Zoids Ignitio96回アンケート -好きな改造ゾイド(未キット化)- 集計結果

2017年1/15~1/30に実施した、第96回アンケート -好きな改造ゾイド(未キット化)-の集計結果を公表します。

ゾイドバトルストーリーの大きな魅力の一つは、様々な改造ゾイドが登場する事です。
キットとしては発売されていない、劇中独自の仕様。
暴れまわる改造機に魅了された方は多い筈です。

今回のアンケートは、そんな改造ゾイドで好きな機体を最大で4つまで教えて頂きました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1-好きな改造ゾイド(未キット化)は? -

第96回アンケートの質問項目は以上でした。

■投票数
 今回の投票数は20票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 -「ゾイド大復活」とはどのような状態?- 回答詳細

票の多い順に紹介します。

デスザウラー トビー・ダンカン仕様(高機動実験機)5票


■バトストの中で断トツに好きな改造ゾイドです。
 製品版にはない荷電針やブースターパック、手の甲の装甲、無数のチューブなど、いろいろ付いているけど違和感がなく単純にかっこいいので好きです。
 バトストの中では主役の一人であるトビー・ダンカンの乗るゾイドでもあり、2巻の完全図解ではブースターパックの解説で「この改造をしてあるデスザウラーは、
 1台だけである」と書かれていて特別感がものすごく、子供のころに こっちの改造されたデスザウラーを発売してほしかったなと何度も思いました。
 HMMシリーズで もし発売されるならトビー・ダンカン仕様で発売してくれると本当に嬉しいですね。コトブキヤさん期待しています。

■デスザウラーの改造機の中でも最も印象に残る機体であり、好きな改造ゾイドの筆頭なのは、バトスト2巻に登場したトビー・ダンカン少尉仕様のデスザウラー
 (高機動試験機)です。
 (名称的にどちらにするか迷いましたが結局両方を纏めました。)

 装備の面では帝国大型ゾイド共通武器を追加して小火器を増やしつつ、アイアンコングMK-2の物を改造したブースターパックを装備する事で機動力を引き上げた、
 シンプルながら機動性を重視した改造がとてもいいです。
 バトストではトビー少尉の卓越した操縦センスと相俟って、登場以来快進撃を続け、後の時代でも(やや形を変えながら)伝説となったゴジュラスの大部隊を壊滅
 させたエピソードでも、荷電粒子砲ではなく格闘戦でゴジュラス部隊を蹂躙し、荷電粒子砲は基地からの脱出の際に使うと言うのはとても衝撃的でした。
 また、個人的に本機の好きな改造ポイントは、デスザウラーの手の甲の所にアイアンコングの手の甲のパーツを追加している所で、後のデスファイターや
 デスエイリアンにも受け継がれる改造ポイントですが、ノーマルだとちょっと寂しいデスザウラーの手の甲がアイアンコングのパーツを付ける事で更にカッコよく
 引き締まった印象になっているのがいいです。
 トビー仕様はバトスト2巻の後半の主役であり、その活躍ぶりも印象に残る、好きな改造ゾイドです。

■私は根っからの共和国派でゴジュラススキーなのでデスザウラーは憎い敵・・・なんですが、それでもトビー仕様はカッコイイ。悔しいけどカッコイイです。
 装備が増えているのにノーマルタイプよりもスマートで素早そうに見える。不思議です。
 マニューバラスターはもちろんカッコいいんですが、パイプや頭部から突き出た針のようなやつもゴチャゴチャしていて良い。
 子供の頃、このデスザウラーが欲しい・・・って思っていました。
 活躍も、あえて荷電粒子砲を使わず格闘戦を主体にしていたところがカッコよかったですね。
 バトストのカラーが好きですが、箱裏のカラーも好きです。

