Zoids Ignitio70回アンケート -デザインが好きなゾイド- 集計結果

2015年11/15~11/29に実施した、第70回アンケート -デザインが好きなゾイド-の集計結果を公表します。

今回のアンケートは、第69回アンケートの対になるものとして行いました。
設定やギミックは考慮せず、とにかく「デザイン」がです。

やはり、ゾイドといえば優れたデザインは外せません。ゾイドに入った最初のきっかけがデザインだったという方はとても多いと思います。
今回は、そんなデザインについて教えて頂きました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1-デザインが好きな、惹かれるゾイドは?-

 項目2-どんなデザインが好き?-

 項目3-これはちょっと苦手…を教えてください-

第70回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数
 今回の投票数は32票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 -デザインが好きな、惹かれるゾイドは?- 回答詳細
(登場順で紹介します。また改良タイプはノーマルに付随させます)

ビガザウロ
■あのアンバランスさがたまりません。
 脚が細すぎるのか胴が太すぎるのか、歩き方もぎこちないですし、一見頼りなさそうに見えますが、実のところあのデザインでちゃんと自立して動いてること自体
 がスゴイことなんですよね。
 首なんて一見して仕組みが分からずまるで自分の意志で動いているように見えますし、ギアボックスの歯車さえデザインの一部として取り入れることで「機械であ
 り生物でる」ことを強調しているのも素敵。
 装甲を持たない初期のゾイドならではの魅力だと思います。

■リアルタイム時は「よわそう(というか実際い弱い・・・)」というだけの印象だったんですが、今見ると美しいゾイドですね。
 首の関節の造りが本当にいい。ウルトラザウルス系の首と違い、倒せるのも良いですね。
 頭部のやさしそうな表情もポイントです。

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ハイドッカーなどホネホネゾイド
■かっこいいとは違いますが、突っ込みどころ満載の滑稽さが味を出しています。
 これ以上何も引けない(ダイエットしようもない)・何も足せない(足したらこける)完璧なデザインです。

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共通コクピット使用のゾイド
■・初期骨ゾイド
・共和国、帝国の重装甲スペシャルゾイド
その「顔」がいかにも「ゾイド」をアピールしていて惹かれます。
また、戦場に多量に投入される量産機らしく、製造側はコスト、整備・運用側は汎用性、搭乗者は共通操作でよい、と説得力もあります。
ヘルキャットやハンマーロックなど、ヘルメットを被せることで、モチーフの動物に見えることもトミーのアイデアを感じます。
また本家ゾイドが再始動する事があれば、共通コクピット使用の新ゾイドを発売して欲しいです。

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ゴジュラス
■なんといってもとにかくゾイドらしいなと思います。過剰なディティールはメカメカしさ抜群。
 デスザウラーのようなスマートさはないんですが、それがいいです。
 荒々しい。パワフルに暴れる。豪快で強引な戦闘が好き。そんな感じが最高です。

■ゴジュラス以降もティラノサウルス型ゾイドが多数発売されましたが、新旧含めても一番ティラノサウルスらしいゾイドだと思います。
 強靭さを感じさせるディティール、力強く太い身体。そしてなにより顔がちゃんとティラノサウルスの形状なんですよね。

■何と言っても頭でしょうね。
 実は頭のデザインならデスザウラーより好きだった時期がありまして、オリジナルゾイドを考える際にゴジュラスに似せた頭を描いたぐらいです。
 あとは、露出したメカメカしい装甲ですね。

■キャノピー、複雑な細部の処理、そして某怪獣王と恐竜を見事に融合した奇跡的なプロポーション。
 機械らしさと生命感の両方を感じさせる秀逸なデザイン。
 共和国所属らしいゾイドであり、このデザインの処理はゾイドの原点であり頂点である。
 確かに野暮ったくもある。しかしこのなんとも言えない野暮ったさとたくましさが、ゾイドの最大の魅力であり、「らしさ」である。
 配管や剥き出しのフレームは、遠目からみればゴツゴツした鱗や皮膚を思わせ、近づいてみれば機械らしい。まさに生きている機械。
 特に過剰なまでの複雑で精密な処理は、かえって巨大感を呷り、現実に存在する兵器のようでさえある。
 後にゴジュラスの名を冠するゾイドはいくつか現れるが、少なくともデザイン面では最初のゴジュラスが最も美しいと思う。

■光る目ですね。 目こそがゴジュラス(と、ウルトラ)の最大のカッコいいポイントであり、ジオラマ等での演技の鍵だと思うのですよ。
 オレンジキャノピーでも目の演技を! カッコいいメカはみんな目が光る。これは真理であります。

■(メカ生体版の灰色ゴジュラス)兵器然としたグレーの渋いカラーリングと、大小さまざまなモールドが無骨でカッコいい。
 小火器を全身に分散配置した以外に砲を持たない、兵器らしさと怪獣らしさを兼ね備えたデザインに惹かれる。

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ゴドス
■初ゾイドなので思い入れがある……。と言えばそこまでですが、お店で見たとき、なぜこいつを衝動買いしたのかと問われればそれだけデザインが魅力的だった
 からだと思います。
 平成では見かけなくなっていたマッシブな足。
 そして腹にくっついたむき出しの4つのキャップ。荒々しさと、それでいてどこか弱々しさを感じさせる体系がたまりません。

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ガイサック
■共和国小型量産ゾイド。一発で共和国製とわかるデザインとサソリ型というのが惹かれる。

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ゴルドス
■あのごちゃごちゃしつつもなぜか統一感のあるモールドが大好きです。
 ステゴサウルスの形態と両立しているのも素晴らしい。あの重量感がいいです。

■なんだこのメカメカしさは…。
 面積あたりのディティール数がおかしい。でもシルエットは美しいまでにステゴ。
 このゴチャメカ的な処に惹かれるゾイドは、他にサラマンダー、シールドライガー、ガイサックなど。

■お爺ちゃんな感じのデザイン(顔側面のパイプがそう思わせる)ですが、それがまた電子戦機という設定に似合っていていいですね。
 ゴジュラス以上に造り込んだメカのディティールも凄い。
 足回りとかが弱そうですが、これもまた電子戦機という「直接戦闘では弱い」というイメージに似合っていた良いですね。

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レッドホーン
■スティラコサウルスをきっちり再現したリアルなデザイン、しかしメカ部分もしっかりと作られていて、「生きている機械」というのを見事に作り上げている
 と思います。 武器もあまり主張しすぎずそこそこの大きさでとてもバランスが良い。

■帝国大型ゾイド第一号でこの完成度は凄いです。顔の凛々しい感じがいいですね。睨みつけてる感じがカッコいいです。
 惜しいのは、実際はあまり強く無い事ですが…。
 全体を曲面で構成しつつ、一方で武器は直線を活かしたデザイン。その対比も美しいです。

■曲面の重装甲と全身の火器。原型がスティラコサウルスという絶妙さ。不思議と赤もマッチしており、初期の帝国ゾイドとして徹底的に帝国らしさが意識された
 デザインは秀逸。
 極限まで無骨で精密な初期の共和国ゾイドと対照的に無駄がなくメリハリがついており、いかにも陣営が違うとわかる。
 まさに動く要塞にふさわしい。

