Zoids Ignition第42回アンケート -アニメゾイドの事①- 集計結果

2014年8/1~8/30に実施した、第42回アンケート -アニメゾイドの事①-の集計結果を公表します。

1999年以降、4度もアニメ化されたゾイド。
ゾイド-ZOIDS- ゾイド新世紀/0 ゾイドフューザーズ ゾイドジェネシス。
3DCGを本格的に使用した初のアニメとしてファンのみならず有名な初代から、世界観を一新し独自の魅力を追及したゾイドジェネシスまで、様々なファンが居ます。
今やゾイドにとって欠かせないメディアであり、過去作を見直すと同時に、新作を大いに期待しているファンが多く居ます。
今回は、そんなアニメゾイドについてアンケートしました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1:-好きなシリーズは?-

 項目2:-好きな主題歌は?-

 項目3:-次回作はどんなのを希望?-

第41回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数
 今回の投票数は31票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 -好きなシリーズ?- 回答詳細
 1位と2位を答えて頂きましたので、1位を3pt、2位を2ptとして集計します。

1位 75pt ゾイド-ZOIDS-

 ■私の人生を狂わせた(笑)作品です。
  当時小学生だった私にとって、3DCGで描かれるゾイドの生き生きとしたバトルは、非常に衝撃でした。
  ゾイドのデザインに、どれひとつとして外れがなく、もう10年以上前の作品なのに、CGゆえの違和感、安っぽさが殆どない所も凄まじいです。スタッフの高い実力
  を感じます。
  現在私は、3DCGの仕事に関わっています。間違いなく、この作品に拠るところが大きいでしょう(笑)
  大人になった今観てみると、ストーリーや描写など、色々と突っ込みたくなる箇所もあります。
  けれど自分の原点となった、大切な作品です。

 ■バンの旅は私の青春そのものです。
  自分のそばにいてくれる相棒ジーク。愛らしく不思議な少女フィーネ。主人公に世間の厳しさや生きることの難しさ教える大人たち。
  戦争の中で成長する主人公の姿は時に悲しくもあり、ゾイドバトル時代にはない重厚な成長の物語になっていると思います。
  主人公の周りの魅力的な大人たちに相まって、一つ一つの物語にしっかりとした教訓や信念を感じるのも特徴です。
  エピソードとしては「ニューヘリックシティ」、「音速の決闘」などのそれぞれの立場から戦争を戦わなければいけない人間の悲しさを描くものが好きです。
  戦闘をするために作られたゾイドの宿命である、ゾイドの死という物を見つめた「黒い稲妻」も外せないでしょう。
  撃破された後の兵器を一つの命の喪失として悼むというのは、他のロボットモノには見られないゾイドらしい物語ではないでしょうか。

 ■私をゾイドに引き寄せた切っ掛けです。最初はジェノザウラーが好きで、だんだんとゴジュラス好きになってきましたが、ジェノザウラーを好きになったのはこの作
  品の影響が大きいでしょう。
  好きな機体の扱いが悉く悪いのは内緒です。
  こちらも突っ込み所は多いですが、やはり思い出補正と言いますか、功績は計り知れません。平成世代の多くはこのアニメを切っ掛けに入ってきたでしょう。
  ただ、後々までゾイドと言えばライガーという悪しき固定観念を作ってしまった事は大きな問題点です。
  自分がゴジュラス好きなのもありますが、高速ゾイド至上主義を作り出して、遅いゾイドや地味な原型生物のゾイドは脇役、いやその価値すら無いように錯覚させて
  しまったのは大きな損失です。
  帝国は敵役だったので、それ程弊害は起こりませんでしたが、事共和国に限って言えば、ライガー、ライガー、ライガー、ライガー…
  ライガー系がかっこいいのは重々承知ですが、速くて強くてEシールドも張れる万能機種だった為、より多くの機種の立場を奪ってしまい、アニメから入った世代とバ
  トルストーリーからゾイドを愛してきた世代とで対立を深めてしまったのは悲しい点です。

 ■即決即答でこの作品です!ゾイドシリーズでというかアニメで一番好きですね。
  バトルストーリーのリアルな戦争モノとは違い、子供向けに作られましたが、色んな意味でゾイドは自由なんだ!というメッセージが伝わってきます。
  最も印象深いのはやはり、超巨大デスザウラーとの最終決戦です。レイヴン対ジェノザウラー×3やグラビティカノンからライガー射出など、当時最高に盛り上がった
  のは忘れようがありません!!
  Blu-rayほしいな…

 ■勧善懲悪の解りやすさ
  ライオンが主人公メカの分かりやすさ
  心も体も成長していく主人公の判りやすさ
  最もわかりやすい設定で「アニメ」してて良いです。
  ゾイドは意思を持った生物って事を最初にしっかり紹介してましたし。
  無印最後の「あの人、あんな所に立ってて大丈夫?」なオチも良いw
  今回、敢えて無印とGFを分けなかった事に意図を感じますね

 ■初期のころは旧ゾイドの雰囲気も少しは出ていたし、新旧ファンの融合を信じられた。
  マウントオッサ要塞絡みの話では「やっぱゴジュラス優遇してくれてるじゃん!」と喜んだもの(涙)。
  ただ、デスザウラーはいかなる理由があってもブレードライガーに倒されるべきではないことは声を大にして言いたい。
  後期の方はある意味ゾイドとの決別が決定的になった作品でもある。
 ・ZG発動
  予告含めて雰囲気が違う。もう高校生だったのでアニメ演出はどうしても子供っぽいと思っていましたがこの話だけは唸らされた。
  主人公最強ではなく、何だかんだ軍が最強という流れで行くと期待させてくれた。
  自意識が強く扱いにくいゾイド代表格のゴジュラスの前でパイロットとゾイドの関係について語られるのもしっくり来る。人間の配置も巧かった。