■暗いブルーグレーとオレンジのカラーリングが素敵です
■マッドやキンゴジュとの戦いを見てみたかったです。もしくはアーバインのジオーガと時代を越えた対決を。

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ウルトラザウルス ザ・デストロイヤー 4票


■なんといっても1200mmウルトラキャノンのバカデカさ!護衛の専用ゴジュラスが後ろで支えてないと撃てないとかいうトンデモ兵器のインパクトは絶大でした。
ゴジュラスキャノンをハリネズミのように装備してるのに霞むくらい。
でももしカスタマイズパーツとして発売したら・・・・・と期待しちゃうくらいウルトラザウルス本体はあまり手が加えられてなかった(追加兵装がほぼひとかたまり
だった)のも特徴だったと思います。
電ホビにも掲載されたときの記事によると電動でBB弾を発射できたそうな。これはぜひ遊んでみたい!と思わせる出来でしたね。

■機獣新世紀のバトストに登場した改造ゾイドの中で特に印象深いのが、ウルトラザウルスに驚天動地の奇想天外兵器である1200mmウルトラキャノンを装備した、
 ウルトラザウルス ザ・デストロイヤーです。
 1200mmウルトラキャノンはその規格外の巨大さと相俟って、随伴機として改造されたデストロイド・ゴジュラスの支援が無ければウルトラザウルス自身も
 反動に耐えられないと言うとんでもない代物ですが、その分威力もとんでもなく、本機を中心としたデストロイド兵団の迎撃に向かった帝国軍の先陣部隊に壊滅的な
 打撃を与え、西方大陸における帝国軍の最重要拠点であるニクシー基地も司令部を含む主要設備を完膚なきまでに破壊してみせたその破壊力はとても印象深く、
 その一方的かつ圧倒的な破壊力は、本機が登場したファンブック2巻のバトストの「超弩級母艦ウルトラザウルス発進!!」の中に登場した差出人不明の手紙の
 一文にある、「ゾイド乗りの戦い方ではない」と言うのも納得です。
 (ちなみに帝国軍の先陣部隊の損害は、約5000機いたゾイドの内、
 ・着弾地点から半径3キロ以内にいた300機:消滅
 ・その外の3キロにいた700機:爆発炎上
 ・更に3キロ外にいた800機:大破
 ・以下:中破:1500機,小破:1200機
 となっており、バトスト中の描写では合計4500機のゾイドが損失する結果となった。)

 また、1200mmウルトラキャノンの威容と破壊力の影に隠れがちですが、その他にもゴジュラス用のロングレンジバスターキャノンを多数(バトストの劇中を
 見る限りおそらく6つ)搭載し、更にはミサイルも追加したりと、全体的に武装がテンコ盛りになっているのも特徴であり、1200mmウルトラキャノンを抜きに
 しても圧倒的な砲力を持つ、正に決戦機に相応しい重武装ゾイドであると思います。

 バトストの劇中ではその圧倒的な破壊力もさる事ながら、1200mmウルトラキャノンは威力が絶大な反面、先述したゴジュラス級の支援なしではウルトラザウルス
 でさえ殺しきれない反動を筆頭に、メンテナンス性や機動力の面でも多大なデメリットを抱えている代物ではあったものの、それらのデメリットを承知の上で実戦投入
 し、西方大陸戦争における共和国の勝利に貢献した事が印象深く、砲の威力に起因する所もありますが、巨大ゾイドの凄まじさの一端を見ました。
 ウルトラザウルス ザ・デストロイヤーは、機獣新世紀を代表する改造ゾイドの内の一体であり、好きな改造ゾイドです。

■1200mmキャノン砲っていう大鑑巨砲主義の塊みたいな一歩間違うとギャグになりかねないのに全く違和感なく構えているのはすごいと思います。

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ケンタウロス 4票

■所見で度肝を抜かれた!
 凄まじい合体ゾイドなんですが、不思議な一体感があって無理やり引っ付けた感じがしないのが凄いですね。
 子供の頃「他のゾイドの生産数に影響を与えるので1機しか作れない」というのを見て、ゾイドってリアルだわー・・・と思うと同時に「・・・10機くらいなら
 作ればいいのに」とも思っていましたww
 コイツは一目見ただけで「共和国最強ゾイドだ!!」と思えるのが凄い。
 豪華絢爛な一方で、エネルギー消費が激しいので飛行は短距離しかできないといった設定も魅力的です。

