アニメの感想 第8話

こちらのコラムに続いて、第8話の感想です。

第8話「激突!ギルラプター、再び」

今話はタイトルからシリアス回を予想していたんですが、シュールギャグ&新情報満載回でした。

今回からオニギリが旅に加わり二人旅になります。
フリーダム団のメンバーは仲間だが行動は各々自由という感じですが、オニギリは一緒に行動していく模様。

さて今回はかなり見どころ&ツッコミ所たっぷりの回でした。ちょっと情報が多すぎて何から書こうか迷う位。

まず冒頭はR.A.P隊が再び登場!

生きてた! 良かった。
下手したら4話の後で粛清されたかもと思っていたので嬉しかったです。

そういえば、デスメタル帝国は無茶苦茶な所ではあるものの「失敗したら即粛清」のような所ではありません。
当初登場していたラプトール部隊隊長のソダース、次に登場したザマース(めちゃくちゃキャラが濃い……)。
両名はワイルドライガー捕獲失敗を犯した。しかし粛清される事なくその後も登場しています。
ただし降格して後輩のアザースの配下になっていましたが。


ここから読めるのは、あんがいマトモな組織かもしれないと言うことです。
失態したので降格する。隊長は任せられない。そりゃそうです。しかしそこで粛清する事はない。
粛清せず、適任なところに移動させて使い続ける。
そしてまた、後輩が隊長である。ソダースとアザースはその配下というところも見逃せません。
若くとも有望ならば隊長に抜擢する。思えば四天王のドレイクもかなりの若年です。
そんな年齢にとらわれない思い切った人事が出来る柔軟さがある事もうかがえます。

ちなみに、現実には失態してもなぜか降格せず、むしろ昇格ばかりする組織もあります。
なぜかというと、面子だけを過度に重んじるあまり合理的な判断が下せなくなるからです。
そういう所はたいてい負け戦をします。
デスメタル帝国はそうではない優良な組織。そんな面も見えます。

 

アニメに話を戻します。
冒頭で登場したR.A.P隊ですが、どうやらデスメタルから与えられた仕事として辺境の町に攻め込んでいた。
ここでは村の自警団の黄色いラプトールも登場。攻めるデスメタルと守る自警団での戦闘が描かれました。


R.A.P隊の面子ですが、デスメタル側の最前列に居るのでどうやら隊長クラスではある模様。
ドレイクから顔も覚えられているし、あれでいてそこそこの地位にあるようです。
以前に「デスメタルは各地から人員を徴用して対価を払っている、しかしそれは本当かどうかは分からない」と描いていました(4話感想)。
ですが、その発言をしたR.A.P隊が隊長クラスだったのなら話は信憑性を帯びます。
今話は、デスメタル帝国があんがいマトモで優良な事が分かってきた回でもあります。
もちろんやっている事……、町の制圧は問題がある行為ですが。

 

さてデスメタル帝国が攻め込んでいた町。
細かい事ですが、アラシが住んでいた場所は「村」R.A.P隊が攻めていた場所が「町」ドレイクが攻めていた町よりも大規模の場所は「都市」と呼ばれています。

デスメタル帝国は各地を制圧して世界征服に向かっているようですが、基本的に
・村レベルはあまり気にしない(制圧した所で得るものが少ないから?)
・町レベルは隊長率いる各部隊が制圧
・都市レベルは四天王クラスが制圧
としているように思ます。

デスメタル帝国の脅威はワイルド大陸全域に伝わっているようです。
村レベルは脅えるのみ。町レベル以上の場所は自警団を形成して対抗している模様。
そんな風に世界観が少しずつ分かってきた感じでもあります。

 

さてR.A.P隊が町を攻めている頃、アラシとオニギリは旅を続けていた。


会話からシュプリーム団がかなり有名な存在なこと、ベーコンが「伝説のゾイドハンター」だったことが判明。
1話に出てきた新型種「パキケファロサウルス」「アンキロサウルス」がそれぞれ「パキケドス」「アンキロックス」だったことも判明。
何気ないシーンに情報が隠れているので逃せません。
パキケドス、アンキロックスのキット情報や再登場のタイミングも気になります。

あとはしょうもない情報ですが、アラシの父が残した冒険の書が半分以上メシの事が書かれている事実も判明……。
メンテナンスの方法とかも書いとこうや!
いやでも、確かに飯は基本です。食べないと生きてけないから。冒険もそれがあって初めてできるものです。
でもこの本を何度も読み返していながらアラシは4話、6話と連続して空腹で行き倒れかけてたのか……。
何度も読み返していたのに。もしかして量を確保する指示はなく美味なる追及をしていたのだろうか……。

また夜中に行われたゾイド勉強会では……、


これが気になりました。
分類表ですが、カブター、スコーピアの欄(虫カテゴリー?)にクモ種のような姿が確認できます。
新型のクモ種も控えている!?

右側に漫画版にも登場したモルガに酷似したゾイド(イモムシ種?)も確認できます。
イモムシ種が虫カテゴリーに入っていない事と虫型であるにもかかわらず大型である事はかなり不思議ですが、これがどう登場するかにも大きな期待をしています。

更にオニギリが「近年、面白い論文が発表されて・・・」という発言もしていました。
ゾイドワイルド世界について、論文が発表できる場所がある。その程度の世界的機能があるというのも重要かもしれません。
今回は情報盛りだくさんです。

 

さてストーリーの中盤からはデスメタル帝国の事とか。
ギャラガーの傍若無人ぶりと、それに振り回されまくって正直同情しちゃうドレイクがシュールな笑いを誘います。

パーリーです。タケノコ掘りです。
まさかゾイドで見事な竹林とタケノコ。クワ持ってタケノコ掘りをする四天王ドレイクを見る事になるとは……。
デスメタル帝国って竹林の管理までやってるのか……。

後半はギルラプターVSワイルドライガー。

やっぱり強いギルラプター。カッコいい!

今回はガノンタスが共闘して引き分け……だと予想していたら、ガノンタスはどっかに行ってたという予想外な事態でした。
ゆえにワイルドライガー単身で明らかに優勢なギルラプターと交戦。今回もギルラプターが圧倒的優勢ながらタイムリミット(タケノコ由来)ゆえに撤退し、どうにか引き分けに終わったという結果に。

今回の戦闘は迫力ある感じで見応えがありましたがが(タケノコ由来のシュールな笑いが挟まれる点はともかく)、それにも増してライダー不在の状態で勝手に戦いだすギルラプターとワイルドライガー。
当初は観戦しつつ、しばらくするとどこかに行ってしまうガノンタス(オニギリを探してた?)。
そんな微笑ましい構図が面白かったです。
あと戦闘中にもやはり新情報が入ってきて「赤いギルラプターはレア」な事も判明したり。そんな情報もありました。

8話は展開がマジな部分もシュールな部分も面白かったのですが、それにも増して新情報がどっさりで凄い回でした。
新情報はどれも興味深いものばかりで、来週からの展開や次回コロコロの期待も高まります。

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