 ■ゾイドのアニメの中でも自分が最も大好きなのは、最初に放映されたこの作品です。
  最初の作品ゆえに、今見返すと初期はCG技術などにまだまだ未成熟な所もありましたが、物語が進む中でどんどん洗練していき、躍動感溢れるゾイドのアクションは
  今でも色褪せる事の無い魅力溢れる映像です。
  また、ストーリーや登場人物たちも魅力に溢れていて、王道ものの冒険譚にヘリック共和国とガイロス帝国の戦いを絡めた第一部、両国の戦争が終わった後、再び惑
  星Ziを戦火に包もうと画策するヒルツたちとの戦いを描いた第2部の2部からなるストーリー、
  そして主な登場人物は、
  ・王道の熱血主人公であり、物語の中で逞しく成長していったバン
  ・バンの相棒として活躍し、しばしばコミカルな所を見せるマスコット的な所もあるジーク
  ・不思議な雰囲気と天然さが魅力的なヒロインのフィーネ
  ・大人として、そして仲間として彼を支えた賞金稼ぎのアーバインと運び屋のムンベイ
  ・第2部でのバンの相棒的ポジションとして登場し、優秀なAIビークを開発する一方で兄へのコンプレックスがあるという一面をみせるトーマ
  と言った主役陣はもちろん、
  ・過去にゾイドによって家族を失った事からゾイドを深く憎み、そして最強のライバルとしてバンの前に立ちはだかるレイヴン
  ・小型昆虫ゾイドで人々を操り、そのマインドコントロール能力を駆使してバンたちを苦しめた一方で、親しい人を目の前で殺され悲しい過去をもつリーゼ
  ・冷酷無比な性格で、惑星Ziに新たな争乱を巻き起こそうと暗躍し、最後は自らデススティンガーや真のデスザウラーで惑星Ziそのものを滅ぼそうとしたヒルツ
  などなど、ライバルや悪役達もまた魅力的で、
  さらに加えて、
  ・共和国大統領の息子であり、前線に立って戦う熱い所をみせる一方で、プテラスに乗ると何故か高確率で墜落するジンクスがあるハーマン大尉
  ・誇り高く、優秀な帝国軍の軍人であり、数々のカッコイイ名言を残したシュバルツ少佐
  ・歴戦の勇士としてバンやアーバイン、ハーマンたち後進を支えたクルーガー大佐
  ・昔見た雪に感動して、今度は自分の手で雪を降らせようと奮闘したり、数々の発明でバンたちを支えたドクターD
  ・最初は盗賊団としてバンたちの前に立ちはだかり、後に頼もしい助っ人としてバンたちを助けたロッソとヴィオーラ
  ・まだまだ幼さが残る中、ロッソやバンたちとの出会いや冒険を経てたくましく成長した帝国の皇帝ルドルフ
  と言った脇を固める面々、
  更に更に一話限りや幾つかの話に登場するゲストに至るまで、魅力的なキャラクターが数多く揃っているのがまたいいです。
  また、個々のエピソードではキャラクターばかりでなく、ゾイドたちも魅力的に描かれていて、
  なかでも、
  ・人工知能で制御された3体のセイバータイガーが最後は自らの意思でブレードライガーに勝負を挑んだ第56話「ケルベロス」(この回はゲストの悪役たちが使っ
   てくる人間の恐怖心を利用した作戦や、そのトリックをバンたちが解き明かしていく謎解き要素、かませ役を担いつつコメディリリーフとしてバッチリ仕事をこな
   すトーマなど、個人的に他にも魅力的な要素が多いエピソードです。)
  ・数十年前に足の負傷からパイロットにやむなく置いていかれながらも、それ以来ずっとずっと置いていかれた砦で主の帰りを待ち続け、ピンチに陥ったバンを二度
   も助けた白いゴルドスが登場する第3話「記憶」
  この2つのエピソードは、そんなゾイド自体にスポットを当てたエピソードの中でも、特に気に入っています。
  また、シリアスなエピソードや熱いエピソードが数多い本作ですが、
  自分はそんな中でちょっと雰囲気を変えて、ムンベイたちが熱いレースを繰り広げる一方で、その裏では皇帝ルドルフの暗殺を狙う殺し屋ファントムと、それを阻止
  する為にバンたちが活躍する第53話「ファントム」もまた好きなエピソードです。(ラストで明かされるルドルフの真の居場所や、レース後にムンベイとアーバイ
  ンに対するドクターDの熱い手のひら返しで締め括られる所もまたいいです。w)
  そして、シリアスなエピソードや熱いエピソードに関しては、それこそ挙げたらきりが無いくらい好きなエピソードや印象深いエピソードが多いです。
  最後に纏めると、ゾイドのTVアニメ化第一号であると同時に、一年以上にわたって魅力的な物語とゾイドの活躍を描き、最初は拙い所もあったCG技術も物語の中で
  バンが成長するようにどんどん進歩していって、自分をゾイドの世界により一層夢中にさせた偉大な作品であり、最も好きな作品です。

 ■第25話「新(ニュー)ライガー」はゾイドの奥深さに触れたタイトルだ。バンが搭乗することになったガイサックの演出が素晴らしい。
  スティンガーに捨てられ、大破しながらもバン・搭乗者を脱出させる。
  そこには嘘偽りなどは全くない。真実だけだ。こういった描写をもっと欲しい。人間ドラマだけでなく、ユーザーを感動させるキットとの連動要素だ。

 ■やはり冒険活劇は熱い!!
  冒頭のあらすじに出てくるフィーネ初登場のシーンが微妙にエロかったのも良い思い出です。
  何でアーバインコマンドが共和国扱いなんだろう?とずっと疑問に思っていました。

 ■当時習い事をしていたので前半部分しか見れませんでしたが…(/0の時にはその習い事はやめてました)レイヴンが好きでした。
  ライバルキャラとして常に主人公と互角以上に張り合い、冷酷さを出し続けるも最後の最後で共闘というのは熱いものを感じました。

 ■少年編最終話・ガーディアンフォース編最終話をあげずあえてその他から選べば62話(重力砲)63話(大決戦!)。
  グラビティカノンの長い発射シークエンスがよい。

 ■お手本のようなアニメだったように記憶しています。あの頃は幼稚園生~小1で、よく「ゾイドごっこ」で遊んでいた記憶があります。
  今でも、ことあるごとにBGMが脳内再生されます。素直な名作でした。

 ■元気に動き回るゾイド達の姿を初めて見た時の感激は、言葉で表現しにくい。白ゴルドス回と黒い稲妻の回がお気に入り。
 ■やっぱりストーリーでは初代が一番ですね。ゴジュラスが砲台と化していたのは残念ですが全体的によかったです。
 ■ガイロス帝国の前皇帝が死去するとき。boxには削除されていたけど、葉が一枚落ちるシーン。小説の様だった。
 ■ハーマンがバンにバランスを崩すことで高機動を得ることを教える場面がニヤリとさせられる。
 ■ゴジュラスの初登場がカッコ良かった。ゾイドの動きがとてもイキイキとして見えた。
 ■レイヴン初登場回でのバンとフィーネとの3人のやりとりがなんかめっちゃ好き。
 ■アーバインの乗り換え回は相棒との絆を感じて最高でした。
 ■1位 ZG発動!  2位 超巨大要塞  3位 黒い稲妻
 ■新たなゾイドの始まりが感じられて良かったと思います。

1位はやはり初代ゾイドでした。
3DCGを使用し動きまくる作画。しかも回を追う毎にどんどん進化していく。
心の奥に誰もが持っている冒険心をくすぐる壮大な世界観。
主役機は居るものの、様々なゾイドが入り乱れ戦う。
全67話という長期シリーズでありながら、間延びなく完結させたストーリー。

当時、まだまだ未知の分野だった3DCGとアニメの融合。これに果敢に挑んだ姿は、フロンティア精神に溢れています。
そして実際、それを大成功させてしまったのだから、確かな手腕も感じます。
そんな所も惹かれる要素なのかなと思います。