■バトストで初めてその姿を見たときの衝撃・・・忘れられませんね。
 まあ最初に「なぜメイン武装が前時代的な弓!?」って驚きもありましたけど(汗)。
 弓を使ってデスザウラーをボコボコとどつきまわすのかと思ったら、
 初めの方に撃っておしまいで、あとは肉弾戦なのもなんか納得いきませんでしたけどw
 ウルトラの下半身に対して、サラマンダーの翼があまりに小さいので
 「あれ、これ・・・飛べるの・・・?(写真を見て)あ、飛んでる」って、不思議な光景に思えたり。
 まあ色々細かい突っ込みどころはあれど、唯一の「デスザウラーに対抗出来るスペシャル機」
 という立ち位置が最高のエッセンスとして機能した、当時の共和国派の憧れの機体ですね。

■子供心に「あ、作るの無理だ」と思ったゾイドPart1です。
 最強の共和国ゾイドに相応しい雄姿、現実的な弱点、
 太く短い活躍と私達に印象付ける要素で満ちています。

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ザ・スナイパー(サーベルタイガー改造) 4票

■バトスト一巻の「戦場の赤いイナズマ」の一コマに登場した狙撃仕様のサーベルタイガーであり、バトストに登場する4足高速ゾイドの改造機の中でも好きな
 ゾイドの一体です。
 適度なゴチャメカ感のある長距離狙撃砲のデザインとパーツ構成もさる事ながら、ノーマルのサーベルタイガーの武装も副砲として装備されている点がまた良いです。
 バトストではゲーターが随伴しており、電子戦ゾイドとの連携でより高い狙撃能力を発揮していたことが伺える他、「生きてスナイパーの姿を見た者はいない。」の
 一文が、狙撃仕様のゾイドの恐ろしさを感じさせます。

 狙撃仕様の高速ゾイドは、後年の機獣新世紀の時代でも、共和国軍が開発したブレードライガーに狙撃用装備を搭載したスナイパーライガーや、デュアルスナイパー
 ライフルを装備したケーニッヒウルフが登場した他、アニメ無印ではブレードライガーのオプション装備としてパルスレーザーガンに装着する精密射撃用スコープが
 登場したり、ゲームではゾイドバーサス2にて、サーベル(セイバー)タイガーのバリエーション機であるプロトセイバー(見た目は頭部をオリジナルデザインの物
 にしたセイバータイガー)用の装備として帝国スナイパーライフルが登場したりと、ザ・スナイパーに連なる狙撃型のカスタム機や装備が登場しているのがいいです。
 個人的にはザ・スナイパーの印象と相俟って、狙撃用装備と高速ゾイドは相性がいいと感じ、狙撃型のカスタム高速ゾイドの始祖であるザ・スナイパーは好きな改造
 ゾイドです。

■サーベルタイガーのスマートでスピーディなイメージを維持しつつも大型火器を装備した仕様。
 重たそうな印象はなく、むしろサーベルの持つスピード感を強調しているように思えるから凄い。
 長砲身のスナイパーライフルは良い。後に大型砲を持った高速機は多く出ますが、全ての中で本仕様が最も完成度が高いと思います。
 「生きてスナイパーの姿を見た者はいない」もカッコイイ謳い文句ですよねー。

■高速機動タイプに砲撃能力をつけると言うのはコンセプト的にどうかなー?とシールドライガーマークⅡとかあまり好まないのですが、こいつはお気に入り。
 砲身が細いせいか高速機動と言う長所を邪魔してる感がない(実際はどうか分かりませんが)デザインがよいですね。カラーイングもいい!

