Zoids Ignition第41回アンケート -バトスト名シーン メカ生体①- 集計結果
2014年7/31~8/14に実施した、第41回アンケート -バトスト名シーン メカ生体①-の集計結果を公表します。
本格的な戦記であり、当時から今に至るまで高い人気を博している5冊のゾイドバトルストーリー。
様々な戦場を写し、時に勇ましく時に悲しく…。そこで織りなされた様々な物語は、今でもユーザーの心を捕えて離しません。
今回は、そのゾイドバトルストーリーについてアンケートしました。
■アンケート項目詳細
まずは、実施したアンケートの項目を記載します。
項目2:-好きな登場人物は?-
■投票数
今回の投票数は33票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
では早速、発表します。
■質問1 -好きなエピソードは?- 回答詳細
票が多かった順ではなく、巻数順、エピソード順に記載します。
1巻
ゾイドゴジュラス対レッドホーンの戦い
■バトスト1の最初のエピソードにして初の大型ゾイド同士の戦い。その迫力ある描写はゾイドの魅力を教えてくれた。
大氷原の戦い
■初のMK-Ⅱどうしの戦い。コマンドエコーの執念。
1対1ではアイアンコングが圧倒していたのに、ウルトラザウルスの加勢で勝利したのはゴジュラスという、どのゾイドも格を落とさない結末。
すべてが素晴らしいと思います。
■味方が次々と消息を絶つ謎のポイントへ近づくウルトラザウルス。得体のしれない不気味な謎に向け、「静」から始まるストーリー。
しかしアイアンコングMK-IIの登場以降は息を持つかせぬ激しい戦闘シーン。一転して「動」の魅力だ。
途中から乱入するゴジュラスMK-II。優勢に戦いを進めるコング。しかし一瞬のスキを突くウルトラ、そしてゴジュラス。
静と動の対比が素晴らしい。
■あのウルトラザウルスを今一歩のところまで追いつめたことが強く印象に残ってます。
ウルトラザウルス上陸作戦
■小学校低学年の私は、敵基地に向けて放たれた、ウルトラの艦砲射撃と偵察機発艦の衝撃が忘れられませんでした。
いまだにあのシーンをジオラマで作りたいと思い続けています。
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2巻
帝国首都包囲作戦
■右下のゴドス2機が手を繋いでいる(ように見える)ことろ。実際には手を繋いでいるわけではなく、ただ位置的に手が重なって映っているだけだと思いますが、
妙にカワイイです。パイロットやゴドス自身の連帯感や絆などを感じ取ることができますし、やっぱりカワイイです。
ゼネバスの逆襲
■「は、班長殿っ、ぎょっ、ぎょっ、魚…」
これは外せないでしょう。なんでここだけコメディーっぽいの?と思いつつ、直後の不意を突かれる共和国軍、華麗に反撃を決める帝国軍、新たな戦いの始まり!と
いう緊張感とワクワク感がたまりません。
国境の橋争奪戦
■「フロストイグアン」「赤いイグアン」
680円の小型ゾイドを、憧れのゾイドにしてしまった、脅威のエピソード。
HMMイグアン発売後、フロストイグアンを再現しているサイト様をいくつか拝見し、改めて印象深いエピソードであった事を再確認しました。
小型ゾイドでも、改造・設定・シュチュエーションの三つが揃えばカッコいい、という事を証明してくれました。
■国境の橋争奪戦でしょう。
主役が780円ゾイド達だし、戦略的にかなり練られていると思う。「最も激しい戦いと言われた」などと書いてあったが嘘ではないだろう。
■基本的には新型ゾイド(特に大型)が活躍することが多いバトストの中で旧型の小型ゾイドが主役を張る珍しいエピソードなので。
戦地のまっただ中で
■バトスト2のp16-p17のブルーパイレーツの話。
どくろ岩はバトストの中でも浮いた感がありますが、こういうノリもありなんだ…と楽しみ方を提示しているようで好きです。
突き進む破壊の悪魔
■ゴジュラス部隊が敗北するというのは当時からしたら有り得ないことですが、それをただ「デスザウラーに挑んだ。荷電粒子砲にやられた」で表すんじゃなくて格闘
戦で一台、また一台と丁寧に破壊されていくところにまた恐怖を感じます。
そのお膳立てもしっかりしていて、敵の強大さと有り得なさが共和国基地の指令ビルのやり取りから感じられます。
またゴジュラスやそのパイロットも歴戦の勇者らしくて登場から取り囲むまで(涙)非常にカッコ良い!
デスザウラーは更に基地爆破からも不気味に逃れて敵を追撃し、ほっとしていた共和国部隊を文字通りの全滅に追い込みます。狙われたら逃げられない。
この話もとにかく怖いです。デスザウラーの強さを物語る伝説として、そしてゴジュラスのやられ役降格の原因として、これほど説得力のある話はありません。。。
■共和国派でゴジュラス大好きな自分としては複雑でもありますが(笑)
「あの」ゴジュラスを投げ飛ばすデスザウラーの姿は怖すぎる。「こいつを敵に回さなくてよかった…」このセリフは凄く説得力があります。
歴戦のゴジュラス乗りの描写も好きです。ゴジュラスもゴジュラス乗りも、デスザウラーを除けば最強クラスなんですね。
それが分かるからこそ、よりデスザウラーの凄さが引き立つ。
■ダンカンのデスザウラーが、今までの全てのゾイドの中で一番好きなので。
2巻55ページのダブルソーダと写っている写真(おそらく従軍したカメラマンが撮ったのでしょう)がベストショットです。
共和国首都を守れ
■二巻のクライマックス。そこに至るストーリーもさることながら、ジオラマ、文章、すべてが素晴らしい。
二機のゾイドを背景に、息絶えるエリクソンと慟哭するトビー・ダンカン。最高です。
■ゾイドバトルストーリーを手放して20数年経ちますが未だ一番強く印象に残ってるエピソードはこれです。
敢えて荷電粒子砲を使用せず大型ゾイド同士の肉弾戦を描いたのは迫力満点でした。ストーリー内容としても大好きです。
■まず状況が、燃えるというよりは悲惨の一言。文章から察するに多分ウルトラも何台かは既にデスザウラーに敗北済み。
それに引きずられてか優位に戦いが進んでる時も共和国派としては首根っこ掴まれてる気がしてなりません。
なにせあのウルトラが砲撃は牽制(とパイロット攻撃)にしか使わず近距離戦ばかり挑んでますからね。
そして最も盛り上がる、赤く目の光ったウルトラとデスの対峙から首尾よくデスザウラーを溺れさせて。。。夢を見れたのもつかの間、実にあっけない、力の差を見
せつけるような終わり方です。とにかく全体的に”怖い”。
でも実にバトストらしい、ヒロイックというよりは必死に戦う者同士のラストバトルでした。最期のパイロット同士の展開も含めて。
■新世紀版から入り、弟の買ったコアボックスを一度読んだきり(しかももう10年近く前)なので、あまり覚えてるものも少ないのですが、このウルトラ対デス様は印象
深いです。
特にオチが好きです。必死に倒した兄の仇が、兄を素晴らしいゾイド乗りと讃えながら死んでいく。
敵への賞賛は新世紀版でリッツやプロイツェンなどもしていますが、ドラマを最高に盛り上げ、デスザウラーの外観の恐ろしさと相反する人間的感情がゾイド世界を
リアルな戦争物語に見せてくれたのだと思います。
あと、デスザウラー開発秘話のような漫画で、わざとバランスを崩し倒れ込むギリギリで動かすことでスピードを得るというのもナルホド!と思いました。
■ウルトラザウルスの格闘戦という珍しい描写。全体的に構図が格好良いです。
トビー・ダンカンとエリクソン大佐の因縁全般
■燃える、泣ける!
