Zoids Ignitio85回アンケート -レッドホーンマニアックス- 集計結果

2016年7/15~7/30に実施した、第85回アンケート -レッドホーンマニアックス-の集計結果を公表します。

「初の帝国大型ゾイド」「帝国大型ゾイドの中で最多量産されたゾイド」のレッドホーンは、ゾイドワールドで欠かせぬ存在として君臨しています。
個として華がある描写は少ないですが、現役に留まった期間は長く魅力にあふれています。
また、発展性の高さも特筆です。

今回は、そんなレッドホーンに関するアンケートを実施してみました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1-どのレッドホーンが好き?(本家キットのバリエーションで) -
     ・レッドホーン(メカ生体)
     ・ダーク・ホーン(メカ生体、他)
     ・レッドホーン(機獣新世紀)
     ・グリーンホーン(妄想戦記)
     ・レッドホーン・ボーン(恐竜博)
     ・レッドホーンカスタム(クリムゾンホーン版)
     ・レッドホーン限定クリアver.

 項目2-どのレッドホーンが好き?(各バージョンの造形で) -
     ・本家トミー版
     ・コトブキヤHMM版
     ・ゾイドエヴォドライブ版
     ・LBレッドホーン

 項目3-バリエーション機の中で好きなのは?-

 項目4-印象に残っているエピソードを教えてください。また、今後どんな活躍を期待する?-

 項目5-レッドホーンに10点満点で点数を付けるなら?-

第85回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数
 今回の投票数は25票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 -どのレッドホーンが好き?(本家キットのバリエーションで)- 回答詳細

1位 14票 ダーク・ホーン(メカ生体、他)

■無印アニメからゾイドを知ったのですが、黒い装甲に大きいガトリング砲を背負った姿がかっこいいと思いました。
 その後、結構アニメでの出番も多く、バトストでマッドサンダーに土をつけた活躍からもダーク・ホーンが好きだなと思います。

■かっこいい。強い。強さに説得力がある。ロマンもある。活躍もそれを裏切らない(旧限定)素晴らしい。なぜ機獣新世紀では限定にした。
 次点はレッドホーン(機獣新世紀)
 やはりクリアパーツに色がついたのは大きい。
 箱絵もよい。色の明るさは少々気にはなるがまだまだ許容範囲である。
 次はグリーンホーン
 バトストの物としてならこいつの存在は大好きだ。鹵獲編入された敵機というのはロマンが大きい。
 単一ではなく複数いるであろうという点も様々な活躍が想像できるのでよい。

■初めて買ってもらった大型電動ゾイドである機獣新世紀版も好きですが、巨大なビームガトリング砲(ハイブリットバルカン)を搭載したダーク・ホーンが一番
 好きなバリエーションです。
 全面的な戦闘力の向上と相まってレッドホーン時代の負け戦ぶりが嘘のような大活躍を見せ、装備しているビームガトリング砲はデザインの秀逸さもさる事ながら、
 破壊力も抜群であり、キット的には豊富な武器を使った組み換えがレッドホーン以上に唸るなど、レッドホーンの長所である豊富な付属品や組み立て易さなどの
 要素を更に発展させているのもまた魅力です。
 カラーリングの面では赤いレッドホーンから黒いダークホーンへと鮮烈なカラーリング変更がされ、メカ生体初期の電動キットながら当時の最新キットである
 デッド・ボーダーやヘル・ディガンナーと組み合わせても違和感の無い暗黒軍カラーに仕上がっているシンクロ具合も魅力的です。
 また、昔はダークホーンの黄緑色(ディオハリコン)の部分はてっきりクリアパーツで出来ていると思っていて、手持ちのレッドホーンを塗装する時に「どうやったら
 透明な黄緑色に塗れるのか?」を思案したり、限定再版されたダークホーンを購入して蓋を開けてみると、黄緑のパーツはクリアパーツでも何でもない普通の黄緑色の
 成型色(ついでに再販版は蓄光仕様でもない)のにガックリきたのも今ではいい思い出です。
 もっとも、今ではガンプラのユニコーンガンダムや同型機のバンシィなどのキットで、色にもよりますが暗色系の成型色のパーツにクリアパーツを組み合わせた場合の
 発色の暗さを知ったこともあって、見栄えという点では黄緑色のパーツをクリアパーツではなく通常の成型色にしているのは一つの正解であると思う様になりました。
 ともあれ、ダーク・ホーンは傑作強化改造ゾイドであると同時にレッドホーンのバリエーションの中でも好きなゾイドです。

■機獣新世紀版です。
 と言ってもなかなか一般販売されなかったのですが、バトストにもアニメにも割と頻繁に登場し、しかもただものではない存在感を出しながら、なぜか限定販売を
 続けていて、それがどうにも印象に強く残っております。
 たとえジェノザウラーに粉砕されていようとも!
 友人が持っていたのでなおさら羨んでもおりました。その意味でも印象深いです。
 でも、新型版は結局ディオハルコンを積んでいたのでしょうか……?(旧大戦残存期はディオハルコンを残し、新規製造機は違うとみるべきか?)
 ジェノザウラーに粉砕されたとき、コロコロ掲載時には『ダークホーン』だったのにファンブックではなぜか『BG』に変わっていたりと、存在感は持ちながらも
 かなりぞんざいだった気もします。

