ヘリック共和国軍 B/O級ゾイド レイトレーサー


ヘリック共和国軍 B/O級ゾイド レイトレーサー(カンガルー型)
 テクニカルデータ:
  全長:18.8m 全高:12.0m 重量:79.0t 最高速度:220km/h 乗員:1名

 主な武装:
  レーダーイヤー(×2)  連装加速ビーム砲  折りたたみ式好感度レーダー

 機体解説:
  強靭な脚部を有し、あらゆる地形に対応できる高機動機械獣である。
  また脚部は格闘戦時に強力な武器となり、平地での白兵戦や山岳でのゲリラ戦などにおいて、その高機動と相まって有効な働きを示す。
  火力が非常に少ないが、機動力を優先し、極力デッドウェイトを省いた結果である。
  背中の武装はレーダーとビーム砲を選択し、どちらかを装備する。
  また機動力を減じぬよう、内部に収納する事も可能である。

  あらゆる地形に対応し、また強力なレーダーを備える事から、時に偵察機としても活躍する。
  また腹部に物資格納用スペースも設けられており、輸送機としても運用可能である。
  その機動力を生かし、機動輸送作戦時には重要な機体となる。

  本機は非常に優秀な機体であったが、火力主体となっていた戦場と合致せず、主力戦闘ゾイドとして生産される事は無かったのは不運であった。
  偵察部隊や輸送部隊として少数が製作されるに留まっている。


-胴体部-

共和国らしいラインを模してデザインしています。特にアロザウラーを参考にしている部分が強いです。
カンガルーの袋にあたる部分には、物資収納用スペースを設けています。


-脚部-

前脚・後脚ともに、シールドライガーの脚をかなり参考にしています。
脚部装甲は胴体装甲とは意図的にディティールを変え、薄く見えるようにしています。
改めて見ると、やや前脚が小さすぎたような気もしますが、可愛いから良いような気もしています。


-原画-


よく見るとわかると思いますが、学習ノートに描いたものです。
実はこれを描いた時は、初めて就職した会社の研修期間で、一ヶ月ほど俗世と隔離された研修施設で過ごしていました。
携帯も本も持ち込みNGで、筆記用具と着替え以外は何も持ち込めない厳しい研修でした。
ちなみに名はあかせませんが、超超ブラック偏差値の高い会社として有名な所です。
そこで、わずかにあるノートに落書きして気を紛らわしたものが、このゾイドの元です。

ライン的には非常にまとまったなと思っています。
ややバランスが前より過ぎるのでキット化するとすれば前にこけそうですが……。

大きさ的にはライトニングサイクスやストームソーダー級の、モーターゾイドとしては小型に属するようなサイズです。
新ゾイドにおいて最も感心したのは、従来よりも小さいモーターを持った電動ゾイドの存在で、それに惹かれて描いたデザインでもあります。

 

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