤いというのはありえない事です。
しかしアニメのパーソナル仕様という事なら、その点何とでも言えるもの。
こういった自由なカラーを楽しめる製品が発売されたのは、とても良い事だと思います。

ただランナーの関係上、ブレードアンテナ、ビームマシンガン、手足の爪パーツが、まるまる塗装済みパーツとなっており、ゲート部分でかなり跡が目立ってしまいます。
また、塗り方自体も決して綺麗とは言えないものでもあります。

元が少ないパーツ数・ランナー数で構成されているキットを無理にアニメ仕様カラーにしたから仕方のない事ではあります。
ただあまりにも目立つゲート跡を見ていると、どうしても気になるし、残念に思えてしまいます。

またアニメ劇中のカラーが再現されてはいますが、完全再現ではなく、実際のアニメ劇中のナオミ機はもっと細かく色分けがされています。色合いも多少差があります。

まぁアニメと全く同じ塗り分けで再現しろと言われると難しいとは思います。
ただ限定品でにあるし、もうちょっと細かい塗り分けがあっても良かったのでは…？とは思ってしまいます。
色合いも、アニメ以上に鮮やかな赤になっており、もう少し落ち着いた色合いにした方が良かったのではないかと思います。

とはいえ、アニメでは非常に印象的な活躍をした機体として貴重だし、細かい部分を自分の手で仕上げるとすれば、素体としてはあり難い仕様のキットでもあります。
また、単純にバリエーションモデルが手に入るというだけでも、ありがたいキットになっています。

---

バリエーションモデル
　　機獣新世紀ゾイド　ガンスナイパー

---