■劇中ではダークホーンはゴジュラスmk2の部隊に追い散らされていましたが、マッドサンダーをも破壊する本機の性能なら、ゴジュラスmk2にも対等以上に渡り
 合えると思います。
 この暗黒軍カラーをギルベイダー、デスザウラー、アイアンコング、サーベルタイガーでも見てみたかったです。改造ゾイドならデスザウラーとコングで一応
 ありましたが。

■メカ生体で強力機となって復活したのが印象深いです。黒はカッコいいです。
■これ以降、数々の暗黒カラー帝国ゾイドが出ましたが最もデザイン的に完成度が高いと思います。
■カラーリングとガトリングがイカす!
■渋めの色合いとガトリング、最高です。
■ハイブリットバルカンは反則。これを本当に動力連動で回してしまうあたりがゾイドシリーズの神髄といえる。
■背中のガトリング砲、そしてマッドサンダーに一撃加えた姿があまりに印象的です。

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2位 6票 レッドホーン(メカ生体)

■ダーク・ホーンと凄く迷ったんですが、やっぱり基本に立ち戻って初代機を選びました。
 目の色は新世紀のグリーンが良いと思いますが、装甲の赤の具合は初代機が好きですね。
 独特のゼネバスレッドの具合が好きです。

■やはり思い入れ補正はデカイですね。子供のころ、僕のレッドホーンはこんなに弱くない!とか思って応援してました。

■どれも好きなだけに選ぶのが難しいですが、一周回ってオリジナルのかっこ良さに落ち着くかと。活躍しましたし。

■秀逸なデザインなのにゴジュラスのやられ役。
 でも数機での連携によって唯一対抗できる機体でもあり小型ゾイドキラーという渋い立ち位置。
 武装がクルクルまわるギミックも発展性があってよかったです。

■箱を眺めるだけで幸せでした。
 ゾイドってアニメ化されていたのか?と、勘違いしてしまいましたから。
 パースを効かせすぎて、しかも尻尾が無いせいで豚っぽく見える姿もご愛嬌でした。

■正直、どのレッドホーンも好きだ!

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3位 2票 レッドホーン(機獣新世紀)

■ゾイドにハマったのが新世紀スタート時だったので、レッドホーンと言えばコレ!
 メカ生体のカラーもいいけど、やっぱり赤いボディにグリーンのクリアパーツが似合う!

■赤いボディに緑の目という配色が好き。
 薄く黒ずんだようなウェザリング的塗装をされた作例(パッケージなどの写真)を見ると、赤でも重量感が出るのだと思いました。

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4位 1票 ※2機種同時ランク

グリーンホーン(妄想戦記)

レッドホーンカスタム(クリムゾンホーン版)
■背中の2連ビーム砲が歩行に合わせて連動稼働。この動きにびっくりしました。


■質問2 -どのレッドホーンが好き?(各バージョンの造形で) - 回答詳細

1位 本家トミー版 19票

■デザインが至高のバランス。
 特に顔が素晴らしい。表情。各部位の配置。面。 山ほどあるがこの顔のバランスは本家が一番絶妙。
 今まで本家以外の様々なレッドホーンを見たがこの顔の絶妙さに匹敵するキットはほとんどなかった。
 それだけにコトブキヤにはこの顔の美しさを踏襲した上でアレンジしてほしかった。
 他社の商品ということでレッドホーンの美しさの新たな側面が見れると思っていたがゴツゴツとデザインの方向性がそもそも本家と全く違っていた。
 だが尾部のポッドなどユーザーの声を取り入れており私の求める素晴らしいバランスをした美しいレッドホーンではないがこの中では時点で好みといえる
 (一個選ぶのではなくポイント投票したかった)

■曲線美があり、かっこ良いが極悪非道ではない顔もよい。
 草食恐竜なので、あまり凶暴そうなデザインはどうかなあと思うので、帝国の草食恐竜型はこんな感じがいいと思います。

■TOMY版は武装の大きさのバランスが絶妙です。
 大きなガトリングを中心に脇の武器が少しずつ小さくなっていくので非常にまとまっています。
 HMMはガトリングが短く、リニアキャノンが大きくてバランスが悪い。
 また、ガトリングの連動回転は本当に素晴らしいギミックだと思います。
 スプリングで伝達しているため回転が時折止まるのが、連続発射後に一旦止まっているかのようでとてもカッコいい。
 偶然の産物ですが最高のギミックだと思います。

■HMM版のギミック満載で尻尾の座席をビークルにしたりコックピットハッチの下に帝国共通コックピットを仕込むといったアレンジも魅力的ですが、造形面では
 一番馴染み深い本家キットのレッドホーンが一番好きです。
 本体に対する武器の大きさのバランスも良好ですし、それまでの共和国大型ゾイドとはデザインの方向性が大きく異なる初の帝国大型ゾイドでありながら、非常に
 完成されたデザインに仕上がっているのもとてもいいです。
 本家キット版は全体的にとてもバランスよく纏まっていて、馴染み深さも相俟って一番好きなデザインです。

