Zoids Ignition第75回アンケート -ゴジュラスでデスザウラーを倒せ- 集計結果

2016年2/29~3/15に実施した、第76回アンケート -ゴジュラスでデスザウラーを倒せ-の集計結果を公表します。

ゴジュラスVSデスザウラーと言えば、やはりゴジュラス駐屯地での決戦…、単機のデスザウラーに対しゴジュラス大部隊が一方的大敗を喫したものが有名です。
同タイプだけにスペックの差が最も出やすい。攻・走・防いずれもゴジュラスは劣る…。
しかし、ゴジュラスにも何とか勝たせてみたい。可能性を感じてみたい! そう思うものでもないでしょうか。
今回は、ゴジュラスでデスザウラーを倒す方法…、この難題を考え挑んで頂きました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1:-A案またはB案で、ゴジュラスでデスザウラーに挑んでください。その結果は?-
      ・A案使用で勝利
      ・A案使用で引き分け
      ・A案使用で敗北
      ・B案使用で勝利
      ・B案使用で引き分け
      ・B案使用で敗北
第76回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数
 今回の投票数は20票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■資料
 なお、細かい条件は以下の通りでした。


■デスザウラーはメカ生体(旧大戦)時のスペックで、単機です。
■ゴジュラスも単機です。
■パイロットの技量は同程度とします。

とはいえ、さすがに厳しいので、ゴジュラスにとって優位な条件を付けました。
ゴジュラスは、A案またはB案を使用して戦いに挑むことができます(選択できるのは片方だけです)。

★A案:ユニットコスト3000以内で強化パーツや味方ゾイドを付ける事が出来ます
 ユニットコスト一覧は下の表を参照。コスト内に収まっていれば複数の装備を選択する事も可能です。

 ユニットコスト一覧
 ユニットコスト3000:ディバイソン
 ユニットコスト2000:ゴジュラス、シールドライガー、MK-II限定型カスタムパーツ
 ユニットコスト1000:マンモス、ゴルドス、MK-II量産型カスタムパーツ、コマンドウルフ、ゴルヘックス、ベアファイター、アロザウラー
 ユニットコスト500:ゴドス、ガイサック、バリゲーター、プテラス、スネークス、カノントータス、ダブルソーダ

★B案:オリジナルの対デスザウラー用強化改造ゴジュラスを考案し、その強化したゴジュラス単機で挑んでください
※いくらでも強化パーツを付けて頂いて大丈夫ですが、ゴジュラス本体の総エネルギーは変わらない事には留意して下さい。
(要は増やしたメリットと共にデメリットも考えて頂ければ嬉しいと言う事です)
※オリジナルでなくとも、劇中に登場した改造機でもOKです(例えば高速タイプゴジュラス)。ただし、母体がゴジュラスで無いものはNGです(ケンタウロスなど)

 

資料は以上です。それでは、結果を発表いたします。


■質問1 -どちらが勝つ?-回答詳細
A案 B案を分けて紹介します。

A案使用で勝利

■MK-II量産型カスタムパーツ(1000)
 ゴルヘックス(1000)
 ガイサック指揮官機仕様(500)
 プテラス (500)

~戦闘推移~
まず、前置きで自軍と敵軍の戦力の確認と比較を行いたいと思います。
確認:
自機はゴジュラス。武装やスピード、装甲など敵軍機に全体的に劣っています。
相手はデスザウラー。ほぼすべての面で上回っている(と思います)。また、コラムにあった荷電粒子コンバータが破損すれば防御力が低下、「希少金属が尽きた」末期の防御力が低下したものと想定します。
また、A案でゴジュラスがMK-II仕様に、ゴルヘックス、ガイサック(指揮官機仕様)、プテラスなど自機(ゴジュラス)の強化、味方ゾイドが3機います。

比較:
自軍のゾイドは計4機、相手デスザウラー1機。
性能は単純な全長、火力、戦闘能力などはデスザウラーが上回っています(のはず)。
そこで単純な能力では勝ち目がないと思うので機体毎にある特有の能力に注目します。
まず、ゴルヘックスはゴルドスの後継機なので非常に高い通信能力(ジャミング能力も含む)を持っています。
ガイサックは元からの隠密性と小型であること。後継機のスネークスと比べたら速度や火力が上がっているとされていますが指揮官機にはレーダーを装備しているために通信能力は後継機より高いというメリットがあると推測できます。
プテラスは小型であり飛行能力を持つため回避能力は比較的高いと思います。
肝心のゴジュラスはデスザウラーと比べモチーフも似ていることから特有の利点が思いつきにくいですがコラムに書かれていたタフさ(生命力?)やデスザウラーと比べるため、劣るとされるが強力な格闘能力。
MK-II仕様のゴジュラスキャノンはデスザウラーの荷電粒子砲以外ではA案の中では最強に近い火力であると思います。
これらの能力はデスザウラーにはない利点のため以上の点を活用したいと思います。
また、戦闘に使用する機体数が多い(一応1体4である)ことも利点に挙げられると思います。これらの戦力でどうすればデスザウラーを倒せるか考えてみました。

両機の戦闘の推移:
大体のイメージはベタですが、荷電粒子コンバータ破壊からの攻撃で勝利を望むものです。(リベンジに燃えるゴジュラスMK-II量産型たちのプレデター作戦!)
戦闘区域はゴジュラスが隠れることが出来そうな密林か高地を想定しています。どのようにデスザウラー1機だけをこの区域に誘い込むかは考えていません(汗)。
自軍ゾイドの配置はゴジュラスとゴルヘックスは隠密、ガイサックとプテラスは見つかりやすい場所に配置します。デスザウラーがこの区域に侵入すればこの作戦は開始されます。
まずゴルヘックスがジャミングを行いデスザウラーの武装(帝国共通セット)の命中率を下げます。
その後ガイサックが股関節を、プテラスがコクピットのキャノピーを攻撃するよう付かず離れず動き、実質囮になってもらいます。
このままではデスザウラー側には何らダメージを受けないと思われます。
その時間稼ぎしてくれているうちにゴジュラスはデスザウラーを狙撃できるポイントまで移動します。ゴルヘックスはジャミングしつつゴジュラスを待ちます。
ゴジュラスがポイントに移動完了したらゴルヘックスはゴジュラスキャノンを撃たせるタイミング(発射後荷電粒子コンバータに命中する)を指示し、ゴジュラスはキャノンで狙撃します。
見事命中し一撃で破損出来れば戦闘続行で命中しなければ即退却します(ガイサック、プテラス、すまない…)。
命中破壊後、デスザウラーは荷電粒子砲を撃てなくなり装甲強度もいくらか低下します。
恐らくデスザウラー搭乗者はこの状況に焦ると思います。予想外の方向からの砲撃と攻守の生命線の破壊。
しかしレーダーは隠れているゴルヘックスにより使えず狙撃してきた相手の情報がわからない。
そのうちにゴジュラスはゴルヘックスから伝えられた地点に移動し送られたデータから再びデスザウラーの弱点へ精密射撃を行う。
デスザウラーが動けなくなるまでこの攻撃を続ける。
しかし途中でゴジュラスかゴルヘックスが見つかれば手負いのデスザウラーでも驚異的な能力の持ち主なので即退却。
動けなくなるまで打つことに成功すれば最後にゴジュラスが格闘でとどめを刺す。(戦闘終了)

勝敗(勝利)の理由:
1.デスザウラーが単騎でゴジュラス側は複数機体を編成できる点
2.電子戦を行えるゾイドが存在する点
3.1デスザウラーの物理的な弱点(荷電粒子コンバータ)があること
3.2コラムで示された2つの可能性(荷電粒子コンバータの破損で装甲強度の低下、時期の推移による材料グレード低下からの防御力下降)
4.デスザウラーに敗北続きであろうゴジュラスMK-II量産型のリベンジする姿をみたい!

考察:
デスザウラーも通信能力はそこまで高くない(平凡?)と、想定するとゴルドスやゴルヘックスの電子戦が光り、強力と思いました。
自動照準の武装であろう(勝手に思いました(汗))帝国武器セットの命中率を低下させ、できるだけプテラスとガイサックが火器で瞬殺されないようにできるかもと思いました。
この戦略でデスザウラーを倒したいです!