更に、初代ゆえに衝撃も最も大きかったのでしょう。
あらゆる意味で納得の1位です。

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2位 58pt ゾイド新世紀/0

 ■二番目と言うか、アニメ無印と並んで最も好きなゾイドのアニメです。
  前作のシリアスな雰囲気から一転して、主人公たちが公正なルールの下でゾイドを操り、互いの腕を競い合う戦闘競技ゾイドバトルを繰り広げる単純明快なバトル
  ものとなり、そのライトな作風から気軽に楽しめ、ゾイドたちのアクションも無印から更に洗練されて、躍動感溢れるアクションが激しいバトルを更に魅力的に描
  いていてとても好きです。
  また、その登場人物たちも個性的かつ魅力的で、主人公達が所属するチームブリッツの面々は、
  ・元ジャンク屋最高のパーツを付けた最高のゾイドに乗る夢を持ち、最高の相棒であるライガーゼロと運命的な出会いをはたしてからは、ブリッツの一員として、
   お調子者だが確かな腕を持ち、ライガーゼロと共に成長する主人公のビット
  ・チームの紅一点だが、ガサツで乱暴で狂暴で怒らせたら手が付けられなくて、バトルでも時には味方も自分の攻撃に平気で巻き込んで、怖い話が苦手と言う可愛
   い所もあるように見えて実際にそういう話を聞いたら恐怖のあまり白目をむいて気絶すると言う、ヒロインっぽい所を見せることはあるものの、どこまでもヒロ
   インらしくない所があるヒロインのリノン
  ・クールな賞金稼ぎで、賞金の為なら時には態度をコロッと変える事もあるが、その一方で、ウォーリアーとして確かな技量を持つバラッド
  ・普段は弱気で皆をサポートする戦術担当だが、時にはプテラスやレイノスに乗ってチームの航空戦力を担い、特にレイノスに乗り換えてからは、ひとたび覚醒す
   ると性格が一転してクールで好戦的な「天空の荒鷲」と化すジェミー
  ・チームの監督権オーナーであり、時にはビットの作戦をキッチリ理解したり、時には大胆な発想でチームを勝利に導いたり、時には狡猾(?)な一面を見せる一
   方で、普段は非常に子供っぽく、ゾイドのプラモで遊んだり、カタログを見て高価で(しかも使い道が殆ど無い)武器などを衝動買いしてしまったり、そのために
   相場の倍以上の額の賞金が出る闇バトルを受けたり借金までする事もあるトロス博士
  と個性的な面々が揃っており、他のチームやウォーリアーたちも、
  ・財力にものを言わせて強力なゾイドを揃え、どんなゾイドも扱えると言う点で技量も確かなはずなのにギャグキャラ一直線でよく負けるハリーたちチームチャンプ
  ・「紅き閃光」の異名を持ち、狙撃を得意とするナオミと、後にブリッツを離れて武者修行の末に最高の相棒である紅いブレードライガーと出会い、ビットの前にラ
   イバルとして立ちはだかるレオンが加わったチームフリューゲル
  ・当時成績が低迷していた実在のどっかのプロ野球のチームを思わせる所があるチームにゃんにゃん、もといチームタイガースの面々
  とこれまた個性的かつ魅力的で、
  更に主人公たちに度々ルール無用の闇バトルを仕掛けてくるバックドラフト団もまた、
  ・卑怯上等で数々のルール無用の闇バトルを仕掛ける一方で、バカンスを楽しむブリッツの面々を羨ましがる所を見せたり、ベガへの祝砲代わりに放たれる荷電粒子
   砲の発射に戸惑いを見せるボルタ
  ・ビットとの戦いでウォーリアーとしての熱が再燃し、後にバックドラフト団を脱退して正式なウォーリアーとしてビットと正々堂々とした勝負をしたストラ
  ・よりエキサイティングなバトルの為なら反則も持さないスタンスのクールビューティだが、その一方で、荒鷲になったジェミーにお嬢ちゃん呼ばわりされた時には
   頬を赤らめる所を見せたピアス
  ・最強のライバルとしてビットの前に立ちはだかり、天才的な技術でバーサークフューラーを操るベガ
  ・技術者として天才的な手腕を持つ一方で、過去のちょっとした行き違いからトロス博士に並々ならぬ恨みを持ち、あの手この手で復讐しようとした末にバックドラ
   フト団に加わった一方で、当のトロスとの対決では互いに子供っぽいところをみせたりするラオン博士
  そしてバトルを取り仕切る審判であるジャッジマンもまた魅力的で、
  ・悪役全開で性格も様々で、バックドラフト団が負けたときもちゃんと勝者のコールをするバックドラフト団のダークジャッジマン
  ・公正かつ厳格な審判として例えカプセルごと竜巻で吹き飛ばされようがキチンとジャッジを下す一方で、バックドラフト団にバトルジャックされた時には大抵ろく
  な目には遭わなず、しかし、時には潰されたカプセルから這い上がってきてダークジャッジマンをプロレス技で完膚なきまで叩きのめした上に衛星からの砲撃で相手
  を成敗する名奉行っぷり見せた(歌舞伎役者よろしく見得まで切った)事もあり、そして中にはベンジャミンと恋した者まで現れたゾイドバトル連盟の正規のジャッ
  ジマンと、アニメ無印同様、どのキャラもとても印象に残る個性的な面々が揃っているのがまたいいです。
  その一方でゾイドの扱いはやや悪い側面もあり、ビットが相棒のライガーゼロのことを(言い値で買い取って別荘に飾りたいと言うハリーの姉のマリーに対して)
  「バトルの為のゾイドだ」と言う場面があったりしますし、ブリッツの面々やレオンの愛機の乗り換えに関しても、リノンのディバイソンやジェミーのプテラスは新
  しいゾイドを買うために(しかも後者はジェミーの知らない内に)下取りに出されたり、バラッドのコマンドウルフは崖から転落した所にミサイルを撃ち込まれて破
  壊されたり、レオンのシールドライガーは武者修行の末に再起不能(?)になったりと、ゾイドの扱いに関してはやや難がある所は否めません・・・。
  ただ、そういった点もあるにはありますが、ビットのライガーゼロは細かい仕草やアクションや時として現れる我の強い所から、ゾイドらしさが存分に出ているし、
  ゾイドが激しいアクションを繰り広げる白熱のバトルこそ、この作品の最大の魅力だと思います。
  この作品もまた、どのエピソードもとても気に入っていますが、中でも第16話の「紅き好敵手 ~レオン・トロス帰還~」や最終話の「ゼロの軌跡 ~風と雲と冒
  険と・・・~」は、アニメ無印からより一層洗練されたゾイドたちの躍動感溢れるアクションがとても魅力的で印象深いエピソードであり、第20話の「フォックス
   ~裏切りのバラッド~」もまた、シャドーフォックスとライガーゼロの熾烈なバトルや先述したジャッジマンのとんでもない活躍ぶりが楽しめるエピソードです。
  纏めますと、アニメ無印が王道もので壮大な冒険譚なら、/0は痛快で気軽に楽しめる娯楽作といった印象で、細かいことを一切抜きにして気軽に楽しめる作品だと思
  います。
  そして最後に、/0の物語の舞台が、実はアニメ無印から続く後々の時代の物語であることが、バックドラフト団が使ったデススティンガーの尻尾や最後のバトルの舞
  台になった古のウルトラザウルス、そしてゴールに辿り着いたビットのゾイドギアに流れたメッセージから示唆された事がとても驚いたと同時に感動しました。
  作品的には後のフューザーズ共々全26話と短めだったのが個人的に残念で、終わってしまった時にはもっともっとビットたちのバトルが見たかったと思ったのも今で
  はいい思い出です。