■バランスがとても良いですね。コンパクトなボディに重武装を綺麗にまとめている感じが良いです。
 綺麗というのがポイントですね。帝国らしさというか、とても美しいものを感じます。
 デザインは曲面を多用しているのが良いですね。いかにも帝国らしいです。頭部フリルの三次元的な造形も最高です。
 HMM版は、あれはあれで良いです。特に後ろから見たら凄くカッコ良い。
 ですが、直線主体になった事や武器のアレンジの具合からして帝国らしさをあまり感じませんでした。
 どちらかというと共和国的な方向でデザインされているんじゃないかな。
 顔の曲面も違和感を感じます。ダークホーンになった際に元の武器とガトリングのバランスが悪いのも気になります。

■ゾイドの「兵器としての外見的雰囲気」というものを考えたとき、兵器には「無駄のない鋭い形」という捉え方もあるが、その一方で、信頼性のために冗長性を
 持たせたり、最新技術が小慣れていなかったりと、「どこか野暮ったい形」という面もあると思う。
 これら「粋」と「野暮」のバランスが私の好みにちょうど良く合致するから、本家トミー版が好きです。

■本家とHMM両方とも買いました。HMM版は作り応え、満足度では勝るが、造形でどちらかと言われれば本家トミー版。
 HMM版のデカい武装やカクカクした造形のアレンジも好きなんだけど、本家は帝国独特の三次元曲面のボディラインを強く出していて未来を感じさせるデザインだった。

■HMM版はディテールは細かいのですが、アレンジと後付け設定がイマイチなので。
■見慣れた姿というのものでしょうか? HMMは、ふとしたところで「ん?」という違和感があるので。格好いいのですけどね。
■ややずんぐりした本家トミー版のフォルムにレッドホーンらしさを感じます。
■コトブキヤはかっこいいけど小顔過ぎますね。他は持ってないのでなんとも・・・
■やはり一番眼にしてきた分慣れているのもあって本家のが好きですね。
■装甲が厚いとダーク・ホーンは散々言われていただけのことはある、頑丈なキットだから。
■至高の完成度

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2位 HMM版 6票

■リニアキャノンの造形が最高。やはりあの肉抜き砲の印象面の損は大きかったんだと実感。
本体も引き締まってて、武器込みでメリハリの効いたシルエットになっていてグッド。
■本家も好きなのですが、HMMはやはりどうにも素晴らしいと思えます。と言っても写真しか知りませんが、昔持っていたトミー版レッドホーンでは勝てないと思います。
■すぐに武器や手足が取れますが、全体的なかっこよさは本家より上です。本家は「動き」を見せるためには造形を犠牲にするのはしかたないです。
■もう少し胴体に厚みがある方が好みでしたが情報量の多さがとても良いです。曲げた尻尾のラインも綺麗。
■まさに重戦車のようなディティールで渋い。


■質問3 -バリエーション機の中で好きなのは? - 回答詳細

■ハリー・チャンプ仕様はあまり活躍しませんでしたがビジュアルとしては非常に好きです。
 金色もあまりうるさくなくてアクセント程度にとどまっており、ビームキャノンとガトリングの組み合わせがとても良い。
 ダブルガトリングもロマンを感じてとても好きです。

■アニメに出てきた、ダークホーンのビームガトリングが2基ついているタイプ。
■やっぱりDGSですね。フューザーズの箱絵に期待し中身にがっかりでした(笑)
■アニメにたまに出てきたダークホーンにガトリング2基ついてるアレ。
■ダークホーン ダブルガトリング仕様機

■漫画「機銃新世紀ZOIDS」に登場したリニアレールガン装備のレッドホーン。
 一度は不意打ちとはいえシールドライガーに致命傷を与えました(最終的には武装を破壊されましたが)。
 この機体に限らず、漫画版に登場するオリジナルの機体はぜひ立体で見てみたい!と思えて楽しいです。

■漫画版に登場した最新のリニアレールガン装備ですね。
 シールドライガーを一撃で大破させるも冷却に24時間必要という盗賊が使うにはコスパ悪すぎですが、上手く軍で使えばかなり有効な装備なのでは・・・とも思います。

■漫画版の最新リニアレールガンの機が良かった!レールガンのデザインが素晴らしく、ぜひともCPとして発売されて欲しかった。
 撃つのに24時間かかるのにシールドライガーを撃ちぬく程度の控えめな威力なのも魅力ですね。

■ベース機とダークホーンが個人的に完成されすぎているせいか、未キットのバリエーションにはピンと来ないのですが(二連ガトリングもHMMでできるっちゃあできるし)、 あえて言うなら漫画版のリニアレールガン装備でしょうか。あんなのありか。

■・レッドホーン(リニアレールガン装備)
  漫画版機獣新世紀ゾイドに登場した巨大なレールガンを装備したレッドホーン。
  主の形見であるシャドー・キーの奪回に喜ぶシーザー(シールドライガー)を一撃で仕留めて瀕死に追い込む衝撃的な登場をしたのが印象に残っています。
  その後、復活したシーザーに対して再度リニアレールガンを使って迎え撃った際にその弾速の凄まじさが解説されたものの、それをシーザーにあっさり回避された
  上に武装だけを全部破壊されちゃいましたが・・・。
  また、このリニアレールガンは造形面でも素晴らしく、巨大で複雑なデザインも印象に残っています。
  唯一の弱点は冷却に多大な時間(1日1発が限度)が掛かり、短時間での連続使用はレールガン自体が壊れるリスクがあると言うもので、それがまた復活したシーザー
  との手に汗握る攻防を引き立てています。