■(ダーク・ホーン)そもそも、 ゴジラ キングコング ラドン という流れからみてレッドホーンはアンギラスなんだと思う。
 ただ、ゴロゴロ転がって攻撃、と言うのがキット的に無理なので、「攻撃に使う部分=武器セット台」という変遷ではないかと思います。
 ビジュアル的にも大型小型  兵器的にも近距離遠距離  各種が揃った背面。 しかも飛行可能なコックピットを含めて左右非対称。
 そもそも、ゾイドってあれほどの大きさのものが1人で操縦できるってところが現実離れしてる感じが否めないんだけど、その点三人も乗っている!
 そこに強い!という説得力があった。
 ダーク・ホーンになってもそこは変わらずコックピットは三つのまま。
 背中に武器!という思想もそのまま強化されたような配置に。しかも暗黒カラーが似合う似合う。
 本来の兵器としてみればあれほど固めて砲が並んでいるのはおかしいんだけど、そもそも背中=武器ラック!のイメージがあったからこそ、ダーク・ホーンは成功
 している、と思う。

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マルダー
■帝国的曲線美の極致!
 そして、カッコよすぎず、それでいて愛らしさを感じさせる絶妙なバランスに惹かれます。
 開閉型ミサイルハッチも、全体のシルエットにぴったりの最高な配置だと思います。

■殻系ゾイドが大好きです(シーパンツァーも好き)。なんていうか、帝国らしいんですよね。
 カタツムリの殻の丸い感じが帝国的デザインと見事に融合しているのが最高。
 通常時も良いし、ミサイルハッチを空けた姿もいいですね。

■殻と内部の色分けが完璧で、モチーフに対してアクションも役割も忠実だったところ。(ありがちな意見ですね……)

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バリゲーター
■獰猛なワニの造形そのままにミリタリックなデザインに昇華されたそのパッケージを初めておもちゃ屋で観たときの衝撃と言ったら…!
 もう一瞬でその世界観にハマりました。

■デザインは絶妙に強そうで弱そう。「小型ゾイド級のワニ」として最高の按配だと思う。ゴツゴツした背中はワニであり実に共和国的。たまりません!

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サラマンダー
■子供のころはなぜこのデザイン(姿・見た目)が好きなのか自分でもよくわかりませんでしたが、あの形状で完全2足歩行するというのが衝撃的だったのかと今
 は思います。ゾイドはギミックを含めてデザインなのかと感じます。

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アイアンコング
■ゴリラの生命感に目をつける点は脱帽。たくましい腕と帝国の流線型の装甲は絶妙にマッチしている。下唇が出たデザインも無口な仕事人のような落ち着きと
 安定感がある。
 ゴリラは粗暴さと知性という相反するイメージを持ち、デザインの方向性を決めるのは難しかったろう。
 とりわけ帝国ゾイドは、ゾイド記号であるキャノピーや複雑な処理ができずより高度なものが求められるように思う。
 そんな中で、あっさりした装甲と精密な箇所が緩急をつけ、巨大感や生命感を失わずにまさに帝国ゾイドとして存在感を放っている。
 これ程美しいゴリラメカを、私は知らない。

■ゴリラというモチーフは、1歩間違えるとただの人間型とかガ〇ダムになってしまう。
 ところがそうならず、ちゃんとゴリラしているところがすごい。
 多分帝国軍特有の曲面構成のおかげでしょう。
 また、本体の上からアーマーを付けているデザイン(レッドホーンや、サーベルタイガーはそうなってない)が、毛を表現してるようでもあり完全に、ゴリラ的な
 部分をメカとして表現出来ている、と思う。
 漆黒、ダークレッド、ダークグリーンで構成されているメカ生体カラーが一番カッコイイ。
 個人的には、肘部分の弧を描いているピストンというかシャフトというかシリンダーというかあの部分がたまらなく好き。
 惜しむらくは、前足の親指が無いこと、かな。

■モチーフとなった動物も好きですし、やはりメカメカしさと無駄のなさも魅力的だと思います。
■よく、ゴリラをデザインに落とし込んでいると思います。

■(アイアンコングMK-II )ノーマルのコングに武装を追加したのに追加した感がなく、むしろこの武装が付いて完成じゃないかと思わせるくらい違和感がないデザイ
 ンが秀逸なところと、武装が追加したことでコングの迫力が増し一段とかっこよくなってるところが好きです。
 色も光沢のある赤がとてもきれいで、あえて目立つ明るい赤を使ってるところが「ここにいるぜ!死にたいのならかかってきな」と帝国のこの機に対する自信が表
 れているようで好きなところです。

■(アイアンコングMK-II)あのバックパックが好きです。武器を増すゴジュラス的・共和国的思想と違い、運動性をアップさせている辺りが帝国らしいですね。
 ウイングの形状がカッコいい!!コング本体とのシックリ感も抜群で、あれがあって完成系という感じがします。

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イグアン
■共通コクピットを使っているのになんとも無機質な不気味さが伝わってくる不思議。
 ゴドスからの流用パーツを多用しているにも関わらずよりはるかに高いレベルでまとめられているスマートなデザイン。

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プテラス
■はじめておもちゃ屋で親に『どれかひとつだけ買っていいよ』と言われた時にバリゲーターと並んで究極の選択を迫られた双璧。
 やはりその生物っぽさとミリタリックさの絶妙な融合に魅力が詰め込まれていると感じます。

■ゾイドらしい飛行ゾイドですね。サラマンダーの「簡易版」という感じが実に良いです。
 サラマンダーほどのハッタリ感というか強そうな感じは無いんですが、かわいくて好きです。
 新型コックピットも好きです。

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スネークス
■細長い胴体を表現するために同じデザインのボックスを繋ぎ合わせていますが、単調なパターンの繰り返しが、工業デザイン的な渋味を放つ効果をもたらしていて
 最高です。
 単調さのなかに魅力を出せるのは、各ボックスに細かく的確な造り込みがされているからこそともいえるでしょう。
 そして、ボディのデザインだけでなく、各武器のデザインや配置にもこだわりがみえます。
 また、上下に分けたカラー配色もこの上なく良い判断だと思えます。
 細部までこだわり抜かれた渋いデザイン、惹かれます。

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カノントータス
■鈍足な亀にデカい大砲を乗せたら見事な重戦車になった!! リベットなど全身のディティールも小型ながら重々しくて良いですね。
 個人的にはカノントータスのビッグスケールモデルが欲しいですw

■ミリタリー感あふれる外観、そこにあることに全く不自然さのない砲台、デザインの完成度で言えばゾイドの中でもトップクラスかと。
 可愛さも持ち合わせてるのがズルい。

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サーベルタイガー
■自分がゾイドにハマるきっかけになった機体だけにはずせません。
 初めて見た時は動物型のロボットでこんな完成されたデザインのおもちゃがあるとはと子供ながらに衝撃を受けました。
 シュッとした顔つきも好きですがやはりデザインとしては肩や首まわりを始めとした流線形の装甲が良いです。
 情報量の多いメカを曲線で覆うことによりメリハリと高速型という設定に説得力を持たせていると思います。

■モチーフに採用した生体にもともと華のあるところ、
 それをメカ的にデザインしてさらにカッコよくした花形の中の花形だと思います。

■今にも飛び掛かりそうな躍動感あるデザイン、肩や腰まわりの生物らしい滑らかな曲面、かっこいいです。
 大きな牙と厳つい顔つきも素晴らしい。

■(グレートサーベル)アイアンコングMK-IIもですが、帝国は強化ゾイドを作るのが凄く上手い!
 追加装備を満載しているのに、ウイングのおかげでシャープさがより増しているというのが凄い。ウイングのラインも美しいです。
 ミサイルも良いですね。収納できるのがシールドライガーの影響を受けてる感じがするのもいいです。