ミリタリー物とヒロイック物、そして戦記物のエッセンスが絶妙にブレンドされた名エピソードだと思います。
コマンドゾイドや、旧式ゾイドが活躍する話
■ブルーパイレーツ隊や、山村の少年たちの村の話が好きです。
大型ゾイドを買ってもらえない少年たちに、「戦い方次第では、小型(旧型)でも活躍できる」と希望を持たせてくれた、当時のトミーの優しさに感謝(笑)
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3巻
かわされた必殺の一撃
■バトスト3のp10-p11のデスザウラー捕獲失敗の話。私事でアレですが、これだけ携帯電話の普及した現代でも
別の組と連絡が付かず、このまま段取り通りに仕事を進めるべきか連絡が付くのを待つべきか…というのはちょくちょくあるので、あるあるネタというか他人事に
思えないなと。
海の道を守れ
■戦争を美化してはいけません。しかしその制約があっても讃えるべき騎士道を見せたエピソードでした。
たった1台の上陸部隊
■二機ならんでキャノン砲をぶっ放すゴジュラスMK-Ⅱ(量)。
ゴジュラスMK-Ⅱ(量)は一番好きなゾイドです。理由は昔持っていたから。
(限定型は今も昔も、実物を目にしたことがない。当時は製品化されてない改造ゾイドだと思っていました。)
デスザウラーにむしり取られ、握力でグニャっと変形したキャノン砲が妙に好きです。
■月並みですが荷電粒子砲の威力と、ウルトラザウルスの意地がもちろん印象に残りますね。
後この部隊は囮としては非常に豪華だと思いますが、実際のところ死ぬことは決定していた訳で。。。
ゴジュラスMk2のパイロットが「しめた!デスザウラーが現れたぞ」と言ってますがそれは同時に確実な死亡フラグが立ったということでもあり読み手としては複雑
な思いです。ウルトラのパイロットも「地面にたたきつけられた」と書いてあるし無事ではないのでしょうね。
当時の共和国の余裕の無さとこうするしかないデスザウラーの脅威が伺えます。
小さな戦士たち
■全くと言っていいほど、メジャー系?ゾイドが活躍のお話ではなく(注・当時はメジャーもマイナーもないのですが)、
子供たちが乗ったツインホーンが帝国の追撃部隊を追い払うお話です。
「なぁに、全部のスイッチを押せば、弾が飛び出すさ。」のセリフに当時、しびれました。
ハードボイルドなバトストの中に一滴の清涼剤なエピソードです。
■「子供が知恵と勇気を出して戦う」「旧式ゾイドを自分たちで改造して戦う」この二点がすごくいい。
当時のユーザーに、「君たちだって戦えるんだよ」そして「古いゾイドでも戦う方法はあるんだ!」と示しているのがいい。
「なぁに、全部のスイッチを押せば、弾が飛び出すさ」も名セリフ。
当時は自爆スイッチとかあったらどうするんだろうと思っていましたが(笑)
今は、撃つ前に安全装置の解除とか色々な操作があるんでは?と余計な事を思ってしまいますが(笑)
最後の替え玉ヘリック
■両陣営最強の合体ゾイドと改造ゾイドの戦いは子供心に最高でした。
まだ子供で文章はあまり読めなかったのですが、この辺の話だけは写真を見るだけでなく話の内容が知りたくて、必死に読みました。
■ケンタウロス対デスドッグはゾイドの戦いで最も好きです。 実力伯仲の巨大ゾイドの格闘戦というのは結構珍しいので。
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4巻
アロザウラー危機一髪
■前傾姿勢で駆ける、青いアロザウラーがカッコいい!! アロザウラーは最高だ!
密林の黒い稲妻
■グレートサーベル大好き、そして、そのグレートサーベルが大活躍するため。
共和国研究所空爆作戦
■マイケルがデスバードを開発しつつ、父を超えられない悔しさを滲ませるところ。その後、新型を開発したいと言いながらも陸戦型改造デスザウラーをすでに完成
させているところ。仕事ができる人間は違うな・・・と思います。
全ていつわりの島
■最高のブラックジョーク回です。
チェスター教授の迷惑を顧みない作戦を立てて担当者を決める段になると安全な作戦を志願するルイスとマーチンとか、
部下に危険な「かまど」作戦を押し付けて自分は安全な「ツバメ」作戦を率先して引き受ける最高権力者ヘリック大統領とか、諷刺が効いていて笑えます。
あと、大空の旅に出る前のチェスター教授とヘリック大統領の有閑階級の社交界な会話もツボでした。
そして一番重要なのが、バトスト全編の主人公にあたるはずのヘリック大統領が直々に諷刺の対象になっているためあまりイヤな感じがしません。
政敵をバカにするのではなく自分の愚かしさを笑う、という諷刺の要点を忘れていない感じで、他人を小馬鹿にする後ろめたさが無くて素直に笑えます。
■いつもとはちょっと雰囲気が違うエピソードで、どことなくコミカルな感じが好きです。
単なる戦闘ではなく、帝国軍に無駄な作戦を取らせて消耗させようという着眼点が面白いです。
たとえデスザウラーが相手でも、知略で撃破することができるというのを示したのも良いと思います。
タイトルのかっこよさも抜群です。
ゴーレムの奇跡
■学年誌の影響で悪の大ボスの印象があったゼネバス皇帝の評価が変わったお話です。ちょうど良い時期に読むことができたのが幸運でした。
死を賭けた挑戦
■無敵のデスザウラー、しかもその改造機が敗れ去るという衝撃、その後の平和な時代の到来を思わせる義手・義足の配布は今でも心に残っています。
残念ながら暗黒軍の侵攻が後に控えていたのですが、素晴らしいラストでした。
塔の上の悪魔
■雷神、マッドサンダーの初陣。マッドサンダーの重防御ならではのエピソードでとても良い。
突撃後の派手な感じも新鋭機の登場シーンとしてふさわしい。
ですが、最も好きなのは作戦前の陸軍将校、チェスター教授、ヘリック大統領のやり取りですね。
前線の要望と開発者としての意見、そして決断を下さねばならない立場の人物。こういうやり取りが好きです。
結ばれた二つの手
■4巻は全編マッドサンダーに関わる話であると同時に、やはりホバート親子とチェスター教授の話であるように思います。
義手を巡ってチェスター教授が語る一連のシーン、そして義手を通じてホバート親子がひとつとなるシーンは、ジーンときます。
大空を舞う祈り
■バトスト最大の名シーンではないかと思っています。
バトスト1~4を締めくくるにふさわしいエピソードであり、その後の陰惨な展開(5巻)を知っているとなおのこと心にくる話です。
■これを超えるエンディングは無いと思う。
まだ戦いは終わっていない…が、人を信じる勇気。それを綺麗ごとでなく実がある表現で成し得たのは素晴らしい。
…このエピソードではないが、暗黒大陸編で正義VS悪みたいになっちゃったのが惜しいなぁと思ってしまう。
■戦いの決着はまだ付いてませんが、物語のオチはここで付いたなと思います。
長く苦しい戦いで平和のありがたみを知った的な話を強調していた無印バトストの〆としては良い感じで終わったなと。
■ゼネバス皇帝のマイケルへの心やチェスター教授を介して繋がりを取り戻す父と子の話が感動しました。
チェスター教授も人間としての描かれ方がとてもよく、戦争の中での人々が何を感じどう生きたか、それを描くのがバトストは最高に上手かったと思います。
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新ゾイドバトルストーリー