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ゴジュラスマリナー18号機 3票


■2機いたゴジュラスマリナーの1機。追加装備でシルエットが完全にモササウルスでした。
 キットになってたら・・・いやフツーにモササウルス型野生体を元に開発したとかいう設定なら共和国海軍に採用されてたんでは?なんて妄想しちゃうくらいカッコよかった。

■電動キットのモチーフとして選ばれなかったモササウルスによく似た追加装備がカッコイイ。海の中で機動性が高く、格闘戦で敵を倒す活躍もGood!
■モササウルスみたいな方です。こっちを商品化してくれよ!!と当時叫びました

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アロザウラー高速タイプ  2票
■チェスター教授救出作戦で使用された機体です。
 当時アロザウラーは好きな機体だったのですが、この改造タイプがデスザウラーに捕獲された際に頭部を切り離して脱出したシーンに衝撃を覚え、
 「え、アロザウラーって頭外れるの?」と、無駄と知りつつキットの頭を引っ張ってみた記憶があります。

■前傾姿勢のアロザウラー。
 ゴジュラスモンスーンとどちらに入れるか悩みましたが、こちらを。
 アロザウラーが元々スマートなデザインなので前傾にしても似合っていますね。あと青いカラーもカッコいいです。
 あとは活躍でしょうか。鮮やかに作戦を成功させて、あのデスザウラーを手玉に取ったことが印象に残っています。

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ジェノブレイカージェット type-B 2票
■頭部マスクとフリーラウンドブレードのデザインが素敵です
■挟んで捩じ切るエクスブレイカーと違い、フリーラウンドブレードで豪快に叩き切る戦闘スタイルと、それとは対照的につぶらな瞳の可愛い顔が印象的。

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デスバード 2票
■マイケル・ホバート技術少佐が開発した改造デスザウラーの内の一体であり、陸戦ゾイドであるデスザウラーを空を飛ぶ超大型重爆撃機にしてしまうと言う
 発想と実際にそれを作り上げた技術力には驚愕します。
 その一方で、開発者であるマイケル少佐にとって本機は自分の力で1から作った新型ゾイドではなく、開発期間の関係からその後のデスシャドーやデスファイター
 と同様に、父であるドン・ホバート博士が開発したゾイドであるデスザウラーを改造せざるを得なかった事情から苦々しい思いのある機体と言うのもまた、
 この機体の印象を深めています。

 機体性能の面では、高度3万メートルを悠然と飛ぶ飛行性能もさる事ながら、高い爆撃能力と高々度で性能低下していたとは言えプテラス部隊を余裕で返り討ちに
 できる戦闘能力を持ち合わせており、バトストでは帝国軍の貴重な大型爆撃機として共和国の拠点の爆撃で高い戦果を挙げた事もあって印象に残っています。
 (第2次爆撃作戦では共和国が用意した偽の研究所にまんまと引っ掛かってしまいましたが・・・。)
 デスバードはベース機からの大胆な改造ぶりと、その圧倒的な爆撃能力が印象に残る改造ゾイドです。

■改造デスザウラーの中では余計なゴテゴテ感もなくすっきりまとまっていて最も良デザインかと思います。
 そして、強い。カッコよすぎです。

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パラサウロス 2票
■「こんなのありか」と一見して驚愕したゾイド。いや「そう来たか」と驚愕したか。
 パラサウロロフスという、いかにもゾイドに使えそうでありながら今までなかったモチーフ。
 図鑑で見るにつけロマンを感じる、しかし絶妙に地味目な、その割に名の知れた恐竜。それを、ゴルドス(?)をベースにしてかくも見事に再現できるのかという驚き。
 改造ゾイドとは、ただ強いとか格好いいとかではない。無から有を生み出すこともできるのだ。というものを叩き込まれたモデルでした。
 しかも胴体は潔くビガザウロ系のままですから、マンモスやゴルドスとともに量産・投入されたと言われても信じられる「完璧」なデザインでした。
 実際、共和国重砲隊に投入されたそうです。その意味で武装がロングレンジバスターキャノンのみというのも実に良い。
 ゴルドス、マンモスとの共通点・共同戦線を強く感じさせます。