-三式より-
これは面白い戦法ですね!
ゴルヘックスの特性を活かしているのが凄い。
通常なら小型火器で撃破されそうなガイサック&プテラスも、これなら任務を全うできそうです(それでも囮機には乗りたくないですがw)。
小一に掲載されたバトストでは、「ゴルヘックスがデスザウラーに接近し予想スペックを割り出す」というエピソードがあります。
そういえば、接近しながらもゴルヘックスは(少なくともそのシーンにおいては)被撃破を免れていました。
今回頂いた考察の様に、その電子能力でレーダーを無力化し命中率を大幅に下げていたのかもしれないなと思いました。

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■MK-II量産型カスタムパーツ(1000)
 アロザウラー(1000)
 バリゲーター(500)
 ダブルソーダ(500)

~戦闘推移~
現在、大陸の東側では、共和国軍の一大反抗キャンペーンが実施中だ。
マッドサンダーの量産が成り、戦力を増した共和国軍はついに首都奪回へ向けて動き出した。
各地で大規模な会戦が勃発し、付随してそれ以上の小規模な局地戦が無数に発生。両軍ゾイドの損耗は膨大な数に上った。

ここ南部の熱帯密林地帯で、数台のグスタフの荷台に揺られるのはゴジュラスMK-II(量)、アロザウラー、ダブルソーダ、バリゲーター。補充としてパイロットとともに前線へ送られる途中だった。
現在は新たな指令を受け、行き先を変更。作戦地点へ向かっている。
その指令とは、デスザウラーの足止め、または撃破だ。

もともと合流予定だった共和国本隊は、対峙する帝国師団を数で圧倒し包囲しつつあったが、その矢先、不安な一報がもたらされたのだった。
24コマンドを従えた一台のデスザウラーが包囲を抜けたのだ。
デスザウラーの進撃は巧妙で、付かず離れずの距離を維持しながら、大軍の共和国本隊をたった一台で牽制する形になっている。
放置すれば大軍をを崩壊させる楔になりかねない。司令部はただちにマッドサンダーを差し向ける決定を下した。

グスタフに運ばれるゴジュラスMK-II(量)の部隊は、マッドサンダーまでの繋ぎの足止めだ。
局地的には戦力の逐次投入の愚を犯すことになるが、それによってマッドサンダーがデスザウラーを補足できれば大局的には成功というわけである。捨石とも呼ぶかも知れない。
この元・補充部隊は、たまたまその絶好の位置にいたわけだ。かくしてデスザウラーを足止めすべく臨時編成の「討伐隊」となったのだった。

作戦の概要はこうだ。
部隊で唯一の重ゾイド、ゴジュラスMK-II(量)による待ち伏せである。必殺の距離までデスザウラーをおびき寄せ、背面オーロラインテークファンをクローの一撃で打ち抜く。
砲戦案は早々に却下された。荷電粒子砲とキャノン砲の撃ち合いでは、そもそも足止めにもならない。格闘での一撃必殺。参謀曰く、「これがもっとも確実」との事だ。
待ち伏せポイントは巨大な滝だ。
片岸に垂直に切り立った断崖が迫る水深3~5mほどの河川、対岸は広大な密林だ。そこに落ちる大滝。
かくして臨時の「討伐隊」は、デスザウラーの予想進路にヤマを張り、待った。

程なく、大木の洞に潜んだダブルソーダが露払いのドントレスを発見、アロザウラーが急行し派手に暴れまわる。
24ゾイド相手に容赦ない。増援にデスピオン確認、直後ダブルソーダから続報、デスザウラー出現!
周囲を圧する重厚な咆哮が響き渡る。野生の金属鳥が、恐怖で一斉に飛び立った。巨木をなぎ倒しながら、ついにデスザウラーがその姿を現した。

アロザウラーは逃走を開始。高熱のビームを必死にかわしながら、滝までひた走る。
デスザウラーは密林を意に介さず、全速で迫ってくる。巨木はバリケードにもならない。

河が見えた!正直なところ、回避はもう限界だ。だが、幸運にも射撃がやんだ。
そう、「河までアロザウラーを追い詰めた」デスザウラーは、河に侵入、得意の格闘でアロザウラーを仕留めにかかったのだ。

刹那、背後の滝を二つに裂いて、ゴジュラスMK-II(量)が姿を現した!白いボディが灼熱の太陽に煌く。
誘導は上手くいった。デスザウラーは弱点の背中を晒している。完全に肉弾戦の間合いだ。この距離のゴジュラスは速い。間をおかず突進し、必殺のクローを繰り出す。絶対必中のタイミング。成功だ!

予想だにしない奇襲に驚きをみせるデスザウラーだったが、しかし、尻尾の反動で急旋回すると、そのままの勢いでゴジュラスの横っ面を思い切り張り倒した。
ゴジュラスMK-IIの白い巨体が一瞬宙に浮き、川床に倒れこむ。跳ね上がった水しぶきに、周囲はたちまち局所的なスコールに見舞われる。
この距離のゴジュラスは確かに速い。だがデスザウラーはさらに速いのだ。

慌てて急浮上したバリゲーターがデスザウラーのオーロラインテークファンに全門を斉射する。
だがミサイルは背部砲塔にあっけなく撃ち落され、ビーム砲は虚しくファンを焦がすのみだった。反撃のビームに焼かれたバリゲーターは、跡形もなく沈んでいった。
一瞬の出来事だった。倒れたゴジュラスは微動だにしない。奇襲は失敗した。

はっとわれに返ったアロザウラーが、脱兎のごとく逃走を図る。砲門を開くデスザウラー。
至近弾。衝撃で機体がぶれ、よろめく。ついにアロザウラーは捕捉され、レーザービームに撃ち抜かれ閣座。パイロットは衝撃で失神した。

全滅かと思われたその瞬間、デスザウラーの背後で突如ゴジュラスMK-II(量)が起き上がった。至近距離からキャノン砲を発砲、怒りの咆哮を上げる。
その目がギラギラと異様な輝きを見せ、全身のサーボモーターが唸りを上げて回転している。野生由来のパワーが全開だ。
ゼロ距離の無茶な発砲で砲身が壊れキャノン砲はもう使えない。だが、そんなことはお構いなしとばかりに、デスザウラーに本能のまま突進する。

前傾姿勢で頭突きを入れ、続けざま喉元に噛み付く。組み合ったまま、動きの止まる両者。なんとそこへ密林からダブルソーダが飛び出し、インテークファンめがけて突っ込んだ!
火にいる夏の虫さながらの捨て身のダイブは、見事インテークファンを直撃した。背部砲塔がキャノンの至近弾で破壊されていたため、迎撃が無かったのだ。
空中に二つの落下傘が開く。どうやらパイロットは無事だ。

苦しそうに呻くデスザウラー。パワーが上がらない。対するゴジュラスは、怒りのせいか明らかにパワーが上がっている。動きも野性に返ったかのように荒々しい。
踏ん張れないデスザウラーを、背部ロケットブースター全開で押し込む。派手な水しぶきを上げながら、組み付いた姿勢のまま自身もろとも崖に叩きつけた。地響きが起こり、落石が発生する。
デスザウラーも負けてはいない。巨大な腕でゴジュラスを打ち据えながら、体格差を生かし組み伏せようとする。
両者の肉弾戦は、兵器と言うよりは巨大な肉食獣の闘争だ。吼え、唸り、金属の体が火花を散らす。

互角にも見えた死闘だったが、総重量400tと265tの体格差が出始めた。
次第にゴジュラスの手数が減り、逆にデスザウラーの攻撃の手が激しくなる。

ゴジュラスの苦し紛れの頭突き。疲労に抗うボクサーのクリンチにも似た一撃。胸部に受けたデスザウラーは苦しげに呻いた。両者疲労困憊だ。
デスザウラーの右電磁クローが後頭部に振り下ろされる。強打され前のめりに崩れるゴジュラスを、下から突き上げるように繰り出された左腕が打ち上げる。
痛みとそれを上回る怒りでゴジュラスの目が危険な輝きを増す。闘争心は潰えない。だが機体の方は明らかに限界だ。

とどめの右腕が振り上げられたその瞬間、突如何かが水面から飛び出しデスザウラーの脚に噛み付いた。生きていたバリゲーターだ!

デスザウラーの意識が足元へそれる。一瞬で踏み殺されるバリゲーター。しかしその一瞬は、致命的な一瞬だった。
ゴジュラスは急加速、半ば倒れこむように背面に回り込む。必中のはずの電磁クローが空振りし前にのめるデスザウラー。
そのがら空きの背面インテークに、ゴジュラスは全体重を乗せたクローを強引に打ち下ろした!

デスザウラーの目に、ショートしたかのような火花が散る。やがて輝きは失われ、400tの巨体が倒れ込んだ。轟音と激しい水しぶきが上がる。
デスザウラーは動かない。それまでの強靭さが、まるでウソのようだ。半開きの口の間を河の流れが洗ってゆく。デスザウラーは、死んだのだ。

ゴジュラスMK-IIが勝利の咆哮を上げる。水面が、巨木が、大地が震える。
その姿は中央大陸の頂点捕食者、野生の大型獣脚類そのものだ。王者の雄叫びは密林にいつまでも響くのだった。

-三式より-
うぉおおお! アツい!これはアツい!!
脳内で映像が再生されまくりです。
ゴジュラスMK-IIと、そしていつもはやられ役のバリゲーターが意地を見せているのが最高ですね!
確実に勝てる戦術というよりはワンエピソードではありますが、確かにゴジュラスで勝てる可能性を感じました。
後期にはやられ役になったゴジュラスですが、登場当初のパワフルな活躍を感じる事ができて最高です。

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A案使用で引き分け

■コマンドウルフ(1000)
 ゴルヘックス (500)
 カノントータス(500)

