Zoids Ignition第40回アンケート -シールドライガーマニアックス- 集計結果

2014年7/15~7/30に実施した、第40回アンケート -シールドライガーマニアックス-の集計結果を公表します。

いまやゾイドを代表する一機であり、欠かせない存在であるシールドライガー。
発売から今に至るまで、非常に高い人気を得ています。
それだけに、描写も多く、またバリエーションも様々です。
そこで今回は、シールドライガーに的を絞り、シールドライガーのアンケートを実施してみました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1:-どのシールドライガーが好き?(本家キットのバリエーションで)-
     
 シールドライガー(メカ生体の水色)
      シールドライガーMK-II
      シールドライガー(機獣新世紀の青)
      シールドライガーDCS-J
      デザートライガー
      シールドライガーコマンダー仕様
      シールドライガーホロテックス
      CLAW(海外版)

 項目2:-どのシールドライガーが好き?(各社の造形で)-
      本家トミー版
      コトブキヤHMM版
      トミーテックMSS版
      アニメ版
      YAMATO版
      ThreeZero版
      シールドライガーブロックス

 項目3:-最強のシールドライガー乗りは?-
      ヨハン・エリクソン
      ミッチャム
      エル・ジー・ハルフォード
      レイ・グレック
      バン・フライハイト(アニメ版)
      バン・フライハイト(漫画版)
      ロブ・ハーマン
      ウォール・スペクター

 項目4:-印象に残っているエピソードを教えてください-

 項目5:-シールドライガーに10点満点で点数を付けるなら?-

第40回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数
 今回の投票数は40票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 -どのシールドライガーが好き?(本家キットのバリエーションで)- 回答詳細
 人気機種だけに数多くのバリエーションがあるシールドライガー。
 まずは、数多くのバリエーションの中でどれが人気かを調査しました。
 エントリーは…、
 ・シールドライガー(メカ生体の水色)
 ・シールドライガーMK-II
 ・シールドライガー(機獣新世紀の青)
 ・シールドライガーDCS-J
 ・デザートライガー
 ・シールドライガーコマンダー仕様
 ・シールドライガー バン仕様
 ・シールドライガーホロテックス
 ・CLAW(海外版)

 以上の9種類です。

1位 12票 シールドライガーDCS-J

■限定販売であるということと、超エース級のためのスペシャルチューニング機(正確には、無茶苦茶な改造を施したら超エース級専用にせざるを得なかった欠陥機)という
 設定に繋がりを感じさせるものがあり、またそれを納得させるような、大人しいながらも高貴さを感じさせる黒と銀のツートンというカラーリングがクール。

■ヒロイックな青から黒になり脚部もシルバーで渋くカッコよくなったので。 7機だけのエース用スペシャル機と言う設定も良い。
■シックな黒の機体色に、限られた人間にしか扱えないごく少数生産機って設定も素敵です!
■キャノンが付いてて、カラーリングがMk-Ⅱの白より好み。
■黒いライガーだと見た目に重厚感が出て、背中のキャノンが負担に見えない。高速機としては矛盾しているかもしれませんが。
■ストレートなかっこよさ!意外と落ち着いた色調なのがまたいい感じです。限定品であるあたりとリンクした設定も◎
■くっきりした色、ヒロイックさで、この子を。

1位はエース専用の強化型シールドライガー、DCS-Jでした。
1位は水色か青かだと予想していたんですが、みごとDCS-Jが1位でした。
黒い機体色も人気ですが、同時に設定の特別感も人気です。
重要なのは、色と設定が互いをより魅力的にする相乗効果を出している事でしょう。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2位 8票 ※2種類同時ランク

シールドライガー(メカ生体の水色)

■上品な色使いが好きです。薄い水色がいかにも爽やかな風を思わせる。
 サーベルは炎のような色で「暴風」っていうイメージ。それに対して軽やかな軽快なカラーで対抗しているのがCool!
 新世紀の青も好きなんですが、重戦闘なイメージですね。より軽快なイメージを持つ水色に一票です。
 また、装甲の色だけでなくキャノピーの色合いや白い牙や爪も高貴な感じがして大好きです。

■やはり最初に見たのがこれなので、ってのが大きいです。
 水色の爽やかさがスピード感も出していてサーベルタイガーを超える高速移動機というのに説得力を+してる気がします。
 あとこれも第一印象の刷り込みなのですがスモークブラウンのキャノピーごしに金色のパイロットが見えてこそシールドライガーってイメージがあります。

■絶妙の色合いと最初に見たシールドライガーなので。
■機獣新世紀版の色が、何故あの色になったか?疑問である。
■初代が素晴らしかったからこそのバリエーションの多さといえるでしょう。

シールドライガー(機獣新世紀の青)

■平成版から入り、一番初めに知ったシールドライガーなので思い出深くて好きです。
 「蒼き疾風」の異名にピッタリの濃くてバチッとした青色。それが大型の火器を持たないシンプルでクールな造形によく似合ってると思います。
 牙や爪で闘う白兵戦の姿を想像するとやはりカッコいいです。

■でかい大砲を背負っているのも好きではありますが、ノーマルタイプの徹底的に空気の流れを考慮したシルエットがどうしても捨てがたいので、ノーマルタイプにします。
 次にカラーリングですが、CLAWは色が奇抜すぎて(特に黄緑パーツが)感心できない、ホロテックはあくまで特別仕様玩具に過ぎず、惑星Ziに実在するとは思えない、
 デザートは色がカッコよくない上に何か似合わない感じがする、バン仕様は今はバトストの方がいいな、と言う理由で選択肢から外します。
 それでもメカ生体のノーマル仕様と迷いましたけど、実物を生で見たことが無いので機獣新世紀のノーマルとします。
 ただ、色が色だけに、どのタイプでも付属のシールを貼り付けておかないと玩具臭さが抜けきらない気がします。
 そしてもう一つ欲を言うと、ゾイドSSのシールドライガーTGか、せめてコンセプトアート仕様をゾイドオリジナルの時に出してほしかったです。

■最初に出会ったシールドライガーであり、カラーリング的にも大好きです。
 武装面だと大型のキャノンが付いたMk-2や武装が豊富なコマンダー仕様も捨てがたいですが、一番馴染みのある機獣新世紀の青いシールドライガーが一番のお気に入りです。

■私にとってのライガーのイメージはこっちですね。機獣新世紀世代なもので。
 メカ生体の爽やかな水色も嫌いではないのですが、メカ生体世代とは逆の心理でしょうか?どうにもコレジャナイ感が……

■シンプルかつ洗練されたデザインだと思います。
■新世紀から入った私にはこれしかありません。まさにヒーローカラー。

2位はメカ生体/機獣新世紀のスタンダードなカラーが揃ってランクしました。
やはり、最も見慣れた配色であるだけに、意外性は無いものの最もシックリくる配色なのでしょう。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4位 7票 シールドライガーMK-II

■このわざとらしいヒーロー色!
 リアルさに欠けるとされたカラー変更ですが、昭和のわざとらしさ・あざとさ・わかりやすさって今見ると1週回ってかっこよくないですか?