■新世紀ゾイドでこれを見た時は驚きました。当時は「おおおビガザウロのフレームを使った新型が出るのか!?」と思ったんですが、後に既存ゾイドのパーツを
 流用した改造機だと知って驚きました。
 完成度は凄く高いと思います。当時は高速機がどんどんプッシュされている時期で、こういう地味めな新型機が出ればいいのになあ…と思っていました。
 それが余計に思い入れを深めたのでしょうねぇ。
 大型なのに適度に弱そうなところがビガザウロ級…ゴルドスやマンモスの血統を思わせる。
 バトストでの活躍シーンがないのが残念。

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ホエールキング・モビーディック  2票
■ザバットを満載した爆撃機仕様のホエールキングで、機体後方が大型化していましたね。白いカラーリングも「白鯨」を彷彿とさせます。
 サラマンダーに撃墜されましたが、超巨大ゾイドが戦闘に直接参加している珍しいケースでもあったと思います。

■高高度から大量のザバットを、という堅実かつ凶悪な作戦の旗艦である点と割とあっさりやられてしまった拍子抜け具合が結構好きです。

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以下、1票 1票のゾイドは、母機毎にまとめて紹介します。

ゾイドマンモス改造機
スノウマンモス(寒冷地仕様マンモス)

■全員サッカーならぬ全員ゾイドであって欲しいと思います。

ゴジュラス改造機
アルバトロス(ゴジュラス9バリエーション・飛行タイプ)

■なぜこれを!?という声が聞こえてきそうな機種なんですが(苦笑)。
 初めて見たのは確か小学生の頃、当時学年誌を買ってもらえてなかった私が友達の家にあった学年誌の中で目撃したんです。
 当時、ゴジュラスは玩具売り場で見かけて知っており、大好きだったので
 「ゴジュラスが飛ぶ!?強化案正式採用はこいつに決まりだろ!!」
 と
 翼等のデザインはともかく、完全に思い込んでいたんですね(^^;)
 それでしばらく後、キャノン型になったことを知って「なんでや!?」と呆然とした覚えが・・・。

 今考えてみると、後年はマッドサンダーまで空を飛ばせてしまう展開のゾイドも、もっと渋いミリタリー展開に舵をきっていた頃です。
 そこへ、・・・想像してみてください。
 全身を黒く塗装し、キャノピーをホロテックと同じ完全透明色にして目を外からよく見えるようにした上で、背中にギルベイダーのような翼をつけた
 ゴジュラスがビームガトリング砲や多数のミサイルで空からアイアンコングへ襲い掛かる姿を・・・。
 もう完全に「主人公メカ」ですよ。スーパーヒーローですよ。
 これやっちゃったら、もう共和国はゴジュラス型一本槍で行くしかなくなっちゃいますよw
 「強力な敵に苦戦する→空を飛べるようになる」ってのはマジンガーZと全く同じになるってのも外された理由でしょうかねえ。

バンカー (ゴジュラス9バリエーション・重防御タイプ)
■ゴジュラス9バリエーションの中で現実的な改造の一つでゴテゴテしてないのが好き。カラーリングもミリタリー的で良い。

ゴジュラスモンスーン (ゴジュラス9バリエーション・高速タイプ)
■第66回アンケートに載っていた画像で知りました
ブラッディデーモンといい、古い解釈の骨格を持つ巨大ゾイドが前傾姿勢しているのがどうも好きらしいです(?)

■長距離キャノン砲タイプ (ゴジュラス9バリエーション・オギータ研究所試作タイプ)
■MK-IIの元になったやつです。
 キャノン砲の付き位置が腕だったり、キャノン砲自体もやや砲身が細かったりと、制式機に比べればアンバランスな感じがする。
 でもそれが魅力で、制式機と一緒にみれば「これがプロトタイプかー」と思えてニヤニヤできます。
 カラーリングも地味で良い感じです。

マグネゴジュラス
■両腕にU磁石を付けてギル・ベイダーを墜落させ・・・・られるわけねーだろ!
 共和国らしい無茶苦茶な感じの改造機です。ゴジュラスもこの時代は苦労の連続だったのだなあと忍ばれます。
 こんな改造機なのにウェザリングが凝っていて妙にかっこよく見えちゃうのも○。