 ・ダークホーン(ダブルガトリング仕様)
  アニメ無印に登場したビームガトリング砲を2基に増設した改造タイプ。
  レッドホーンの2連装ビーム砲など、元々のダークホーンから幾つかの武装はオミットされていますが、ダブルガトリングのインパクトはそれを補って余りあります。
  よく見てみるとガトリングに動力を伝達するスプリングパイプを接続する部分にセイバータイガーの強化パーツであるアサルトユニットの8連装ミサイルポッドの
  基部の様なパーツが使われていたり、頭部のコックピットハッチの前部に小さな角(デザインはレッドホーンの鼻先の角と同じ)が付いていたりと、各所にベースに
  なったダークホーンからのアレンジが加わっているのもいいです。
  初登場である「君(ムンベイ)のワルツ」では武装(ダークホーンの銀の部分)や角が金色になっている機体がクラシック音楽をBGMに回転式の隠し台座に乗って
  登場し、レブラプターを次々に撃破するインパクトあふれるデビューをし、その後無印第2部の「レイヴン」で通常カラー(こちらは角も銀になっている以外は通常
  のダークホーンと同じ色)も登場し、こちらは数年前にバンに敗北して以来茫然自失の状態で放浪していたレイヴンが乗り込み、バンのブレードライガーとトーマの
  ディバイソンを単騎で翻弄し、更に駆け付けたガトリング装備のアイアンコング2機を懐に飛び込んで至近距離からダブルガトリングの弾を浴びせて瞬く間に撃破
  して、更に反撃に転じたバンとトーマの攻撃で左のガトリングと右の前足を失って各座した状態でもまだ戦いをやめず、無事な右のガトリング砲をパージするとそれ
  を咥えて弾が切れるまで撃ち続ける姿は怖いくらい印象に残りました。
  ダブルガトリングという浪漫溢れる武装に一時的とは言えライバルキャラであるレイヴンの乗機にもなるなど、印象に残ると共に好きなバリエーションです。

 ・ダークホーンHS(ハリー・チャンプスペシャル)
  ハリー仕様として金にモノを言わせた特注パーツを満載したカスタム機。
  ダブルガトリング仕様のダークホーンをベースに、右のガトリング砲をアイアンコングのビームランチャーに変更し、重武装化に伴う機動力の低下は機体の両サイド
  に搭載したスラスターで補っており、非常に高い性能を持っている。
  その一方で、その重武装とスラスターによる強引な機動力の強化の反動で、足回りの駆動系の負荷が半端でないと言う弱点を持ち、ビットとの初バトルではその弱点
  を突いた作戦で足が折れて各座してしまいましたが・・・。
  その後はハリー共々コメディリリーフなズッコケ役が目立ちますが、ダークホーンの銀の部分を金にしたカラーリングに加えて、コング用ビームランチャーと
  ダークホーン用ガトリングと言う帝国強化改造ゾイドの武器を代表する大型火器を2つ積んだ正に金持ち専用な豪勢なカスタムが好きなゾイドです。

■ロング・レッグ・サリー
 どう言う運用目的での改造機か皆目見当もつきませんがこの珍妙な姿はなんか大好きです。
 名前もかわいい。

■たった一枚の写真しか見たこと無いが、ロングレッグサリーはインパクトが大きかった。
■市街地用の脚長おじさんタイプ。ちょっと不気味生物感がいいっす。

■バトストの改造ゾイドのバーナーでしたか?
 火炎放射器で森を焼いて道を作るという設定に、いきなり貴重な大型ゾイドを土木用にしちゃうの?と驚いた覚えがあります。

■バーナス。赤すぎる空の色が怖かったです。

■ブルスタインが好きです(笑)
 マッドサンダーはここから始まった?
 というのは冗談で子供心にかっこいいと思いましたね、今見ても面白い改造だと思います。

■ホビージャパンEXに載っていた、マッコウクジラ頭の機体

■クリムゾンホーンの初期設定型。しっぽのダチョウ型偵察機はキット化されてほしかった。

■残念ながら「無し」です。
 個人的には無改造のレッドホーンがデザイン的に一番まとまっており
 他のバリエーション機(ダークホーンすらも!)はあまり好きにがなれませんでした。


■質問4 -印象に残っているエピソードを教えてください。また、今後どんな活躍を期待する?- 回答詳細

■「ゾイドワールド」の進撃するシーンが凄くかっこよかった!
 でも、メカ生体時にはあまり活躍していなかったので、やられシーンばかり覚えていますね、、、。
 ゴジュラスに投げられてるシーン、アタックゾイドにやられてるシーン、フランツに撃たれてるシーン…。
 レッドホーンは好きだったので切なかったなぁ…。
 だから新世紀ゾイドでゴジュラスに挑んだり共和国小型部隊を圧倒してるシーンを見たときは熱くなりました。
 今後は、あまり派手じゃなく「地味」でいい。でも大型ゾイドとしては帝国最多量産機という部分が感じられるシーンがあると嬉しいですね。