■白いライガーはコマンドウルフと列機となっても自然な感じがし、又アニメの影響であるが量産型のようで好きだ。
 ビームキャノンも如何にも「強力」な感じが昔ほどは気にならなくなった。

■カタログで見た時は「なんて綺麗な色合いだろう。正にMk-2!」と一目惚れしました。
 買ってみるとキャノンビームの色が今一つでしたが、本体のカッコよさは変わらず。
 元々シールドライガーの白が気に入っていたので、それが強調された面がたまらなかったのだと思います。

4位はMK-IIでした。
ヒーローっぽいと取るか玩具っぽと取るかで評価が全く分かれそうな機体ですが、会得票数は7。
水色/青も8票である事を考えると、なかなか肯定的に捉えているユーザーが多い事に気付きます。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

5位 3票 シールドライガー コマンダー仕様

■いくつか入手に手間がかかったので思い入れがある。
 またシールドの指揮官という立ち位置が面白い。
 まあ純粋にデザインで選べばDCS-Jの方が好きですがね。

■機体と砲の色がうまく調和している印象を受けました。
 レッドカラーの機体が好きということもあります。 (ガンプラならシナンジュやアストレイレッドフレーム等)
 エナジーライガーもこれ位のカラーリングや武装のバランスならもっと良くなったと思います。

■一番強そうです。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

6位 2票 デザートライガー

■青いシールドライガーも好きですが、こっちはライオンを連想できる色でいいと思います。
 キャップの色は派手すぎるので、ここはもっと暗い色にしてほしかったとは思いますが。
 シールドライガーが青いのは、赤い機体であるサーベルタイガーに対抗する意味合いもあると思うで(グレートサーベルが黒いのに対してシールドmk2は白ですし)、
 サーベルタイガーを意識していない、単体としてのカラーも見てみたいです。

結果はこのようになりました。
残念ながらホロテック、バン仕様、CLAWは票が入りませんでした。

改めてDCS-Jの人気ぶりに驚きました。
メカ生体時代は黒い高速機と言ったら帝国のグレートサーベルというイメージが強く、なかなか黒いライガーは出しづらい状況だったと思います。
新世紀には様々な色が解禁され、悪く言えば軍としてのまとまりを欠く…、しかし肯定的に捉えるなら今までにない自由な発想の良い色が多く誕生しました。
DCS-Jは、まさにそんな自由な発想で生まれた素晴らしいカラーリングをした一機だと思いました。

全体的に、人気はメジャーな機体が多かったなと思います。
後発のデザートなりコマンダーはあまり高い人気とは言えず、せいぜい「人気が無いわけではない」に留まっているように感じます。
今後、今人気のカラーを更に超えるようなカラーが生まれる事も期待します。
もちろん、色だけでなく新たな魅力的な装備も生まれるといいなと思います。


■質問2 -どのシールドライガーが好き?(各社の造形で)- 回答詳細
 シールドライガーと言えば、数多くの造形があります。
 それぞれ形が違うので、どれが人気かを調査してみました。
 エントリーは…、
 ・本家トミー版
 ・コトブキヤHMM版
 ・トミーテックMSS版
 ・アニメ版
 ・YAMATO版
 ・ThreeZero版
 ・シールドライガーブロックス

 以上の7種類です。なお、今回はリアル系に限りました。なので、Dスタイル版やワンブロックス版は省いています。

1位 17票 本系トミー版

■スピード感もあり、ドッシリ感もある。色んなモデルがあるけどバランスが凄く良いと思う。
 大型モデルなのでディティールも細かく作られている。
 …ディティールの細かさではHMMに軍配が上がるかもしれない。
 だがそれすら好きだ。トミー版は大ざっぱな部分はあるが、それが逆に力強さというか、ちょっとやそっとじゃ潰れない頑丈さのイメージに繋がっているのが良い。

■たとえばMSSのシールドライガーは、シールドライガーが精一杯努力したらこうなるんじゃないかなと思います。
 一般人が美容室で髪を切るとか、スポーツジムに通うとか、都会のおしゃれな店で高い服を買うとか。
 そういう努力によって得られる現実的な最高のかっこよさがMSSじゃないかと思うんです。久しぶりに会ったら垢抜けたシールドライガー本人です。
 HMMも大好きですが、HMMは生まれつき才能を持ったハンサムなモデルとか俳優とか、あるいはCGで作った理想の顔みたいな感じで、現実感のない最高の美だと思うん
 です。シールドライガー本人ではなく、シールドライガーを演じるイケメン俳優です。
 そういう意味で考えると何も努力をしていない普通の一般人なのがトミー版キットで、一番身近な存在なのがトミー版キットだと思うのです。
 このままでも別に悪くはないですし、したければこっから努力していけばいいのです。
 私はモデラーなので一番改造し甲斐があるのがトミーキットです。
 このキットを自分でHMMなりMSSなりに改造するのが夢なのです。

■個人的にこれが一番自然で深くて濃いデザインだと思う。 また現実の実物や空気、経験をしっかり見て作られているとも思う。
■本家トミー版のどっしりした重量感というか重さが最高です。
■ほどよいどっしり感に力強さが感じられて好きです。
■ライガーはスマートな細身よりもがたいの良い位の方が力強くて、好きだ。
■やはり元祖だし、これが最も原作者のイメージに近い訳で。
■背中のぶっといパイプが好き。各造形に差をつけるとしたらこの一点に尽きます。
■譲れないものがある。なんだろうw
■どの造形も捨てがたい。