ゴジュラス・ザ・バズゾー
■戦闘で大破し作業用に転用されかけたが闘争本能がそれを拒否しツギハギ修理を施し再び戦場へ・・・というアツイ機体です。
 巨大ノコギリと修復されたボディが狂暴さを出しててナイス。

ゴジュラスギガマグネイズキャノン装備
■2003年にトミー・公式サイト『ゾイド妄想ファイル』登場
 マグネーザーとキャノンが一体になったマグネイズキャノンにアタックブースターとアーマーを追加した機体で、個人的にはギガの本来の仕様ではと想像しました

ゴジュラスマリナー17号機
■海の中を泳ぐ某怪獣王を彷彿とさせる機体。
 ゴジュラス海戦仕様としてカスタマイズパーツをキット化しても良かったと思う。

アイアンコング改造機
パラノイアコング

■バトストの世界観に出てきた、キット化されなかった改造ゾイドというと、真っ先に出てくるのが「パラノイアコング」です。あの衝撃は忘れられません。
 特に強そうとか、進化形とかそんなのではなく「不気味」とさえ言えるあのフェイス。大小の丸いカメラアイが上下二つ並んでいる、無表情に近い顔。
 機体上部に備えた、ハーモニカ―にも見える砲塔の束。派手さはなく荷電粒子砲ほど強そうでもないが、問答無用の存在感を放つ武装。しかもそれ以外はないという潔さ。
 砂漠用迷彩とでもいうべきカラーリング。
 「パラノイアコング」という名前の響き。
 そして、それだけの存在感を放ちながら、その任務は「偵察用」という更なる不気味さ。
 インパクトが絶大すぎて、正直向き合っているオーガノイド試験型コマンドウルフ「ウォルターウルフ」が勝てる気がしませんでした。
 改造ゾイドはいろいろありますが、筆頭にはこの「パラノイアコング」を挙げます。

ウルトラザウルス改造機
ウルトラ空母(ウルトラザウルスを横に2機繋げた母艦型)

■他作品ですが、同じ頃に放送されていた「機甲界ガリアン」というロボアニメで、飛行兵型のウインガルというロボが、片方の腕を肩から外した2機で中央に
 補給物資を積んだコンテナを挟んでつなげた「高速運搬専用機」を設定していたのを雑誌で知って、「へー、そんなのあるんだ」と感心していたところに、
 友達の家で見た学年誌にこの母艦型が掲載されていて、「ウルトラザウルスでこれやっちゃうの!?」と衝撃を受けた覚えがあります。
 連続でバトストを追いかけられる環境ではなかったので、TvCMの印象が強く、なんて贅沢な機体なんだと(苦笑)。

ウルトラザウルス・ザ・キャリア
■ウルトラザウルスベースの戦艦ゾイド。もう潔いぐらいに「戦艦」です。
 素晴らしいのは、あれだけ大きな甲板を増設していながら、ウルトラザウルスがおまけっぽくは見えないということ。
 どの写真で見ても、メインがウルトラザウルスであることを立派に見せています。
 広大な甲板と巨大な三連砲塔、ウルトラの首よりもちょっと低いという絶妙な格納庫には、「大きさ」以外の装飾は一切なく、その潔いまでにクールな武骨さは
 一目で私を虜にしてくれました。
 またそれがかえって武装の「大きさ」を誇張し、さらにそれよりも高い位置にあるウルトラの首が「ウルトラあってこそのキャリアだ!!」と証明して、実に
 素晴らしいデザインです。

 実のところ、ウルトラザウルスの大きさから考えれば、本体はザ・キャリアの1/3も占めていればいいほうでしょう。ボディのほとんどは増設パーツのはずです。
 でも、どの角度から見てもウルトラザウルスであると納得させられる出来。
 ホエールキングやネオ・タートルシップなど、よくよく考えればウルトラよりも大きく有用な母船ゾイドはいるのですが、このザ・キャリアは「このウルトラ
 ザウルス、ネオ・タートルシップにも負けはせん!!」ということをしっかり示してくれました。

モルガ改造機
タイモルガ

■学年誌に出てきたミサイルなどを装備したモルガ増設タイプみたいなのです。
 特に目立つ存在ではないんですが、量産機だし戦場に合わせて武器を増設している感じが世界観を広げていて良い。

成虫
■羽が生えたモルガです。本体はほぼモルガで「成虫になってなくね?」と思いましたが、成虫を戦闘ゾイドに改造していたら、という可能性を示してくれた珍しい例でした。
 名前は・・・・・モスガ?