■(セイバータイガー )高速ゾイドとして武装は少なく、それでいて旧時代より武装は強化されている。無駄が一切ない。いかにも帝国らしいラインは芸術の域だ。

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ウルトラザウルス
■武器や兵士、装甲、カタパルトなどが頭から尻尾の先まで無駄なくバランスよく配置され、ライトユニットの電池も尻尾の空いてる部分を使ってるなど、いろいろな
 ものの配置がすばらしく、とても迫力がありズッシリと重量感を感じさせるデザインになってるところが好きです。

■どっしりと構えた4門のキャノン砲! 見下ろす感じのコックピット。全身をくまなく走る複雑なディティール。共和国大型ゾイドデザインの集大成ですね。
 シールドライガー以降の共和国大型ゾイドは、少しずつ帝国的デザインとの融合が始まってる気がする。
 初期のテイストのまま突っ走った純共和国軍的デザインの極致がウルトラだと思います。

■目を光らせろ~!光らせろ~!  キャノピー越しの威圧。これですよ。

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ディメトロドン
■ぱっと見た目がもうすでにめちゃくちゃカッコいいです。
 さほどカッコいいイメージの無いディメトロドンをここまでカッコよくしてしまうとは、ゾイドおそるべし!!
 特に背びれの細かいデザインがすごい。これホントにプラッチックの玩具なのか・・・・・

■つい最近(それもここのレビューを見ていて)思ったのですが、こいつの脚部装甲はモチーフに忠実なデザインであろうと工夫がなされているのではないでしょうか。
 ※恐竜などの知識が浅いので、間違っていたらすみません。
 モチーフのディメトロドンは、トカゲなどと同様、脚が胴体側面から横に伸びています。
 ┌(^o^)┐←例えは悪いですがこんな感じ…
 対して、ゾイド・ディメトロドンは、他のゾイド同様に、胴体側面から真下に伸びるように脚が生えています。
 |(^o^)|←わかりにくいですがこう…付け根から下に伸びてます
 後者は電動ギミックを組み込むため必然的にそういう形になる…ある種“玩具としての限界"でしょう。
 ただ、脚部装甲の形を見ると、脚の付け根上部から外側を覆うようになっており、これは前者の形状に似ています。
 また、メカ生体版ディメトロドンのカラーリングでは、内部機構は黒で目立ちにくく、胴体と脚部装甲の赤が目立つようになっています。
 つまり、目につきやすい赤い部分を漠然と眺めていると、モチーフのディメトロドンっぽい姿が浮かび上がるのです!
 もしかすると、デザイナーの方も本当はモチーフに忠実な体型にしたかったのに歩行ギミックの都合で諦めざるを得ず、それでもなんとか「らしさ」を再現しようと、
 ギミックに 干渉しない装甲のデザインでディメトロドンを表したのではないか・・・と想像したり。
 長文になってしまいましたが、要は「玩具の限界を克服したデザインセンス」を感じ取って俄然好きになったゾイドです!

■87年2月のカタログを見て惚れました。悪そうな顔に、全身血まみれのような赤いボディ。湾岸の工業地帯のゴチャメカを思わせる背びれのディテール。
 恐怖の新大物メカの歌い文句通りのカタログでのアクション説明。
 しかし、知人の家で実物みてびっくりした。1000円シリーズより少し大きいだけではないか。
 それでもギリギリ大型ゾイドに分類されており、お金の無い子供にも夢を与える存在でした。

■帝国軍特有の曲面構成!
 しかも目立ちがちなキャップ部分がすべて隠れるよう計算されているデザイン!
 にも関わらず過剰なほどに飛び出たパイプ類!
 この不思議なアンバランスさに、異様なヒレの動きが足されるとなんとも言えない気分になります。
 電子戦専用機という体のとおり、大きな武器は持たず、隠密的に後方支援をする、という役割もデザインに現れていると思う。
 惜しいところは、お腹側かなー?お腹側から見るとすごく直線的で、帝国らしくないし、生体っぽくない。
 ザ・機械!という感じが いや、ザ・おもちゃ!かも。 あのへんが残念。

■シンプルで美しいラインの装甲と、それとは真逆のゴチャゴチャしたレーダーの対比が良いですね。
 こやつの装甲はちとディティールが少なすぎる感じもしますが(特に横腹が顕著である)、それは造り込んだレーダーと対比させるためだと思います。
 あと、いかつい顔も素敵です。後方を担う偵察機とは思えない戦闘顔ですよ!

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シールドライガー
■共和国らしいデザインと、シンプルかつ理に叶った武装は見ていて引き込まれる。
 ゴジュラスと同じように後継機が何種類もいるが、やはり最初のライガーだけあってかなり気を使ってデザインされている。
 爪と牙、そして高速戦の邪魔にならないようにある火器は均整が取れていて美しい。
 タテガミはシールドジェネレータや排熱装置に昇華され、無駄なデザインが皆無。デザインの完成度は数多の高速ゾイドの中にあって燦然と輝いている。

■ライオンのタテガミを上手くメカにしてるのが良いですね。ゴチャゴチャしていながらも高速機らしい流麗さを持っているのもいい。
色は軽快さを思わせる水色&白が好きです。あるいは、シャープなブラックのDCS-Jカラーも好き。

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デスピオン
■いたる所にあるシリンダー、コード、パイプのゴチャゴチャした感じとシンプルな装甲部とのバランスが最高。
 全体的に落ち着いた配色なのが逆にクリアパーツを引き立たせていてカラーリングも締まって見えます。

■帝国ゾイドの中でも一際美しい曲面を持つのが24ゾイド! デスピオンはその中でも特に好きです。あの美しい装甲とワシャワシャした脚の対比がたまりません。

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デスザウラー
■メジャー中のメジャーですが、デスザウラーが最も好きなゾイドです(笑)。
 超巨大ゾイドの中では荷電粒子砲を除けば武器の殆どがビームとミサイルくらいなモノですが、その真の恐ろしさは格闘戦最強を誇るゴジュラスをも易々と引き裂く
 電磁クロウ、そして他のゾイドを軽々となぎ倒す加重力テイル、ウルトラザウルスの砲弾をも耐えうる恐ろしい超重防御と、スマートな体をしながら全く隙のないデ
 ザインは実に見事です。
 デスザウラー自身のデザインもさることながらデスバード、デスクロス、デスファイターと言った改造デスザウラーも実に好きです(笑)。
 大陸間戦争からの不遇には涙を流すばかりですが、あれだけの強さを誇っていながらまだ強くなるのか・・・と言う絶望感、暗黒軍ではラスボス(ギル・ザウラー)
 として現れるなど最後の最後まで共和国と戦い続けたデスザウラーは自分の中では、制作陣に愛されて、恵まれたゾイドと思います。

■一見して無機質、しかし装甲を外す(破壊される)と露出するグロテスクな顔デザイン。
 前時代の「格闘最強」であるゴジュラスを上回る全高、かつスリムなプロポーション。
 小型・中型ゾイドを「握り、落とさない」ことが出来る手。
 代名詞である荷電粒子砲の原力であり、同時に唯一の弱点でもある背部荷電粒子供給ファン。
 一時代を築くのに、十分な説得力だと思います。
 スポーツ選手や俳優で例えるならば、イケメンという理由だけで事務所のゴリ押しやマスコミのプッシュにより人気が出るのではなく、本当の実力でその世界のトップ
 に踊りでた「一流」といったところでしょうか。
 特に背中のファンは、設定と連動した秀逸なデザインだと思います。
 正面から戦えば、切り札であるマッドサンダーにしか勝ち目はない。
 しかし、小型・中型ゾイドでも戦術や改装により、ファンを射抜く事ができれば、破壊とは言わなくても撤退させる事ができるかもしれない。
 デスザウラー攻略作戦は、当時の全国のゾイドに熱中した少年たちの数だけ、存在したと思います。