1位は2位にダブルスコアを付け、本家トミー版でした。
さすが初代といった所でしょうか。色んな造形が出ても、いまなお圧倒的に愛されています。
1987年に誕生したシールドライガーの造形の凄さを再確認するとともに、新規モデルの難しさも思い知った気がします。
ともかく、初代の人気ぶりに改めて敬意を。お見事です。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2位 8票 トミーテックMSS版

■かなり自由に動かせて、それでいてトミー版アニメ版のプロポーションを持っているので最高です。 あとはオレンジクリアのキャノピーさえ付属してくれれば…(ヽ´ω`)
■現代に見合うブラッシュアップを行いながら、これぞシールドライガーという部分を抑えている最高の造形です。スケールは1/144なのか怪しい気がしますが・・・。
■ブキヤほど尖らず、本家よりも若干愛嬌のある造形な気もしますが、そこが気に入っています。ちょっとPS版のモデルに似てるかも・・・
■シールドライガーはちょっと大き過ぎるかなと前から思っていたので、小型で精密なMSSが好きです。
■アレンジが最小限で、動力を排してシールドライガーの理想的な体型を追求していると思います。

2位は比較的新しいモデルの、MSSでした。
コメントを見ると「本家トミー版に準ずる造形だから好き」というものが多いように感じます。
ここから、改めて本家版の人気の高さを感じるものでもあります。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

3位 7票 コトブキヤHMM版

■「完成されたデザイン」であるシールドライガーを(改造ではなく)アレンジするのは勇気がいったと思います。
 「構えたポーズが付けられる、細腰のシールドライガー」に感動しました。

■全体像はブキヤライガーで。細々とした部分はやまとや本家の方がいいんですが、全体から漂う疾走感というか、そういうのはHMM版が一番優れてると懐います。
 たぶん、本家以外のライガーで初めて見たのがHMM版っていう補正もあるとは思いますが。
 ThreeZero版?あれは軽快な高機動型というより重戦車じゃないかなぁ……

■頭のサイズが個人的に好みなので。
■やはり、ブキヤの造形が好き。
■今の時代に一番あった造形だと思います。

3位はHMM版でした。シリーズ第一弾として登場し、ユーザーに度肝を抜いたシールドライガー。
人気なのは確かですが、本家には大きく及ばずと言った結果になってしまいました。
それでも、HMM第一弾という前例がない中でアレンジされた造形である事を思えば、かなり健闘した順位だと思います。
------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4位 4票 アニメ版

■実物で所有するトミー版やHMM版も見慣れていて大好きですが、アニメでのライオンらしく走る姿がダントツです。
 造形に関しての質問内容からは脱しているかも知れません。それでも、シールドライガーと言えば高速ゾイド。
 高速ゾイドは走って駆けてる姿がやはり一番の見せ場で、実際に映像で走ったり吠えたりしているのを観ると「あぁ、ゾイドは生きてるんだ!」と深く想わせてくれます。
 あと待機中にお座りしていたのも可愛かったです(^^)

■アニメ最初期のCGゆえに、所々線を減らした所などもありますが、前脚がキットの左右の表側のパーツを張り合わせたようなデザインになっていて、力強さがあって好き
 です。
 YAMATO版の足もこれに近いデザインですが、全体的に(時期的に当然ですが)よりキットに近いデザインのアニメ版の方が好きです。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

5位 2票 ※2種同時ランク

ThreeZero版

■厚い胸板から細い腰へのシュッとしたラインと肩のガトリング砲(?)が好きです。

YAMATO版

■シールドライガーは高速機体であると同時にシールドの 名前通り「剣(サーベル、セイバー)を受け止め、砕く盾」という側面もあると思うので、相手の攻撃を受け止め
 重い一撃で黙らせる!とイメージが湧くYAMATO版を推します。

■頭の大きさが良かった。

結果はこのようになりました。
残念ながらシールドライガーブロックスには投票が入りませんでしたが、その他のモデルには全て票が入りました。

全体的に見て本家が圧倒的に強い!色んなモデルが出た今でも、なお基準として思われているんだなあと思いました。
古臭いモデルを懐古的な目で見て擁護しているわけではなく、今見ても初代のシールドライガーは凄まじい造り込みで高い完成度になっています。
おそらく、ゾイドがこれから更に発展してゆくなら、また新しいシールドライガーも出るものと思います。
本家キットの良さを十分に理解しつつ、さらに人気を高められるような造詣が生まれればいいなと思いました。


■質問3 -最強のシールドライガー乗りは?- 回答詳細
 バトスト、アニメなどで、数多くのパイロットがシールドライガーを愛機としました。
 そんな中で最強は誰か!? 聞いてみました。
 エントリーは…、
 ・ヨハン・エリクソン
 ・ミッチャム
 ・エル・ジー・ハルフォード
 ・レイ・グレック
 ・バン・フライハイト(アニメ版)
 ・バン・フライハイト(漫画版)
 ・ロブ・ハーマン
 ・ウォール・スペクター

 以上の8名です。
 全員、「最後にシールドライガーに登場した時の技量」で考えて頂いています。
 すなわち、機種改変後に技量が向上しても、その時点ではなくあくまでシールドライガー登場時の技量としています。
 なお、設定として文字だけで「乗った事がある」とされている人物は省いてあり、具体的に乗っている描写がある人物だけをピックアップしました。

1位 10票 エル・ジー・ハルフォード
■敗退を重ねる共和国軍が前線全軍で突破口を開いてオリンポス山へ突入させた高速部隊の隊長。生半可な技量で任される仕事ではないかと。
 デスザウラーが不完全かつ暴走中とはいえ半身のライガーで電磁爪をかいくぐってコアにストライククローを届かせる神業っぷり。