戦火のかなたに
■新型機が華々しく活躍するのではなく1%の可能性にかけるシチュエーション、その中でのグラハム大尉とギルベイダーのパイロットの「グッドラック」が話に深み
を与えていたのが良かった。
明日への脱出
■全編重いムードの漂っていた5巻ですが、それを吹き飛ばすようなエピソードで気に入っています。
散々乗り換えた末、最後にレイノスにヨリを戻しているあたりも、何となくいい話ですね。
■インフレし続けたストーリーの最後にコレ。何かホッとしました。
結果はこのようになりました。
2巻と4巻への投票が多かったです。
やはりウルトラザウルス・デスザウラー・マッドサンダー。三大巨大ゾイドが大活躍した時代のものが大人気なんだなぁというのを再認識しました。
一方、5巻…、新ゾイドバトルストーリーは最も投票が少数でした。
この巻のみ、正義VS悪の構図が強調されていたり、新型機がどんどん登場し古い機体がなかなか活躍出来ないなど異質な構成であるのは否めません。
そういったことが影響したのかもしれません。
サーベルタイガーやシールドライガーといった、高速系のエピソードへの投票は少なくなりました。
巨大ゾイドの活躍や旧式機の活躍に注目が集まっているのも面白い結果だなと思いました。
最も票数を集めたのは、2巻の「共和国首都を守れ」と、4巻「大空を舞う祈り」でした。
どちらも戦争の悲惨さを、綺麗事ではなく、よく表現しています。こういったものが、また今後も生まれると良いなと思います。
ここで紹介した投票の他、ほぼすべてのエピソードに対しコメントを付けて頂いた方が居ましたので、そちらの方は以下に別途紹介します。
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1巻
空前の新型ゾイド開発競争
■戦いの激化に伴い、陸・海・空のあらゆる領域に様々なゾイドが登場したエピソードであり、様々なゾイドが続々と登場したのにとてもワクワクしました。
帝国の小型ゾイドが揃い踏みして重装甲スペシャル級からもシンカーやマルダーが登場、対する共和国もバリゲーターやサラマンダーが登場し、
ストーリー中では続々と新型ゾイドを繰り出してくる帝国軍に対して、共和国軍が不安を抱くのがまた、印象深いです。
帝国の逆襲
■ゴジュラスのライバルであるアイアンコングが初登場したエピソードであり、圧倒的な性能で侵攻するアイアンコングに対してゴルドスやサラマンダーでは敵わず、
共和国最強のゾイドであるゴジュラスでさえ、決戦時には数で勝り、戦闘でも勝利したものの、その損害はコング部隊を上回り、ゴジュラスの無敵時代を終わらせ
た
事もあって印象に残り、ゾイド界屈指のライバルであるゴジュラスとアイアンコングのガチンコバトルを堪能できる名エピソードだと思います。
ゴジュラス9バリエーション
■アイアンコングとの対決で実質的な敗北を喫したゴジュラスが、打倒コングのために様々な強化を施された、そのバリエーションもさることながら、様々なコンセ
プトの改造ゴジュラスがどれも印象に残っています。
どう見てもガン○ムとかマ○ロスとかのプラモのパーツや武器にしか見えないパーツが使われているバトロイドタイプや強化装甲タイプ、ある意味でお約束な下半身
を戦車に改造した戦車タイプ、まるで鳥のような姿が異なパクと抜群な飛行タイプ、現在では2足歩行の恐竜の姿勢としてお馴染みになった前傾姿勢の高速機動タイ
プと様々なタイプのゴジュラスが登場し、そしてトリを飾る長距離砲撃タイプも、後のゴジュラスMK-2の雰囲気があってとても好きです。
個人的に、改造バリエーションはとても大好きです。
ゾイドゴジュラス秘密指令
■アイアンコングの登場、そして新型ゾイドが続々と登場し、戦いが更に激化する中で、帝国軍が新たな新型大型ゾイド開発に成功したという情報が共和国の司令部
に入ったのを切っ掛けに決行されたゴジュラス単機による帝国軍基地への強行偵察を行い、僅か15分の間に新型機の情報を入手し、脱出しなければならないと言
う緊張感がたまらないエピソードです。
コンピューターの情報と赤外線アイを頼りに敵を避けつつ基地の中を進み、しかも幸運なことに守備隊は共和国軍が大軍で攻めてきたと考えてほとんどが基地の外
に出ていた事もプラスに働き、ついには開発中の未知のトラ型ゾイド(サーベルタイガー)を発見し、通信では一度に多量の情報を送れないため、一旦そのデータ
をゴジュラスに記録して帰還しようと言うその時に、よりにもよって最強の敵であるアイアンコングが現れて、戦うか脱出するかの二択を迫られる中、ついにゴジュ
ラスは脱出を決行、慌てるコングを尻目に大空へと脱出する様はとても印象深く、好きなエピソードです。
第2次新型ゾイド開発競争
■アイアンコングの誕生以降、戦いと新型ゾイドの開発競争は更に加熱し、機獣新世紀でも馴染み深いゾイドが続々と登場した事もあって印象に残っています。
小型ゾイド最強であったゴドスを下すイグアンやハンマーロック、長く共和国の空を守った空戦ゾイドであるプテラス、輸送用ゾイドの代名詞であるグスタフなど
など、様々なゾイドが登場し、戦いの更なる激化と、続々と登場する新型機の戦いにワクワクした好きなエピソードです。
奪われた超極秘ゾイド
■アイアンコングやサーベルタイガーと言った強力なゾイドを次々と投入してくる帝国軍に対抗するために総力を上げて開発していた超巨大ゾイド、ウルトラザウルス
のデビューにして、登場早々に帝国軍きってのスパイ・コマンド、“エコー”によって強奪されるという憂き目に会うという衝撃的な展開で幕を開けたのが印象深いです。
まず“エコー”がウルトラ強奪時に使ったゾイドがシルバーコングやゴーレムのようなアタックゾイドや24ゾイド級の超小型機ではなく重装甲スペシャル級のハンマー
ロック(しかもシンカーで運んでいた)と言うのはよくよく考えたら凄いし、奪われたウルトラも、皮肉な事に介した共和国軍がその身をもってその強さを実証すると
いう展開も緊迫感が溢れていてすごいです。
なにせ共和国空軍自慢のサラマンダーの爆撃も物ともせず、陸軍も無傷での奪還以前に、破壊する自信があるかと言うと実の所なく、ウルトラが如何に強力なゾイドで
あるかと言うことをまざまざと表していて印象深いです。
しかし、黙ってやられている共和国軍ではなく、ウルトラ強奪時にその場に居合わせたカノントータスのパイロットであり、この「ゾイドバトルストーリー」の著者で
ある「R・S・トーマス」氏(当時中尉)が強奪された基地から共和国の首都を砲撃しようとするウルトラのレーダーを(偶発的な命中っぽいですが)破壊して脱出に
成功し、ウルトラは共和国首都に向かって進撃せざるを得なくなり、更に彼はウルトラの弱点である頭部キャノピーへの攻撃を成功させるために、スクラップに見せ
かけた2機のゴジュラスでウルトラを押さえつける奇襲作戦を発案し、作戦は見事成功し、トーマス中尉の乗るカノントータスの一撃でウルトラのキャノピーも吹き飛
ばされてウルトラの奪還に成功した。
しかし、コマンド“エコー”にはウルトラの頭部のビークルでまんまと脱出されてしまい、とり逃してしまうと言う結果に終わり、両者の因縁は後の「大氷原の戦い」
に繋がっていく・・・。
ウルトラを巡る熾烈な戦いが印象深くて、好きなエピソードです。
対ウルトラザウルス用コングを開発せよ!