■無機質な目、凶悪なまでに巨大な手と爪、力強い脚、無駄のない装甲、そして、最大の売りにして弱点のインテークファン、まさに夢のゾイドです。
■シンプルにまとまっていながらとてカリスマ性のある姿に仕上がっているのが素晴らしいです
■シンプルながら底の知れない凄みを感じさせるのが良いですね。あと、コックピットを開くと生々しいメカが露出するのもいいです。

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ゴルヘックス
■あの綺麗なクリスタルレーダーが最高です。ちなみにクリスタルだから紫が好きです。
 スッキリしたクリスタルレーダーと共和国らしいゴチャゴチャしたボディの対比が良い。
 デルタフレームも良い効果を挙げています。全体的にセンスが凄くいいデザインだと思います。
 あとかわいい。

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レドラー
■プテラスより強い! というのが一目で分かるのが良いですね。ライバルのレイノスともども、いかにも最新鋭機然としたラインを描いているのが良いです。
■翼や頭部を水平に可動させることができるので、高速で飛行できる説得力が最もある機体の1つです。
■顔を正面から見ていたら、リンゴが食べたくなってきた。
■800円でこんなかっこいいのは反則だと思います!飛びそうだな~っていう説得力のある流線形がいいですね。

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アロザウラー
■スマートかつパワフル。そして量産型感。
■スタンダードなゾイドって感じがします。強そうだけど、やっぱり「歩兵」っていうデザインをしているのが良いですね。

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マッドサンダー
■マグネーザーのデザインが好きです。いかにもデスザウラーを穿ってくれそうな頼もしさを感じる。
 全身の装甲も力強さに満ちていて、まさにあらゆる攻撃に耐えつつ前進し破壊する超ヘビー級・超パワー級ゾイドという感じが伝わってくる。
 左右非対称なのも良いですね。

■いかにもデスザウラーに対抗し得ると感じさせる重厚さが好きです。
■決戦兵器らしさがあって好みです。
■強さとデザイン、戦歴は…武装もバランスがとれたいい機体だと思っていたからです。

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レイノス
■「生物」と「戦闘機」、どちらの特徴もうまく表現した、ゾイドならではの魅力を持った傑作です!

■(機獣新世紀版レイノス)元々スマートかつシンプルな無駄のないデザインをしていたと思いますが、(私の好みも含めて)明るい黄緑色になったことですっきり
 したイメージが出たように思います。
 昼間戦闘時の迷彩効果は?と言われると返す言葉もありませんが(汗

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デッド・ボーダー
■造り込みが凄い。緑の露出のさせ方が凄いなーと、いつ見ても思います。
またパイプなどメカニックの見せ方も凄い! 頭部全体を覆うキャノピーも良いですね。
あと腕の形が絶妙に恐竜なのが偉い。

■初めて見た時の衝撃といったらもう!

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ガンブラスター
■加減を知らない火器の満載が共和国らしい強引さに溢れていて好きです。金色の砲も、なんかガンブラスターなら許せちゃう感じがする。
■ハイパーローリングキャノンのやりすぎちゃった感が好きです。

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ギルベイダー
■禍々しいデザインですが、流麗で美しいゾイドですね。暗黒軍最強ゾイドに相応しい感じは抜群です。ビームスマッシャーもスマートさがある。
 大型砲を搭載せず地獄の光輪にしたのは大正解だったと思います。「キャノピー&内部に目」という初期の暗黒ゾイドのデザインを引き継いでいるのも好きです。

■かなり大量に武装を積み込んでいるにもかかわらず、不思議とゴテゴテしていないように感じる部分や、「獣」としての禍々しさが両立されたデザインの秀逸さに
 惹かれました。

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オルディオス
■設定としては色々と無茶があるゾイドですが、やはりその姿は美しく、かっこいい。
 こんな見た目で弱いわけないだろ、という説得力は確かにあります。
 無骨で重々しく強そうなのとは別な方向で、強そうなデザインですね。

■ゾイドらしさは少ないですが一つのメカとしてのかっこよさはトップクラスだと思います。

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キングゴジュラス
■誰が何と言おうと、ゴ○ラそっくりのあの姿に自分は惹かれたのだ…!
 顔の造形もメカ○ジラよりもゴ○ラに近いのが素晴らしい!!
 赤い角もまたいい味を出してると思うのだよ!
 さらに言うと、青とグレーを主体としたカラーや強靭な手足が重厚な印象を更に高めている!!

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ジェノザウラー
■新世紀での新型第1弾ってことで、やはり気合いが入っていたんだなぁと思えるデザインですね。
 巨大ですが全体のバランスを崩さない程度の背部武装と尻尾長さが特に好きです。
 ギミックも見た目もかっこいいですね。

■あの、デスザウラーを小型化し、現代的な姿勢に切り替えたデザインがとても好きです。

■(ジェノブレイカー )単純にカッコイイです、ハイ。
 ディティールもゴチャゴチャしてはいないが決して少ないわけではない。
 カッコイイ路線なら、他にケーニッヒウルフ、ライガーゼロイクスなど。

■(ジェノブレイカー )悔しいけどカッコいい。ジェノザウラーは背中のパルス砲にシックリ感がなくて違和感があった。
 ジェノブレのブースターやカニバサミは、初見では拒絶感が強かった。やりすぎだよ・・・と。
 しかし、なんていうかガンブラスターにも共通する「明らかにやりすぎなんだけど、それがいい」っていう感じがします。
 追加装甲はどれも馴染んでいてシックリ感も抜群。顔も好きです。ザウラーはデスザウラーに似すぎていたけど、ブレイカーはトサカがあり独自性を強く出せている。
 赤いカラーも良いですね。強いて言えば、ブレードが軟質素材なのだけが残念でした(これはデザインじゃないか・・・)。

■ジェノリッター

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ストームソーダー
■速さと力強さ、モチーフのプテラノドン(厳密にはちょっと違いますが…)に忠実なデザインが好きです。

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ブレードライガー
■なんと言ってもそのデザインに一目惚れしたブレードライガーが、自分の「デザイン」が好きなゾイドの筆頭です!
 ベースになったシールドライガーからより流線型で鋭くなった頭部に、力強くなった爪や足に追加されたアンクルガード、ミサイルポッドの格納ギミックを転化
 したブレードやビーム砲の収納ギミックを転化したブースターに加え、更に2連装化しつつも流線型になった2連装ショックカノンやよりコンパクトになった腹
 部のパイプ、長くなった尻尾や大型化した上に白いラインが追加されたタテガミや脚の装甲など、シールドライガーからの強化が一目で分かると同時に、その流
 麗さやヒロイックさが最高にカッコいいです。
 当時コロコロの誌上で初めて見た時はそのカッコよさに一目惚れし、大好きなゾイドの筆頭になりました。
 ブレードライガーはキット的にはシールドライガーのリデコであり、胴体や脚のフレームなんかは殆どシールドライガーのままです。
 (共和国仕様ブレードライガーとして組んだ場合は尻尾もシールドライガーと同じ)
 しかし、頭部やブレード周り、脚の装甲などを新しくする事で見た目をガラッと変え、最高にカッコいいゾイドになったと思います。
 メジャーなのは所謂バン仕様と呼ばれるタイプであり、頭頂部のタテガミも非常に映えるデザインになっている一方で、かなりマイナーな部類に入るであろう共
 和国仕様のブレードライガー用のタテガミのパーツは、地味にシールドライガーの頭頂部のタテガミをオマージュしたデザインになっているのがまた良いです。
 個人的には最初のRZ版の青いカラーリングが一番好きで、その流線型のデザインに空の様に青いカラーリングがマッチしていて、更に各所の白いラインや金色の
 ブレードや爪や牙がアクセントになっていて最高に映えます。
 また、赤いレオン仕様を筆頭とする後発のミラージュやブラックインパクト仕様もまたカッコいいです。
 また、昔ネットでブレードライガーの耳の直ぐ下の一対のタテガミが「ウサ耳」と評されていたのを目にしたときには驚きましたが、それはそれで「カッコいいデ
 ザインの中に愛嬌もあるんだなぁ」って思いました。
 ブレードライガーはオーガノイドシステム搭載機やバンのシールドライガーが進化した機体という設定や、バトストやアニメ無印での活躍ぶりなど、設定面や戦歴
 面でも印象に残りますが、ベース機からの高速化やより攻撃に特化したスタイルへの変化が分かり易いと同時に、最高にカッコいいデザインである事もあって好き
 なゾイドの筆頭です。