■プロモーション映像「ゾイドワールド」での活躍が印象に残っています。あの映像の持ち味を活かしつつ現代の技術を取り入れた映像を見てみたいものです。

■バトスト1巻のサーベルタイガー開発基地でゴジュラスを迎え撃ったエピソードです。
 結果的に撃破されていますが、狭い通路という格闘戦に強いゴジュラス有利の状況で前面装甲を中心にかなりのダメージを与えています。
 アイアンコングの増援が間に合っていれば・・・という惜しい戦いでしたね。
 バリエーション機としては帝国軍に不足してる通信、指揮機能を強化したレッドホーンとか見てみたいですね。
 機能強化のために戦闘室が大型化したドイツ軍の1号指揮戦車や
 無線機増設のためにダミーの固定砲塔を積んだ3号指揮戦車みたいな感じだと
 いかにも「ありそう」に思います。

■ゴジュラスによるサーベルタイガー強行偵察の話にて、76mm砲の猛烈な射撃で倒されてしまったシーン
 狭い通路だったから、身動きも取れずどうしようもなかったのだろう……

■やっぱりダーク・ホーンが新型のカノンフォートを蹴散らしてシーマッドに突進していくところ。
 レッドホーンはシールドライガーはもちろん、ベアファイターやコマンドウルフにも勝てるか疑わしくなっていたぐらい負けゾイドだったので。

■ゴジュラスを倒すために、巨大なドリルを背負って体当たりしようとしたやつですね。流石に無茶でしょうと思いましたよ。
■フランツ中尉の手持ちミサイルで撃破されたのは衝撃でした。媒体は何でもいいので、背中のビーグルの人が何をやっているのか明確な描写がほしいです。

■エピソードとは少し違いますが、コロコロのゾイドが始動する記事のレッドホーンの整備中の写真で滅茶苦茶テンション上がったのは今でも覚えてます。
 実際の恐竜としてのスティラコサウルスのリアルはわかりませんので、生きた兵器としての方向性でリアルを追求したMPレッドホーンを見てみたいですね。

■実はファンブック四巻の冒頭で、PKコング・ハンマーロックと向き合う形で並んでいたダークホーンの群れがものすごく気になっています。
 あれは何だったのでしょう。PK師団にもダークホーンとアサルトモルガが配備されているとみるのか、それともPK師団と向き合っている正規軍装甲師団だった
 のか、だとすればどういう意図があったのか……
 それが窓の向こうでぼかされていたことや、見つめるルドルフやギュンター含めて、なぜだか印象に残っています。
 ほかには新世紀シリーズ冒頭のゴドス部隊蹂躙(本当に強そうに見えた)やジェノザウラーに踏みにじられるダークホーンでしょうか。

■1機のジェノザウラー試作機にダークホーンとグレートセイバーが破れたシーンです。
 キンゴジュのようにより巨大なゾイド相手ならまだしも、自分と同じくらいのサイズの相手に2機がかりで負けたので。
 ライバルのガンブラスターもかつては巨大化デスザウラーを蜂の巣にしたのに、シュトゥルムフューラーの小さなシールドに砲撃を防がれていましたし、技術革新
 には勝てませんね。(マッド以外に弱体化したゾイドの設定は無かったはず)

■「やられ役」のイメージがついてしまったレッドホーンですが、西方大陸戦争の開戦当時はかなり活躍しました。
 まだアイアンコングが登場(再販)する以前は帝国軍陸戦部隊の中核で、小型機が中心の共和国ゾイドをバッタバッタと倒していったそうです。
 ま、すぐシールドライガーの引き立て役になりましたが。
 レッドホーンはダークホーンに華々しく生まれ変わりましたが、もし今後新たなバリエーションが出るなら、頭部を別の角竜型ゾイドにしてほしいですね。
 カスモサウルスとかパキリノサウルスみたいなマニアックな種だとGOOD!またそれぞれに違った武装や役割が与えられるともっと楽しそうです。

■無印アニメ8話でのシールドライガーとロッソのレッドホーンの一騎打ちの場面。
 主人公機相手に全く引けを取らず、新技のシールドアッタクをクラッシャーホーンで弾き返したところで戦闘は中断しました。
 何かとヤラレ役が多いレッドホーンですが、強力な大型ゾイドの一角であることを感じる貴重な一戦です。
 ラストシーンでロッソの隣にそびえ立つ様は動く要塞の異名に見合ったものでした。

■レイヴン復活兼ダークホーン搭乗回。ロッソ戦以降は完全にやられ役だったんで活躍してくれて嬉しかった。
 乗る人が乗ればここまで出来る機体なのに一般兵諸君ときたら・・・。

■アニメでロッソの乗るレッドホーンがパワフルで強かったなぁという印象が強いですね。
 また、/0のハリー・チャンプのダークホーンは性能の高さは十分見せてくれてて良かったんじゃないかと思います。・・・・というかあれは乗ってるヤツが悪い(笑)

■グリーンホーン(妄想戦記)  マッドサンダーへの開発につながるエピソードで、面白かったです。
■濃緑の盾。帝国の主力兵器が共和国に捕獲された衝撃が強かったです。
■妄想戦記のエピソードが好きです。

■機獣新世紀における公式バリエーション機&改造機の紹介。
 該当時代において最大の大型量産機とのことなので多数のバリエーションがあるはずだが何故か何故かほぼ登場しなかった。
 少しでいいのでこれらを見てみたい。

■ゴジュラスやライガーの引き立て役で終わらず、メインキャラの愛機あたりのポジションもさせてあげてください。

■バトストのシーマッドを打ち倒すダーク・ホーン。
 レイブンが操縦するダークホーンが、撃破されつつも、口でビームガトリングを加えて抵抗し続けたエピソード。
 これから……とにかく、トミー版を再販してほしい。もしくは、MPZ-03辺りはレッドホーンでお願いします。