~戦闘推移~
今回の作戦において一番重要なことは、デスザウラーの視界を奪う事です。
まず、コマンドウルフでデスザウラーをゴジュラスとゴルヘックスが隠れている場所へおびき出します、
デスザウラーに隠れている二機が発見される前に素早くスモークディスチャージャーを展開、これにより視界を奪います、
そしてゴルヘックスが即座にデスザウラーをハッキングし、レーダーでの発見を防ぎながら、デスザウラーの遥か後方にスタンバイしていたカノントータスにデスザウラーの正確な位置を伝え、そのままカノントータスがデスザウラーの雄一の急所であるオーロラインテークファンを撃ち抜きます
(オーロラインテークファンを撃ち抜く事は簡単ではありませんが、デスザウラーは視界とレーダー機能を失い、きっと動きを止めているので2、3発は打ち込むチャンスがあると思います)。
そして不幸なことに急所を打たれたデスザウラーの視界が晴れたとき、ゴジュラスが万を時しての登場!
デスザウラーからしてみれば、 視界が晴れたと同時に突然現れたゴジュラス、今だ倒れる気配のないコマンドウルフ、先ほど急所を見事撃ち抜いてきた謎のゾイド、そして今だレーダー機能は回復しておらず、まだ他にもゾイドがいるかもしれない可能性もあり得る。
そう思ったデスザウラーは悔しさ滲ませた咆哮をあげながらの退散。
この作戦では残念ながらゴジュラスは主役ではありません、一番の主役はカノントータスです。
デスザウラーに怪しまれない様に誘い出すため、ゴルヘックスは最初からデスザウラーのレーダー機能をハッキングする訳にはいかないので、カノントータスがデスザウラーに気づけかれた時点で終わりです。
自分はゴジュラスの大ファンなので、最初は格闘で意気揚々とデスザウラーを屠りたいと思っていたのですが、流石デスザウラー何も思いつきませんでした(笑

-三式より-
スモークディスチャージャー&ゴルヘックスの電子戦能力! これは「なるほど!!」ですね。
目視も奪われレーダーも使えない…。闇の中でも尚デスザウラーの防御力は高い。ただ、背中のファンを除いて…。
上手く行けば、「引き分け」どころか「勝ち」にできそうな見事な戦術ですね。
強いて言えば、恐いのはデスザウラーにどれほどの野生の勘があるかです。
視界もなくレーダーもない中、ただ野生の勘だけで敵の位置を察知し…なんてことはさすがにないと思いますが、一応は気を引き締めつつ戦いたいところです。
ゴジュラスが相手なら、ファンを撃ち抜かれつつもデスザウラーは勝てそうな気もします。
ですが、そこは上手く残存する機を牽制に回しているのが上手いですね。

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■ゴルヘックス(1000)
 コマンドウルフ(1000)
 MK-2量産型カスタムパーツ(1000)

~戦闘推移~
○各機体の役割
・ゴルヘックス
 コマンドウルフやゴジュラスの後ろで電子戦能力を活かした電波妨害でデスザウラーのセンサー系を潰し、同時にデータリンクや観測データの転送で味方機を支援する。

・コマンドウルフ
 機動力を活かしてデスザウラーを翻弄する囮役。
 デスザウラーに格闘戦や射撃で捕捉されないギリギリの距離を保ちつつ、スモークディスチャージャーでデスザウラーの目を潰す。

・ゴジュラス
 MK-2量産型の装備を施し、砲撃能力を強化する。
 ゴルヘックスやコマンドウルフと連携し、長射程キャノン砲でデスザウラーの荷電粒子吸入ファンを狙う。

○戦闘の推移
まず後方のゴルヘックスがデスザウラーに気付かれない様に電波妨害を行い、同時にコマンドウルフがデスザウラーの前に出て気を引き付けつつスモークディスチャージャーで煙幕を張って視界を奪い、デスザウラーの「目」を完全に潰して翻弄する。
その隙にゴジュラスはデスザウラーの後ろに回り込み、ゴルヘックスが送るデスザウラーの位置などの情報を頼りに急所である荷電粒子吸入ファンに長射程キャノン砲の砲弾を撃ち込み、ファンを破壊されたデスザウラーは力を失いそのまま崩れ落ちるだろう・・・。

ただ、これは戦闘が理想的に推移した場合の話です。
デスザウラーのパワーや瞬発力は半端じゃないので、戦闘が順調に推移する前にその戦闘力や防御力にモノを言わせて暴れてコマンドウルフやゴルヘックスがやられれば視界を奪われて行動が制限される事もなくなるのでゴジュラスは一気に不利になります。
一応、デスザウラーの口腔内や関節部も狙い目ですが、長射程キャノン砲でそれらの部位を遠距離からピンポイントで狙うのは困難ですし、大振りなので接近戦に持ち込まれるとそれらの部位を撃つ前にゴジュラスが撃破される危険性が高いです。
腕の4連速射砲なら取り回しがし易い分まだ可能性もありますが、やはり接近戦に持ち込まれるとデスザウラーになす術なくやられる可能性もあります。
また、ゴジュラスがその巨体故に真っ先に発見されて撃破されてしまえば、残るコマンドウルフやゴルヘックスでは決定打に欠けるため、この場合も敗北は必至です。
それらに加えて、デスザウラーは荷電粒子吸入ファンをやられた後も大幅にパワーダウンすることはあっても活動を続ける驚異のタフネスを見せた事例(バトスト3巻の「たった1台の“上陸部隊”」に登場したデスザウラーなど)があるので、
荷電粒子吸入ファンを狙い撃っただけでは勝負が決まらない可能性もあります。
ファンを破壊されてパワーダウンした状態のデスザウラーならばゴジュラスでも撃破できる可能性もありますが、逆にゴジュラスが返り討ちになる可能性もないとは言えません。

結論としては、ゴルヘックスとコマンドウルフでセンサーと視界を潰し、その隙にゴジュラスが荷電粒子吸入ファンを破壊することができれば、そのまま撃破ないしは退却に追い込んで勝利すると考えられますが、デスザウラーのセンサーや視界を潰せない間に3機の内の1体が撃破されてしまうと敗北は必至なので、引き分けとしました。

○勝敗の理由と考察
まず、ゴジュラスを中心に既存の戦力で超重装甲と圧倒的な戦闘力を持つデスザウラーに対抗するとなると、ディバイソンの様なデスザウラーにダメージを与え得る力を持つゾイドを起用するか、デスザウラーの最大の弱点である荷電粒子吸入ファンを狙うかの2つの選択肢があります。
(もちろんディバイソンを起用しつつファンを狙うのもありだと思います。)

今回のアンケートのA案では、自分は「コスト内の戦力で如何にして確実に荷電粒子吸入ファンを破壊するか?」で考察を進め、「電子戦機と煙幕を張れる高速機でデスザウラーの視界を奪いつつ、超重装甲には通用しなくても破壊力自体は十分にあるゴジュラスMK-2のキャノン砲で荷電粒子吸入ファンを撃ち抜く。」と言う作戦で行きました。
その結果は先述した戦闘の推移の様に、
「戦闘が理想的に推移すれば勝てる可能性が高いが、デスザウラーに持ち前の戦闘力で押し切られて3機の内のいずれかがやられたらそのまま敗北する可能性が高い。」
と言う結論になりました。

戦闘の推移を考えた中では特に囮役を担いつつ煙幕で視界を奪うコマンドウルフが撃破される危険性が高く、ゴルヘックスの電波妨害でセンサー系を殺して動きを制限できても捕まってしまえば一巻の終わりです。
また、ゴジュラスも大型機なので捕捉されやすく、デスザウラーに優先的に狙われたら危険です。
ゴジュラスのキャノン砲はデスザウラーの超重装甲には通用しないし、戦闘力の差は圧倒的なので、デスザウラーに発見された場合、速やかにコマンドウルフが煙幕を張って援護しなければそのまま撃破される可能性が高いです。
加えて、煙幕に関しては荷電粒子砲やミサイルの爆風で振り払われる可能性があるので、煙幕で視界を奪った後は速やかにファンを狙い撃たなければ逆転される危険性もあります。
考えれば考えるほど攻略は難しいですが、それでも可能性は0ではないと思います。
故に、今回は難易度は高くとも勝つ見込みがあると同時に、敗北する危険性も大いにあるので、引き分けとしました。

既存の戦力で尚且つゴジュラスを中心にしてデスザウラーに勝つのは難しいと思いますが、デスザウラーには狙い目になる弱点もあるので決して不可能ではないと思います。

-三式より-
こちらも、コマンドウルフ&ゴルヘックスで目を奪う作戦です。
上の案に比べると、よりゴジュラスを中核としているのが特徴ですね。
目視もレーダーも無効化してしまうコマンドウルフ&ゴルヘックスは驚異のペアですね。そこへ大口径長距離キャノン砲!
確かに倒せそうですが…、考察して頂いている通り、やはりそれでもなかなか厳しそうと思わせるのがデスザウラーの怖さですね。
「理想的に」推移すれば勝つ事も夢ではないが、デスザウラーは高い確率で「強引に」勝つ…。
この戦法を見て、確かに勝つ可能性を感じる一方で、やはりデスザウラーの底字からというか恐怖も感じてしまいました。

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■プテラス(500)
 ガイサック×5(500×5=2500)