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ガンスナイパー
■見事に「新型機らしい進化」と「メカ生体ゾイドから続く血統」が融合したデザインだと思います。
 いいですねえ・・・。ちょっと武器が過多な気もしますが、直線的にまとめられたラインなど素敵です。キャノピー式なのも良いですね。

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ライトニングサイクス
■そのスリムな体型に一目惚れしました。
 既存の高速ゾイドは電池一体型のギアボックスにより胴体が大型化していましたが、電池を外部接続にすることにより胴体の小型化に成功。
 大型ボックスを使用しているライガー・タイガー系の持つ力強さより、速さを強調したという点で、チーター型というのもいいモチーフだったと思います。

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デススティンガー
■メカ生体時代からのファンの方々には「ゾイドっぽくない」と言われても仕方のないようなデザインなのは確かなのですが……。
 個人的に、エヴァンゲリオンのデザインなどを経験した私たちには鮮烈な印象を与えたと思います。
 全身に纏う刺々しいフォルムと、何よりも荷電粒子砲を展開する尾。
 味方であれば心強く、敵であれば禍々しい……そんな何とも言えない味のあるデザインだと思います。

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ライガーゼロ
■初見こそ「なんだかブレードとか(派手さ)がなくて地味だなぁ・・・。」って印象でしたが、
 アニメやバトストの活躍や実際にキットを弄ってみるとそのシンプルさが逆にいいと気付き、好きになりました。
 シンプルだからこそゾイドの原点に立ち返った様な爪や牙を使った躍動感溢れるアクションやアニメでの我の強さがとてもよく映えますし、CASによる各形態への
 換装でその表情を大きく変えるのも印象深いです。
 CASでアーマーを換装すればシンプルなタイプゼロから一転し、共和国製CASに限っても、シュナイダーはブレードライガーのコンセプトを受け継ぎつつ、頭部の
 5本のブレードや全身のブースターがより接近戦に特化した攻撃的なスタイルを見せ、イエーガーは大型のブースターや流線型の装甲に空力フィンを加えたアーマー
 でスピード感抜群の高速ゾイドとしてのスタイルを見せ、パンツァーは大型キャノンに各種ミサイルポッドを内蔵した重装甲と、高速ゾイドと相反する重武装形態
 と言う特異な要素を盛り込んだスタイルを見せると、どれも個性的で印象深いです。
 また、その他のCASも、電撃を用いた射撃や接近戦を表す2枚のブレードを重ねたようなスタンブレードや回転するコンデンサーに、ステルス機を表す黒い装甲を
 組み合わせた帝国製CASのイクスや、ブロックスゾイドが装甲となって合体するB-CASによって、鳥の要素も取り入れたゼロフェニックスやゼロファルコン、ゾイ
 ドジェネレイションズに登場した鎧武者の様な姿をしたライガーブルー・ソウガの具足、特徴的なオリジナルデザインの姿である漫画版機獣新世紀ゾイドのシーザー・
 ザ・キングと、デザインの面でもとても印象に残るバリエーションばかりです。
 また、各種装甲を纏った形態だけでなく、装甲を付けていない素体の状態でも鑑賞に耐えるデザインになっているのがまた良いです。
 ディテールこそ浅いですがCASのジョイントが出来る限り目立たない様にモールドが施されていて素体の状態でも手を抜かない凝ったデザインになっていて、更に
 タテガミなどのパーツも無い素体の頭部はメスのライオンやライガータイプの原型になったサーベルタイガーのモチーフである虎を連想させます。
 そして、ライガーゼロのデザインのシンプルさはカスタマイズやオリジナルのCASの創作の面でもとても効果的で魅力的です。
 既存のCASをミックスするだけでも、例えば頭部や脚の装甲をタイプゼロにそこから干渉しない程度に各種CASのパーツを(場合によっては足の付け根の装甲も)
 付け替える事でシンプルな簡易換装形態を作れるし、タイプゼロのアーマーはシンプルなデザインだからこそ様々なCASのパーツと組み替えても映えます。
 また、ファンブック3巻のバトストで登場した共和国製CASを無秩序に纏ったレイのライガーゼロは急場凌ぎのごちゃ混ぜ感が伝わってくると同時に、そのごちゃ
 混ぜっぷりがとてもロマンがあって良いです。
 加えて、素体のシンプルさは様々なオリジナルCASの創作意欲が湧きます。
 歴代のライガーやサーベルタイガーなどをモデルにしたCASや共和国製の3種のCASの統合型、全く新しいオリジナルCASなど、創意工夫は無限大です。
 ライガーゼロはシンプルなデザインだからこそ、ゾイドとしての生命力や野性味に溢れるスタイルや、CASを纏う事によるスタイルの変化、オリジナルの姿の創作
 など、多方面に魅力があり、だからこそ好きで惹かれるデザインです。

■シンプルでいいですね。「完全野生体」として、いちどシンプルさに立ち戻ったのがいい。
 シールドライガーやブレードライガーとが違う、でも確かにカッコいいライオン型ゾイドですね。
 白い装甲が純白じゃなくて、少し乳白色な感じなのも良い。絶妙に高級感があるのですよ。
 ただ難を言うならメカニックの造り込みかなぁと思います。ディティールは多いんですが、大半はパネルラインです。
 シールドライガーのような立体がからみあう複雑な構成ではない。
 CASを実現するために平坦にならざるを得なかったのだとは思いますが、その点は少し見劣りすると思います。

■シンプル イズ ベスト!

■(素体)機獣新世紀時代からのファンとして、当時他のロボットアニメが過剰なまでに「メカっぽさ」を捨て、ヒロイックなデザインに向かう中、ゾイドにもライガー
 ゼロが現れました。
 当初私も「はぁ……ゾイドもかぁ」とナンセンスな気持ちを抱いていました。
 しかし見れば見るほどこいつには「何かが違う」と思わせてくれる……。
 そして思い切って購入した時、その魅力に気がつきました。
 素体です。こいつにはこれ以上無いほどメカメカしい素体があるのです。
 ヒロイックな各種アーマーの中に隠された荒々しいメカ。そこには紛れもないメカ生体がいました。
 各種アーマーそれぞれ語りたい想いがあるのですが、何か一つを挙げるとすればこやつの素体です。

■(ライガーブルーソウガ・具足「明光」 )鮮やかな青い素体に二本の甲冑を模した黒いCAS、日本刀を模した長いブレードには若い男性が心惹かれるモノが揃って
 いると思う。ヒロイックファンタジーの主人公然としたデザインも悪くないと思う。少なくとも自分はこの機体が一番好き。

