ペーパークラフト ホエールカイザー完成品

ペーパークラフト ホエールカイザーの完成版です。
印刷してストレートに組み立てただけですが、下面に穴を開けて飛行スタンドに対応させています。


前後より

ペーパークラフト、ホエールカイザーです。
おそらく、容易に量産可能なモデルとしては史上初のものだと思います。

面構成が比較的単純でペーパークラフト向きな形状をしていた。とはいえ、ペーパークラフトを作るなんて初めてだったので、大苦戦の連続でした。
しかしある程度は、その苦労に見合う出来になったと思います。

ホエールカイザーの造形は非常に魅力的だと思います。
戦闘ゾイドのカッコ良さとはベクトルが違いますが、輸送機然とした角張ったフォルムも魅力的。他には無い魅力があります。


側面・正面より

完成したものを改めて見て、気に入っているのはマーキング類です。
巨大なゼネバス帝国の国章や「502」のマークなどは、我ながらなかなか上手い具合に効いたと思います。

逆に、改めて見て気になるのは、少しずんぐりむっくり過ぎたかなという所です。
後半部がもう少し長い方が良かったかもしれません。その辺りは、いずれver.2.0的なもので改定したいと思います。
そういった小改定が比較的やりやすいのはペーパークラフトの大きなアドバンテージです。

クジラ型として、尾びれの巨大な垂直尾翼が気になります。
鯨は魚類ではなく哺乳類。魚類の尾びれは縦向きに付いていますが、海洋哺乳類の尾びれは横向きについています。

ホエールカイザーの鼻翼は垂直。魚類のような付き方をしています。が、これは航空機としてのデザインを優先させた結果だと思います。
巨大な垂直尾翼は、いかにも実在する航空機であるかのような錯覚を起こさせる。モチーフに忠実ではありませんが、あえて良いと思います。


ディティール

このペーパークラフトの特徴は、様々なディティールが付いている事でもあります。
例えば背中にはカタパルトのようなディティールを付けました。
これは、護衛機を搭載しながら飛行し、敵の襲撃時には射出して迎撃する…というような戦い方を想像しながら付けたディティールです。

様々なディティールがありますが、単に空間を埋めたというよりは、それなりの意味を考えながら付けたディティールがほとんどです。
組み立ての際は、そのようなものを想像しながら組んで頂けると、作者として最高の光栄です。


帝国軍超巨大戦略輸送艦 ホエールカイザー

完成したホエールカイザーですが、ひとまず完成して良かったと思います。反面、様々な課題も見えました。
一部、非常に組み立てづらい個所があったりします。組みやすさやはもっと追求したいと思います。
先に少しだけ書きましたが、形状も、もう少しだけ見直したい部分があります。
こういった点は、制作途中にはなかなか気付きにくい…。いちど間を置いて改めて見て、そこで初めて気づくようなものです。
だからこそ、ver.2.0は必ず作りたいと思っています。

とはいえ、初めてのペーパークラフト制作で、大好きなホエールカイザーを作る事が出来て、大満足しています。

Back
index

inserted by FC2 system