ちょこっと解説 帝都防衛航空隊


ここでは、帝都防衛航空隊についての補足説明を行います。
本来は解説的なものは完結後に書くべきですが、本作は少々ややこしい表現も出てくるので状況の整理にご使用頂ければと思います。

本作は地名がよく出てきます。中央大陸の各都市位置を把握する事を推奨しています。
下図は中央大陸マップと各都市の名称です。また、山間部と平野部で色分けをしています。

物語開始時の両国の支配域マップは下図の通りです。

作中でサラマンダーが登場し、帝国軍に脅威を与えます。
サラマンダーは帝国領の全域を爆撃可能エリアとしています。
ただし、サラマンダー単独のミッションではシンカー等の迎撃を受けある程度の被害が避けられません。
その為、主に高高度からの爆撃を行っています。
高高度からの爆撃は命中率に難があり、帝国は苦戦しつつも致命的な被害だけは避けてきました。

しかし、この状況はプテラスの登場で変わります。
プテラスはサラマンダーに随伴可能な長大な航続距離があります。
下図の緑部分は、サラマンダーがプテラスの護衛を付けて爆撃できる範囲を示しています。


全域とはいきませんが、かなりの部分をカバーしていることが分かるでしょう。

護衛を付けての爆撃は、シンカーを確実に排除できるので低空からの侵入が可能になります。
これにより、精密で効果の高い爆撃が実現しました。圏内の各都市は甚大なダメージを受けます。
パーセントが示してあるのは、その地域の戦略目標の破壊率です。
バレシアは比較的無事ですが、それ以外は壊滅状態であるのが分かります。

共和国軍の戦略は、爆撃でダメージを与えた後に地上部隊を進撃させ占領する事でした。
計画では、ダリオスやイリューションを占領して飛行場を作る・そしてそこから更に奥地への爆撃をする予定でした。
こうすればトビチョフやオベリアが爆撃圏内になる。その次はウラニスクや首都が爆撃圏内になります。
共和国軍は、こうして戦勝に至るつもりでした。

切り札・ウルトラザウルスも完成し、ついに共和国軍は計画を実行に移そうとします。
しかし、ここでは帝国軍が先手を打ちます。
ウルトラザウルス量産前に決戦を挑む決意を固め、サーベルタイガーをはじめとする大戦力を中央山脈に派遣し大反撃にでます。

中央山脈ではサーベルタイガーは無敵を発揮します。
アイアンコングも比較的自由に行動でき、この地に限ればゴジュラスを確実に超える戦力になります。
帝国は次第に山脈での優位を得て支配域を拡大していきます。

この戦況を受け、共和国は戦略の転換を迫られます。
山脈を超えるのは無理。何か別の方法で戦わねば…。

作中4話終了時点は、このような状況です。

 

あと、作中でシンカー乗りが使う必殺戦法として「ゴードン・ターン」が出てきます。
この戦法は名前は有名だと思います。ですが、具体的にどんなマニューバを指すのかに関しては認知が低いと思います。
おそらく「なんだか凄い動きなんだろう」という感じだと思います。

そんなゴードンターンは、History of Zoidsに詳しく解説されています。

共和国兵士を震え上がらせたケンカ戦法・ゴードンターン
天性の動物的な勘と、生まれながらの負けず嫌いが生み出したケンカ戦法。
ゴードンは敵をギリギリまで引き付けて、チャンスと見るや一気に逆襲する。
先手必勝の戦法ではない。だから共和国兵士達は“自分でも墜とせそうだ…”と錯覚してゴードンの術中にはまってしまうのだ。

図解するとこの通りです。
この戦法は、元々は対ペガサロス用に使われていたものです。
しかし劇中では、登場した新鋭機プテラスに対してもこの戦法で立ち回っています。

急激な回転は機体に高負荷をかけます。空戦用の華奢なシンカーで行うのは命がけ。
しかもその命がけの動きをもってしてもプテラスを落とすのは容易ではありません。

 

4話までの捕捉は以上です。それは、引き続きお楽しみください。

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