■コマンド“エコー”の活躍が帝国の国民を歓喜させる一方で、皇帝ゼネバスは帝国と共和国の間の国力の差は歴然とした物であることを見せ付けられ、対ウルトラ用の
コングの開発と共和国への決戦へと動き出す緊張感が好きなエピソードです。
また、改造コングであるイエティコングやスペースコングもまた、そのコンセプトやアイアンコングMk-2への繋がりが興味深いです。
と言うか、PSゾイドシリーズでアイアンコングが冷凍砲を装備できるのって、やっぱりイエティコングが元ネタなんだろうか・・・?
戦場の赤いイナズマ
■ゴジュラスの強行偵察によって共和国側に情報が流れたサーベルタイガーでしたが、実戦ではそんな事を物ともしない暴れっぷりを見せたのが印象に残っています。
サーベルタイガーは時速200kmのスピードを落とすことなく格闘戦を続けられ、入手した情報から「総重量200トン近い重量級の大型ゾイドが格闘戦に持ち込
めば予想重量が80トンくらいのサーベルに対して勝機があるのではないだろうか」と考えた共和国司令部の予想を無惨にも打ち砕き、それまでの重量級の大型機
とは打って変わって、身軽でスピード自慢の新機軸の大型ゾイドとして華々しくデビューを飾り、この当時には同系統のゾイドがいなかったこともあって、後の機
獣新世紀のファンブック一巻の機体解説でも触れられていた、「サーベルタイガーに遭遇した部隊は極力交戦をひかえ、直ちに空軍の援護を求めること」は、サー
ベルタイガーが如何に恐るべき相手であるかを示していてとても印象深いです。
後のライガー系などにも繋がる四足高速ゾイドの実力を遺憾なく発揮して見せたこともあって好きなエピソードです。
大氷原の戦い
■打倒ウルトラに燃え、極寒の地でウルトラザウルスを迎え撃つための罠を張るコマンド“エコー”の超人的な計画と、それに対して“エコー”に負けないほどの熱意と常識
外れの作戦(ウルトラの護衛として4機のサラマンダーに抱えられたゴジュラスMk-2が上空をパトロールし、ウルトラに危機が迫れば即座に対応する)でもって立ち
向かバトルがとても好きなエピソードです。
お互いに強化されたゴジュラスとアイアンコングの対決もさることながら、罠に嵌められたウルトラもただやられるばかりでなく、ゴジュラスを勝利に導く起死回生の
一手を見舞ったことも印象深いです。
目標・帝国の首都
■数々の激戦が繰り広げたバトスト一巻の物語の締め括る、帝国首都に向けて進軍する共和国部隊の中で起きたちょっとした出来事がいい味を出しています。
バトストの著者でもあるトーマス氏(このとき大尉)が氷原に散ったライバルの“エコー”の乗っていたアイアンコングの操縦桿の破片を持っているのもまた、グッと来
るものがあります。
2巻
暗黒大陸への脱出
■バトスト2巻の主役となる、共和国軍のエリクソン大佐と、帝国軍のトビー・ダンカン少尉の因縁の始まりであり、バレンシア基地に逃げ延びた兵士達を自ら迎え、
この地特有の気候ゆえに低空飛行をするサラマンダーをサーベルタイガーで撃墜し、最期はウルトラの砲撃から身を挺してゼネバス皇帝と弟を守ったダニー・「タイ
ガー」・ダンカン将軍の活躍も印象深く、ここからバトスト2巻の物語が大きく動き出す、印象に残るエピソードです。
舞い降りた赤いイグアン
■元々シルエットにプテラスっぽい所があるイグアンに実際にプテラスの翼を付けることでイグアンをプテラスに見せかけ、奇襲を成功させるところから始まり、増援
部隊が到着するまでの間、懸命に橋を押さえ続け、共和国軍がバリゲーターを用いた挟み撃ち作戦を行なう事も予測済みで警戒網を張っていたりと、 フロスト中佐の
巧みな戦略がすごいです。
しかし、必死に粘り続けたものの援軍は中々到着せず、ついには共和国軍がカノントータス部隊を投入したことでフロスト中佐率いる部隊は壊滅したものの、共和国軍
が橋を爆破する前にやっと援軍が到着し、戦いは帝国の勝利で終わり、
そして、最期の瞬間まで懸命に戦い続けたフロスト中佐達の勇姿が、とても印象に残るエピソードです。
敵地のまっただ中で
■従来のゾイドよりも更に小さいアタックゾイドを操るコマンド部隊、ブルーパイレーツの活躍が印象に残るエピソードです。
幾度と無く帝国軍を苦しめた上に、帝国軍がシーパンツァーを囮にして彼らの隠れ家であるドクロ岩を見つけて絶体絶命のピンチに追い込んだと思いきや、新鋭機の
ダブルソーダーの登場で形勢が逆転し、結局最後まで帝国軍を手玉にとって共和国に帰還する様は、どこか清々しい感じがして好きなエピソードです。
駆け抜ける青い影
■大好きなシールドライガーの初登場と言うこともあって好きなエピソードです。
あえて防御線に隙を作って帝国軍を誘い込み、切り込み役として突入した帝国高速部隊をコマンドウルフがかく乱し、そして満を持して、これまでその高速性能で共和
国軍を苦しめたサーベルタイガーを同じ土俵で下すシールドライガーが登場するという展開も好きですし、出撃前にエリクソン大佐がかつてバレンシア基地で身を挺し
てゼネバスの脱出を助けた「タイガー」・ダンカン将軍のことを思い出すのにもグッと来る物があります。
つき進む破壊の悪魔
■デスザウラーの強さをまざまざと見せ付けた印象に残るエピソードです。
既にコングとの戦いで無敵時代に終わりを告げたものの、それでもなお共和国の最強クラスのゾイドであるゴジュラスの大部隊をその圧倒的なパワーで蹴散らすデスザ
ウラーの活躍もさることながら、その裏では24ゾイドを操るロバット大佐たちスケルトン部隊が基地内の様子をトビーの乗るデスザウラーに逐一伝え、更に基地の爆
破工作を行なってバックアップしているのが、大型機と超小型機と言う性格がまったく異なる2種のゾイドの連携をみせていて、またいいです。
そして基地の弾薬庫には既に基地を放棄した共和国軍が自爆装置をセットしていた為、スケルトン部隊は猛スピードで脱出する一方でトビーのデスザウラーは脱出する
時間が無いと見て荷電粒子砲と強力な爪で地中を掘り進むと言う大胆な方法で脱出し、正にこのエピソードの冒頭のロバット大佐の口にした、「こいつを敵に回さなく
てよかった・・・」と言う言葉を地でいくデスザウラーの無双っぷりと、それを支えるスケルトン部隊の活躍が堪能できるエピソードです。
共和国首都を守れ
■トビー・ダンカン少尉のデスザウラーとヨハン・エリクソン大佐のウルトラザウルスの激闘、そしてトビーがエリクソン大佐の最期を看取るラストシーンが胸を打つ、
印象に残るエピソードです。
3巻
戦争の二つの顔(バトスト3序文)
