売り場の事

2018年6/23(土)、ゾイドワイルド発売!

2/27にゾイドワイルド展開が発表され、そこから約4ヶ月。
待ちに待ったこの日、もちろん全機種購入しました。

個人的な事ですが、Joshinで購入しました。
さて全機種購入完了……なんですが、以後も仕事終わりなんかにちょくちょく売り場を覗いています。
売り場にゾイドコーナーがある。何度見ても幸せになれます。
さて見るたびに追加購入の欲が出てくるんですが、グラキオとカブターの為にぐっと我慢している日々です。

いやそれ以前に、6/25の昼休みにJoshinを覗いたならばほぼ売り切れになっていました。
残りはギルラプターとガブリゲーターが各1。その他は全滅。
そして帰りにもう一度見るとそれさえもなくなっていました。

発 売 3 日 目 に し て 完 売

あんがいゾイダーは近所に沢山いるものだなぁと嬉しくなりました。
それにしても、売れるとは思っていましたがここまでとは思っていませんでした。
難民さえ発生しているのでは。
アニメもまだ始まっていないのに凄まじいことです。本当に凄い勢いで売れています。

売り切れれば当然お店はメーカーに追加発注するでしょう。
そして再入荷。そしてまた売り切れ。追加発注。そんなループを繰り返せば売り場面積も拡大するでしょう。
ゾイドワイルドよ、玩具屋の売り場を侵食せよ!

再入荷されて財布にも余裕が出てきたら、その頃に幾つか追加購入したいと思っています。
第一弾の中ではガブリゲーターとカブターが特に気に入っています。そのあたりを狙っていきたい。そんな計画を立てるのもまた楽しいです。

現代はTwitterをはじめ、SNSが発達しています。
23日にゾイドワイルドが発売されていらい、ゾイド関連の投稿は一気に増えました。
さっそく色を変えたり改造したりしてる方も多く、作品を見ると真似したくなります。
やはり供給が安心であるというのは気軽に改造できるということです。
(一時的に売り切れになる事はありますが)

さて私が行っているJoshinではショーケースも設置されていて、かなり大々的にプッシュしている印象です。

ディスプレイについて少し詳しく。


ゾイドコーナーにショーケースを設置している店舗は他にも沢山あります。
Twitterで宣伝している店舗も多くあり、とても心強いです。
それ見ているとゾイドコーナーのショーケースはどの店も共通していて、「ジオラマ風のケース」「ワイルドブラスト体験ケース」で構成されているようです。


ジオラマ風ケースはこちら。

そしてその隣にはワイルドブラスト体験ケースが。

赤いボタンを押すとワイルドブラスト発動を体験できるようになっています。
ワイルドライガーはかなりの勢いでブレードを倒すから迫力満点です。

それにしてもどのお店も共通のディスプレイ……。ということは、メーカー営業マンが全国の玩具屋を巡っているのでしょう。
メカ生体ゾイドの開始当時、「ゾイドは動いている状態で展示してこそ魅力が伝わる」という事でトミーの営業マンは全国の玩具屋を巡って「ビガザウロを動状態で展示する」事をしました。このインパクトは絶大でゾイドは良好なセールスを記録した。一日100個売る店さえ出たそうです。
(この事情は「デザインの現場」1984年10月号に詳しい)

あの頃と同じような熱を持って全国を営業されている。それはとてもアツい事です。
その努力が今回のスタートダッシュに一役買ったのは間違いないでしょう。

 

ただ、逆に売り場が小規模だったという声も幾つか聞きました。
これはお店次第かもしれません。

私の近所では上の通りJoshinがかなり力を入れて売り場を作っています。
ですがコジマはディスプレイはなく、チラシを貼る事さえしてませんでした。
一応商品は置いてあったのですが、他の商品にまぎれて乱雑に押し込まれてる感じ。それも下の方だったし、とても見えづらい。
売り場を確保していないので無理やり押し込んだ感じの陳列。入念に探してようやく見つかる感じで、少なくとも新発売の玩具にはとても見えない状態でした。

お店によっては、大型の玩具店でもそんな状態のところがあるようです。
そういう店だけを見ると、小規模の扱いで「大丈夫か?」と思ってしまいそうです。

なおコジマでは全然売れている様子がありませんでした。同日のJoshinと対照的に、全機種の在庫が複数ありました。
思ったのは、同じ玩具でも売り方でこんなにも販売に差が出るんだなという事です。
先に書いた通り、メカ生体ゾイドは初期の頃「ビガザウロを動状態で展示する」という売り方をしてヒットへの道を歩み始めました。
何もしなけりゃ注目されない。
そりゃあ、以前からのファンはそれ目的で「わざわざ探して買う」でしょう。だからディスプレイの有る無しなんてあまり関係ないかもしれない。
でも重要なのは「何を買うか決めていない。何かいいものが無いか探してる」そんな方に向けたアピールなんだろうなと思いました。
そういう方にアピールしてファンにしていく。そんな事が重要なんだろうと。

コジマもこの先頑張ってくれるといいなと思います。今のままだと辛い。
もちろん、店の種類だけでなく各支店ごとの差もあるでしょう。コジマでも別の店では力を入れているかもしれないし、Joshinでも別の店では扱いが低いかもしれない。
ただ一つ言えるのは、6月末時点では全国玩具店でのゾイドの扱いはまちまちということでしょう。力を入れてる店もあるし、そうでない店もある。

 

これは機獣新世紀ゾイドの販売開始日に近い印象です。
機獣新世紀ゾイドの再販日、1999年8/28。私は自転車をこいで玩具屋に行きました。そして3件目にしてようやく見つかるような感じでした。
馴染みの玩具屋で店のオッチャンにないかと聞いたところ「前のシリーズ(メカ生体)に比べて生産数が少ない。うちには入荷してない」と言われたのをよく覚えています。
その後、ハローマックでようやく見つけました。

新世紀ゾイドもキット販売が8月下旬にあって翌月からアニメ放映という「キット先行型」の展開でした。
なんだかんだいってテレビの力は絶大です。
機獣新世紀ゾイド、アニメが始まるやキットは大増産。しかし人気過ぎてどこでも品薄。そんな状態になりました。

多分、今回も同じ感じだと思います。
アニメがやると多くの店で売り場が拡大され賑わいを増すでしょう。
今の売り場規模を覚えておくと、売れ行きを語り継ぐ証人になれると思います。

さぁ、今から徐々に拡大するゾイドコーナーを眺めるのが楽しみです。

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