■(ライガーレッドヒオウ・巫女装束「舞衣」 )鮮やかな赤い素体に巫女装束を模したCAS、戦国時代の武家の女性も身を守るために使った薙刀状の装備が女性的な
 印象を感じ、綺麗だと思う。

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エレファンダー
■良くまとめられた、武骨ながらもスマートさの感じられるデザインだと思います。

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シャドーフォックス
■コマンドウルフの後継としてどんなのが来るかと思ったらこんなイケメンゾイドが来るとは!
 能力も渋くて好きですがアニメで凄くカッコよくて大好きです。
 特にマルチウエポンラックでガトリングを全方位に動かせるのがいですね。
 爪もウルフの爪から進歩してる感がいいで。

■(ミラージュフォックス)デザインというより色です。
 シャドーフォックスを持っておらず、ゾイドオリジナル自体もあまり良い印象がなかったため食わず嫌いとなっていましたが、実際に入手してみると単体としては
 なかなか新鮮で好印象でした。
 従来のシリーズの制約から解放された大胆な配色は美しく、設定を考慮しなければゾイドの新たな魅力として充分に機能していると感じました。
 またゾイドオリジナルのもうひとつの特徴として、どのバリエーションで組むかの選択肢があるのも面白かったです。
 新武器のブレードはバルカンに比べてスマートかつシンプルすぎるのが惜しいですが、デザインとしては機体にうまくマッチしているように思えました。

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ケーニッヒウルフ
■文句なしにトップクラスに格好いい
 背中が空いてて未完成感があるが、だからこそ可能性を感じさせる。

■幾つかいるオオカミ型ゾイドの中でも屈指の力強さとパワフルさを感じる好きなゾイドです。
 ライガーゼロの流れを汲みつつコマンドウルフの要素も盛り込んだデザインは、野性味溢れる力強さがありつつ、背部のマルチディスチャージャーがコマンドウルフ
 の流れを汲んだオオカミ型ゾイドらしさが伝わってきて良いです。
 また、頭部のヘッドギアは展開する事で表情を変え、更にデュアルスナイパーライフルと組み合わせる事で「狙撃機」としてのイメージが強く出ていてカッコいいです。
 ヘッドギアは野生体本来の能力を活かしていないとも言える外付けの装備ですが、それが完全野生体ベース機である事とのアンバラスさがあって魅力的ですし、ヘッド
 ギアを装着する事で表情が一変するのもまた魅力的です。
 その一方で、足の付け根のフレームにディテールが掘られていなくてツルっとしている点や、背中の砲熱ファンがあまり目立ってなくて空気になってしまっているのは
 残念な所です。
 とは言え、オオカミ型ゾイドの中でも抜群の力強いデザインをしているケーニッヒは、パワフルで魅力的なゾイドです。

■あらゆる高速機で一番好きなデザイン。でも設定は一番残念なコ・・・。
全身の装甲が刺々しいのが狼っぽくて良いですね。コマンドウルフと並べると、その大型ならではの新化がよく分かります。

■設定は色々残念な子ですが、デザインはホントにかっこいいと思います。
コマンドウルフをリメイクしたようなスマートかつパワフルなデザインはいいですね。
白い姿も好きですが、銀色に塗装するとよく似合います。

■一目惚れです。かっこいい

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スナイプマスター
■脚部がモチーフに忠実な『趾行性』となっているところ。
 ガンスナイパーやレブラプターは(他の恐竜系ゾイドもだが)、『蹠行性(しょこうせい)』なのが残念。

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ダークスパイナー
■色はどうかと思いますが、デザインは最高です。
 ディメトロドン系のぬめぬめしたラインが活きてるし、脚の長さもスマートでいいですね。
 頭部の二重ハッチもいい感じです。

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メガレオン
■完璧にカメレオンしているのもそうだが、モチーフ由来のクリアパーツの使い方がキレイ。あとかわいい。

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凱龍輝
■全体にうまく配置されたクリアパーツのオレンジとブルーの配色、装甲の形状がツボです。
 欠点があるとすれば、飛燕、月甲、雷電が分離すると、全機分離状態でも酷く中途半端な装甲の残り方をしてしまう事ですが、各ゾイドはそれぞれに格好良い
 のがまた悩ましい・・・・・・。

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エナジーライガー
■武装過多なのは嫌です。特に脚の武装は不要。でも、なんていうか「王者」の風格があるんですよねえ。
 「こいつは強い・・・」っていうのが伝わってくるデザインなのは確かです。
 重々しさを感じる全体のイメージ。しかし一方でカウル(装甲)のラインは綺麗でシャープ。対比も良いですね。
 色は赤が好きです。メタリックなのもGOOD!

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バイオゾイド全般
■ジェネシス放送中、自分は恐竜が大好きだったので、バイオゾイドも大好きでした!
 ゾイドといいつつ敢えてほねほねザウルスっぽいところに惹かれた!

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ドスゴドス
■ゴドスの欠点の「つっ立ってる人みたいに見える」のを見事に解消して、ちゃんと恐竜に見えるようになったのがうれしく、カッコいいです。
 ティガゴドスよりは、元のゴドスっぽい感じが残ってるこっちの方が好きですね。

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カプセルブロックス(PZシリーズ)
■ユージンよりガチャ商品として発売。第一弾と二弾を合わせて6種類あります。
 デザインが、モチーフにそれっぽく似ているが、ちょっと方向をかえてみるだけで別物にみえます。
 デザイナーのレベルが高いと感じた玩具です。あと球形ブロックがカッコイイし便利。

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HMMゾイドのデザイン
■好みが分かれるとは思いますが、「小顔、細身化によるシャープな全身スタイル」「独自解釈による新ギミック」など、攻めの姿勢でゾイドに向き合っているのが
 いいと思います。
 「このゾイドは惜しいデザインだけど、HMM化したらカッコイイだろうな」と思わせてくれるのは、コトブキヤがHMMを継続してくれているおかげだと思います。

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ZOITEC、Zi-ARMSのロゴ
■ちょっとテーマからずれるかもしれませんが・・・
 「こんな企業ロゴ実在してもおかしくないよなぁ」と思わせる素晴らしいデザインだと思います。
 Zi-ARMSなんか外国の高級車メーカーのロゴだよって言われたら信じちゃいそう・・・


■質問2 -どんなデザインが好き? - 回答詳細

■基本的なんでも好きなんですが(笑)、マニアックなものが再現されていると好きですね。
 例えばウルトラザウルスのキャノピーの頂点には穴があります。これはモチーフの鼻の位置ですね。
 ダブルソーダは小さな触覚がちゃんと再現されています。だからサイカーチスより好きです。
 細かい所までぬかりなく再現されていると、「元となったモチーフが好きな少年」は、よりのめりこみ度を増します。
 一方で、ゴジュラスやデスザウラーの腕のような、過剰にデカくしたようなモチーフに忠実じゃないものも好きです。
 なぜならこれはハッタリ感というか「憧れ」があるデザインだから。
 マニアックに再現する部分と憧れて誇張する部分。このバランスに気を配ってくれれば嬉しいですね。

■クリアパーツや変わった素材のパーツが効果的に使われていると、それだけで目を惹かれます。
 (ゴルヘックスの背びれやデッド・ボーダーのチューブなど)
 王道のデザイン群のなかにおいて、従来とは異なりつつも奇抜すぎないギリギリのラインを保った新機軸なものが好きです。

■元のモチーフを上手くメカに落とし込んでるデザインが好きです。
 外付けの武装などもハマっていれば好きではあるのですが本体のデザインがしっかりしていてこそ、だと思います。