サラマンダー改造機
ガブリエーレ

■幼いころに思っていたのが、「サラマンダーとプテラスには手がなくてかわいそう」というものでした。
 そしてやっぱり手が付くと似合うのです、カッコいいのです!
 人型に近くなり特別感が増して見えるのも要因かも知れません。
 ちょっと腕が大きい気はしますし、「ゴジュラスの腕だけどパワーはないから武器持たせる」というのも冷静に考えると???ではありますが。

イグアン改造機
フロストイグアン

■なんか作れそうだと思って小学校の時いじくりまわした覚えがあります。
 大抵の改造飛行ゾイド化は蛇足感と言うかアンバランス感がでちゃうんですがこつは奇麗にまとまってると思います。HMMあたりで出ないかなぁ
 ※編注 HMMイグアンには無改造でプテラスの翼が付きます!!!

シールドライガー改造機
アームドライガー

■ホビージャパン掲載作品ですけど、カードには出ていたということからバトストゾイドと判断しました。
 DCSのような「乗せただけ」ではなく、外装そのものを抜本的に進化させた重装型というのが好きでした。
 むしろ、この機体はブレードライガーとともにシールドライガー発展機のプロトタイプだったのではないかなと思ったぐらいです。
 カラーリングが渋めのダークグリーンというのも実にいい。
 頭部の重装甲化と、後脚部の武骨極まる重装が痺れるほどに格好いい。
 背負い込む重火器のせいで崩れそうなバランスを、各装甲を武骨に盛り上げることで見事に補っている。
 しかもそのうえで、内部そのものは手を付けていないのが実に素晴らしい。
 Mk-2とはかくあるべしという形で、もういっそ本当にOSを施してブレードライガーとともに投入してみたいと思わせる、実によいシールドライガー発展
 モデルだと思います。

コマンドウルフ改造機
市街地戦用コマンドウルフ

■Wikipediaでは「ミサイル強化型」と書かれている機体です。これは作ろうとして断念した機体です。
 ヘッドギアフレームの強度と顔への接続方法、ロケットランチャーを背中の一軸で支え切れるかが不安になり、断念しました。

ブラキオス改造機
プレシオス

■ダークネシオスの後にもブラキオスが海中を泳げたのは実は結構重要なことなのでは・・・

デスザウラー改造機
デスエイリアン

■まんまエイリアンですw。
 でもその馬鹿げた見た目も悪くないです。むしろこんなのもアリかな、と思う所存です。

ブラッディデーモン
■今のところ一番好きです
 地を這うような前傾姿勢が素敵です
 名前もマッチしていますね

ディバイソン改造機
ビッグ・バッド・ジョン

■オトッコらしい巨砲がシビれます。17門並んだ砲がディバイソンの魅力・・・ではあるんだけど、ビッグ・バッド・ジョンのドデカイ感じも同じくらい魅力的ですね。
 砲身の作り込みがまた良いんです。

ディバイソンテストタイプ
■電撃ホビーマガジン2001年11月号及び冊子ZOIDS BOOK2002に掲載された改造ディバイソンです。
 帝国のBFのバスタークローに対しマッドサンダ―の復元を視野に入れたテスト機です
 17連突撃砲をジェネレータに換装してマグネーザーを付けた機体です。
 この手のテスト機は実戦でも活躍できるのを想定して設定を作られますが、機体の特性上本当に実験機として成り立ってると思えて気に入りました
 <デス相手にはマグネーザーがあっても防御力不足・・かといってアイアンコング以下にはオーバーキルといえるので。

マッドサンダー改造機
コロコロに掲載された半透明のマグネーザーを持つマッドサンダー

■下手な改造マッドよりも気に入っております。
※編注「小学四年生」に掲載されたマッドサンダーかも?