■○印象に残っているエピソード
 ・0.1秒の死闘(漫画版機獣新世紀ゾイド第2巻「復活の躍動」より)
  シールドライガーのシーザーの復活劇が印象深いエピソードですが、対する盗賊団のレッドホーンの活躍も印象に残るエピソードです。
  やられ役ではありますが、一度はシーザーを瀕死に追い込んだレールガンを使い、その弾丸は秒速5km(レッドホーンまで約500メートルの距離に迫る
  シーザーに着弾するまで僅か0.1秒)の極超音速で発射され、普通に考えればいかなる高速ゾイドでも回避不可能な必殺の一撃であると言う解説がレッドホーン
  が扱うレールガンの威力と直後に躱すバンとジークとシーザーのトリオの凄さを引き立ててとてもいいです。
  また、漫画版機獣新世紀ゾイドのレッドホーンは頭部のフリルについている角が、機獣新世紀版のレーダーアンテナではなく、メカ生体版に準じた火器になっている
  のも印象深いです。
  (特にレールガン装備時には背中の砲が外されているので貴重なサブウェポンになっていますし。)

 ・バンとロッソの対決(アニメ無印第4話「ふたりの用心棒」,第8話「共和国への道」より)
  盗賊団のリーダーとして冒険の旅に出たバンたちの前に壁として立ちはだかったロッソとレッドホーンの活躍は、バンの未熟さゆえに後れを取るシールドライガーに
  対してかなりの強敵であり、最初の対決の際は、バンが戦場になった土地の地盤沈下を起こしやすい性質を利用して仲間諸共一網打尽にされた中で1人復活してバン
  に立ち向かったり、次の対決ではEシールドを発動したシールドライガーのシールドアタックを受けた上で反撃に転じたりと、前者ではアーバインの横槍が、後者では
  帝国軍の介入がなければバンもただでは済まなかった思わせる強敵感があって印象に残りました。

 ・マクマーン邸のダブルガトリング仕様ダークホーン部隊(アニメ無印第30話「君(ムンベイ)のワルツ」より)
  ダブルガトリング仕様のダークホーンの初登場回でもありますが、何よりもクラシック音楽をBGMに登場し、バンたちと共にシーパースの配下のレブラプターを
  次々と撃破していったのが印象に残ります。

 ・レイヴンの襲来(アニメ無印第42話「レイヴン」より)
  第一部終盤にバンに敗北して以来数年間放浪していたレイヴンの復活劇であると共に、茫然自失の状態であるにもかかわらず、鬼神の如き強さを発揮するレイヴン
  と彼が乗るダブルガトリング仕様のダークホーンの活躍が印象に残ります。
  まず突撃するトーマのディバイソンを角の突き上げで横転させ、次に立ち向かうバンのブレードライガーをジャンプで飛び越えて躱すと、そのまま現場に駆け付けて
  ダークホーンを銃撃する2機のガトリング装備のアイアンコング(第1部のシュバルツ仕様コングと同じ装備のノーマルコング)の懐に飛び込んでダブルガトリング
  の近距離射撃で2機とも瞬殺して、更に反撃に転じたバンとトーマの攻撃で左のガトリング砲を失い、続けてブレードライガーのブレードアタックで右足を切り
  落とされて各座してからが本領発揮。
  おもむろにまだ無事な右のガトリング砲をパージすると、それをダークホーンの口で咥えてブレードライガーとディバイソンに向けて弾が切れるまで撃ち続け、
  茫然自失状態でもなお戦い続けるレイヴンと彼が操縦するダークホーンの怖さが滲み出る戦闘が印象に残るエピソードです。

 ・ライガーゼロVSダークホーン ハリー・チャンプスペシャル(/0第3話「王者登場 -ハリー・チャンプ―」より)
  ビットと彼の事を「リノンをめぐる恋のライバル」と勝手に敵視するハリーとのバトル。
  ライガー用の新装備である2連装衝撃砲(ビットのセリフからおそらくジャンク品を改造したもの)を付けて気分上々なビットとライガーに相対するのは金にモノ
  を言わせた特注パーツでカスタムされた専用ダークホーンを駆るハリー・チャンプ。
  遮蔽物が多くライガーの機動力も活かし辛いであろうブラインドバトルで高出力のビームランチャーと抜群の連射性を誇るガトリング砲、更には機動力を補う
  スラスターを使った急速ターンでビットのライガーゼロを追い詰め、最終的には重武装とスラスターによる機動力の強化の反動で足回りの負担が大きい事を
  見破ったビットがずっと同じ方向に回り続ける事で限界を迎えたダークホーンは足が折れて各座してしまいましたが、重武装ながら地形との相乗効果で足が
  折れるまでライガーゼロに追いすがり、猛烈な射撃を浴びせ続けたのが印象に残るエピソードです。