~戦闘推移~
★170t分の体重差を利用します
 (軽)ゴジュラス 230t
 (重)デスザウラー400t
 ①ガイサック5機で落とし穴を作ります。ゴジュラスの体重230tでは作動しないが、デスザウラーの体重400tで作動するさじ加減が重要です。
 ②プテラスは上空からデスザウラーを偵察し、ゴジュラスに指示ます。
 ③ゴジュラスはおとりになってデスザウラーを落とし穴に誘います。
 ④デスザウラーが落とし穴に落ちたら、ゴジュラスが全体重で踏みつぶします。いくらデスザウラーでも頭部などをふまれればパイロットは死亡します。
 ◆デスザウラーが油断して荷電粒子砲を使わない、落とし穴を気づけないという前提で成立する作戦です。ということで、勝率5割の引き分け。

-三式より-
奇策ですが、これは面白いですね。確かに170tもの差があれば仕掛けは作れそうです。
恐いのは、デスザウラーの大型クローは土を掘る事ができる事ですね。
ゴジュラスは見つからない程度の位置から、デスザウラーが落ちた事を確認して穴に向かい飛び込むと思います。
それが早いか、デスザウラーが脱出するのが速いか…。
A案はノーマルタイプで縛っていますが、ゴジュラスが高速仕様になっていればより高い率で勝利できるかもしれませんね。

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■ゴルヘックス(1000)
 スネークス×4(500×4=2000)

~戦闘推移~
デスザウラーが嫌がりそうなことをする、と言うコンセプトで。
具体的には、極力離れた位置で、デスの目を引き付けつつレーダーを攪乱するゴジュラスとゴルヘックス(攪乱はゴルヘックスのみですが。ゴジュラスには全体指揮を兼ねてもらいましょう)、その隙に四方からとにかく関節狙いのスネークス。一機か二機はゴルヘックスの対空援護に行ってもいいと思いますが、何より優先すべきは「避ける」事。
ゴジュラスは適宜スネークスに「デスザウラーの格闘レンジ外から、非装甲部を狙わせ」、「ゴルヘックスの援護を除き決して固まらないことを徹底させる」。
幸いスネークスにはバルカンやレーザー砲があるのである程度射線がばらけるのは問題ではありませんし、荷電粒子吸入ファンを撃つならむしろその方が好都合かと思います。
とにかくゴルヘックスが照準を狂わせているうちに関節部をじわじわ弱らせて擱座させたうえで、出来ればその間にファンを潰し、ずっこけたデスザウラーの装甲の隙間から爪を突っ込んだゴジュラスが引き千切る・・・・・・これでギリギリかな?
勿論デスザウラーには対地装備があるのでスネークスも撃ちっぱなしではいられず、CPなしではゴジュラスにも、どれだけ荷電粒子砲を避けられようと、中距離以上での決め手は無し。よってまず避け続けることが最優先事項になるため積極的に攻め立てられる上、大部分の敵を一踏みで破壊可能なデスザウラー有利は揺るがず・・・・・・。

-三式より-
スネークスで関節を攻撃! なかなか珍しい案が来ましたが、なるほどですね。砲力の高いスネークスを有効活用されています。
単発での威力は低くとも、機動力があるのが強いですね。(単発で強い方を持つが機動力が無いカノントータスと対照的だと思いました)
ただし、気を付けるべきはやはりデスザウラーからは簡単に逃げられない所かなと思いました。
スネークスは速度でデスザウラーを上回りますが、問題は砲の威力と付き位置です。
「格闘レンジ外から撃つ」のは当然ですが、かといって射程ギリギリから撃つわけにはいきません。
なぜなら命中率が下がる事(デスザウラーの関節を壊すまで打たなければならないので無駄撃ちはできない)と、砲は近距離で撃つほど威力が高いからです。
そしてやっかいなのは、スネークスの砲は「正面」に向けて付いている…。
「格闘レンジ外でありつつも近い距離」から撃っている際に、デスザウラーが襲ってきた場合を想定すると、

赤丸がデスザウラー 細長い四角がスネークスです。
一直線にスネークスに迎えるデスザウラーに対し、正面を向いているスネークスは矢印のように避けざるを得ないと思います。
スペック的な速度差は大きな両者ですが、このような事からデスザウラーから長時間に渡り逃げるのはけっこう難題…。
しかし、それでも可能性のある試す価値のある作戦ですね。
スネークスパイロットには本当に大きな苦労をしてもらう事になりますが、成功すれば英雄という事で頑張って頂きましょう。

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■ダブルソーダ×3(500×3=1500)
 プテラス×3(500×3=1500)

~戦闘推移~
がんばって空からファンを壊そう。
デスザウラーが単独なら、これだけ頭数揃えて専念すれば16連ミサイルさえ凌げば何とかなりそう。それまでゴジュラスは生存重視で囮を。
しかしデスが弱体化しても装甲的に空中勢はそれ以上の打撃を与えられない。あとはゴジュラスに頑張ってもらうことになるんだけど・・・正直それでも単機のゴジュラス位叩きのめせそうに感じる。唯一デスに有効打入れられる存在として優先されてファン壊すまでにやられてる可能性も・・・

結果どうなる?単独で絶不調のデスとその位置を把握した空中ゾイドが残る。これはもう引き分けと言うことにしよう。

囮が出来ればゴジュラスでなくても良い感が・・・
ゴジュラス位の的でないとデスが進行を止めてまともに戦闘に入ってくれないと考えれば一応意味はあるかな?

-三式より-
空から飽和状態で攻撃!
デスザウラーの背中は多数の砲がひしめいていますが、さすがにこれだけ一気に攻撃すれば命中弾も得られるでしょうね。
ゴジュラスほどの強力機が居れば、デスザウラーは進行を止めて戦闘に入らざるを得ないでしょう。その意味では、囮としては適任です。
ですが、同タイプで最高速度が劣るだけに、かなり短時間で決着がつきそう…。プテラスやダブルソーダは何よりも速く現場に到着し正確な砲撃を見舞ってほしい所です。
あとは、小型ゾイドのミサイルやビーム砲程度でファンは完全破壊できるのだろうか…という事です。
おそらく一発では無理で、複数の弾が直撃しない事には回り続けると思います。
それでも、これだけの飽和攻撃をすれば何発かの直撃弾を得られる可能性も…。
成功する保証のない「怖い」作戦だとは思いますが、可能性はあると思いました。

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A案使用で敗北

■MK-II限定型カスタムパーツ(2000)
 プテラス×2(500×2)

~戦闘推移~
MK-II限定型の砲撃でデスザウラーを釘付けにし、反対側から2機のプテラスでデスザウラーのインテークファンの破壊を目指す。

勝敗はデスザウラーパイロットの性格による。
デスザウラーの圧倒的な強さを誇示したい性格ならゴジュラスの砲撃を正面から受けながらどんどん近づいてくるので隙も生じ易く、インテークファンの破壊が可能であり、弱体化したデスザウラー相手ならキャノン砲で勝てる。
冷静な性格なら砲撃をいなしつつプテラスを破壊され、インテークファンの破壊が出来ず負け。
激高しやすいパイロットだとゴジュラスから長距離砲撃を受けた時点でお返しの荷電粒子砲を放たれてしまい終了。

まず、デスザウラーのインテークファンを破壊しない限りゴジュラスでデスザウラーを倒すのは無理だろうと考え、インテークファンを一番壊せる可能性が高そうなプテラスをチョイスしました。
そして、たとえデスザウラーが弱体化した状態であっても格闘戦では敵わないと思ったのでキャノン砲装備のカスタムパーツをチョイス。
デスザウラーを釘付けにするためほどの砲撃にはスタビライザーが必須だろうと限定型を選びました。
残りのコストでもう一機プテラスを…同機体を選ぶのが無しならカノントータスで地上からインテークファンの破壊を目指します。
それでも中々勝てるビジョンが浮かばなかったのでデスザウラーパイロットの性格で勝つ可能性を考えました。

-三式より-
「敗北」への投票でしたが、完全な敗北ではなく可能性のある敗北ですね。
限定型の能力ならデスザウラーをある程度の時間は引きつけられるだろうから、その隙に攻撃は有効だと思います。
考察の通り、デスザウラーのパイロットがカギを握る事になるでしょう。
ただ、デスザウラーに採用されるパイロットともなれば超エースばかりな筈。圧倒的に後者の選択をするパイロットが多いのは確かでしょうね…。

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■プテラス(500)
 ダブルソーダ(500)
 ゴルドス(1000)
 MK-II量産型カスタムパーツ(1000)

~戦闘推移~
正攻法では束になっても勝ち目がありません。
必然的に供給ファンを狙った戦いになります。
奇襲か狙撃か・・・と言ったところでしょう。

メンツやコストの問題から今回は狙撃を選びました。
ダブルソーダやプテラスを餌にゴジュ、ゴルドス狙撃組がファン撃ちぬく作戦です。

旧時代、ウルトラやサラマンダーを使って似たような作戦がありましたがそれの焼き直しですな。
勝機の有る作戦だとは思います。
何度かやれば万に一つも勝ち星を拾えるでしょう。
ですが非常に分の悪い作戦ですので敗北に投票しときました。

-三式より-
やはりファンを狙うのは有効ですね。しかし、大砲でファンを精密に撃ち抜く決め手がもう一歩あれば…。
当時の共和国軍は全く同じ悩みを抱えながら戦った事でしょうね。

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■MK-II量産型カスタムパーツ(1000)
 シールドライガー (2000)