■バンやハーマン、ウォールと迷いましたが、ファンブック一巻のバトストで大活躍したハルフォード中佐が個人的に最強のシールドライガー乗りに一票です。
 機獣新世紀世代なので、機獣新世紀以降のシリーズのパイロット達の方が馴染み深いのですが、 バンをはじめとする、その多くが後継機(ブレードライガーやライガー
 ゼロ)に乗り換えてからの方がより活躍が印象深く、技量的にも目立っていた(レイに至っては一瞬の隙(あと多分不意打ち)があったとは言えDCS-Jで素体のフュー
 ラーに負けちゃったし・・・。)事もありますが、確かな技量と実力と言う点ではEシールドの干渉でデススティンガーのシールドを破ったハーマン、相手のアッシュ
 (帝国のエースパイロット)を感服させるだけの技量を持ち、ジェノリッターの荷電粒子砲に対しても相打ち覚悟の突撃を敢行したウォールも捨てがたいのですが、
 オリンポス山を巡る戦いで数々の戦いを繰り広げたハルフォード中佐が特に印象深いです。
 オリンポス山に上陸した後、部下を率いつつ、はやる気持ちを抑えて部隊を温存しながら進軍し、
 セイバータイガーとの対決では機体特性の差から徐々に追い詰められながらも、Eシールドで相手の止めの一撃を防ぎ、動揺して一瞬怯んだ隙に必殺の一撃を見舞い、紙
 一重の勝負だったとは言え勝利をおさめ、
 未完成状態で暴走するデスザウラーとの戦いでは、部下を激励しつつ暴走するデスザウラーの急所である剥き出しのコアへの攻撃を指示し、デスザウラーの荷電粒子砲に
 よって愛機の半身を失ってもなおデスザウラーに立ち向かい、ついにはその命と引きかえにデスザウラーを撃破してみせた彼こそが、最後にシールドライガーに乗った際
 の技量から考えて、最強のシールドライガー乗りだと思います。

■不完全体とはいえ、あのデスザウラーを沈黙させた功績は偉大だと思います。デスザウラーに攻撃する直前の愛機への語り掛けも胸が熱くなりました。
 アニメと共にゾイド愛再燃の切っ掛けです。

■最強かと言われたら微妙な人ではありますが、シールドライガーでデスザウラーを(不完全体とはいえ)倒した唯一の人なのではないかと…
■未完全とはいえ復活間際のデスザウラーを倒した事が、シールドライガー史上の最大の戦績だと思うので。
■未完成とはいえ、あのデスザウラーに突撃するその度胸。 相討ちとはいえ、あのデスザウラーを仕留めるその力量。
■ハルフォード氏がオリンポス山の戦闘で、自らの命と引き換えでデスザウラーのコアを潰すのに成功した事が印象的。
■デスザウラーを沈めてしまったので。

1位は公式ファンブック1のシールドライガー乗り、エル・ジー・ハルフォード中尉でした。
やはり、セイバータイガーとの死闘を制し、更に「あの」デスザウラーに挑んでいった勇士は凄まじい印象を残しました。
不完全体だったとはいえ、デスザウラーを沈めて見せた奇跡も素晴らしく、1位は納得の順位だと思います。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

2位 9票 ヨハン・エリクソン
■あの重パワーで格闘戦に強いはずのアイアンコングを一方的に、さも当然のように叩き伏せた描写がすごくカッコ良かった。
 共和国初の高速部隊にもかかわらず大活躍できたのは、部隊を率いた彼のおかげだろう。
 技量と関係ないけどキャノピーのシールのセンスも好き。

■旧バトスト自体さして詳しくはないのですが、他のメンツが「誰これ?」だったりシールドに乗ってる時期は発展途上で最強とは言い難かったり、一番『シールドライ
 ガー乗り』のイメージが強いのって彼なんですよね。
 いや、最後の乗機がウルトラだってのは知ってるんですけどね?

■難しいところです。シールドライガー乗りって他の機体に乗り換えてしまう人が多いので。
 とりあえず、「サーベルタイガーが、止まっているように見えるぞ」のインパクトでエリクソン大佐を推します。
 いくらシールドライガーが早いとはいえ、そこまでの速度差は無いので、そう見えたのは大佐の腕も込みでってことで。

■開発者が強いとは限らないし本職ではないのだろうが、シールドライガーに最も負担をかけず、長期間運用出来るような操縦をしてそう。
■これと言って後れをとる描写がなかったような気がします。鮮烈なデビューからディメトロドンを沈めるあたりまで、圧倒的な強さを見せているように思います。
■エリクソン大佐は最高のゾイド乗りです。マーキングもかっこよすぎる!

2位は最初のシールドライガー乗り、エリクソン大佐です。恐らくこの中では最年長パイロットでしょうか。
共和国軍を率いるエースパイロットであり、冷静沈着な姿も票につながっていると思います。
もともとはウルトラザウルス乗りですが、真逆の性格のシールドライガーもさらっと乗りこなしている辺り、余裕が感じられます。

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

3位 8票 バン・フライハイト(アニメ版)
■もしかして、最年少!?
■主人公補正最強!

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

4位 7票 レイ・グレック
■悩みましたが、新世紀版バトストの最終的な主人公、レイに一票です。「レオマスター」の肩書きは強い!
 シールドライガーの中でもピーキー過ぎて失敗作とも言われたDCS-Jを乗りこなしたことからもゾイド乗りとしての才能はピカイチかと 思われます。
 実際かなり難しい質問でした(^^)

■エリクソンやバンも考えましたが純粋高速ゾイド乗りでないことや腕の未熟さが気になった。
 レイグレッグもゾイド乗りの腕ではアーサーにはずいぶん劣るようだが一応レオマスターの一人なので最高レベルの一人であることは保障されてるはず。

■「シールドライガー」乗りとしての技能は描写が少なく、最強と断言は出来ませんが、勝負勘(勝ち運)を持っているので、一票です。
■シールドライガー時代の活躍はあまり描かれていないが、レオマスターの名とライガーゼロでの活躍を見る限り、他の追随は許さない気がする。
■他がDCS -Jを乗りこなせるかは未知数なので、この中で唯一DCS-Jに乗っていることから最低限乗りこなすだけの技量が有ると分かるので。
■彼を選びます^^

------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

5位 2票 3名同時ランク

ウォール・スペクター(ゾイドSS)
■私は少々特殊な境遇という感じがありますので、自分にかかっているバイアスを説明しておきます。
 まず、機獣新世紀世代なのですが、公式ファンブックの類は当時存在自体を知らなかったし、アニメは週刊子供ニュースのお蔭で最初の十分しか見れませんでした。
 漫画も小学5年生6年生の『ゾイドバトラー雷牙』しか知りません(従って、アニメや漫画のバンのシールドライガーが破壊される場面の詳細は知りません)。
 ただ、おもちゃ売り場で箱裏のストーリーは熱心に読みあさっていましたから、第2次大陸間戦争の大体の筋書きと各機体の性能は一通り知っています。
 また、ジェノザウラーに旧式機をぶつけても、一対一では勝機が薄いことは知っていますし、断片的に入ってくる情報からもうすうす感じ取っていたはずです。
 その上で語りますが、いくら改装を施していたとはいえシールドライガーで「あの」ジェノザウラーの改造版ジェノリッターに瞬殺されずに食らいつき続けたのが、
 やはり何と言うのか、ライガー乗りとして物凄い実力を持っているということを確かに感じさせます。
 ……ただ、そのせいで、「じゃあアッシュとジェノリッターの力量は?」という話になってしまう訳でもありますが。