■バトスト3巻の序文であり、ロイ・ジー・トーマス氏が語る戦争の二つの顔、そして共和国首都を脱出する最中に起こったひとつの出来事が印象に残る、好きなエピ
ソードです。
海の道を守れ
■フロレシオ海で繰り広げられる一大海戦、そして順調に作戦を進めながらも、新型空戦ゾイドレドラーの存在を警戒するリンデマン提督と、圧倒的な性能でプテラスを
蹴散らしながらも激戦で燃料を消費し、このままでは基地への帰還が危ういにも関わらず、ウルトラ艦隊への攻撃を諦めずに果敢に攻めるガーランド中佐たち、どちら
も熱く、最後に戦いが終結した後、リンデマン提督が最後まで諦めずにウルトラ艦隊に立ち向かったガーランド中佐達を救助し、勇者として最高のもてなしをするよう
に指示を出すシーンで締め括られるのもまたいいです。
たった1台の“上陸部隊”
■中央山脈攻略の足掛かりとなるゲルマンジー上陸作戦、その最大のネックである上陸予定地点付近のデスザウラーの注意をそらすための陽動作戦、その緊張感が好きで
す。囮部隊のゴジュラスMk-2を蹴散らし、更に荷電粒子砲の一撃は、囮のウルトラを吹き飛ばし、海が割れるほどの破壊力を見せ付けたりと、圧倒的なパワーを見せる
デスザウラーの活躍ぶりもそうですが、共和国軍の作戦は成功し、デスザウラーも瀕死のウルトラの一撃で背中のファンをやられてしまうものの、パイロットは最後ま
で上陸部隊の撃破を諦めずに共和国艦隊に挑む勇敢さをみせたりと、どのシーンも印象に残るエピソードです。
小さな戦士たち
■中央山脈の山奥に住む小さな子供たちが知恵と勇気でもって傷ついたコマンドウルフとそのパイロットを助け、帝国軍を退けたのが印象深いエピソードです。
コマンドウルフを囮にして追っ手のツインホーンを奪ったり、土と木でできたハリボテのゴジュラスで帝国軍が繰り出してきたブラックライモスを追い払ったりと、小
さな子供たちの大活躍はとても印象に残りました。
ラストのハリボテのゴジュラスと本物のゴジュラスが並び立っているシーンもいいです。
かけ降りた超巨大ゾイド
■中央山脈に迫り来る冬将軍を利用して共和国軍は短期決戦を挑むであろうと思わせておきながら、共和国軍はそれを逆手にとって長期戦に持ち込み、最後には秘密の山
道「ヘリックルート」を通してウルトラザウルスを帝国軍の山岳基地攻略に投入し、ウルトラザウルスが雪崩と共にダイナミックに山岳基地に突入してくるシーンが凄
く印象に残っていて、両軍の攻防も含めて、好きなエピソードです。
4巻
若い読者諸君へ(バトスト4序文)
■バトスト4巻の序文であり、ロイ・ジー・トーマス氏が語る大人から若者へと伝えていく「願い」、
それは例えばこの序文の中で語られた、ヘリック大統領とローザ夫人の間に生まれた子に向けてゼネバス皇帝が贈った腕輪の話、
かつてヘリック大統領の父がヘリック大統領の母に贈り、そしてその母から幼いヘリックに贈られ、その幼いヘリックが弟ゼネバスへと贈った腕輪、その切っ掛けに
なったエピソード(幼い頃、ヘリック大統領は無断で父のゾイドに乗って事故を起こしてしまい、ゼネバスはヘリックを助けたばかりか事故の原因は自分にあるとヘ
リックのことをかばった)も印象深いですが、今度はゼネバスからヘリック大統領の息子に贈られたその腕輪に彫られた「最も愛する者にこれを贈る」と言うメッセー
ジも深く心に染みます。
そしてここから、この物語の主役である、チェスター教授とマイケル・ホバート少佐にスポットが当たり、マイケル少佐の父ドン・ホバート博士からチェスター教授
へ、そしてチェスター教授からマイケル少佐に贈られるあるものと、それに込められた「願い」はバトスト4巻の物語を読んだ後にもう一度この序文を読むと、とて
も感慨深いものがあり、好きなエピソードです。
首都にほえる巨砲
■冒頭のゼネバス皇帝から父の死を聞き、共和国首都へ向かうマイケル少佐に始まり、帝国の占領下にある共和国首都で繰り広げられる一大スペクタクル、「チェスター
教授救出作戦」がとても好きなエピソードです。
陽動班の改造ディバイソン「ビッグ・バッド・ジョン」の砲撃に始まり、地下水道からチェスター教授の元に駆けつけ救い出す救出班、そして首都からの脱出を担い、
陽動班の頑張り過ぎの割りを食ってしまった脱出班と、各チームの活躍や連携や、
その中での陽動班と遭遇してしまった帝国兵と当直仕官のやり取りや救出班の道案内役の元首都水道局の技師の軍曹のジョーク(昔道に迷ったドブネズミが彼に道を
尋ねた)が小気味よく、最後には陽動班の頑張り過ぎで脱出ルート上でデスザウラーと遭遇する(陽動班の頑張りすぎで帝国軍が共和国軍の総攻撃と勘違いして虎の
子のデスザウラーに退避命令を出してしまった為、脱出班が退避中のデスザウラーとかち合ってしまう)はめになってしまった脱出班のアロザウラーが、絶体絶命の
ピンチに追い込まれながらも脱出に成功し、しかも次のエピソードで脱出が困難だと思われていた救出班や陽動班までもが脱出に成功したと語られていて、世紀の一
大救出作戦が最高の成果を持って大成功を修めたのがとても印象に残るエピソードです。
密林の黒いイナズマ
■あの「赤いイナズマ」サーベルタイガーが「黒いイナズマ」グレートサーベルになってかえってきた。
チェスター教授救出作戦の大成功によって、この勢いに乗る共和国軍によって展開される中央山脈にある帝国の補給路の分断作戦に対して、帝国軍の共和国首都に駐
屯する部隊にとって生命線であるこの補給路の防衛に全力を注ぐ帝国軍が、かつてシールドライガーに同じ土俵で敗北したサーベルタイガーを大幅に強化したグレー
トサーベルでもって、共和国の分断作戦を失敗に追い込み、シールドライガーにもリベンジを果たしたのが印象深いです。
すべていつわりの島
■共和国の中に知らない者はいないと言わしめる変わり者将校のルイス大尉とマーチン少佐、この二人が考案した、バカバカしくも、だからこそ効果的な「かまどとツ
バメ」作戦が痛快で、とても面白いです。
冒頭で、2人が作戦計画書を提出した時に、彼らに危険で難しい「かまど作戦」を担当するように(直前にマーチン少佐が無礼なお世辞を言って顔をしかめさせたと
は言え)さらっと言ったヘリック大統領に始まり、ルイス大尉とマーチン少佐の軽妙なやり取りで繰り広げられる遠方の島での基地の建設や迫り来る帝国軍からの撤
退戦(しかも何気にディバイソンでデスザウラーを倒してる)もさることながら、帝国軍の領土から離れた遠方の島に、彼らにとって無視できない大規模な軍事拠点
(もちろん偽物)を作って誘き寄せる「かまど作戦」と、チェスター教授を大空を飛ぶ特別仕様のサラマンダーに乗せることで、帝国軍に住処を特定されないように