~戦闘推移~
デスザウラーは難敵です。
まず荷電粒子砲をなんとかしなかればなりません。
これを凌いでもゴジュラス以上の格闘能力そして圧倒的な装甲があります。
考える作戦としては

①:シールドライガーが機動力を生かして、注意を引きつつ谷間へ誘導する。
②:あらかじめ潜んでいたゴジュラスMK2が荷電粒子インテークファンにキャノンを叩き込む
③:パワーダウンした所を両機で一気に仕留める

・・・というバトスト2巻のパクr・・リスペスト作戦です。

しかしこの作戦を取っても負けると思います。

①:デスザウラーのパイロットが作戦の意図に気付いたら、それでお終いになる。
②:荷電粒子インテークファンを正確に撃ちぬける保障がない。損傷が軽微の場合は返り討ちにあう。
③:ゴジュラスキャノンにそこまでの精密製を求められるのか(改良が必要だと思います)

などです。
もう一つとしては、荷電粒子インテークファンを狙わず、コクピットにキャノンを当てることですね。相当な困難だと思いますが。
個人的にはデスザウラーの撃破は非常に厳しいと思います。
ゴジュラスが勝つようにするなら、軍団規模での攻撃をしてそれでやっとかな・・・(ゴジュラス哀れ

-三式より-
正攻法で行くと、やはり厳しいですよね…。
小一のバトストで全く同じ作戦がありますが、「正面から」ではデスザウラーはそれほどのダメージを負っていませんでした。
何とかして側面、理想的には背面から狙いたい所ですね。しかし、そうなると誘導の難度がさらに上昇してしまうのですが…。

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■シールドライガーMK-II(※一覧にない機体)

~戦闘推移~
ゴジュラスで格闘戦を仕掛けるべくシールドライガーと砲撃で牽制しつつ接近
がデスザウラーの装甲に砲撃は通用せずゴジュラスは荷電粒子砲で蒸発…シールドライガーは荷電粒子砲を使わずとも他の装備で十分破壊できるでしょう
仮に肉薄できたとしてもゴジュラスは限定型ゆえ低下した格闘能力で戦うのでデスザウラー以上のパワーを発揮することは叶わずシールドライガーをも捉える瞬発力ゆえ格闘戦でも不利…
ディバイソンなどのアシストがあればより格闘戦は仕掛けやすくはなると思いますが撃破どころか撃退も難しいでしょう

-三式より-
今回は味方機一覧にシールドライガーMK-IIは無かったのですが、あえて選んで投票されましたので紹介しました。
やはり正攻法では厳しい戦いになりそうですが、シールドMK-IIの場合は何とかして背中に飛びつきキャノン砲を叩き込みたい所ですね。
諦めずにせひ再チャレンジを!

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A案での投票は以上でした。
勝利が2、引き分けが5、敗北が4でした。
やはり、ゴジュラスには厳しい結果になりましたが、それでも可能性は大きく感じる結果になったと思います。

最も人気のあったペアはゴルヘックスでした。直接的な戦闘能力は極めて低い機ですが、電子能力を最大限に有効活用されています。
やはり、強敵デスザウラーを相手には正攻法は厳しい…、様々な手で優位な状況を作り出さねば といった所でしょうか。
正攻法では厳しい事を象徴しているように、味方機一覧の中でおそらくもっとも強力であろうディバイソンは一つも選ばれていません。

MK-II装備は量産型装備の方が好まれています。コストの問題もあったのだとは思いますが、バトストでは負けっぱなしの量産型が奮闘しているのは印象的でした。


 

B案使用で勝利

■ゴジュラスVA
ガラス質メインに、鉱物、金属の細かい粒を大量に散布する弾頭と煙幕弾を大量に積み込んだゴジュラス。
戦場に惑星Zi基準で通常想定されるよりはるかに劣悪な大気状態(毒の類ではない)を作り出す。VAはvolcanic ashの頭文字。
火山灰で飛行機のジェットエンジンが止まる事故よろしく、特製粉塵をファンから吸入させてデスザウラーの内部構造をズタボロにする。
本体は元々の火器を全て外して機動性重視のチューニング。背ビレのレーダーはやや上等なものに。
各部の気密性強化、腹部等の吸気・排気口らしき部分は専用フィルターをつける。

~戦闘推移~
遠巻きからとにかく惑星Zi特産物質で作ったスペシャルブレンド火山灰を散布する。
特殊兵器と怪しまれないのと距離を取るために普通の煙幕を織り交ぜる。そうしつつデスザウラーが倒れ伏すまで回避徹底で立ち回り。

デスザウラーのインテークファンは稼働中燐光を放つ演出が多い。また荷電粒子砲やコア、デスのパワーに深く関係する以上内部機関は高温になっていると思う。
大出力で吸入され、その熱で溶けたガラス質の粒は機関に纏わりついてガチガチにこびりつき左右の排気口を塞いでいく。
排気が詰まって冷却に支障をきたしたデスは過熱しコアにダメージが生じ、鉱物粒子が入り込んでファンとつながる機構も破綻していく。
荷電粒子砲なんて撃とうとすればもう致命的。
これによる弱体化ぶりは単に攻撃でファンを回せなくなった時の比ではなく、ファンが動かなくなる頃にはまさに死に体になると思われる。
そうなったデスはもはや頑丈な障害物。近付いて関節なりを狙って鬱憤を晴らすが如くバラバラにしてやろう。
もし途中でやられるにしても周囲はすでにデスにとっての死地、帰れたとしても内部の修理は途方もない規模になる。

どう考えてもデスザウラー以外のゾイドの空冷にも影響するけど、性能自体もあの大規模なファンの存在を前提とするデスは特に対応するのが難しいと思う。
粉塵の総量・到達高度共に実物の噴火とは比較にもならないし後々の影響はまあ大丈夫でしょう。

-三式より-
これはお見事! デスザウラー最大の武器をあえて利用する戦術には驚かされました。
確かに、あれだけ大型超出力のインテークだから、異物もそれだけ多く吸入しちゃいそう・・・。
このゴジュラス(ないし同様の性能を持った機体)は、実際にバトストで開発されていてもおかしくなかった機体ですね。
しかし、対策(異物検知器など)を施されると効果を挙げる事ができなくなるだろうから、これをもってデスザウラー対策とはならなかったのかも...。
しかし、「初見」であれば、確かに勝てそうな改造タイプだと改めて思います。お見事!

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■○前置き
 対デスザウラー戦において、気性が荒く闘争本能が強いゴジュラスの能力を十二分に活かすのであれば、
 ゴジュラスギガやマッドサンダーの様な近接特化型の改造を施すのが一番だと考えられます。
 とは言え、メカ生体時代からのゴジュラス対デスザウラーの戦績から考えると、
 ゴジュラスのパワーではデスザウラーと取っ組み合いになるのは危険であり、強力な追加装備を施す事で性能差を埋めていきます。

○コンセプト
 大前提として、「ゴジュラスでデスザウラーを倒すにはどうするか?」があります。
 対デスザウラー戦で必要なのは、
 「荷電粒子砲などのデスザウラーの攻撃を防ぎきる防御力」と「デスザウラーの超重装甲を貫く攻撃力」の2点。
 マッドサンダーやディバイソン、ゴジュラスギガを参考に、
 「荷電粒子砲を防ぐハイパーEシールド」や「超重装甲を貫くマグネーザーを筆頭とする武器や機動力を高め突進力を稼ぐ装備」などを施し、
 更に他作品からは重防御と圧倒的な突進力を持つスーパーロボット大戦シリーズのオリジナルメカ「アルトアイゼン」の装備やコンセプト、
 ゴジラのミレニアムシリーズに登場するメカゴジラ「三式機龍」のバックユニット(東京SOS版)などの要素も取り入れた
 「デスザウラーを倒し得る改造ゴジュラス」がコンセプトです。
 ただし、先述したようにゴジュラスでデスザウラーに接近戦を挑むのには危険もあり、この改造ゴジュラスであっても勝率は5割~7割程度であるとします。

○ゴジュラス本体の改造
 ゴジュラス本体は内部骨格の強度やエンジン出力、関節駆動系のパワーを出来る限り強化する事で追加装備の負荷を抑える。
 また、バックパックのブースターは出力を強化して機動力や突進力を高める。
 腹部の速射砲を除き、機体各部の小火器はオミットし、武装は追加武装を主体としつつ、頭部や腹部などに増加装甲を施して少しでも防御力を高める。
 ただし、素の状態ではデスザウラーに劣る事には変わりなく、エンジン出力を上げたり増加走行を施した分、稼働時間はやや落ちているとする。

○追加装備
・ツインマグネーザーランスユニット
 対デスザウラーの決め手となるゴジュラスの右腕に追加装備するマグネーザー式のドリルランス。
 腕にランスユニットの基部を固定する方式で、回転時の反動を抑える為にマッドサンダーのマグネーザーの様な2連装型とする。
 (見た目のイメージとしては新機動戦記ガンダムWエンドレスワルツのガンダムヘビーアームズ改(EW版)や
  サーペントのダブルガトリングガンの砲身の部分をマッドサンダーのマグネーザーにした感じ。)
 デスザウラーの超重装甲を貫けるだけの威力を持つがエネルギー消費が激しく、ゴジュラス本体からエネルギーを補給すると稼働時間が大幅に減少するため、
 主に背部に追加したエネルギータンクからマグネーザーのエネルギーを供給する。
 しかし、それでもマグネーザーの稼働時間はフル出力で僅か数分であり、また、
 ゴジュラス用に調整されたものではあるが2連装のマグネーザーとエネルギータンクを搭載してる分、重量面でゴジュラス本体の稼働時間をやや圧迫している。