ミッチャム
■コング相手にあれだけの余裕があるというのは相当の腕前じゃなかったらありえない。
 実際に1対1で何度も倒した経験があるからこそだと思う。 活躍の描写がないので証明できないのが残念。

■mk-2だからきっと一番強いですよ。値段も高い。

ロブ・ハーマン
■対、デススティンガー戦の一言。シールドにはシールドだ。 セリフが好きです。

順位はこのようになりました。
やはりシールドライガー乗りとしての活躍が描かれている2枚がトップ2に選ばれました。
3位のバンは、シールドライガーに登場していた頃はまだまだ技量も不十分だったことを思えば大健闘していると思います。
もしもブレードライガー登場時の技量だったらどうなっていたか…。気になります。


■質問4 -印象に残っているエピソードを教えてください- 回答詳細

■「全部」と言いたいところですが厳選して幾つか。
 やはりバトストでの初登場が印象的。あのサーベルを上回る新型機が共和国に!
 バトストのジオラマも脂の乗り切った時期で素晴らしい出来栄えでありいっそう惹かれた。
 ハンマーロック部隊を豪快にぶっ飛ばしてるシーンも好き(その後グレートサーベルにやられちゃうけど…)。

 バトスト以外だと漫画版機獣新世紀ゾイドのレッドホーン戦が良かった。
 あの最新式レールガンをギリギリで避けるシーンは全編通しても屈指の名シーンだと思う。

■複数あるのですが、・ファンブック1のハルフォード機が半身を失いながらもデスザウラーのコア目掛けて跳ぶシーン。
 ・上山先生の描いた漫画でのレールガンに撃たれたシーザーのジークとの合体で蘇生したシーン。
 ・バトストのMkⅡ光輪で唐竹割り(ショック)。
 以上三つはそれぞれ感じ方は違えど、シールドライガーと言えばの印象ではどれも強いです!

■地獄の光輪でまっぷたつ(涙)
 アニメの普通のなんでもないシーンやエンディング(だったかな?)で走っている姿を見たとき、「ああ、ゾイドがこんなふうに走っている!」と感動しました。
 ゾイドがアニメになって動き回るようになった、そのこと自体で一番感動したのは、実はこの単純にシールドライガーの走る姿(脚や体がしなやかに動き、キャップが
 回転し)だった気がします。

■シャドーキーでの半身の再生。
 BFに一瞬で撃破されたシーン。
 アイアンコングを沈めるシーン。
 オリンポス山でデスザウラーを沈めるシーン。

■バトスト
 ・駆け抜ける青い影(バトスト2巻より)
  シールドライガーの初登場であり、これまで長い間そのスピードで共和国に苦渋を舐めさせてきたサーベルタイガーに、同じ土俵で勝利をおさめるゾイドが初めて誕生
  した瞬間でもあります。 夕日をバックにサーベルタイガーを撃破するシールドライガーの姿も印象深いです。

 ・地獄の光輪を見た「ブラックコング出現!」(新バトストより)
  いやもう、あそこまでバッサリと綺麗に真っ二つにされてしまって印象に残らない訳がありません・・・。
  数あるシールドライガーのやられるシーンの中でもアニメ無印のバンのシールドライガーの最期と並ぶくらい印象に残っています・・・。

 ・帝国快進撃「戦場を駆ける青き疾風」(公式ファンブック一巻より)
  共和国軍が帝国軍の快進撃で劣勢に立たされる中、幾度となく帝国の包囲作戦を妨害し、ついには前線部隊の護衛にレッドホーンや空軍をつけさせ、その上で前線部隊
  の護衛についたレッドホーンを苦もなく撃破し、更にこのシーンに付け加えられたシュバルツ少佐の報告書では、彼の部隊がSOSを受信してから到着する一時間の間に
  SOSを打電した部隊を殲滅して離脱しており、その鮮やかな戦いぶりから、敵はシールドライガーであり、「我が軍が最も警戒する蒼き機獣がついに現れたのだ。」と
  言わしめたのも印象深く、このシーンの写真の、レッドホーンの首に噛み付くシールドライガーの姿も印象に残っています。

 ・激突!!2大高速ゾイド!!「紙一重の勝利!!」(公式ファンブック一巻より)
  「最強のシールドライガー乗りは?」の項目でも触れましたが、武装が外付けな上に最高速度もグレートサーベルと同等に引き上げられたセイバータイガーを相手に、
  最高速戦闘中は武器を出すとバランスが崩れてしまうために劣勢に追い込まれながらも、相手の止めの一撃をEシールドで防ぎ、怯んだ一瞬の隙を突いて必殺の一撃で
  撃破した、このギリギリの対決はとても印象に残っています。

 ・凶獣デスザウラー復活!!「シールドライガー最期の戦い!!」(公式ファンブック一巻より)
  こちらも、「最強のシールドライガー乗りは?」の項目で触れましたが、暴走するデスザウラーの荷電粒子砲で半身を失いながらもなおデスザウラーに立ち向かい、
  エネルギーの逆流による自己崩壊でもがき苦しむデスザウラーに果敢に突撃し、しゃにむに暴れるデスザウラーに切り刻まれながらも、ついにはその命と引きかえに
  デスザウラーを撃破し、共に光と炎の中に消えていった壮絶な最期は、とても印象に残っています。

アニメ
 ・ジークが合体し、復活するシーン(無印第一話「惑星Ziの少年」より)
  ジークとフィーネが眠っていた遺跡の近くで朽ち果てていたシールドライガーが、ジークが合体することで朽ちた身体やコックピットの内装、失われたキャノピーなど
  があっという間に再生していき、復活を遂げたシーンがとても印象に残っていて、更に復活直後に盗賊団のコマンドウルフをあっという間に撃破したシーンも合わせて、
  自分がシールドライガーに惚れたシーンであり、とても印象に残っているシーンです。

