帝都防衛航空隊 解説編2


ここでは、帝都防衛航空隊5話以降の補足説明を行います。

第5話で、共和国軍はミーバロスへの上陸「ウルトラザウルス上陸作戦」を行いました。
この作戦の後、帝国は急速に追い込まれていきます。

上陸作戦は、ウルトラザウルスの驚異的な能力によって達成された事は間違いありません。
ですが本作では「事前に爆撃が行われて戦力を漸減させていた」と考え、航空機の活躍・重要性を強調しています。
本作の共和国軍は、豊富な飛行ゾイドを活用して爆撃で戦力を漸減させる。弱ったところに地上部隊を投入して完全制圧という戦略を基本にしています。

ミーバロス攻略後の共和国軍は、ここにサラマンダーやプテラスを運用する飛行基地を建設します。
そしてここから爆撃隊を飛ばし、多くの都市を空襲しました。あらかた破壊した所で地上部隊を進出。
こうして、大陸の大半を攻略していきます。

支配域の推移は上のような感じです。
帝国に残された地はわずか。バレシア、ウラニスク、帝国首都のみという絶望的な状況です。
この後、各支配域を結ぶ秘密輸送ルートも遮断され、いよいよ帝国は干上がっていきます。

ここからウラニスクでシュトルヒが完成し、潜水作戦が行われ、脱出作戦が行われ…という流れです。

ちなみに、本作ではシュトルヒ野生体は首都では確保できないとしています。
中央大陸にはメトロゲージという野生ゾイド群生地があります。

ウラニスクにとても近いです。
ここにシュトルヒ野生体が生息しており、ウラニスクの野生体捕獲部隊はそれを得たとしています。

ちなみに作中では、末期の帝国軍は追加の野生体を確保する事は不可能です。
野生ゾイド生息域は既に共和国軍の支配域になっています。
現在生産されている全ての帝国ゾイドは、生息域が陥落する以前に確保していた野生体を使ってのものです。
そこまで困窮しています。

潜水作戦は、ウラニスク湾を出港し→マンクス海峡を通り、そしてそこから南下し首都近海を目指しています。
地図中で言うと「グランドフリーザー」の文字が入っている辺りが到達地点です。

 

帝都防衛航空隊の全体の流れをまとめると、以下のようになります。

バトストと連動した所の大きい作品なので、この表を参照しつつ照らし合わせて頂けると面白いかもしれません。

本作の解説は以上です。

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