・回転弾倉式パイルバンカーユニット「リボルビング・ステーク」
 左腕に装着する回転弾倉式のパイルバンカー。
 こちらも腕に基部を固定する。
 激発方式には信頼性の高い回転弾倉(リボルバー)方式を採用する。
 パイル(杭)にはディバイソンの超硬角と同じ素材を使っているので、デスザウラーの超重装甲を貫く可能性を持つだけでなく、
 パイルバンカー特有の機体内への衝撃波の伝達によるデスザウラーの内蔵機関やフレームへのダメージも期待できる。
 比較的装甲が薄いであろう関節部を狙えれば一撃で貫き破壊する事ができる。
 欠点としては実弾武装故の重量負荷もあるが、リボルバー式なので総弾数が少なく、
 ツインマグネーザーランスユニットよりも若干リーチが短いので相手の懐に飛び込む必要がある。
 (イメージ元はまんまアルトアイゼンのリボルビング・ステーク。)
 運用としてはデスザウラーの腕などを狙って破壊を狙い、
 また、万が一ツインマグネーザーランスユニットによる攻撃でデスザウラーの装甲を貫ききれなかった場合はこちらでトドメを刺す。

・ハイパーEシールドジェネレーター
 胸部に装着する荷電粒子砲を防ぐ為のゴジュラスギガと同等の出力のEシールドジェネレーター。
 防御力に優れるが、本体の稼働時間の圧迫を防ぐ為にエネルギーはツインマグネーザーランスと同様に背部のエネルギータンクからの供給に頼っている。
 その為、Eシールドは荷電粒子砲を防げるもののエネルギータンクから供給される分では1,2発が限度となり、
 デスザウラーが3発目の荷電粒子砲を撃って来たり最大出力の荷電粒子砲を長時間照射してくると防ぎきる前にエネルギーが切れてシールドが張れなくなる為、
 撃破される危険性がある。

・多連装ミサイルポッド内蔵型バックユニット
 ゴジュラスのバックパックのロングレンジバスターキャノンを装備するジョイントに装着する小型ミサイルを多数搭載したミサイルポッドと可動式スラスターを
 搭載したバックユニット。
 バックユニットはミサイルポッドを備えた部位とスラスターを備えたユニットがジョイントで繋がっている感じで、左右のユニットは独立しており、
 機体側面に突き出したミサイルポッドユニットには正面・側面・上部にミサイル発射口を備え、同時に発射することも出来る。
 ミサイル自体はデスザウラーの超重装甲相手には無力だが、多数のミサイルの斉射による頭部や背面を狙った波状攻撃とミサイルの爆圧で
 パイロットや機体に揺さ振りをかけてけん制する事が主目的となっている。
 とは言え、もしもデスザウラーの背部の荷電粒子吸入ファンに直撃すれば、デスザウラーの大幅なパワーダウンを狙う事もできる。
 また、バックユニットにはゴジュラスの機動力低下を抑えるための可動式のブースターユニットを備えており、
 いざと言う時にはバックユニット自体を巨大な質量弾として射出する事ができる。
 やはりデスザウラーの超重装甲には効果薄だが、その質量と爆圧で中のパイロットや機体の内部構造にダメージを与えることができる。
 弱点としては先述したようにミサイル自体は荷電粒子吸入ファンに直撃しない限り有効打を与えられず、基本的にはけん制用の装備である。
 また、スラスターである程度補っているとはいえ、重量増によるゴジュラス本体の機動力低下は避けられない。
 接近戦ではほぼ完全なデッドウェイトとなるため、距離を詰めて格闘戦に持ち込む際にはパージする必要がある。
 バックユニットの射出機構はパージと同時に攻撃をするための機構だが、敵機に精確に撃ち込むには射出時に機体の動きを止める必要があるので危険が伴う。
 また、ミサイルポッドは火薬庫同然なので万が一装備中に破壊されると爆風でゴジュラスの肩や頭部にダメージを受ける危険性がある。
 (元ネタ及び主なギミックは「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS]に登場するメカゴジラ(三式機龍)のバックユニットから。)

・頭部2連装対空ビーム機銃
 両ほほのゴムキャップの部分に追加する対空機銃
 速射性に優れ、主にデスザウラーのミサイルの迎撃に使用する。
 接近戦の際にはパージすることができる。

・エネルギータンク×2
 外見上はゴジュラスMK-2限定型のエネルギータンクとほぼ同じ。
 右側はツインマグネーザーランスユニットに、左側はハイパーEシールドユニットにエネルギーを供給するが、緊急時には左右関係なく装備へのエネルギー供給ができる。
 エネルギータンクというが実質的には装備を動かす電力を貯蓄するバッテリーパック的なものというイメージ。
 貯蓄できるエネルギー量は多いが、ツインマグネーザーランスユニットは最大出力で数分、ハイパーEシールドジェネレーターは通常出力の荷電粒子砲を
 1,2発防ぐのが精一杯である。
 (一応エネルギータンクにチャージされているエネルギーを全て注げば多少の稼働時間の延長は可能。)

・スタビライザー×2
 ゴジュラスMK-2限定型の装備と同型の尻尾に装備するスタビライザー。
 バックユニット射出時やツインマグネーザーランスで攻撃する際に機体の踏ん張りを利かせ、機体を安定させることができる。

・アシスタントブースターユニット
 脚部やエネルギータンクの下(キットの電源スイッチのある辺り)、尻尾の付け根のパノーバビーム砲のジョイントに追加装着するブースターユニット。
 突撃時の機動力確保や多数の追加武装で機動力が低下した機動力を補うためのものだが、
 エネルギータンクは攻防の要であるツインマグネーザーランスやハイパーEシールドジェネレーター用のものなので、これのみゴジュラス本体からエネルギー供給を受ける。
 突撃後は身軽になるためにパージすることができる。

○改造ゴジュラスの性能
 多数の追加武装や増加装甲による重量増で機動力や運動性能、稼働時間はやや低下しているが、機体のフレームや関節駆動系の強化、
 アシスタントブースターなどの装備で機動力や運動性の低下はある程度は軽減している。
 しかし、稼働時間に限っては最もエネルギーを消費するマグネーザーとEシールドの分はエネルギータンクで賄っているものの、
 重武装化の影響でノーマルと比べて低下している。
 デスザウラーの荷電粒子砲をEシールドで防ぎつつミサイルの波状攻撃でけん制し、バックユニットの射出に合わせて突撃し、
 ツインマグネーザーランスで一気にトドメを刺すような短期決戦に主眼を置いた改造ゴジュラスである。

~戦闘推移~
○戦闘の推移
・改造ゴジュラスの立ち回り
デスザウラーと会敵したら、まずは距離を置いてミサイルや腹部速射砲でけん制しつつ、デスザウラーが荷電粒子砲を撃ってきた場合はEシールドで防御する。
(避けられそうなら多少ブースターを使ってでも避ける。)
ミサイルはまずデスザウラーの正面や左右を狙って撃ち、時間差で頭上や背面を狙う波状攻撃を主にし、
デスザウラー側から距離を詰めてきたり隙ができた場合は即座にバックユニットをデスザウラー目掛けて射出してダメージを与えつつ突撃時の隙を無くす。
ブースターを全開にして一気に距離を詰めると同時にツインマグネーザーランスを始動し、デスザウラーのコアのある胸部などの致命傷となる部位目掛けて突き刺し、そのまま貫通させて撃破を狙う。
この時、もしデスザウラーの背部にある荷電粒子吸入ファンを破壊する事が出来たら、そのまま勝負を決することができると考えられるが、
ファンを破壊出来なかった場合、波状攻撃やバックユニットの射出でグロッキーにさせていたとしても接近戦ではデスザウラーの格闘能力や反応速度は馬鹿にできない。
先ずはツインマグネーザーランスやリボルビング・ステークで一撃離脱を図りつつデスザウラーの両腕の破壊を狙い、その上でデスザウラーの尻尾による攻撃を警戒しつつ懐に飛び込み、デスザウラーにトドメを刺して改造ゴジュラスが勝利するだろう。

・デスザウラーの立ち回り
遠距離戦ではミサイルや頭部や腕部、腹部の武装で攻撃を加えつつ、改造ゴジュラスの波状攻撃を超重装甲で耐えつつ荷電粒子吸入ファンやコックピット周辺への直撃を防ぐのに専念する。
重武装で動きがやや鈍くなったゴジュラス相手には荷電粒子砲で一気にトドメを刺したい所だが、通常出力では一射目はハイパーEシールドで防ぎきれられてしまうだろう。
荷電粒子砲の発射中の隙を狙わてバックユニットの射出を受けた場合は荷電粒子砲でバックユニットの迎撃を優先するが、間に合わなかったり時間差射出で被弾した場合は大きく動揺する事は避けられない。
その隙を突かれて改造ゴジュラスに突撃された場合には一気に勝負を決められる可能性もあるが、
もし腕の一本を持っていかれる覚悟で致命打を避けて態勢を立て直せたら再度突撃してくる改造ゴジュラスを加重力衝撃テイルで迎撃することを狙い、
そのまま加重力衝撃テイルで倒せる可能性もあるし、
倒せなくても上手く改造ゴジュラスの体勢を崩せれば、改造ゴジュラスの武装に警戒しつつ荷電粒子砲や格闘戦で改造ゴジュラスを倒せる可能性もあります。