する「ツバメ作戦」、発想はバカバカしくても、だからこそ効果てき面な作戦で、ラストシーンでチェスター教授が送ったメッセージの通り、「野蛮人で詐欺師で、
天才的な作戦家」な2人の活躍が読んでてとっても楽しいエピソードです。
高度3万mの悪魔
■マイケル・ホバート少佐の開発した脅威の巨大飛行ゾイド、デスバードの活躍と科学者として偉大な父やチェスター教授を超えようとするマイケル少佐が、しかし逼
迫する戦況の中で中々自分の思うように新型ゾイドを開発できず、父の作ったデスザウラーの改造機を作らざるを得ない事に苦悩するのが印象深いです。
時間が無かったとは言えデスザウラーを巨大飛行ゾイドに改造するマイケル少佐の発想力と完成したデスバードの脅威的な性能(自動飛行装置による安全な飛行、妨
害電波発生装置によるステルス能力、熱感知ミサイルによるピンポイント爆撃、高度3万mと言うプテラスでは対応しきれない高高度を悠々と飛行する飛行性能)も
スゴイです。
そして、マイケル少佐が開発した改造デスザウラーはこのデスバードだけではなかった・・・。
罠に落ちた勇者たち
■打倒デスバードに燃える「奇襲作戦の教科書」と呼ばれ、数々の奇襲作戦やチェスター教授の救出作戦を成功,勝利に導いたロバーツ大佐の改造サラマンダーによる
奇襲作戦と、こんな事もあろうかとマイケル少佐が用意していた改造デスザウラー「デスシャドー」の活躍が印象深いエピソードです。
ゴジュラスの腕をつけた改造サラマンダー「ガブリエーレ」と、2機のアロザウラーを一度に運べる輸送タイプの改造サラマンダー「ランフォリンクス」、そして2
機のランフォリンクスで運ばれた計4機のアロザウラーによる奇襲攻撃に絶対の自信を持つロバーツ大佐と、それを打ち砕くマイケル少佐の改造デスザウラー「デス
シャドー」の対決、そしてロバーツ大佐に自分を重ね、逼迫する情勢ゆえに、自分が戦争の行く末を左右する新型ゾイドを開発できない事への苦悩を叫ぶマイケル少
佐の姿はどれも印象深く、ラストシーンではマイケル少佐にとって望んだ仕事ではないとはいえ、恐るべき性能でガブリエーレやランフォリンクス、アロザウラーを
葬っていく「死の影法師」デスシャドーの恐ろしさがヒシヒシと伝わってくる名エピソードです。
ゴーレムの奇跡
■マイケル少佐が満を持して完成させた新型ゾイド、ゴーレムの活躍が印象深いエピソードです。
「敵ゾイドのパイロットかコックピットをピンポイントで狙う」事をコンセプトに、超小型の万能歩兵ゾイドとして完成したゴーレムが、その驚異的な性能で巨大な
ウルトラザウルスの懐に入り込んで爆薬を各所にセットして、一寸法師さながらの大活躍で撃破する様はとてもスゴイです。
そしてその一方で皇帝ゼネバスが不安がる、マイケル少佐の人並みはずれた能力と闘志への懸念が、この物語の終盤へと繋がっていくのがまたいいです。
死を賭けた挑戦
■ついに完成し、共和国の首都を目指す「狂える雷神」マッドサンダー、それに対するは、チェスター教授に挑むマイケル・ホバート少佐の赤い改造デスザウラー
「デスファイター」。
マイケル少佐はマッドサンダーを一目見た瞬間、その素晴らしさ、そして自分の乗るデスファイターが勝てる可能性が殆ど無いことを察しながらも、かつて皇帝ゼネ
バスが懸念したマイケル少佐の人並みはずれた探究心と闘志が彼を突き動かし、マッドサンダーの全てを知りたいと戦いに望むマイケル少佐がとても印象深いです。
戦いはマイケル少佐が予想したとおり、デスファイターの敗北で終わり、戦いに敗れたマイケル少佐はある人物と出会う。
物語のクライマックスに相応しい2大ゾイドの対決と共に、マイケル少佐が出会ったある人物が語るマッドサンダーの戦い方が強く印象に残るエピソードです。
結ばれた2つの手
■前半ではついに共和国首都の奪回が成り、共和国軍が喜びに湧く一方、帝国軍では皇帝ゼネバスがマイケル少佐が行方不明になったことにショックを受け、自身の孤
独からくる悲しみに沈むシーンが印象深く、後半ではとある病院の一角で、捕虜になったマイケル少佐が、デスファイターでマッドサンダーに挑み、そして敗北した
時に出会ったある人物、ハーバート・リー・チェスター教授と再会し、そこでマイケル少佐はチェスター教授からある物を、マイケルの父、ドン・ホバート博士が開
発した一組の義手と義足を、かつて病に侵されたドン・ホバート博士がチェスター教授に託したように、今度は同じように病に侵されたチェスター教授がマイケル少
佐に託したシーンがとても強く印象に残っていて、更に義手に刻まれたマイケルの父、ドン・ホバート博士の「ゾイド星で最も心正しい科学者に、これをたくす」と
言うメッセージがまた印象深く、この物語の冒頭でロイ・ジー・トーマス氏がヘリック大統領とローザ夫人の息子の祝宴のエピソードと共に綴ったように、先達から
若者へと伝えられていく「願い」が心に染みる名エピソードです。
大空を舞う願い
■バトスト4巻の最後締め括るエピソードであり、マイケル少佐の手によって完成した義手と義足のセットを帝国の人々に贈るヘリの中で、帝国の負傷兵たちが「また
恋人と散歩したり子供を抱き上げられる」と希望に想いを馳せる者がいれば、「もう一度銃の引き金を引いたりゾイドを操縦したりできるようになる」と言う負の可
能性を考える者もいる。
そんな中で、義手や義足をつけた負傷兵が再び戦場に赴くかもしれないと言うことを「そんなこと、ありません! 絶対に、ありません!」と否定し、「だって・・
・、私たち・・・、人間ですもの!」と言う看護婦の言葉が心に染みる、名エピソードです。
■質問2 -好きな登場人物は?- 回答詳細
ヘリック大統領
■随所に描写される、人間味あふれる大統領が好きです。
■共和国を取りまとめ、時に厳格な司令官として、時に勇猛果敢な戦士として戦う様、そして時には優しい所をみせる所はとても印象に残っています。
ゼネバス皇帝
■へリックとどちらにしようか悩みましたが、やはりゼネバスのバトスト2での雰囲気が大好きだったので。
主に状況に関わらずジョークを言える(上司がこれをやってくれるとホント助かります笑)ところとかですが。また首都突入の際へリックのことを思い図るところが
ありますが、ありがちな「待っていろへリック!」ではなく「どうしているだろうか」という感じであり思いのほか落ち着いていて「ただ反乱しただけの人ではな
い」と思わせてくれます。ところで、そのシーンで最初へリックは敵兵を恐れたり自分に腹を立てているのだろうか、と列挙していますがこれはもしかしてゼネバ
スが逆の立場だったときのことかな?