 ■ゼロが他の機体より自我がハッキリしており、カッコ良くも可愛かったです。
  やられて狭いコクピット内でひっくり返るリノンもやたら可愛かったな~と。
  最も印象深いエピソードは、最後のゼロ対フューラーの一騎討ちです。
  もうCASがない→ゼロがあるだろ→荷電粒子砲→爆煙から飛び出してストライクレーザークロー
  ここだけで震えが止まりません!
  Blu-rayほしいな…

 ■気楽に観られるのがいい。
  余計な設定やストーリーを追加していない分、誰が見ても楽しめるようになっていると思います。
  笑えるシーンが適度に入っている点も好きです。
  素体のバーサークフューラーが己の体のみで戦う姿はかっこよかったのに、完成型がまたあっちの方向に行ってしまったのが唯一残念でした。

 ■全体的に明るいコメディ的な要素が多くて、面白い作品だと思います。
  CGに関しては文句なし!今でも十分通用するレベルだと思います。個人的にはCAS換装シーンが好きです。

 ■自分的にゾイド=異類友情ものなので主人公と愛機の関係が友情を超えて愛情まで入っちゃってるこの作品が一番ですね。
  最近見返したときバンクが多いと感じたけど、かっこいいからあまり気にならない。

 ■全体的にキャラが立ってていい感じでした。
  最終回のゼロvsフューラーはもちろんその前のブレードライガーvsシュナイダーも激戦で未だに印象に残ってます。
  CGも歴代アニメで最も出来がよかったですね。

 ■冒険活劇ではないものの、だからこそ毎週飽きずに見れる安定したアニメでした。
  無印ほど来週が楽しみになるわけではありませんが、録画等をして確実に見れるように努力はしていました。

 ■お気楽に見れたのが一番良かったですね。ゾイドのバトルシーンを深い事を考えずに楽しめました。
  印象に残っているのはマリー・チャンプの「アレはダメよ」と最終話の激闘でしょうか。

 ■無印は物語を重視しており、また技術的な問題もあってかゾイドのアクションが少々物足りなかった(なにを贅沢なことを!)ので、/0における「何が何でもバトル!」
  という吹っ切れた作風には好感が持てます。
  とはいえ、ゾイドにしては明る過ぎ!という印象もあるので、無印と/0を足したら丁度いい感じかも。

 ■私は当時、小学生であり無印のストーリー(特にGF編からは少し難解に思っていましたが/0はほぼ1話完結でゾイド同士が戦うという解りやすいものであり、
  気持ちよく見れました。

 ■オーバーテクノロジーと化したらしい、最終回のゼロ対BFの格闘戦は見応え抜群。4作中一番明るい雰囲気の作品なので、見やすいのも○?
 ■ただひたすらに突き抜けた面白さのアニメでした。コミカルなストーリーと円熟の域に達したCGアクションで、無印とはまた違った楽しさがありました。
 ■第19話(第三の換装 -ゼロパンツァー始動!!-)パンツァー初登場回。強みと弱みをきれいに描き分けてアーマーの魅力を引き出した。
 ■1位 ゼロの軌跡 -風と雲と冒険と…-  2位 高速対決! -ゼロイエーガー-  3位 猛虎襲来! -換装!! ゼロシュナイダー-
 ■ルールに沿ったゾイドバトルをしているという辺りで、戦争が終わって平和になった惑星Ziを旅している感じがして良かった。
 ■新しいゾイド!!という雰囲気がとても好きでした。このアニメがゾイドの方向性を決めたと思います。
 ■やっぱり、シャドーフォックスの時かな。

2位も予想通りの結果でしょうか。/0でした。
コメントにもありますが、お手軽感がある作品です。その点は初代と対照的です。
その分、途中からでも見れるし、細かい事を抜きにとにかくバトルが熱い!その点で盛り上がれる作品になっていました。
しかし、1話完結に終始しただけでなく、きちんとゾイドとの絆やSクラスに向けて盛り上がるチームなど、通しで見たときの魅力も忘れられていません。
3DCGも初代を経て更に洗練されており、歴代アニメでの最高峰と言われています。
やはり、納得の2位です。

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3位 20pt ゾイドジェネシス

 ■崩壊した作画、落ち影のないCG、生物として扱われないゾイド、後期EDの強烈な萌え要素――批判するべき点は簡単に見つかります。
  ただ、ZOIDSシリーズ、いや、あらゆるSFロボットアニメの中で、これほど優秀な「戦記もの」のロボットアニメを私は知りません。
  今までのZOIDSアニメシリーズでは、「戦争」を描いた初代ZOIDSも含め、ゾイドの性能や操縦技術、気合い、といったもので勝負が決まっていました。
  しかし、軍を率いた本当の戦争で必要なのは、それだけではありません。
  軍を纏め、兵の心を掴み、補給を繋ぎ、情報戦を制する――。
  多くのロボットアニメで忘れられている「戦略家の戦い」が、この作品では存分に描かれているのです。
  主人公機のムラサメライガー一機が活躍しても、戦いの趨勢がひっくり返るとは限らない。
  ゾイドに乗れなかった田舎者のルージが、ゾイド乗りとして、また、討伐軍を率いる「軍師」として頭角を表していく物語は、まさにZOIDSシリーズのみならず、
  あらゆるロボットアニメの中でも珍しい、純粋な「戦記もの」の作品として評価できます。
  最も印象的なエピソードは、ザイリンがディガルド兵の真実を知り、自らの意思でジーンに反旗を翻すシーン、また、最終決戦でゾイドコアを貫かれ、停止した
  ムラサメライガーを、レ・ミィのランスタッグが必死で護り抜くシーン……でしょうか。演出の巧みさもあって、涙が止まらない場面です。
  あとは放送時間と制作予算に恵まれていれば……!
  本当に惜しい作品です。