ギル・ベイダー改造機
ギルカノン

■こいつならキンゴジュとも対等に渡り合えるでしょう。

ブレードライガー改造機
スラッシュライガー

■ブレードライガーの格闘能力と機動力をさらに強化した近接特化機体な所がストライクゾーンど真ん中。
 ライガーゼロシュナイダーを彷彿とさせる装備レイアウトがつながりを感じさせてくれるのもGood!

ブレードデストロイ
■ファンブック2巻の、火器満載のブレードライガーです。ですが非対称デザインでありつつ全体的にはまとまったシルエットをしていてカッコよいです

スナイプライガー
■妄想戦記バックス対マヤ篇登場
 ゼロパンツァ―が走攻守に対してこちらは走と砲撃に特化した感があり、高速機としての面影が印象的でした
 あと、新世紀の時代にしては対人武装があったのも驚きました

デススティンガー改造機
真オーガノイド

■新世紀公式バトスト2巻に出てきた進化したスティンガーです
 デストロイヤーの砲撃の裏で起きていた惑星を守る戦いのボスとして存在感の大きい敵だと思いました

合体系
キングザウラー

■子供心に「あ、作るの無理だ」と思ったゾイドPart2です。
 ウルトラを3機使うのは雑誌掲載作例ならではの豪華さです。
 余談ですが、本機を倒したガル・タイガーも空飛ぶ荷電粒子砲
 ということで忘れられないゾイドです。

デス・ベイダー
■とにかく最凶ゾイドの合体がすごい!
 ネットで検索しただけですが、プロポーションも中々良いし(尻尾がないのが残念)、登場時の衝撃も凄い!

ギル・ザウラー
■デスザウラーの最強改造機と言っても過言ではないでしょう。
 ただ、ネーミングと右手の剣を何とか改善してほしいところ。

ストライクディノニクス
■ファンブックの2巻か3巻に載ってた改造機。中型ゾイドをうまく組み合わせてて実際にやってみたいなと思わせる改造でした

ヒポパタマスソニック
■ゴジュラスとコマンドウルフとパンツァーをあわせるとカバに・・・そんなバカな・・・っていうアイディアがすばらしい。

バトスト3巻に出てくる少年達の村の小型改造ゾイド達
■これらは初期の学年誌の改造ゾイドとしてジオラマに載っていたのではないでしょうか?
 こういった形で戦闘用として使われていない初期の骨ゾイド達の民間使用にロマンを感じます。

番外
グレートZナイト最終形態

■あのパワーアップしたキングゴジュラスをも恐れさせ、なおかつ一撃で倒した最強の兵器なので。


今回の結果はこのようになりました。
様々な改造機に票が入りました。ゾイドの改造の多様性が改めて思われます。
これらの改造機が戦場を盛り上げ世界観を圧倒的に広くした。間違いありません。

1位はデスザウラー高機動実験機。これは納得です。
デザインの良さに加えて戦歴でも光るものがありました。
ただし、「母機」としてカウントすると、最も票を集めたのはゴジュラス改造機でした。
母機を基準にカウントすると…、
1位 11票 ゴジュラス改造機 ※ケンタウロスはカウントしていません
2位 9票 デスザウラー改造機 ※ギル・ザウラーはカウントしていません
でした。

以下はウルトラザウルスとサーベルタイガーが4票で並びます。
ゴジュラスとデスザウラーの圧勝というか、かなりの人気振りが伺えます。
改造バリエーションに恵まれているからでもあるんですが、それでも二大巨頭として今後も頑張って欲しいなと、魅力体な改造機がどんどん出ないかなと思いました。

その他の機も、ゴジュラスやデスザウラーを超えることを目標に戦歴や改造機を磨き上げて欲しいなと思います。
今後のバトストも、魅力的な母機とその改造機があらんことを。
今回のアンケートは、そんな事を思ったアンケートでした。

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