 ・帝国快進撃(ファンブック1巻より)
  西方大陸戦争開戦当初、レッドホーンが帝国軍の快進撃で大活躍したと触れられていたのが印象に残ります。
  メカ生体時代からやられ役としての出番が多く、時には共和国のブルーパイレーツのトラップにやられたり、フランツ大尉が共和国に潜入する際に手持ちミサイル
  でやられる事もあったレッドホーンですが、この開戦当初の快進撃では小型ゾイド中心の共和国軍にとって大きな脅威となり、続く「戦場を駆ける蒼き疾風」でも
  シールドライガー率いる高速ゾイド部隊によって前線の部隊の壊滅が相次ぎ、空軍と共にレッドホーンが最前線の部隊の護衛を担う命令が出たのも印象深いです。
  後のリバースセンチュリーにも通じますが、小型ゾイド主体の環境に投入される大型ゾイドはそれ自体が段違いの装甲と火力を持つ脅威になることを証明した
  エピソードだと思います。

 ・ゾイドゴジュラス対レッドホーン(バトスト一巻より)
  ゴジュラスの圧倒的なパワーに屈するレッドホーンや新型巨大ゾイド完成までの間共和国の進撃を抑える改造レッドホーンの数々が印象に残ると共に、レッドホーン
  とゴジュラスの力関係が伝わってくるエピソードです。

 ・二人だけの暗号「暗黒大陸上陸作戦開始」(新バトストより)
  共和国の暗黒大陸上陸作戦を迎え撃つダーク・ホーンの活躍が印象に残るエピソードです。
  新鋭中型ゾイドであるカノンフォートを蹴散らし、輸送船に改造された機体とは言え、マッドサンダー(シーマッド)をも追い込むダーク・ホーンの活躍は、
  かつてはやられ役であったレッドホーンが暗黒軍の手で改良され、劇的なパワーアップを果たした事が鮮烈に伝わってきました。

 ・濃緑の盾(妄想戦記より)
  個人的に共和国仕様のレッドホーンと言えばPSゾイドシリーズの青い鹵獲機カラーが印象深かったので、妄想戦記のグリーンホーンは同じ共和国で運用されている
  レッドホーンでグリーン主体のカラーリングになっている事に驚きました。
  また、ウェブコミックの方では共和国に奪取された特殊改造機という設定で、試作段階の反荷電粒子シールドを装備しており、デスザウラーの荷電粒子砲を跳ね返す
  活躍を見せたのが印象深く、加えて、レッドホーンが見た目以上に軽量なゾイドである事や、最後に実験機としてアタックブースターを装着する所が描かれるなど、
  随所に様々な小ネタを散りばめ、それらを全て「妄想」で括っているのがまたいいです。

 ・ゴジュラスVSレッドホーン(ゾイドワールドより)
  初期のPVであるゾイドワールドのクライマックス、猛威を振るう帝国軍の前に猛然と立ちはだかるゴジュラスとレッドホーンの対決が印象に残りました。
  懐に飛び込んで角でゴジュラスの腹部にダメージを与え、更に腹部の速射砲も噛み千切るレッドホーンの勇猛果敢な戦いぶりは凄いです。
  また、この直前のレッドホーンが戦線に投入されるシーンでは、帝国軍の小型ゾイド部隊を次々と撃破するゴルドスを突撃で倒すシーンが描かれており、最初期のPV
  だけにレッドホーンの存在感や強敵感がでているのもまた印象に残ります。

 ○これからのレッドホーンに望む事
  ・もっと勝ち戦に恵まれてほしい。(特にノーマルのレッドホーン)
  ・キットの組み易さを活かして初心者向け大型ゾイドとしてプッシュしてほしい。
  ・MPでのキット化


■質問5 -レッドホーンに10点満点で点数を付けるなら?- 回答詳細

10点
■兵器として非常に説得力があり、また生物&メカというのをうまく表現している傑作デザインだと思います。
 誰がどう見てもちゃんとスティラコサウルスであり、けれどもしっかりとメカである、ゾイドらしいゾイドだと思います。
 またスティラコサウルスというややマイナーより恐竜なのでそこまでメチャクチャ強いゾイドではなく、そこそこ強い量産機という設定もとても良いと思いました。

■強くて格好良くて、なのに豪快な負けっぷり。これ以上の名優は思い浮かびません。
 キットも素晴らしい。その後の超大型ゾイドと比べるとずいぶん小さく感じてしまいますが、初めて世に出たのを見たときは物凄く大きく感じました。

■デザイン的には文句の付けようが無いです。
 戦歴的には残念ですが、それでも苦戦しながら戦線を支え続けたことは間違いない
 素晴らしいやられ役だと思います。

■至高の帝国ゾイドですね。全てにおいて「ちょうどいい」デザインや設定をしていると思います。
 強そうなデザインであり、量産機相応のデザインでもある。強いけどやられる事も多い。個としての戦歴に華が無いのは帝国最多量産機という部分でカバー!
 キットで難をいえば砲の肉抜きがやや目立つところ。あとに連装加速ビーム砲は角度が上を向いて固定されてるところかな。前を向かせたいです。
 でも、その点を余裕でカバーできてしまう位に本体のデザインは素晴らしい!
 余談ですが、子供の頃はあごの濃硫酸砲がデザインとして余計だと思っていました。ですが対人用として最凶の付き位置だと気付いてからはお気に入りの武器になりました。

■色々な改造を見ますが、やはりノーマルが至高です。
 レッドホーンは旋回性能が高いようには見えないので、砲塔の旋回機能は必須だと思います。
 ダークホーンは一ヶ所に武器が集まりすぎてる気がしますね。、かっこいいけど(汗)