■ディティールの密度とコンパクトにまとめられた比率のデザインが同居するようなものが好きです。
 モチーフを逸脱せず、かつメカとしての説得力があるものが好きですね。
 他には……帝国系列の、危うさを感じさせないデザインが好きです。

■旧ゾイドのディティールに凝ったモールドが、そしてそれらを統一感溢れるものに仕上げたデザインが好きです。
 自分は機獣新世紀世代ですが、機械的なごちゃごちゃ感溢れるゴジュラスやゴルドスのデザインが一番ゾイドらしいと感じます。

■サーボモータ(ゴムキャップ)、排熱装置、筋肉や骨格を思わせるシリンダ、複雑な配管、キャノピー。
 この要素を全て持っていれば基本的にゾイドらしい。
 そこに動物の特性をうまく昇華した武装があると尚良い。

■「らしい」を持っているのが重要だと思います。それがあるデザインは好きです。
 フィクション兵器ならではのハッタリは必要だと思う。
 だから「ウルトラザウルスの大きさで36cm砲を四門も持てるはずが無い」とか「マグネーザーの形はドリルとしておかしい」というのは野暮な意見だと思う。
 でも何でもいいというわけじゃなくて、「何となく納得できる。細かい事は置いといて、確かに強そう。出来そう。」と思わせてくれるラインが重要だと思います。
 グレートサーベルは重量が増えていますが、スピードは上がっています。
 それはおかしな事ですが、背中のウイングのおかげで「速そう」に見えますね。そういうデザインが好きです。

■モチーフとしてのラインを損なうことなく、玩具として、架空の兵器として、しっかりとバランスが取れたデザイン。
 モチーフに忠実なだけでなく、ゴジュラスやデスザウラーのデカイ腕など、デザインとしてうまいハッタリを効かせるのも重要だと思います。
 だってそのほうが迫力がありますから。

■やはりゾイドはメカですので、メカっぽさはどこかにあって欲しいです。
 ただ、現代の兵器類も武器らしさを隠したようなデザインが多いため、「どうだ!? メカだろ!?」というデザインも時代に合わなくなっている……気がします。
 難しい時代だと思いますが、それでも尚現代とゾイドらしさを融合させようと挑戦したライガーゼロなどの新世代を予感させるデザインが好きです。

■生物らしさと機械っぽさがバランス良くまとめられたセンスの良いデザイン。かつ興醒めするような武装過多になっていないデザイン。
 そして安っぽいフィクションぽさを極力抑えたリアル感のあるカラーリング。

■平面と曲面の使い方がうまいゾイドは好きです。
 たとえばアイアンコングの腕の装甲は、ゴリラのたくましい隆々とした筋肉を再現しながら、生々しくなりすぎず兵器の無機質さも表れていて秀逸だと思います。

■帝国軍特有の曲面構成&完全武装
 これがなされていると帝国!と思うし、逆に共和国機がそうなっていると、違和感を感じる。

■言ってしまうと、東宝の特撮怪獣に近いデザインとか、ですね。キング○ドラ型が今でも欲しい…!
 あとは恐竜型(主に獣脚類・竜脚類)ですね。アクロカントサウルス型も欲しかった…!!

■大小を問わず2連装砲系で、ある程度砲身が長い武器が好きです。ボルドガルドの物やウルトラザウルスなど。
 それ以外だと1200㎜ウルトラキャノンや黄金砲などのリアリティどこ行った系のトンデモ武装が。

■・ブレードライガーやゼロイエーガーのように流線型のボディにブースターを装備し、ブレードやフィン状のパーツが更にスピード感を引き出している高速ゾイドの
  様なデザイン
 ・ゴジュラスやデッドボーダーなどの様なキャノピー越しに目が見えるデザイン
 ・デスザウラーやジェノザウラーの様なメカニカルなモールドの中にある糸の様に細く無機質な目
 ・マッドサンダーやディバイソンの様な重量感溢れるパワフルなデザイン。
 ・ゴジュラスやデスザウラーの様な怪獣的なスタイルのパワフルな2足歩行の恐竜型のデザイン
 ・レッドホーンやウルトラザウルスのような全身に砲やレーダーを搭載した要塞の様な威容を持つデザイン
 ・ライガーゼロやバーサークフューラーの素体の様なシンプルで創作意欲を掻き立てられるデザイン。
 ・ゼロイエーガーのブースターのようなフィンやウイングがパカっと展開するブースター
 ・アタックブースターやガンスナイパーのミサイルポッドのような2つの機能がギュッと詰まったシンプルなデザイン。
 ・ガンスナイパーやワイルドウィーゼルユニットの様な重武装系デザイン
 ・ライガーブルー・ソウガの具足のような鎧武者風のデザイン
 ・アーバイン仕様コマンドウルフのロングレンジライフル 理由:アタックユニットよりもシンプルかつコンパクトに纏まっているのが好き。
 ・ダークホーンのハイブリットバルカン 理由:個人的に至高のデザインのガトリング砲

■マグネーザーに反荷電粒子シールドをトリケラトプスのデザインに上手く反映させられているのが素晴らしいです
■大振りのレーザーブレードや全身に配置されたスラスター
■モチーフ動物の特徴や骨格を活かしたゾイドが好きです。
■昆虫。魚類。両生類。爬虫類。生物特性を戦いに生かしたゾイドです。
■ガトリングが好きです。ゲーターの小さいのもダークホーンのも、シャドーフォックスのも好き。
■パイプ系のパーツが好きです。特にシールドライガーの足まわりとか・・・・
■武器ゴテゴテよりスッキリしてるノーマル
■なんだかんだで、懲罰席(笑)は好きです
■機能的にはよくわからなくても、なんか説得力がありそうなゴチャゴチャしたメカパーツがついているのが良い。
■メカ生体時代のHiユニット級のデザインが好みです
■帝国軍ゾイドのようなシンプルな装甲にほんの少しだけアレンジを加えた感じ(HMMなど)が好きですが、共和国軍ゾイドのメカメカしい露出も結構イケると思います。


■質問3 -これはちょっと苦手…を教えてください - 回答詳細

■「らしさ」がないデザインは苦手ですね。けっこう何でも好きなんですが、「それはどうなの・・・」というデザインは苦手です。
 例を言えば、バトルクーガーやライジャーは脚の関節がどうやって曲がるか謎。
 ジーク・ドーベルのキャップはシリンダーをえぐりながら付いている。
 ガル・タイガーのキャップは意味の無い位置。
 というようなものは、うーん・・・となってしまいます。
 何ていうか、「考察・解釈」すれば納得する答えが出ないわけでもないんですが、「さぁ考察するぞ!!」というテンションになるデザインでもないんですね。
 逆に、マッドサンダーのマグネーザーなんかはドリルとしてどうなのかと思う見た目をしていますが、形が魅力的なので想像したくなります。
 ありえないメカを出すなら「想像したくなる位に魅力的な見た目にする」事を望みます。

■情報量が極端に少ない、作りこみの薄いデザインは見てがっかりしますね。
 作中の科学力が上がればシンプルになっていくというのはわかりますがそれにしても形状がただの筒だったり棒だったりと手抜きにしか見えないのはいただけません。

■恐竜系ゾイドで、特に高速走行を売りにする種類。
 脚部が蹠行性が多いのは、①デザイナーが動物の知識がないからだと想像できる。②高速走行できるとは思えなくさせる。