 ■バラッツゾイドに魅力を感じました。
  ブロックスゾイドを超シンプルにした昆虫ゾイド達が、ジェネシスの世界感を固めていたと思います。
  主人公側が完全な一点物のゾイドになっちゃってる中で、「人の生活を回してるゾイド」が描かれてたのが好きでした。
  そして、ちゃんと戦争をしている所(悪い表現だ)。
  一握りの人間の無邪気なエゴに1人の人間が野心を乗せて、世界を焼くストーリーには、芯のあるメッセージが込められていたと思う。
  大事な戦闘シーンもゾイドが合戦してて見応えがありました。

 ■ストーリーはゾイドのアニメでは一番いいと思います。
  設定もバトストあたりとはだいぶかけ離れているというかほぼ関係ないおかげで、あまり過去作品を気にせずに観られます。
  ジェネシスは他のアニメと違い、ゾイドが純粋な兵器として描かれていて本来のゾイドのイメージに一番近いと感じました。
  主人公側の新型ゾイドやバイオゾイド、エヴォルトなど主にデザイン面で残念な点も多いですが、従来とはかけ離れた世界設定なので許容範囲かなと思います。
  萌え要素押しは個人的にはありえないですが、ゾイドが売れるためならという思いと、本編にほぼ影響がなかった点でギリギリセーフです。

 ■最終話「再生」は、まさに激戦を描いた。ストーリーを第二の要素にする程である。かなり指摘されたストーリーの方向性。どうすれば良かったと私なりに考えた。
  しかし当時の現場での最大値であるから、何も言えない。
  ただ、ゾイド特有の想像の幅というかユーザーの自由度は高い。未来を描き、「ゾイドジェネシス」までの年代や世界観を思い描く機会をくれた。

 ■最も好きというか、最も印象が強い作品です。
  無印はキャラクターの成長の物語、/0はゾイドバトルがメイン、そしてジェネシスは世界観が全て、のお話だったように思います。
  ジェネシスはゾイドにスポットを当てていないのは不満ですが(ゾイドを単なる「乗り物」「言うことを聞く巨大生物」として描いており、ストーリー的にもゾイド
  である必要性がない・・・)、一方でRPGのようなファンタジックな雰囲気は独特ものがあり、キャラクターも確かに魅力的。
  「ゾイドのアニメ」ではなく純粋に「アニメ作品」としてきれいにまとまっていたと思います。(前半と後半で雰囲気が違い過ぎたり、ターゲット層を絞るための露骨
  な路線変更はちょっと不器用だったなぁ・・・とは思いますが)

 ■物語がルージの純粋な成長物語として完成されていて見終わった後にとてもすがすがしく感じたのを覚えています。
  EDの影響か一部で過剰な萌え系押しと言われることの多いレ・ミイもヒロインとして非常にかわいかったですし、ディガルド兵の秘密など、グッとくるエピソードも
  あり、面白い  アニメであったと思います。

 ■ゾイドと戦記(?)という事で一番楽しめました。
  バイオゾイドの影響で、普通の恐竜型ゾイドがいなかったのは残念ですが……。
  エヴォルトというパワーアップを上手くアニメに落とし込んだと思います。

 ■ゾイドとしては異色ですが、戦争ものとしては好きな作品。

3位はゾイドジェネシスでした。
この作品ほど賛否分かれる作品は無いと思います。
しかし戦記ものとして非常に良作であるのは確かです。
後半の過剰な萌え要素などユーザーを選ぶ部分は確かにありますが…。

しかし、個人的に20pt獲得というのは、あんがい頑張ったなという気がしています。
正直、もう少し低いだろうと思っていました。
放映当時は賛否ありつつ「否」が趨勢だったゾイドジェネシスですが、今の落ち着いた時期になり、再評価されてきているのかなと思います。
思えば、初代ゾイドですら、放映当時は大きな議論があったものです。
従来のバトルストーリーと違うゆえの賛否。
そういう事を考えると、今後更にゾイドジェネシスの議論はどう進んでいくのかなぁという事はたいへん興味深いと思います。

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4位 8pt ゾイドフューザーズ
 ■ゴジュラスギガが出てきて、しかも活躍した作品です。
  突っ込み所も多いですが、ゴジュラスの見せ場があっただけで満足です。またギガに乗っているガミーさんも大好きです。
  如何にもゴジュラス乗りに相応しく、おじさんの乗っているギガが作中では最強級だったのは興奮を抑えきれません。
  アニメ作品では、若い美少年が最強の人物だったりしますが、この作品はおじさんに花を持たせてくれました。
  また、ゾイドに対する愛情がとても深い人物が多く、それも素晴らしい点です。
  難癖をつけるとすれば、合体ゾイド至上主義だった事、旧式化していたとはいえ、ブレードライガーを当て馬にした事でしょうか。
  合体至上主義は、単体でも強かったギガが居たので、何とも言えませんが、友人の多くは、ブレードライガーが当て馬にされているのを見てこのアニメを切ったそうです。
  やっぱり旧作の主役はある程度大切にしてほしいです。

 ■世間の評価はいまいちだけど王道展開と主人公(主にCVが)好きなので。
  フェニックスの死後、人間に化けて主人公を導く回がお気に入り。
  動きは前作に比べ少々ぎこちなさを感じるが動きのバリエーションが増え、スピード感が増しているところが良いと思う。

 ■リアルタイムで見てたのも有りますが、見直して見ると、出てくるゾイドの種類が多くてびっくりしました。
  ブロックスはもちろん、前の2作に出ていたブレードライガー、ジェノザウラーといったゾイド、凱龍輝やエナジーライガー等の後期バトストのチートゾイド等…
  色々なゾイドが出ていて、見てて面白かったです。
  まさかデッドボーダーまで居たとは思いませんでした笑

4位はゾイドフューザーズでしたが、かなり苦戦しました。
もともと海外向けのアニメとして企画された本作ですが、やはりそれゆえに大雑把な部分も否めず、日本では苦戦したようです。
しかし評価されている部分も決して少なくはなく、この事も自作への教訓として頂きたいところです。


■質問2 -好きな主題歌は?- 回答詳細
名曲ぞろいのアニメゾイド主題歌。
・Wild Flowers(RAMAR)
・Song for...(Dear)
・CHASE(DEVELOP=FRAME)
・イントゥユアセルフ【INTO YOURSELF】(トランスティック・ナーヴ)
・Your song(EARTH)
・NO FUTURE(相川七瀬)
・流離人(DASEIN)
・enemy of life(2am)
・self control 2004(2am)
・夜鷹の夢(Do As Infinity)
・Real Love( PARADISE GO!! GO!!)
・ありのままでLovin'U(レ・ミィ×コトナ)
・握りしめたその手に(レ・ミィ×コトナ)

これら使用された全主題歌の中から、好きなものを教えて頂きました。
※一人3票まで投票できるようにしていました。順位はつけてもらっていないので、ここでは会得票数で順位を付けます。