■電動ゾイドで、動きが多くておもしろい。発展性もある(設定的にも、玩具的にも)。アニメでもたくさん登場し、活躍してよかった。
■まさしく帝国ゾイドの顔。

9点
■初期はゴジュラスの猛攻に対応できた唯一のゾイドだったと思う。
 アイアンコング、サーベルタイガーの登場で、活躍しているジオラマが全くといっていいほど無くなったが、城壁を崩したり、文面だけですが、堅実な仕事ぶりに
 頭が下がります。

■文句なし。各派生先の存在を差し引いて9点
■やっぱりカッコいい!!
■本家に限って言えばである。満点は旧ダクホ。
■見た目、異名、活躍具合、全てのバランスが取れてていいんですけど、だからこそ優等生過ぎるきらいがあるかなぁ、っていう贅沢な言い方ですが。

8点
■面白いのは、強い時は本当に強く、やられる時は本当に見事にやられることだと思います。
 圧倒的な装甲と隙のない武装配置で敵の布陣を文字通り蹂躙したシーンでは本当に強そうに見え、ダークホーンなどは不気味さすら感じました。
 一方ハルフォード中佐のシールドライガーやリッツ中尉のジェノザウラーに倒される時には本当に豪快に断末魔をあげます。
 まさに万能の脇役といった感じで、それを可能としているのはあの「強すぎず弱すぎず」を完璧に体現したデザインに拠ることは確かでしょう。
 「強すぎず弱すぎない完璧な脇役」という意味で八点とさせていただきます。

■また復刻されてもおかしくないのではと思うほど、いい形をしている。
 ふと思えば、メカ生体時代で帝国ゾイドが発売され始めた当時、競合他社の架空メカ物玩具で、赤いメカといえば何があったのだろうか?
 メカ生体時代のレッドホーンの写真を見ていると、あのゼネバスレッドに近い色合いの人型ロボットをどこかで見た気がしてしまう。

■デザインだけならもっと高くてもいいのですが。
 移動砲台としては安定した土台だと思うので外付け武器の進化とともにもっとパワーアップして活躍描写があってもよかったと思います。

■大型ゾイドの中でも組み立てやすく、武器も豊富で組み換えの自由度も高いと、非常によく出来たゾイドだと思います。
 キット化されたバリエーションの中でもダーク・ホーンは鮮烈なパワーアップとカラー変更が印象深く、また、レッドホーンの2連装ビーム砲の回転ギミックを
 ガトリング砲の回転に転用すると言う発想も素晴らしいです。
 その一方で悩みどころとしては、回転ギミックとの兼ね合いからか2連装ビーム砲は接続パーツで結構な仰角が付いた状態で固定されているので、ビーム砲を
 アニメの様に水平に寝かせられなかったり、ダーク・ホーンのガトリングに回転を伝達するパイプスプリングが少々外れ易かったりと、少なからず悩み所もあったり
 します。
 また、初期の大型ゾイドゆえか、バトストやアニメでは序盤の強敵として登場した後は早々にやられ役に転じてしまい、負け戦の方が印象に残りやすいのも少々残念
 であります。
 とは言え、アニメ無印のロッソのレッドホーンは勝負が水入りにならなければバンとの対決はどうなったか分からないと思える活躍を見せたり、メカ生体時代の
 バトストのダーク・ホーンはそれまでやられ役であったレッドホーンが劇的なパワーアップを遂げた事でその強さを鮮烈に印象付けました。
 レッドホーンやダーク・ホーンはゴジュラスやアイアンコングの様な最強クラスの巨大ゾイドやヒロイックな活躍を見せたライガーなどの高速機とはまた違う、
 「動く要塞」の名に相応しい頑強さと火力を持ち、小型ゾイドにとって最大の脅威でもある大型ゾイドである事の強みを最大限に活かしたゾイドであると思います。

■帝国ゾイドの礎を築いたので5点、ダークホーンとして大幅にチューンアップして伸びしろを見せたので3点、ゴジュラスに勝った描写があれば満点でした。

7点
■背中の回転軸を活かしたバリエーションの多さ。デザインのカッコよさ。ハードポイントが多くてオリジナル装備を付けやすい。
 かっこよくて、思い思いに遊べる名キットです。

■動く要塞という異名に相応しく全身に大砲を装備した姿はインパクト大です。
 しかし、頭の盾に付いてる大砲は命中率期待できないでしょうし(なんで付けたんだろ?)、作戦とはいえ歩兵にやられたゾイドになってしまったり、
 せっかく登場したのにゴジュラスという壁が至り、何かと不憫、そんなところが好きです。

■決定力は無いが、重宝する優秀なワークホース


今回の結果はこのようになりました。
帝国初の大型ゾイド、レッドホーンはやっぱり傑作機だ!! と改めて思える結果になったと思います。

全体的に負けの印象が多く、華やかとは言い難いゾイドです。それでもこれだけ愛されている事は凄い。
そして、ホーン一族の中にあって凄まじいまでの活躍をみせた傑作強化タイプ「ダーク・ホーン」の人気はやっぱり凄い。
その事も改めて認識しました。

色々な意見が集まりましたが、「バランスに優れている」というのは大きな利点だなと思いました。
強すぎず弱すぎず。キット的にも手ごろなクラス。
今後も、ゾイドにとって必須の存在として在り続ける事でしょう。
今後もレッドホーンの活躍に期待するばかりです。

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