 ・ジャンプからの体当たりでプテラスを撃墜するシーン(無印第6話「とべ!ジーク」より)
  初めて録画した回ということもありますが、ミサイルが無い状態にもかかわらず、果敢にプテラスに挑みかかるバンが、ちょうどその時谷底にいたことから、壁伝いに
  連続でジャンプして、更にそこからの体当たりでプテラスを撃破するという奇抜な発想とそれを実行して見せたところが印象に残っています。

 ・ドクターDに騙されて驚くシーン(無印第10話「夢の降る山」より)
  後々ブレードライガーでも見せるのですが、ショックのあまり口を大きく開けてしまうライガーが可愛くて印象に残っているシーンです。

 ・ジーク無しでバンがシールドライガーのシールドを張れたシーン(無印第15話「ZG発動!」より)
  アーバインの後を追ってマウントオッサ要塞にやってきたバンが、そこで今まさに転落するアーバインを助けるために無我夢中でライガーを操縦する中で、初めて
  ジーク無しでもライガーの力を引き出してアーバインを助けた名シーンであり、後々発現していくバンの才能の一端が垣間見られるシーンでもあり、印象に残っています。

 ・バンがハーマンのアドバイスを即座に活かしてレイヴンのセイバータイガーに一太刀浴びせたシーン(無印17話「共和国の一番長い夜」より)
  レイヴンのセイバータイガーとの3度目の対決であり、ハーマンのアドバイスからレイヴンのセイバータイガーの攻撃時の癖(攻撃する時に右足が微妙に動く)を瞬時
  に見破り、見事セイバータイガーに一太刀浴びせたシーンが印象に残っています。
  ハーマンのアドバイスがあったとは言え、それを瞬時に実行に移せるバンの飲み込みの速さや、これまで終始余裕だったレイヴンが怒りを露わにするだけの一撃であった
  事もあって、とても印象に残っています。

 ・相棒の死(無印第22話「相棒の死!?」より)
  個人的にアニメ、漫画、バトストを通して、ゾイド屈指のトラウマシーンです・・・。
  レイヴンのジェノザウラー相手に散々痛めつけられた末に、起死回生とばかりのシールドアタックも正面からの荷電粒子砲の一撃でシールドもろとも機体を撃ち抜かれ
  て命を落とし、ライガーが石化したシーンは今でもトラウマです・・・。

 ・デススティンガーのEシールドを無力化するシーン(無印第59話「首都崩壊」より)
  ハーマンとシュバルツの共闘もさることながら、シールドライガーのEシールドをデススティンガーのEシールドと干渉させることでショートを起こして無力化すると
  いう、発想もさることながらそれを実行に移せるハーマンとシールドライガーもスゴイです。 
  シールドを無効化した直後にやられけど・・・。

 ・共和国仕様(量産仕様?)シールドライガーがやられるシーン(無印より)
  第34話の「帝都炎上」や第59話の「首都崩壊」でデスザウラーやデススティンガーにやられるシーンが印象に残ってます。
  なにせシールドを張っても荷電粒子砲で跡形もなく消し飛ばされるし、纏めて真っ二つに横一文字に切られるし・・・。
  並んで咆哮して突撃するシーンとかはカッコいいんですが・・・。

  ただ、その一方で、第58話の「翼竜迎撃」でガンスナイパーやコマンドウルフと共にヒルツの配下のヘルディガンナーの大部隊と戦い、更に何とか退けて満身創痍の所
  に襲い掛かってきたレブラプターの大部隊に果敢に応戦する姿もまたカッコよくて印象に残っています。

 ・ジークが合体するシーン(無印より)
  ジークが合体すると同時に各部の装甲やフレームの隙間から光が漏れ、キャップが回転するシーンと相俟って、全身に力が漲るような感じがとても好きです。

漫画版機獣新世紀ゾイド
 ・シーザー(元のご主人であるジャッド(ムンベイの兄)がシールドライガーにつけた名前)が復活するシーン(2巻「心の涙」より)
  盗賊団の奥の手であるリニアレールガンの一撃で瀕死の重傷を負ったシーザーを懸命に助けようとするバンとジーク、そしてそれにほんの少しだけ手助けしたフィーネ
  の力が合わさって、バンがジャッドの最期を看取るシーザーの記憶を垣間見るシーンが泣ける上、ジャッドの最期の言葉を切っ掛けに合体を果たして復活したシーザー
  がとても美しく、印象に残っています。

 ・リニアレールガンを避けるシーン(2巻「復活の躍動」より)
  漫画版のシールドライガー(シーザー)の活躍の中でも特に印象に残るシーンです。
  復活をはたしたシーザーを迎撃する盗賊団の攻撃は尽くかわされ、盗賊団のリーダーの乗るレッドホーンは最後の手段として、リニアレールガンを再び使ってシーザー
  を倒そうとして、しかもリニアレールガンから放たれる弾丸は秒速5kmで飛び、レッドホーンまで約500mまで迫るシーザーには発射から0.1秒後に着弾するの
  で、普通だったらまず避けられない一撃なのに、それを身体を捻ってアッサリ避けてしまうバンとジークとシーザーが凄すぎて印象に残っています。
  そりゃ盗賊団も避けられた直後のページであんな顔しますわ・・・。

  それから、最早敵わないと見て逃げようとする盗賊団の前に立ちふさがって、レッドホーンと随伴機のモルガの武装だけを全部破壊するシーザーもカッコ良くって印象に
  残っています。

 ・満身創痍のシーザー(3巻「信じる絆」より)
  レイヴンのジェノザウラーの荷電粒子砲によって半身を吹き飛ばされてしまったシーザーを、ジークの合体に加えてシャドーキーまでも使って修復を試みたものの、それ
  でも吹き飛ばされた半身の修復は完全とは言えず、その不完全な状態は、ある意味グロテスクな所もあるが、それでもポルトの町を守るために懸命に戦うバンたちの姿と
  相俟って、凄く印象に残っています。

■デスザウラー(迷子の竜)を偵察しているシーン。私はバトスト3巻からゾイドに入ったので、このシーンくらいでしかライガー見たことなかったです。
 なので私にとってのヒーローゾイドはデスザウラーでして。
 シールドライガーは旧式の弱いゾイドというイメージがあって、バトスト2巻や新ゾイドで活躍してるシーンのほうが違和感があります。
 えっ、Eシールドなんてものが存在したの?偵察用ゾイドだったんじゃないの?みたいな。
 でもデスザウラーに張り付いて偵察するシールドライガーは最高にかっこいい偵察用ゾイドです。
 あとCMのシールドはかっこよかったです。
 レーザーを装甲で弾き返したり、超音波みたいなEシールド展開したり、爆発の中をノシノシと歩いたり、素敵なサマーボーイも最高でした。