■ゼネバス帝国の皇帝らしい誇り高い所があれば、時にはトビーにスケルトン部隊のメンバーを紹介するシーンなどの様にジョークを言ったりするユーモアをみせる
所もあって印象に残ると同時に好きな人物です。
ロイ・ジー・トーマス
■実在するのかフィクションなのか当時は解りませんでした。
ヨハン・エリクソン
■色々と重い位置にいました。ゼネバスの遊び相手だったり、トビーの兄を殺したり。
それらを背負っても嘘っぽくならないのはある程度熟年に達した風貌からでしょう。またちゃんとゼネバスに引き金を引いています。
へリックの意図を読み取って何も言わず敬礼したり、ダンカン将軍を始めとした敵への敬意を忘れず最期の時もトビーに大事なことを伝えたりなど、非常に尊敬でき
ます。正に「ウルトラザウルスのパイロット」に相応しい。
■旧ゾイドが盛り上がる時期に大役を果たした、重要人物だと思います。
へリック、ゼネバスとの絆。ダンカン兄弟との因縁。百戦練磨の指揮官。卓越した戦術家。
「あの」エリクセン大佐が登場するウルトラザウルスをデスザウラーが撃破したからこそ、帝国は共和国首都陥落が可能であり、物語としても盛り上がったと思います。
■バトスト2巻の主役であり、重量級の砲戦機であるウルトラと、軽量で高機動のシールドライガーという性格がまったく異なる2種のゾイドをどちらも乗りこなして
みせた事や、ゼネバスとも関わり深い人物であり、戦いの中でゼネバスを捕り逃したことへの苦悩や、トビーのデスザウラーとの対決に敗れ、最期の瞬間に目の前に
いるトビーに、今は無き亡きトビーの兄を称える言葉を贈ったことなど、どれも印象深いです。
■デスザウラーに互角以上に戦えそうな沼地へ誘い込むなど知略に秀でている点が好きです。
ダニー・ダンカン
■「サーベルタイガーを発見したら空軍に連絡を…」と言われる中、さらにきた空軍を迎撃してしまうという無茶加減にしびれます。
散り際もいかにもサーベルタイガー乗りの最期という印象でした。
■「不敗の将軍」「空飛ぶ虎」
二つ名がカッコいいです。
バトスト・外伝みたいな展開があれば、ダンカン将軍の若かりし日のエピソードを見てみたいです。
トビー・ダンカン
■やはりバトスト2最終章のシーンが忘れられません。子供の時は文章はあまり読んでなかったので「デスザウラーの腹のパイロットが死んだのかな?」とか思っていま
したが読めるようになってからは重みが分かって涙ボロボロです。
バレシア基地での手荒い歓迎など、短い文章でも兄弟仲が良かったことを示すシーンもあり余計に悲しくなります。
ありがちなアニメのように個人で復讐を果たすのではなく、暗黒大陸ではじっと待ち、決戦ゾイドのパイロット候補になるために恐らく死に物狂いで手段を講じ、帝国
軍全体の作戦に従って数少ない復讐のチャンスをものにした経緯も大好きです。
■バトスト2巻の主役であり、飛行ゾイド乗りとして、シュトルヒやシンカー、サイカーチスと言った飛行ゾイドを操る一方で、物語後半ではデスザウラーを駆る「トッ
プ・ハンター」として活躍した事、そして物語の終盤、ついに兄の仇であるEのマークのウルトラザウルスを倒し、そのパイロットであるエリクソン大佐と対面した時、
彼にとって兄の仇であったエリクソン大佐の口から、その兄を称える言葉を聞き、彼の最後を看取ったシーンはとても印象に残っています。
■復讐に燃える天才パイロット、と完全にダークヒーローとしての素質を持ったキャラクターだと思います。
デスザウラーロールアウト後の圧倒的な強さの印象は機体性能の高さもさることながら彼の操縦技術あってこそなのかなと。
フロスト中佐
■戦闘シーンのみで人物描写は無かったですが20時間以上の戦闘を戦い抜いた統率力は素晴らしいと思います。
元ネタの方のフロスト中佐は三日間戦い抜いた末に降伏というさらに凄い人でしたが・・・
■プテラスの翼を装備した(プテラスに偽装する事も兼ねた)空挺仕様のイグアンでの橋への奇襲を決行し、増援部隊が到着するまでの間、必死に踏みとどまり、最期
の瞬間まで懸命に戦った姿がとても印象に残っています。
ロバット中佐
■コングMk2からロードスキッパーまで乗りこなせて年下(多分)で格下のトビー・ダンカン少尉を隊長と言えてしまう度量の広さが素敵。
次のエピソードで大佐になってますが昇格したんでしょうか?
フランツ・ハルトマン
■バトスト3巻の主役であり、筋骨隆々で巨大な手持ちミサイルを抱える様が印象深く、また部下想いで、戦いで失った教え子の敵討ちのために大胆な作戦を実行する
など、その半端でない行動力も深く印象に残っています。
■シュワちゃんのファンだから!