○勝敗の理由と考察
自分の考えたオリジナル改造ゴジュラスは「デスザウラーを倒し得るゴジュラス」をコンセプトとし、戦いの結果もゴジュラスの勝ちとしましたが、
それでもゴジュラスにとってデスザウラーはかなり手強いゾイドです。
装備面ではデスザウラーの超重装甲を貫き得る2種類の近接戦闘用の武器を備え、射撃兵装は波状攻撃で突撃するための隙を作ること前提としたものとしましたが、
増加装甲やEシールドで防御力を強化したといってもデスザウラーの攻撃はゴジュラスにとって致命打になり得る可能性は高いです。
荷電粒子砲はEシールドである程度防げるとしても、格闘戦に関しては増加装甲を施しているといっても不安が残ります。
なので、ゴジュラスの勝ちとしつつ攻撃が当たればデスザウラーにも勝機があるとしました。

-三式より-
ゴジュラスの特性をあくまで活かす方向で改造しているのがアツいですね。
「稼働時間は短縮しているが超兵器をてんこ盛りで装備しており一気に倒す事を目標としている」コンセプトはアイアンコングMK-IIに近いかもしれませんね。
まさに超兵器的なゴジュラスですが、さすがにここまで盛るとエネルギータンクがあるとはいえ稼働時間が短そうな印象も受けました。
母体への負荷もかなりのものでしょう。交戦の際は、「戦闘終了までの間、あまりにも過度に増えた装備にゴジュラスが耐えられるか」も賭けになってくるかも…。
あえて言えば「防御は捨てて攻撃に徹する」「貫ける装備も一種類だけ」その代りできるかぎり重量軽減し稼働時間の延長を というようなギリギリの設計でも面白いのかなと思いました。機体の改造はここまでが限界で、あとはそれを補うべく戦術を開発する的な感じです。

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■ゴジュラスモンスーン(いわゆる高機動タイプ)
 ジェットエンジンを搭載し、速力を強化したゴジュラス。
 最高時速200kmを叩き出し、巨大ゾイド最速の部類。その最高速度はゴジュラスギガをも凌ぐ。
 元のゴジュラスは、デスザウラーにほぼ敵わないとはいえ、最強クラスのパワーを持つ。更にモンスーンの加速力が加われば、破壊力は増すと考える。
 ただし、元が凶暴で扱いづらいのに加え、高速ゾイド並みの操縦テクニックを要求されるため、通常型より操縦は難しいだろう。
 本来は鈍重なゴジュラスが高速移動するため、自壊の可能性がある。ひょっとすると、高速機動のために装甲を軽量化し、防御力が低下している可能性もある。
 ゴジュラス本来の生命力に任せ、多少の被弾は回復するだろうが…

~戦闘推移~
スピードで翻弄し、加速力込みの増大したパワーで、デスザウラーの急所を深くえぐり込み倒す。
問題は、デスザウラーが高速ゾイドにも対応できる瞬発力がある事だ。
高速ゾイドよりパワーがあるゴジュラスとはいえ、加速力込みでもデスザウラーに掴まれれば厳しいだろう。
デスザウラー側は、いざとなれば荷電粒子砲で薙払えばよく、モンスーンは常に後ろに回ってデスザウラーの荷電粒子砲から逃げ回らねばならない。
そうすると攻め方が単調になり、尻尾やミサイルの餌食になりかねない。
ゴジュラスの生命力を武器に、多少の被弾は気にせず致命傷だけを避け、ひたすら口腔内、荷電粒子強制吸入ファン、装甲で覆われていない部位を攻撃し短期決戦を狙いたい。

~なぜモンスーンを選んだか~
ずばりゴジュラスギガ、コンセプトアートの高機動型ゴジュラスの影響が大きい。
メタ的なことを言えば、タカラトミーは速いゾイドを優遇しており、その姿勢は現時点でも変わっていない。速ければ強い!
加えてゴジュラスMk-II量産型がデスザウラーに軽くあしらわれた点を考慮し、急所を火力によって撃破する戦法は難しいと考えた。
コンセプトアートの高機動型ゴジュラスは、あのデスザウラーに一回は戦略的に勝利し、2度目も引き分けている。
ゴジュラスのパワーに高速ゾイド並みの加速力がつけば、ある程度勝負できるようになる可能性がある。
ゴジュラスギガは、格闘力で勝るマッドサンダーがデスザウラーにやや不利になった事を考え、敵の攻撃を受けきる能力を捨て、かろうじて防ぐか、かわすなどして一気に勝負をつける戦闘スタイルだと思われる。そしてそれは有効に働いた。(と思われる)
つまりデスザウラーにゴジュラスが勝つには、反撃される前にパワーとスピードで強引に押し切るスタイルが最も合致していると考える。

-三式より-
バトスト1巻に登場する「対アイアンコング用」ゴジュラスでデスザウラーに挑むのが熱すぎます!
モンスーンは装甲の記述はありませんが、頭部形状がやや変わっています。考察のようにやや装甲が劣る可能性はあります。
が、多少の変化はデスザウラーの武器を前にしてはあまり大したものじゃないかも...。
実はモンスーンの性能として「体を浮かせて滑るように進む」そうです。

この辺りは詳細がよく分からないのですが、「浮いて飛んでいる」のなら、急停止や急旋回に難がありそうでもあります。
その弱点をデスザウラーが狙わないように願いたい所です。
ですが、「ゴジュラスMK-IIがデスザウラーにまるで敵わない」事から高速タイプに戦術を切り替えた発送は改めて面白いですね。

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■無改造
~戦闘推移~
(お笑い回答なので、却下されても文句はありません)
じゃんけん勝負を挑む。
デスザウラーはパーとグーしか出せないが、ゴジュラスはグー・チョキ・パー全てを出せる。
つまり、パーを出し続ける限り負けは無い。
デスザウラー側が「そろそろチョキで勝負を決めるはず」と考えてグーを出した瞬間、ゴジュラスが勝つ。
それまで、勝負を急がない、つまりチョキを出さない忍耐力が要求される。

-三式-
デスザウラーが逆切れして手を出さないかが心配です(笑)

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B案使用で引き分け

■ゴジュラスモンスーン(高機動実験型)の背部にシールドライガーMK-IIのキャノンビーム砲を装備した改造機。
 ノーマル機と比較すると、装甲は機動力のため若干薄くなり(アイアンコングと同等程度)踏んばりが弱くなったため尻尾や爪での格闘能力も低下しているが、
 時速200km以上での高速移動と砲撃力を持たせている。
 当初はゴジュラスキャノンの装備が検討されていたが、実弾兵器では弾薬が重量増加になるためビーム砲が搭載された。

~戦闘推移~
ゴジュラスモンスーンは持ち前の機動力でデスザウラーの格闘範囲には持ち込ませないが、ジェットエンジンで加速するためシールドライガーやコマンドウルフのような細かい動きは出来ない。
デスザウラーの周囲を大きく旋回しながらひたすらに、比較的装甲の薄いコクピットを狙い撃つ。
こちらも移動しながらの砲撃であるため確率は高くは無いが、直撃すれば勝機はある。
しかしデスザウラーはモンスーンが速いが単調であることを見抜き、タイミングを合わせて荷電粒子砲を直撃させるべく発射体勢に入る。

しかし完璧なタイミングで発射された荷電粒子砲は命中しなかった。
ゴジュラスモンスーンがフルスロットルでエンジンを点火した。
時速200kmを超える驚くべき速度で背後に一気に回り込み、吸入ファンへキャノンビーム砲を叩き込む。

吸入ファンから黒煙が上がり大きく体勢を崩すデスザウラーだが、膝をつきながらも振り向きざまに荷電粒子砲を再びチャージし発射を試みる。
ゴジュラスもまた、最高速度からの急停止を行ったことにより体勢を崩していたのだ。
今度こそ命中を、そして勝利を確信するデスザウラー。ゴジュラスモンスーンは高機動を実現するため僅かだが装甲が犠牲になっている。
ましてや荷電粒子砲は通常のゴジュラスですらひとたまりもない代物だ。

だがここで、ゴジュラスはエンジンが焼け付くのを覚悟で全力で突撃し、大きな顎を開けてデスザウラーの今まさに粒子砲が発射されようとしている口へ全力で噛みつき、無理やりに口を閉じさせたのだ。
デスザウラーの電磁クロウがゴジュラスを掴む。装甲をまるで段ボールのように引きちぎり機体ごと真っ二つに引き裂こうとする。
だが、一度チャージされた荷電粒子砲のエネルギーは止まらない。海を割るほどの膨大なエネルギーは行き場を失いデスザウラーの口腔内で暴発、大爆発を起こした・・・・。

ゴジュラスモンスーンは条件さえ合えば最もデスザウラーに善戦出来る可能性があるとして改造を施されたが、それでも「勝つ」可能性は限りなく低かった。
しかし、それでも無敵と謳われ恐怖の象徴だったデスザウラーを遂にゴジュラスが相討ちに持ち込んだのだ。
この数か月後、共和国はマッドサンダーの開発に成功する。
数多の散っていったゴジュラスの無念を晴らすべく、狂える雷神が姿を現したのだ。

-三式より-
ゴジュラスモンスーンでの戦い、二通目です。モンスーンは人気があるなぁ… やはり機動力は大きな利点ですね。
モンスーンの利点と弱点を踏まえての考察なのが素晴らしい!
だからこそ、推移にものすごく説得力があると思います。
実際に、考察された通りの推移になるんじゃないかなぁと思いました。最初は高速性で驚かせるモンスーン。しかし時間と共に動きの単調さが次第に露呈し…。
決死の覚悟は並のゾイドとパイロットでは無理でしょうが、ゴジュラスとそれを操れるパイロットならやってくれる筈…!