1位 28票 Wild Flowers(RAMAR)
 ■ゾイドの主題歌としてまず浮かぶのが無印の主題歌のこの歌です。
  メロディや歌詞もとてもいいですし、何よりもすごいのは、OPの映像は何度か変わったものの、この歌自体は最初から最後まで変わらず、1年以上にわたって繰り
  広げられたアニメ無印のOPであり続けた事です。

 ■「Wild Flowers」は、「ZOIDSと言ったらコレ!」と声を大にして言える、最も象徴的な名曲でしょう。
  発表された年が世紀末であり、2番以降に21世紀に期待をよせる歌詞があるのも印象的です。まさに、「機銃新世紀」の始まりを告げる曲と言えます。

 ■Wild Flowersは最近聞いて再びに好きになりました。
  ゾイドに関しての話では無いですがゆっくりでも力強く歩み続けよう…そういった思いはまだ震災の傷が癒えない今の日本という国に必要な歌だと思います。

 ■如何にも、冒険が始まるんだ!というのが、音楽と映像からバシバシ伝わってきてカッコ良かった~(^^)
  オープニング曲はこれから始まるワクワク感で覚えてるんですが、エンディングは何故かあまり記憶がない…曲と曲名が一致しない…たぶん、本編で満足して上の空
  だったのかと(^^;

 ■私の人生の応援歌です。悲しいときはこれを聞いて落ち着きを取り戻します。
  歌詞が深いので、大人になってからずっとずっと好きになりました。無印アニメ本編中変わらなかったのも好評価です。

 ■初めて耳にした時は爽やか過ぎだと思いましたし、第1話のクライマックスでインストVer.が流れた時は「あー・・・こういう(泥臭くない)方向で行くのね・・・」
  と、ややガッカリしたこともありました。
  ですが、主題歌の中では一番泣けるのです!これから厳しい世の中を生きていく子供達に向けたエールのように感じられ(戦いの当事者ではなく、遠い小さな村や町で
  無邪気に暮らす名前も知らない子供達の姿を思い浮かべてしまいます)、世界観の広がりを強く感じさせてくれます。

 ■ロボットアニメの主題歌とは思えない爽やかさ、歌詞の前向きさ。聞けば元気が出ますw 毎度毎度勝利フラグとばかりに流れてたのも良い思い出。
 ■wild flowersは王道だね。

2位 15票 NO FUTURE(相川七瀬)
 ■アニメ無印から作風がガラッと変わったことを一発で印象付けると同時に、熱く激しいバトルが繰り広げられる/0を象徴するような印象がある、そんな歌です。
 ■あまり作品にあってないように思えるが、よく考えれば、主人公と愛機(ヒロイン)の事を歌っていると思われるので。
 ■前作とは違った雰囲気、やたらスタイリッシュでセクシーな作り。なぬ?と思ったら戦後の競技化した時代設定。ナルホドな~といった感じでした!

3位 11票 夜鷹の夢(Do As Infinity)
 ■アニメOPとか抜きにして、曲として一つの物語になっている反戦歌。
 ■戦場の歌で切なくなります
 ■曲として好きだし、OPの構成も見事。しかし曲調からいってEDの方が良かったなーという気もする。

4位 9票 Your song(EARTH)
 ■曲自体が好きというのもあるんですが、切ないメロディーがアニメ後半で使用されていた事と重なって。
  もうすぐ終わっちゃうんだなー…っていう感情と共に記憶されていて印象深い。
 ■切ないメロディと歌詞が印象深く、アニメ無印の終盤を飾る名曲だと思います。
 ■このエンディングは切なく、子供ながらに、あぁ終わるんだなと実感しました。最終回のエンディングの入り方の絶妙さは筆舌に尽くしがたいです。

5位 8票 Song for...(Dear)

6位 6票 流離人(DASEIN)
 ■この歌をバックにただ走り続けるライガーゼロ。これぞゾイドアニメのEDだと言わんばかりの雰囲気で好きです。

7位 4票 CHASE(DEVELOP=FRAME)
 ■歌詞が熱くてビシビシ伝わってくる!

8位 2票 イントゥユアセルフ【INTO YOURSELF】(トランスティック・ナーヴ)

9位 1票 Real Love( PARADISE GO!! GO!!) ありのままでLovin'U(レ・ミィ×コトナ)

1位はやはりWild Flowersが来ました。コメントにもありますが王道な歌です。
曲自体の出来や深い歌詞-それゆえに大人になった時初めて気づくような事もある-に加え、劇中で長らく使用された事や、勝利シーンで印象的に使用されていたことも、人気の要因かと思います。
とにかくゾイドと言ったらこの歌!と連想する方も多いでしょう。今後も語りづがれ手行く名曲だと思います。

上位陣はOP主題歌が占めています。やはりそれだけ印象に残りやすいという事でしょうか。
ED主題歌ではYour songが1位です。大成した初代シリーズの最後に流れた歌という事で、深く印象的でした。

今後も、素晴らしいアニメと共に素晴らしい主題歌がある事を強く願います。


■質問3 -次回作はどんなのを希望?- 回答詳細

 ■個人的に一番見たいのは新世紀バトスト世界を舞台とした単発エピソードのOVA、もしくは深夜のワンクール作品ですね。
  イメージとしては妄想戦記をそのままアニメにした感じです。かわいく萌える女の子あり、渋いおっさんありのゾイド世界を多角的に表現する万華鏡的作品が理想です。
  各話ごとに監督さんごとのスタイルに合わせて絵柄が変わるなんて面白いかもしれません。
  また、最近の流行に合わせて萌え萌えな感じの女の子たちがゾイドに乗る、ゾイドを作るなんて面白いかもしれないです。
  ミリタリーと萌え系の意外なまでの親和性は先達の数々のアニメが証明しておりますし、それをきっかけに新参者に向けてのマニアックな内容のゾイドの歴史解説本の
  ようなものが出れば、昔からのファンとしてもうれしいですしね。
  ゾイドオタクな女の子たちが、ゾイドを紹介し、熱く語り、妄想する5分アニメなんて言うのも見てみたいです。

 ■ミリタリー色溢れ、様々な機体の活躍を描いてくれる作品です。
  高速ゾイドの贔屓は正直お腹いっぱいです。ライガーが主役の作品より、もっと他の主役が見たいです。
  帝国側が主役でも良いし、共和国側が主役でも良いです。ただ、ライガー以外の主役がほしいです。
  高速機が主役を張るなら、共和国ならコマンドウルフやケーニッヒウルフ、帝国ならセイバータイガーやライトニングサイクスが良いでしょうか。
  本音を言えば、ゴジュラスが切り札で描かれ、激しい格闘戦を演じて大活躍する場面が見たいですが、もう平成世代では上位機種が沢山居ますし、無理でしょう。
  それならゴジュラスギガ辺りを切り札に描いてほしいなぁ。
  決戦ゾイドであるゴジュラスやマッドサンダー、アイアンコングやデスザウラー等を中核としながらも、支援砲撃機体や通信機体も描き、むしろ高速ゾイドは戦術の
  一つにすぎない事を打ち出してほしいです。
  アニメから入った世代ですが、いつもライガーやザウラーが主役で、遅いゾイドは存在価値すら無いのは悲しいです。
  大型決戦ゾイドや電子戦ゾイド、空戦ゾイドや海戦ゾイドの有効性を描き、皆得意分野では頼もしい戦友である事を描いてほしいです。
  また、旧式のゾイドが最新型を倒す展開は本当に描いてほしいです。多くの子達に影響を与えるアニメだからこそ、旧式も操縦者次第では頑張れる、ライガーだけで
  なく他の機体だって凄いんだと伝えてほしいです。