こんな理由ですいません……。 ゾイドで、特定の人物を意識した記憶があまり無いのです。
■軍人としては間違っているはずですが、男として信念を貫いた生き様に憧れを抱きます。
ローザ・ラウリ
■旧バトストの数少ない女性キャラ。
ミリタリー色の強い=おっさん臭い(笑)旧バトストの中で、決して浮くことなく、「誇り高き女騎士」のポジションを果たした事は快挙だと思います。
■ヘリック大統領の親衛隊の一員として、勇ましく戦い、それでいて戦いの中で優しさを失わないその気高さはとても印象に残っています。
ガーランド中佐
■帝国空軍の戦士として、プテラス部隊との交戦でレドラーの燃料は既に基地への帰還が危うい状態にも関わらず、最後までウルトラ艦隊への攻撃を諦めず、最後は
燃料が尽きて最早ウルトラへの攻撃が叶わなくなったら、部下に海面への着水を支持すると、自分はウルトラに向かって突撃し、標的確認用の信号弾で帝国空軍兵
士としての誇り、そして勝敗が決した中で悪戯に敵兵を殺すまいとする新年の一撃を見舞ったのが印象に残っています。
■部下を救った姿に拍手。
チェスター教授
■戦争や人間に対する、むなしさといとしみを知性と思慮を持って感じられているから好きです。
年をとったらこういう深い年寄りになりたいですね。
■ウルトラやサラマンダーを開発した偉大なる科学者。そしてそれに見合うだけの重さがある人物像が好きです。
ヘリック大統領や陸軍士官を相手にも決して物怖じしない所も好き。
自分に絶対的な自信があるからでしょうか。必要とせがまれても折れない頑固な所も印象的で良い(マッドサンダーは山岳で使うなの一件)。
個人的には、旧日本海軍の平賀譲氏をモデルにしてるのかなーと思っていたりします。
■あのウルトラザウルスやマッドサンダーを作った偉大な人物であり、「かまどとツバメ作戦」を考えたルイスとマーチンにユーモアを交えたメッセージを送ったり、
自身の作ったマッドサンダーの戦い方を「敵は倒さなければならん。 だが、殺すことはない」とマイケル少佐に語ったり、最後に病に侵されながら、かつてマイ
ケルの父、ドン・ホバート博士から託された一組の義手と義足を息子のマイケル・ホバート少佐に託すのが、とても印象に残る人物です。
■言葉の一つ一つに深みがあって良い。開発に対する打ち込みはもちろん、兵器を開発するものならではの苦悩、マイケルへの語り。
本気で尊敬出来る人。
マイケル・ホバート技術少佐
■戦争を終わらせたい気持ちと、軍の環境の悪さから、自身の能力を過信するがあまり?狂気じみてしまうが、ひたすらにメカへの探求とそこに美を感じていたのだろう。
そこに自軍敵軍の垣根はなかった。にしても、ゴーレムに搭乗するのはやりすぎ。
■ゴーレムでウルトラザウルスを沈める戦闘力、負けるとわかっていても、ゾイドを知りたいとマッドサンダーに向かっていく科学者としての欲求、敗北した後は父の
遺志を継ぎ義手と義足を完成させる等、主人公に恥じない活躍をしたところが好きです。
■自分の手で最強のゾイド作りたいと望む、卓越した技術と頭脳を持つ若き天才科学者、その飽くなき探究心と燃え上がる闘志は時に勇敢であり、時に危うくもあり、
バトスト4巻の物語の中で数々の改造デスザウラーや、万能歩兵ゾイド「ゴーレム」を生み出し、最後はチェスター教授からかつて父が作った一組の義手と義足を
託され、それを完成させた、立派な人物でありとても好きな人物です。
■組織の中で能力を最大限に発揮できない苦悩に共感しました。でも前線に出ちゃうのはやりすぎかなぁ?
■作り上げたいもの作れないジレンマや父への葛藤を抱えながらも良くも悪くもまっすぐな熱さもある好青年であるのが良いですね。
ルイスとマーチン
■ちょっと反則な気がしますが、2人で1つな気がするので。
「野ばん人でさぎ師で、天才的な作戦家」のコンビが活躍する異色エピソードでしたが、実際ものすごい功績をあげているような気がします。
■「野蛮人で詐欺師で天才的な作戦家」
考えることが色々と図々しすぎて笑えますが、最高権力者に安全な作戦を取られて危険な作戦を押し付けられるくだりは組織の人間の悲哀を感じさせます。
とはいえ、その危険な作戦の最中にも冗談を忘れない辺りは一流の軍人ですが。
ただ、大統領に意見書を出せるのだから参謀本部か陸軍省勤めのエリートのはずで、何か設定のちぐはぐさを感じないでもないです。
意見書が大統領の逆鱗に触れて左遷、とかかもしれませんが。
■ルイス:共和国の変わり者将校その1
マーチン少佐共々、日ごろの行動が奇怪で、マーチン少佐との軽妙なやり取りもさることながら、作戦通り囮役として帝国軍に偽の基地を破壊して回らせ
ながら島に残っていた味方を逃がし、そのくせ上陸部隊の中でも最弱のハンマーロック部隊と出会ったら派手な格闘戦を演じてみせたりと、見ていて楽し
いです。
マーチン:共和国の変わり者将校その2
ルイス大尉共々、日ごろの行動が奇怪で、ルイス大尉との軽妙なやり取りもさることながら、作戦の計画書を褒めたヘリック大統領に無礼なお世辞を言っ
たり、ディバイソンでデスザウラーに突撃して、島の火山の火口に突き落としたりと、意外と肝が据わっていそうなところが見ていて楽しいです。
ロイ・ジー・クルーガー
■それまでの4冊とは違い、強大な暗黒軍に立ち向かう共和国軍を描いた本の主人公だけあって、やっぱりかっこいいなと。
復活後の設定(?)では、海族は青い肌やオルディオス初陣は割と余裕をもってギルベイダーを撃墜したようですが、それは別の話として。
当時割とよくみた使命に目覚めた不良軍人が祖国を救う系の話として良くできているとおもいます。
ギルを撃墜後に最初の愛機レイノスで帰っていく所は頭の中でエンドロールが流れてきそうな感じで。
ミッチャム中尉
■新バトストで暗黒コングに斬られた人。
クルーガの「相手がコングなら~~」が共和国兵には一般的なのかなと、ちょっと悲しくなりますが陽気な感じが一瞬で凍り付く暗黒コングの強さを良く表現できて
いると思います。
■「ゴリラの大道芸なら拍手のひとつも―――」
■なんか憎めない。願わくば活躍シーンも欲しかった所です。
結果はこのようになりました。
票数が最も多かったのはマイケル・ホバート技術少佐でした。ちなみに、チェスター教授も1票差で次点に付けています。
エースパイロットではなく科学者に票が集まったのが非常に興味深いです。
(最も、両名ともゾイド乗りとしても一流のようですが)
本来、裏方である筈の科学者。これをこれだけ魅力的に描いているのは改めて凄いです。
パイロットとしてはヨハン・エリクソンが最も票を集めています。
様々なゾイドを乗りこなす技量…というよりは、まさにベテランの貫録や巧みな戦術家である事に人気が集まっています。
次点はトビー・ダンカンやフランツ、ルイスとマーチンがランクしました。
若きエース、自らの信念を貫いた男、飄々としたコミカルな人物。
様々な人物がランクしています。こういった画一でない様々な人物が出てくるのがゾイドバトルストーリーの魅力でもあります。
あと、ミッチャム中尉も何故か(と言っては失礼ですが)、トビー・ダンカンやフランツと同じだけの票を集めました。
密かに大人気です。確かに憎めない人物であります。
今回のアンケートは、このような開票結果となりました。
改めてゾイドバトルストーリーの素晴らしさを認識するものです。
その優れた物語は、いつまでもユーザーを魅了し続ける事でしょう。
「新ゾイドバトルストーリーがあまりにも投票を得ていない」なども要注目で、今後に生かして欲しいと思いました。
一方、同時に感じたのは投票数の少なさです。
本来、このアンケートならばもっともっと投票が来てもおかしくなかったと思います。
メカ生体時代のゾイドバトルストーリーの観覧困難さを改めて認識したものでもあります。
その魅力を再確認するとともに、今後、出来るだけ広く、この素晴らしい書籍が浸透するように願うばかりです。