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■パッと見は大型のバックパックを背負い出力を上げたように見せて実は内部でバックパックとコアが直結。
 また、コックピット単体で切り離して飛べるように改造しています。

~戦闘推移~
仲間を逃がすために勝てない力比べに挑むように見せかけて一気に体にしがみつくとコックピットを切り離し本体はデスもろとも自爆。
至近距離でコアのエネルギーを利用した自爆攻撃ならコアの停止は出来ないかもですがその後の戦闘続行は不可能なダメージを与えられるだろうと思い、引き分けとしました(ほぼ負けな感じですが・・・)

-三式より-
こ、これは確かに戦闘不能に追い込めそう・・・!
倫理的な事を無視すれば、ゴジュラス一機でデスザウラーを道ずれに(あるいは要修理状態に)追い込めるのならば費用対効果に見合っていると言えるかも…。
でも、なかなかゴジュラス自身が納得しなさそうでもありますね。
(ギガのコア砲と同じ原理だとすれば、ゾイド自身が納得しないと発動し無さそうでもあります)
そこすらも強制的にコア暴走→自爆に追い込む装置も開発できそうではありますが…、あまり想像はしたくないですねぇ(笑)

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■反荷電粒子シールドを構え、マグネーザーでなくとも衝角、槍を構えた脚力強化orブースター装備型。

~戦闘推移~
「もうそれやったら勝てるだろ」的な。
マッドサンダー程何発も耐えられなくとも、角や槍の一突きでぶち抜ければいいので、全力砲火一発分を耐えて突っ込む程度の防御力と速力のある装備やチューンが施されていれば何とか、と言ったところ。

但し、マッドサンダーの事を知っていようが知るまいが狙いがバレバレな装備なので、警戒も容易なのが難点。
急旋回用パイルバンカーでも足に積んでおくべきでしょうか・・・・・・。

-三式より-
ゴジュラスのエネルギーで果たして反荷電粒子シールドと攻撃装備を備えられるかが問題になるでしょうね。
マッドサンダーがようやく達成した装備を果たして容易く詰めるものかどうか…。
片方ならギリギリ何とか という感じなのかなぁと思いました。足りない機体性能を戦術で補う姿も見てみたいなと思いました。

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B案使用で敗北
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■巨大な翼と超合金製のくちばしを付けた飛行タイプのゴジュラスに、両手に超重装甲を切断する回転ノコギリを装備。
 最強武器として、腹部中央にさらに巨大な回転ノコギリを内蔵。
 東宝怪獣のガイガンのイメージです。

~戦闘推移~
空中からデスザウラーを急襲、荷電粒子砲を撃たせず接近する。
しばし空中から急降下で踏みつけ攻撃を繰り返し、機をみて地上で格闘戦へ入る。

デスザウラーを研究して作られた特別製のノコギリは、想定通り超重装甲を切断、デスザウラーにかなりのダメージを与える。
とどめに弱ったデスザウラーに密着し、最強武器・腹部ノコギリで真っ二つを狙う!

だが、デスザウラーは不気味な底力を発揮。改造ゴジュラスの首根っこを掴んで組み伏せると背中の翼を毟り取り、さらに両腕のノコギリを強引に破壊!
最後に加重力衝撃テイルの一撃で改造ゴジュラスをK.O.。

どうも改造ゾイドは同格以下にはやたら強く、格上には良い所までいって負けるイメージがあります。
やっぱり、改造ゾイドでは勝てないんだろうかと思い、この結果にしました。
一応、計算上は十分勝てる性能ではあります。

-三式より-
飛行タイプで攻めるのはもう点でした。なるほどです。
プテラスなんかだと対空用小型火器で容易に撃墜されてしまいそうですが、ゴジュラスほどの頑丈さがあれば上空に強引に留まれそうです。
(ただし翼の強度と飛行可能時間だけが心配です。ケンタウロスのように短時間しか飛べない可能性も思い浮かびました)
しかし、踏み付けは最強の攻撃かも…。上手くコックピットを踏めれば一撃KOの可能性も…。

地上に降りてからは、よほどダメージを与えてからでないとキツそうでもありますね。
同タイプのゾイド同士が接近戦を行えば、相手の攻撃に耐えきって最後まで経ち続けた方が勝ち。耐久力の差が大きな意味を成します。
デスザウラーを切れる装備があるのなら、それを活かし一気に(反撃のひまを与えずに)両断する所まで攻めたい所です。
地上に降りてからどの程度素早く動けるかがキーワードにもなりそうと思いました。

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■2体のゴジュラスそれぞれにローリングチャージャーを装着し1体をマグネーザー、もう1体には反荷電粒子シールドに準ずるエネルギーシールドを装着したタイプ

~戦闘推移~
まずデスザウラーを倒せる兵器として思い浮かんだのがチェスター教授救出作戦で出てきた改造ディバイソンの大砲
直撃すればデスザウラーの装甲ですら大穴を開けるこの巨砲ならゴジュラスでも!!… と思ったんですがゴジュラスの運動性ではディバイソン以上のパフォーマンスが出来なさそうですしそもそもゴジュラスはmark2において若干の格闘能力の低下とあるのでタダでさえ砲撃もイマイチ、格闘戦では到底敵わないのであれば…ということでローリングチャージャーを装備した改造ゴジュラスで…という結論に
役割分担したのはマッドサンダーという規格外のゾイドですら反荷電粒子シールドは入念なチャージを行わないと荷電粒子砲を防げないのではゴジュラス1機だと荷電粒子砲に耐え忍ぶだけになってしまいそうなので防御と攻撃の双方に分担しそれぞれの役割に集中してもらえれば…
ただそれでも劣る格闘能力はマグネーザーでデスザウラーを貫ける可能性があるもののデスザウラー頭のビームガン、アレが接近を阻むどころかゴジュラスをも打ち倒すほどの兵器であり仮に反荷電粒子シールドでデスザウラーの荷電粒子砲を防いだとしてもビームガンは凌ぎきれずやはり撃破されちゃうのかなぁ…ということで敗北という結論にしました

-三式より-
今回、「B案は単機で」の募集でしたが、コチラは二機で頂きました。しかし、二機で敗北とは改めてデスザウラーの難敵さを思い知る結果です…。
ゴジュラスのパワーを考慮し反荷電粒子シールドとマグネーザーに分担しているのは面白いですね。
ゴジュラスがマグネーザーを装備しそれがマッドサンダーと同程度の威力だったとして、「押し込む力」がどれほどあるかがキーになってくると思います。
やはり二足歩行&230tしかないゴジュラスでは、四足歩行&585tのマッドサンダーには大きく劣るのは否めない…。
時間をかければあるいは貫けるかもしれませんが、その間にデスザウラーが反撃すればやはり厳しそうですね。
考察でデスザウラーの頭部ビーム砲を出されていますが、あの位置がちょうどゴジュラスのコックピット付近を狙いやすいというのも問題になってくるかも…。
更に戦術を磨き、何とか倒したい所ですが…。

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B案での投票は以上でした。
勝利が4、引き分けが3、敗北が2でした。
A案よりは良い勝率ですが、やはりデスザウラーの強さを改めて知る結果でもあります。

ゴジュラスモンスーンの人気を改めて知ったのも面白い結果でした。モンスーンは、ゴジュラスマニアックスのアンケートでも好きな改造ゴジュラス1位を記録しています。
改めて、その人気ぶりを確認するものにもなりました。
「不利を覆しどう勝つか」
機体の強化改造は勿論、戦術面まで考察されている票が多く興味深いです。


今回のアンケートは以上のような結果になりました。
やはりデスザウラーの強さを痛感する内容…。
今回のアンケ―ㇳですが、今までのどのアンケートよりも難しい内容だったと思います。
同タイプで圧倒的に性能の劣るゾイドを「勝たせよ」なので…。

しかし、デスザウラー最強時代においては、おそらく多くの共和国兵が同じ課題に取り組み、悩み、そして戦っていたのだと思います。
今回のアンケートは、そんな当時の共和国軍の悩みが共有できるアンケートにもなったのかなと思います。

今回、様々な戦いが寄せられました。
やはり厳しさを痛感する内容でしたが、ここで落胆せずに更なる研究に励みたいと思います!

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