■デスザウラーを破壊する作戦途中、ディメトロドンに襲い掛かっているシーン。シールドライガーが首を横に向けてますけどこれはディメトロドンの爆発を避けるため?
■エリクソンライガーがアイアンコングを倒すシーン。条件によってはアイアンコングにも勝てるのか、と驚いた。
■デスザウラーの追撃から国民を逃がす時間を稼ぐため洞窟内の天井を打ち抜いて川の水でデスザウラーを撃退したシーン。
■暗黒コングにやられてるシーン。衝撃的なやられ方が印象的でした。
■「何をしているんだ、あいつは。ゴリラの大道芸なら拍手のひとつも―――」

■デスザウラーの復活を止めたシーン。あの捨て身特攻がなければ、共和国は早い段階で負けていたので。
■ハルフォード氏がオリンポス山の戦闘で、自らの命と引き換えでデスザウラーのコアを潰すのに成功した事が印象的。

■アニメでのバンのライガーとロッソのレッドホーンとの最終決戦。
 いい感じでお互いの特性を生かした一進一退の攻防を見せてくれた。
 またバトストでは計算上ライガーとレッドホーンは戦闘スペックにあまり差はないとのこと。これを想像するのにいい材料になった。

■無印アニメ前半、バン&シールドとレイヴン&セイバーの一騎打ちにて。
 レイヴン「残念だけど、僕とシャドーは接近戦の方が得意なんだ。」
 バン「それを言うなら俺とジークとライガーも、接近戦が得意だぁぁっ!!」
 お前らは接近戦しかできないだけだろうというツッコミは置いといて、セイバータイガーを道具としてしか見ていないレイヴンに対し、シールドライガーを相棒として
 見ているバンの熱さが伝わってきた。

■毎度やられ役でしかないのですが、アニメ版の量産型シールドライガーが他の共和国機とともに進軍してるシーンが印象的です。
 いつもの主人公機なライガーとは違う、どこか健気なシールドライガー。

■やはりアニメのマウント・オッサでのセイバータイガーとの決闘だ。
■アニメOPのラストシーン。地平の果てまでも走り続けるかのような力強い走りは今でも目に焼き付いています。
■アニメでバンがハーマンのアドバイスでレイヴンに勝った所。 それまでの話より動きが一段よくなった気がするので。
■対、デススティンガー戦の一言。シールドにはシールドだ。 セリフが好きです。

■「特攻ゾイド少年隊」第一話。
 ・「プロペラントタンク」「長距離砲」を装備したシールドライガーで、デスザウラー(ノーマル機)と対戦。
 ・高速機シールドライガーに重装備をした故、スピードの低下を、敵に指摘される(苦戦)。
 ・四肢を破壊された状態ながらも、尻尾のレーザーで、デスザウラーの弱点の一つである「口(装甲に覆われていない)」を狙う(自機に装備していたプロペラント
  タンクを誘爆させ、破壊力UP)。
 ・爆炎を掻き分け、下顎を爛れたデスザウラーが登場。シールドライガーにトドメを刺す(シミュレーションバトル終了)
 当時から現在まで続く、プラモバトル漫画ながらも、
 ・ゾイドの特性を生かした攻防が描かれている。
 ・主人公&主役機が接戦の上、負ける
 と捻りを感じました。
 この後、主人公のシールドライガーは、謎の力でゴールドライガーにパワーアップして主役補正がかかりまくり状態になってしましましたが、毎回「さまざまなバリエー
 ションに改造したシールドライガーでバトルに望み、勝ったり負けたりする」展開であれば、シールドライガーの魅力をより引き出せたと思います。

■漫画版の、バンがレッドホーンの砲撃を紙一重で避けるシーンですね。あれはいい。
■コロコロの漫画版で、シャドーキーで禍々しく強化されたシールドライガーのワンシーン。


■質問5 -シールドライガーに10点満点で点数を付けるなら?- 回答詳細

10点
■あらゆる点で完成形だと思う。
 新鋭機に見えるその実、極太パイプが密集したゴチャメカで構成されていたり、旧来の共和国機と比べた時に極端に違和感があるわけでもない。
 そのデザインのさじ加減は凄い。あと脚の造り込みが何度見ても凄い。
 単体でも良いが、サーベルタイガーと並べるといっそう魅力が増すのが最高。
 スマートなサーベルに対し、「重たい」とか「攻撃時にバランスが崩れる」とか。そういった弱点があるのもなんだか共和国らしいなと思う。

■改めてデザインの完成度にビビります。武装を内蔵式にしてライオンのシルエットをそのままに、毛並みをうまく取り入れたデザインだと思います。
 ディテールの塩梅も絶妙というか、カウルで覆われている部分と内部構造剥き出しの部分とがうまく分かれていて、共和国ゾイドのデザインの基本を押さえつつ、清潔感
 のあるデザインだと思います。

■ヒイキするわけではないですが、10点満点です!シンプルでスピード感のある通常機。スピード感が押さえられるも火力強化でボリュームアップしたMkⅡ及びDCS。
 両方強化したDCS-Jやコマンダー仕様。元が最高にカッコよく、バリエーションは別味を楽しめるのが傑作ならではかと!

■私にとってシールドライガーは、最前線で華々しく戦うゾイドではありません。
 本来の高速ゾイドとしては役に立たなくなってしまったため、山岳でのゲリラ戦や、偵察任務。
 果てはキャノンビーム砲を背負わされて砲撃戦が出来るように延命処置を施される旧式ゾイドです。その裏方ぶりが最高に格好いいです。
 役に立たなくなった兵器を廃棄するのはもったいないから、改造して別の仕事をさせ使い続けるというのは最高に燃えるシチュエーションです。

■シールドライガーのいないゾイドなんて考えられない。 顔やら脚やらの造形に始まり、キャノピーの出っ張りも含めて好きなゾイドです。
■もっともヒロイックなゾイドだと思う(ゴジュラスは個人的に主人公機には強すぎる)。子供の頃、尻尾が折れて泣いたのを思い出します・・・。
■主役級のポジションを確立していることが何より傑作機の証であると思います。
■いつ視ても良いデザインだ。鬣をシールドに見立てるとか・・・。逸材。
■ゾイドで低い点つけるほうが難しいゆえ…なんとも…。
■高速機はゾイドの華!!
■ゾイドとして文句なし!