 ■妄想戦記的な、バトスト世界の「スキマ」の話を見てみたいところです。
  バトストの世界観でアニメを作ってどうなるか、気になるところです。
  アニメ未登場に終わってしまった機体もガンガン出演を希望したいですね。

 ■脇役のゾイドにスポットをあてた一話完結型のショートストーリーオムニバス。
  知られざる局地戦でバリゲーターが大活躍した作戦があったとか、ベアファイターとブラックライモスの死闘とか…。
  ヒーローはこれまでのアニメでもう十分かな。

 ■バトストをベースにした作品を見てみたいのですが……
  ゾイドを知らない方にとっては敷居が高くなってしまうのかも知れませんね…
  新型ゾイドの登場は確実だと思うので、今までのバトストとの矛盾が起きないためにも全く新しい世界観というのもアリだと思います。

 ■○バトルストーリーのアニメ化!
  ○人間はあんまり出てこなくていいです・・・ただ命令に従い戦場に赴いていく1人の兵士の話をオムニバス形式で描いてくれたら・・・。
  仲間が次々と命を落としていく中、ある者は歩兵として、ある者はパイロットとして、それぞれの思いを抱きながら戦っていくというような・・・。
  ゾイド星(惑星Zi)での戦いが、どれほど辛く厳しいものなのかをもっと知りたいのです・・・。
  (前回のアンケートに回答するために手持ちのバトストを読み返したのですっかり影響を受けてしまいました;)

 ■難題かもしれませんがパイロット描写を極力見せない感じで「あくまでゾイドが主役!」といった作品を希望しています。
  (ゲーム作品で例えるのは的外れですがアーマードコアシリーズのようなものです)
  そしてオムニバス的な感じで必ずしも共和国が、このゾイド乗りが必ずしも正義と言ったものではなく、戦場という場をさまざまな視点から描写する作品をOVA
  辺りで見たいです。
  恐竜型とかドラゴン型なんかもヒーローの素質あるだろうし、同じ高速機ならせめて犬科とか…。

 ■やはりゾイドは軍記物でしか輝かないと思う。そして、主人公は若い時は性格含め普通のパイロットで、年を経て30位でエースになっていくという話(もちろん同格
  以上の奴らはいっぱいいることも描写する)。主人公が毎回登場するわけではなく、他キャラにもスポットを当てる。
  そもそもバトスト登場人物って訓練したり科学者だったりしたけど皆説得力のある経歴や容姿をしてましたよね。
  妖怪ウォッチでは普通の小学生が主人公みたいですが、そういう立場に感情移入しやすい子供が増えているんではないでしょうか。
  勿論主人公が普通で結構負けるとなると戦闘シーンなどで現実にありそうな工夫をしないとアニメのカタルシスが無い訳ですが、せっかく本来のゾイドに向いてそう
  な土壌が出てきたわけですから挑戦する価値はあると思います。

 ■具体的には、昭和バトストの1巻から4巻を原典に忠実にアニメ化してほしい……と、いうか、アニメ化したものを見てみたいです。
  一般論的なところを言いますと、ゾイドはあくまで兵器である以上、軍人、あるいは軍関係者が主人公の戦争ものにしてほしいです。
  無印のように「世界を救う」的な展開とかスラゼロ、フューザーズのようにゾイドバトルものとかは勘忍して欲しいと思います。
  ゾイドはもともと「未知の侵略者から世界を救う」とか「バトル競技」とか言うコンセプトではなく「国家間の戦争を描いた」物語として作られた筈なので、そのず
  れによる違和感がどうしても拭い切れませんし、「戦争というものを舐めているのか」という嫌な感じもしてきます。
  あくまで、戦争の虚しさとか愚かしさとか悲劇とか、その中を生きようとする人々の物語にして欲しいと思います。
  ……とはいえ、それも行き過ぎると反戦平和のメッセージめいたものが前に出過ぎてしまっては厭味な感じになってしまいますので、ゾイドのカッコ良さとかゾイド
  乗りのカッコ良さとか、娯楽要素とも両立させてほしいところです。
  あと登場人物についてです。機獣新世紀世代ではあるのですが、美形とかロリとかは的確なタイミングで的確な設定の登場人物を出すのには問題ないのですが、濫用
  すると薄っぺらい感じがします。
  それに、戦争に少年少女が出てくる場合、一歩間違うと政治的イデオロギーのプロパガンダをしている作品になってしまいます(特に、自発的に戦闘要員になったり
  なろうとしたりすると、その危険性は高まります)。
  その点は充分に注意してほしいと思います。
  また、登場人物の服装とか髪形とかにも「軍人だ」と言われて納得できるように充分注意してほしいです。
  そうしないとどこか遊んでいるような感じがして不真面目な印象を受けますし、戦争、あるいは、軍隊という巨大官僚組織の何か重要なところを描けていない感じが
  しますので、そのあたりにも気を配ってほしいです。
  あと、高速機とジェノザウラー系のみを優遇するのではなく、意識して様々なゾイドの活躍の場を作って欲しいですし、戦争ものである以上、戦争とか軍隊とかにつ
  いてもよく勉強した上で作ってほしいです。