■ブレード、不必要な翼や角、あっさりしすぎる装甲。火器皆無のゾイド。
 特に昭和中盤から末期、平成中期から末期と、各シリーズ同じような時期に同じようなデザイン変化が起こっている。
 あっさりしすぎたり、洗練されきった美しさはゾイドらしくない。人によっては野暮ったく感じる位が丁度いい。
 そして角、翼。元々持つ動物はいいとして、露骨な後付けや不自然さが目立つものは冷めてしまう。
 角や翼が欲しいならそれを持った動物を探せば良い。
 そもそも動物と機械、生命と兵器の真逆の要素を併せ持つゾイドが、さらに新要素を混ぜるのはデザインに破綻をもたらす。

 ブレード。
 なぜ爪と牙がある動物に刀剣の類を持たせるのか甚だ疑問。
 元々道具を扱う人を原型にした兵器ならともかく、獣に道具を持たせるのは著しく動物らしさを削ぐ。
 せっかく動物型なのだから白兵戦は爪と牙で戦ってほしい。刀剣武装はガンダムなどの人型兵器で間に合っている。

 火器皆無の機体。
 爪と牙で戦ってほしいとは思うが、爪と牙「のみ」で戦えとは思わない。
 ゾイドは生き物であると同時に兵器である。兵器なのに砲を持たぬのは著しくリアリティを削ぐ。やはり多少の火器はほしい。
 動物らしさを殺さず、兵器らしい火器も持ち、それを複合的に使って戦うのがゾイドの本質だと私は考えている。

■パラブレード。
 正直まったくパラサウロロフスに見えないデザインです。
 とさかのある肉食恐竜ならモノロフォサウルスとかオルニトレステスとかもいたのに…
 ただ、これはどちらかというとデザインというよりかはモチーフ設定の失敗とも言えますが…

■ザックリ言ってしまえば、バイオゾイドです。
 バイオゾイドが嫌いという訳ではありませんが、正直頭の中では「これはゾイドなのか?」と言う複雑な心境に陥っていました。
 ゼンマイやモーターのような従来の物はない代わりに全身可動と発光、サウンドギミックは素晴らしい点ですし、メタルZiを使って作られた武器でないと装甲を
 傷つけられないのは面白い設定だと思いますが、ミリタリーさは何処へ?と言うような印象です。
 ただ、ゾイドとは言っても時代によって設定はガラリと変わるものですし、アニメなので頭を柔らかくして楽しんで見ようと反省、反省です(笑)。

■ジークドーベル……ですかね。顔も……「犬だなぁ」とそれ以上の感想が出てこない……。
 それ以上に違和感を覚えたのは足です。可動が命である駆動ゾイドにとって足は命です。
 それだけにあのさっぱりした足はどうにも……。

■○ガル・タイガーの脚関節の蛇腹
 しなやかに動きそうな反面、ちょっと弱そうに見えてしまいました。見慣れましたが・・・。

 ○ディロフォースやグランチャーのクリアパーツ
 正直、浮いてる気がします。「小型だけど強いぞ!」という部分を強調したかったのかも知れませんが、ただ派手で奇抜な印象しかありませんでした。

 ○複数合体を前提とした一連のブロックス
 単体ではなんともアンバランス、合体してもなんか貧弱・・・。

■・レジェンドブロックス版ゴジュラスの腕
  理由:他の部位はいい感じにゴジュラスのデザインを簡素化しているのですが、腕はネオブロックスのラプトイエーガーの物と同じ共通フレームを使っている為、
     腕がひょろ長くて力強さやゴジュラスらしさが足りないと感じました・・・。

 ・コマンドウルフRGCのレールガン
  理由:レールガンのデザインがとてもカッコ悪くて残念すぎる・・・。

 ・グラビティゾイド
  理由:海外製ゆえか、その独特なデザインがどうにも微妙に感じました。特に棒っぽい足とか。

 ・レインボージャーク(キット版)
  理由:アニメと違って寸詰まりっぽい感じが今一・・・。
     特にアニメと比べたら尾羽の派手さが足りない。

 ・ディアブロタイガー(キット版)
  理由:ラジコンと言う構造上仕方ない点もあるが、高速機としては胴体が太すぎるのが残念・・・。
     HMMあたりでアレンジしたら化けるゾイドの内の一体だと思う。

■ギガの腕と腹、格闘モードの首の据わりの悪さ。
 追撃モードは文句なく獣脚類なだけに惜しい。

■エナジーライガーの武装はやっぱりでかすぎる・・・
 連動ギミックがあるからこそ、ある程度いたしかたないのでしょうが・・・
 玩具としての都合を度外視すれば、あるいは異なったデザインになっていたのだろうか、と時々考える事があります。
 (玩具あってこそのゾイドでこんな事考えるのも無粋かもしれませんが)

■モチーフに忠実であるかどうか。
 あえていうなら、
 ディバイソンの前足の関節
 ジェノザウラーはティラノサウルスなのか?
 デスレイザーはテリジノサウルスなのか?
 ブラックライモスの後ろ足の逆関節がない。
 レイノスは少なくともプテラノドン型ではないだろう。
 など。

■シールドライガーのキャノピーの不格好な鼻やゴジュラスの腿の薄さ。
 動く・動かす場所故に強度やギミックを優先させざる得なかったデザイン上の欠点。そう言ったものはほかにもあると思う。

■エナジーライガーの剥き出し「すぎる」ポンプやケーブル類、なぜか生えている角、ライガーゼロフェニックスの真上に向かって伸びきったデザインの二つです。
 ゼロフェニックスは分離状態だとどちらも格好いいと思うのですが・・・・・・。

■マッドサンダーのマグネーザー、ギルベイダーのビームスマッシャー。
 前者は「そんなの着けたら誰にでも勝てるだろ!」という不満と、「斜めにしたらもう少し格好よくなるだろ」という突っ込みがあり、後者は「単純に野暮ったい」
 という感想があります。

■関節として機能しなさそうな関節、空気の読めていないキャップ使用箇所、ディティール少なすぎる、等。
■あり得ない所にあり得ないモールド
■正直、共和国のゴジュラスやゴルドスなどの、フレームがむき出しで耐久性に疑問のあるデザインは好きではなかったりします……。
■やっぱりサイカーチス。あれはトンボやチョウ型ゾイドがやるべき戦いかただと思う。ダブルソーダーとの格闘戦とか見たかったです。
■ヘルキャットの首。あくまでもキット的な問題であって、本当はきちんと繋がっていると思いますが。
■やはり…10,000回言われているのでしょうがハウンドソルジャー以降の暗黒編全般でしょうか。もう別商品かと思うほどの方向転換。
■恐竜型ゾイドの大半が昔の学説のもと歩行を安定させるために尻尾を引きずるデザインなのが残念です(´д`|||)
■ジェノザウラー 紫色の部分が目立ち過ぎる感じがしますし、背中の大砲もHMMみたいな感じだったらよかったのですけれど……。
■セイバリオン・・・・色もあれですが、頭のブレードは無理があるでしょうw
■セイスモサウルス。長すぎる細すぎる・・・アニメみたいにでっかければいいんですが、キットの縮尺だととても最強には見えない。
■エナジーライガーのビーム砲とバルカンは不要でしょう。邪魔でしかない・・・・もう少し小型の武器にすべきですね。


今回のアンケートは、このような結果になりました。
やはりデザイン。最初に印象を与える重要な要素だけに、いろんな意見が集まりました。その注目度が改めて分かります。

各機へのコメントはもちろん、「好き」「苦手」の項目も面白い意見が集まったなと思います。
中には相反する意見もありますが、それらをすべて受け止めたうえで、咀嚼し、そしてデザインを今一度考えると次の段階へ進めると思います。

やはりゾイドといえばデザインが好き!という方も多いと思います。
カッコいいゾイド、機能美に溢れるゾイド、渋いゾイド。色んなステキなデザインのゾイドが今後も誕生する事を願ってやみません。

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