ヘリック共和国軍 24級ゾイド チタノリウム
ヘリック共和国軍 24級ゾイド チタノリウム(恐竜型)
テクニカルデータ:
全長:4.2m 全高:5.7m 重量:7.8t 最高速度:120km/h 乗員:1名
主な武装:
小型電磁ハンド 小口径レーザー機関砲 連装キャノン砲
機体解説:
共和国24部隊の中核として開発された。
同時期に開発された傑作メカ“アロザウラー”の設計データを流用し、小型化する事で短時間で開発することに成功した。
電磁ハンドや背中の砲など、兵装にも共通性が見受けられる。
軽快な運動性を持ち、長い尾部の恩恵で姿勢制御力も高く、平地はもちろん中央山脈の険しい山岳でもその能力を十分に発揮する。
火力もメガトプロスに次ぐ充実ぶりであり、対人・対ゾイド共に有効な能力を示す。まさに万能機と言える。
しかしながら万能機ゆえにチタノリウムは歴史に名を残すことは無かった。
火力の充実したメガトプロス、運動性を極限まで高めたバトルローバー、沼地など特殊な場所で威力を発揮できるネプチューンといったように、
24部隊に求められたのは一芸に秀でたものであり、それらが連携する事で部隊として万能たる事であった。
それゆえにチタノリウムは早々にその存在意義を問われ、先行量産機で既に生産は打ち切られ、戦場に姿を現す事はほとんど無かった。
万能機ゆえに活躍の場を逸した、極めて希であり悲運の機体である。
-デザイン-
共和国24ゾイドが大好きで考えたものです。
また、アロザウラーのような、いかにもゾイドらしいゾイドも好きなので、そういったイメージをミックスさせて作ったものです
もともとはゾイドデザインコンテストに送ったもので、2000年ごろ…、高校生の頃に考えたデザインです。
デザイン自体は気に入っていたので、ほとんどデザインが変えないままリファインしました。
当時の絵は下のもの。
ほとんど変更が無いのが分かると思いますが、もちろん細かい描き込みは増やしています。
-ボディ-
スタンダードにゾイドらしく仕上げることを心がけました。
24ゾイドはそれほどディティールが細かくないため、それを模してもいます。
全体的にはデッド・ボーダーに近くなった気もします。
首部分の処理、キャノピーの感じなどはかなりそっくりになってしまいました。。
設定上、このようにクリア部分は展開可能です。
メガトプロスのような観音開き式としようかどうか、最後まで悩んだ部分でもあります。
結局、開き方はデスザウラーやデッド・ボーダー式になっていますが、これは、「デスザウラーの存在を知った共和国が、その技術を模倣し自国ゾイドに取り入れた」
というような、互いのゾイドが次代のゾイド技術に影響する というような考えをしたからです。
頬にデスザウラーを思わせる排気口を残しているのもその為です。
-各パーツ-
各パーツは、共和国24ゾイドやアロザウラーなどの共和国一般ゾイドを強く意識しています。
特に腕と脚は、それぞれバトルローバーの脚部、メガトプロスの脚部の影響が大です。
個人的には、メガトプロスと同じく強化バンパーを付けている所が気に入っています。
個人的に共和国24ゾイドは本当に好きで、その思いを詰め込んで描いた一機で、とても気に入っています。