 ■今その企画を動かすのであれば、大きく分けて3つの道が考えられる。
  1つは一般層を意識した「明るく楽しい作品」だ。ゾイドのアニメ作品では、「/0」がこれに当たり登場人物の年齢が若くそれでいて、大人という印象があることも
  高い年齢層の支持を得ている。
  2つ目は、長年のファンに向けたバトルストーリーのアニメ化だ。
  より人物を描写するため、深夜枠という選択もある。映像ソフトを売るという目的がハッキリすれば、クオリティの向上となる。
  3つ目は、従来と同じ「特別なゾイドを相棒とする主人公が仲間と協力して敵を倒す」ストーリーだ。
  ゾイドという媒体は立体が先に動く。必然的に主人公達が闘う敵は、意外性に欠ける。
  既にユーザーが知っているからだ。演出としては攻略であり、「動き」を演出する手法だ。
  アニメにおいて仲間という存在が必要であるのは、立体・関連商品を売るためだ。敵役よりヒーローの機体が売れるのは、道理である。
  ライバルの機体が売れるかは、脚本家や構成によるところが大きい。全体の構成が軌道修正されると、人物の性格が著しく変化する場合がある。
  反対に仲間の機体というのは、売れる前提で動かせる。
  次は作品を作る前段階を、如何にして築くかという点だ。製作現場の確保、脚本間の連携、広告・メディアミックスだ。
  漫画という要素は是非とも欲しい。あらゆるアニメ原作の漫画に言えることだが、漫画の展開をアニメが追い越してしまう。
  よって漫画版は独自の結末や新機体を登場させるべきだ。それによって漫画版に更なる価値を持たせる。
  作品(年代)の位置の設定も重要だ。これによって大きく方向性が決まる。従来の歴史の中に設定するなら、全て正しくなければならないだろう。
  それをユーザーが肯定できる形にすべきだ。これには資料の提供とアドバイザーの参加が必要だ。初期からゾイドを知る方でなければならないだろう。
  反対に全く新しい世界観というのは、近年繰り返されてきた。新しければ新事実として設定を「変更」できる。製作側としてはこの方がやり易い。
  しかしそれは、ユーザーの感動という要素が強く求められる。
  どちらの場合でも、製作現場の確保は必須となる。
  そしてゾイドを好きになってくれる脚本家の方だ。これらの要素を揃えられれば、ユーザーはその作品を支持することができる。

 ■・アニメ無印のような魅力的なキャラクターやゾイド、エピソードが詰まった冒険譚
  ・/0のような熱く、エキサイティングなバトルが繰り広げられるバトルもの
  ・バトストのアニメ化
  ・ゾイドバトラー雷牙や、ガンダムで言えばガンダムビルドファイターズのような、ホビーとしてのゾイドにスポットを当てたホビーもの
  ・妄想戦記の様に様々なゾイドにスポットを当てた短編集
  ・ゾイドバーサスやゾイドサーガなどのゲームのシナリオをベースにしたもの(と言うかゲーム作品のアニメ化)

 ■いっそのこと今までの全てのゾイドの設定やストーリーをパラレル扱いにして、0からバトルストーリーを作ってほしい。
  個人的にこれだけはやってほしいという点は、「ゾイドは兵器」な戦争ものと、「ゾイドは心を持った生きている機械、俺の大切な相棒だ!」的な話の二つに大きく
  分けること。
  共通するのは「ゾイド」という名前だけ。出てくるゾイド、時代、場所などはまったく別物で無関係で一切共通しない。
  ガンダムでやってるのを参考にしてほしい。
  あとは、ストーリーのある玩具の販促なのに別ストーリーのアニメをやったり、続編っぽくして従来のファンの思い出やイメージを簡単に壊すようなとんでも設定は
  やめてほしい。

 ■無印と/0はバトルストーリーの設定を無視していましたし、フューザーズは普通にまとまっていて。
  ジェネシスは恐竜型ファンに不満が出る形。
  なので、基本的なこれからのゾイドの設定を構築しつつ、出来うる限り万遍なくゾイドに出番があるものがいいです。
  どんなものをやっても不満は出るでしょうから、それ以外は特に望みません。

 ■生物同士の戦いを感じられる格闘戦を増やしてほしい。とくに単純な取っ組み合いが見たい。
  また軍事色を強めたバトルストーリーのようなものも見たい。

 ■無印のような冒険物を希望します。
  ですが戦闘は無印のようなライガー系などの主人公機の無双ばかりではなく、色々な種類のゾイドが各々の個性を出した戦闘を見れるものにしてほしいです。

 ■話はさておき、ゾイドがかっこよく動いて戦って見ていてゾイドを欲しいと思えてくる作品。
  もし仮にバトストをアニメ化するなら登場人物はすべて女性にして今はやりの萌ミリタリーものにしないと企画が通らないかなと思う。

 ■バトストに添った物…だと、描写の困難さから駄作になりそうで怖い。それでも、バトストに添った物が見たいと思う。
  まぁ、ゾイド星でゾイドが出てくる話なら何でも嬉しいです。

 ■新世紀バトルストーリー二巻を原作にした、劇場版アニメの制作を希望します。
  アーサー・ボーグマンのブレードライガーと、リッツ・ルンシュテッドのジェノブレイカーの共闘を、最新のCG映像で観たいのです。

 ■ゾイド(無印~GF編)はきれいな形で終わりましたが/0はSクラス入りで終了したので是非ともSクラス編をやってほしいですね
 ■バトルストーリーを各エピソード三話完結ずつくらいでOVAで観てみたい!! スタッフは是非、初代と/0の皆様で!
 ■アニメ・機獣新世紀世代の私ですが、もちろん、中央大陸、大陸間戦争=メカ生体時代を舞台にした作品を希望したいですね。
 ■本格的な戦記物か、銀英伝見たいなSFやスペースオペラ。
 ■ゾイドSS 読んでみて、アニメにしたら面白そうだなっておもったからです。
 ■いい加減主役機ライガーやめていただけませんかねぇw  ライガー自体は好きなんだけれども。
 ■やはりライガー系ゾイドが主人公の冒険活劇ですね。ヒロインはもちろん出てほしいのですが、あざといのは無しにしてほしい。
 ■ゼネバス帝国対ヘリック共和国の、ゾイドバトルストーリーをなぞった完全軍記物をやってほしいです。
 ■無印ゾイドを2期26話でリメイク。
 ■/0の様な気楽に見れるアニメがいいです。
 ■ライガー、ザウラー以外の帝国機主役
 ■ガンダムユニコーンのように量産機、旧型機が光る場面がある作品
 ■コンセプトアートっぽいのもいっちゃう?

バトルストーリーがけっこう多いのかな?という印象です。また、ライガー一辺倒に対する要望も…。
とはいえ、様々な意見が寄せられています。どれも魅力的な原案になれるものばかりです。
是非、全ての意見を汲むのは無理でも…、様々な意見に目を通し、多くの人が絶賛するアニメがまた生まれる事を願うばかりです。


今回のアンケートは、このような開票結果となりました。
1999年は、「ゾイドがアニメなんて」という声も聞こえたものですが、今やすっかり定着しています。
バトルストーリーのハードな世界とは一線を画するゆえ、初期において議論が生まれたのは仕方の無い事だと思います。
しかしアニメゾイドは間違いなく傑作だった。だからこそ根付いているのは確かだと思います。
また、あれだけユーザーに強い印象を残したのだから、今後のゾイドの大々的な展開においては外せない要素になってくると思います。
色んな意見はあると思いますが、ぜひぜひ、今後ゾイドシリーズが更なる飛躍をしていけるよう、発展的な議論が出来ると良いなと思います。

そして、次作はあると強く信じています。いつか、次の作品も含めてアニメゾイドに関するアンケートが出来たらいいなと思います。
今回のアンケートは、そんな風に思ったアンケートでした。

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