9点
■サーベルタイガーの方がずっとかっこいいと思っていたのですが、実物を手に入れて予想以上の出来でびっくりした覚えがあります。
 武装の収納ギミックはいかにも高速機らしく、後発である分サーベルタイガーより機能面で優れているというのを実感させてくれました。
 一つ疑問に思うのは尻尾の連装ビーム砲です。あれはサーベルタイガーでは主砲の位置についているのですが、シールドライガーでは尻尾についてしまっています。
 どう見ても使いづらそうです。
 背中に収納式のビーム方があるんですし、これを無理に残すことはなかったと思います。
 私がシールドライガーよりもサーベルタイガーの方が好きな原因の一つがこれだったりします。

■大好きなライガータイプの元祖でありますが、腹の電池ボックスのところのパイプが弄っているうちに外れやすかったりする辺りが微妙にマイナスでした。
 あと、アニメの影響ゆえに副座じゃないところも・・・。
 もちろん、そう言う所も含めて大好きです。 副座にしても元々単座だったのをアニメ独自設定で副座にしていた訳ですし。
 (でもRZ版ブレードライガーに付属したバンとフィーネの人形を座らせられるような副座式コクピットのシールドライガーも欲しい・・・。)
 ともあれ、初代ライガーでもあるシールドライガーは、サーベルタイガー由来の歩行ギミックに加えて収納式武器やEシールドといった手動ギミックも豊富で、遊びがい
 があるとても大好きなゾイドです!

■機動性や格闘能力を全面に押し出したデザインとか、背景設定からそこはかとなく漂ってくる『完全なオリジナルではなく、敵機の模倣と発展による新型機開発をせざる
 をえなかった開発者たちの苦悩とか諸々の感情』……
 そういうものを類推すると、何と言うかこう、滾るものがあります。
 ただ、機動性最優先で展開式の火砲を積むっていうのはいいんですけど、「コンパクトながら強力」っていうのに、どうしてもサーベルを叩けるような火砲に見えないん
 ですよね。
 そこは「火砲の牽制と優速でサーベルの足を封じ、格闘戦に持ち込んで撃破」くらいでも良かったんじゃないかと。

■機銃新世紀版、アニメでは主役級でしたが、シールドライガーはゴジュラス、ウルトラザウルス等の大型、旗艦となる機体を補佐するサポート役の立ち位置でも良い味を
 出せると思っています。
 バトストを読んでいた記憶を 振り返ると主役の場面もあれば撤退援護等のいぶし銀の 役もあり、バラエティ豊かでした。
 主役だけでなく脇役もうまく演じてこそ真の名ゾイド!そんな思いからあえて満点ではなく9点としました。

■単機として見ても素晴らしい機体ですが、サーベルタイガーの対として見るとさらに秀逸な造形をしていると思います。

8点
■シンプル、シャープ、高速戦闘型でありながら、力強さも同居する説得力のあるデザインだと思います。
 基本がシンプルデザイン→アレンジがしやすいというのもいいと思います。

■ノーマル版では武装や足の白といい、旧トミー版の色合いが大好きだった。Mk2もそう。
 ただ新世紀以降の色合いは今一つで、サーベルタイガーの色である銀は出来れば採用してほしくなかった。コスト抑えるためだろうが、これで魅力が殆ど無くなった。

■重量感や力強さは如何にも「ライオン」型らしく、収納武器やシールド展開のギミック・設定も秀逸。
■美しく、けど、ヒロイックとまさに天才的ゾイド。
■造形上、どうしても、頭が大きいのが気になるので。

7点
■昔は「若さが求めるのは、純粋な力なのだから」と言う訳で、「盾」などと言う防御的な名前を持つシールドライガーはあまり好きではなかったと思います。
 装備している火器も牙も爪も強力な武器には見えなかったはずですし。
 むしろ、「刃」と名乗るブレードライガーやスーパーロボットな雰囲気を野生の力を併せ持つライガーゼロの方が好きでした。
 ただ、歳をとってから見返してみると、兵装を全て収納した時のすっきりとした体の輪郭の美しさ(大げさですが)とか、「盾」という名を冠したこととか、控え目な
 装甲とか、そういうものが魅力的に見えてきたのです。
 そのため高得点をつけますが、ただ、子供向け(で、ある筈の)玩具の、しかも主役級の機体である以上、「歳をとったら魅力が分かった」と言うのは「?」な感じが
 しますので、少し減点します。
 それに、今でもブレードライガーやライガーゼロのそのまんまな強さは好きですし。

■デザイン、設定、ギミック共に文句の付け所はないが、逆に完成されていて改造しずらいと言うかできない。 そこら辺がマイナス。

6点
■今でこそ好きな造形ですが、子供のころは無骨すぎて好きになれませんでした。それぞれの気持ちの間を取って6点で。

5点
■見た目は全く好みじゃないけど、キットの出来は悪くないと思う。
 ただ設定や活躍には疑問が残ります。 あのデカい図体であの運動性能と回避性能、大型ゾイドも一撃で破壊する牙、ピンチになったらバリアー。
 昭和時代からの人気ゾイドで、さらにアニメの主役にもなり、半ば神格化され伝説みたいになってるけど、リアルとかミリタリーという言葉には程遠いヒーローっぽさ
 が自分は苦手です。
 でもたぶんそこが人気のポイントなんだろうけど。

4点
■同タイプの後継機が出すぎて相対的に評価を高く出来ない。


今回のアンケートは、このような開票結果となりました。
色々な意見がありますが、改めてシールドライガーは傑作であり、なおかつ大人気だなという事を思いました。
平均点も8.75点とたいへん高得点です。

新世紀以降余りに優遇されたのがライガーというカテゴリーであり、またその中でもシールドライガーは、「何か新シリーズが出るとその度にトップバッターになる」という、非常に優遇された存在であります。
それゆえに今後の使いどころが難しい というのは否めない部分もあります。
しかし一方でこれだけ人気なのだから、やはりうまく使ってほしいのも確か。

メーカーはこれまでの動きを深く振り返り、そして今後も魅力的なゾイドを魅力的に動かし、またバリエーションの幅を増やしていって欲しいと思いました。
今回のアンケートは、そんな風に思ったアンケートでした。

Back
index

inserted by FC2 system