Zoids Ignition第35回アンケート -ゾイドオリジナルを振り返る- 集計結果
2014年4/30~5/14に実施した、第35回アンケート -ゾイドオリジナルを振り返る-の集計結果を公表します。
ゾイド30周年の記念すべき年に展開されたシリーズ…ですが、色々な所で中途半端に終わった感じは否めません。
しかしその中で評価すべきところ、反省すべきところなど議論し、次期シリーズに活かして欲しい所です。
今回のアンケートは、ゾイドオリジナルついて色々聞いてみました。
■アンケート項目詳細
まずは、実施したアンケートの項目を記載します。
項目2:-ミラージュフォックスに点数を付けるなら?-
項目3:-ジェノリッターに点数を付けるなら? -
項目4:-コマンドウルフRGCに点数を付けるなら?-
項目5:-ストームソーダーFSV点数を付けるなら? -
項目6:-大胆な設定を使用しつつも「正史」という言葉を使った事に対し、何か感じましたか?-
項目7:-全体的にみての感想やコメントを-
■投票数
今回の投票数は54票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
では早速、発表します。
■質問1 -リリースされたラインナップや、リニューアルされた仕様は?- 回答詳細
回答はだいぶ割れました。では、それぞれの意見を。
①単なる再販ではなく積極的にリニューアルされたのは良かった
■キットそのものとしてみれば、単なる再販ではなく、新装備を施してリニューアルされたのは良かったと思います。
元キットのパーツも一通り付属しているので、元キットと同じ装備にも組めるコンパチキットになっていて、多少高くても組み替え出来る分、プレイバリューで補
えるし、この点は以前のアンケートの「理想の5ランナップ」の折に自分も既存キットをチョイスした分は「キット+追加パーツ+冊子」と言う構成を考えたので、
キット構成としては納得いくものだと思います。
色に関してはどの機体も成型色などはいい感じでよかったと思います。
ただ、追加パーツ自体のデザインや構成と言うのであれば、ミラージュフォックスやジェノリッターはまだいいとして、レールガンのデザインが微妙な上に元キット
のギミックを殺しているなど微妙なところが多いコマンドウルフRGC、クリアパーツ製の翼が付くと言ってもただの色替えでしかないストームソーダーFSVと、後半
に行くほど微妙になっていったのは残念な事だと思います・・・。
■強いて言うならば、今は手に入りにくいものであったり、メカ生体時からのキットのラインナップで攻めてほしかったです。
4機はどれもこれも世界観から浮いているというか、よく練られずに売れ筋だったものをチョイスしたという、安易な感じが拭えませんでした。
正直私はほとんど買いたいという魅力を感じませんでしたね。
リニューアルのほかにも元の形で組み立てられるのはメリットではありましたが、総じてリニューアルや世界との親和性に必要な煮詰めが甘いというのが本音です。
■リニューアルは、素晴らしい判断だ。我々は毎日、新作の情報を検索する。従来の立体と比較する。問題は、ラインナップだ。
初めから数量を明記したのは適切ではなかった。予定が変更になったのは、ギリギリの企画だったことが推測される。
目標を4~5機として、新規パーツが追加された立体の3~4機の発表が現実的だった。
■せっかくのコンセプトアートを継いだのは良かったと思います。
某ゾイドの大型サイトでも、昔は「ストーリーが変わって展開するなんてありえない・認めない」などと言われたものですし、それだけファンが凝り固まっていた
のだから、公式自らその殻を破ってくれた姿勢は、大いに評価できると思います。
■出だしの姿勢としては、①。 実際、ミラージュフォックスは、キットも設定も良い出来だったと思います。
ただ、ジェノリッター以降は、既存の機体に無理矢理武器を乗せただけになり、 挙句の果てには色のみ変更の赤い機体で白旗振りましたけど(苦笑)
■ジェノリッターはいいリニューアルだったと思います。
しかし、ミラージュフォックスは結構な数の新規パーツが追加されている割に、カラーリング以外は代わり映えのしない印象で、むしろ色変えだけのFSVの方が新鮮
に感じました。これなら、完全新型を1点、完全復刻を1点、リニューアルを1点(ジェノリッター)で良かったか な、と思います。
■配色のセンスは機獣新世紀版に比べて劇的に良くなったと思います。ただ、内容は期待外れでした。
「ゾイド”オリジナル”」という名称やギミックをアピールした煽り文句などから最初は完全新作を期待していたので、第1弾が発表された時に「うわ~・・・」と
なってしまいましたし、シリーズの方向性を理解した後も後半の急激な失速感にはゲンナリでした。
■新規パーツの追加によってカスタマイズ性がさらに広がったのは良かった。
■その上新規ゾイドも出たら嬉しい。でもそんな贅沢も言えなそう。
■たとえリデコ品でも、久しぶりに新しいゾイドが見れるというのは嬉しかったです。
■内容は満足とは言えないが、リニューアルするのはいいことです。
■正直あまり響くアレンジがなかったので③と迷ったんですが積極的に新しいものを!という姿勢はよかったので。
■メカ生体期登場の機体が少なくて、正直がっかりでした。
■旧大戦にでた機体設定だからもう少しプロトタイプ感が欲しかった。
■少し高額だったかなと思いました。 また、ネット販売のみっていうのが物足りなかったように思います。
■ゾイドコンセプトアートのゾイドを制作し出すべきだった。 せっかくゾイドコンセプトアートをやっているのにもったいない。
②完全復刻の方が良かった
■あのレベルのリデコで新しい事やるよりはアニメのBD-BOXにあわせて主人公勢の機体の5~10体セットを1~3万円で受注限定販売すべきだったと思う。
HMMがある現状、当時品の方が良いとゆう層がどれだけいるか図るべきだったと思う。
■リニューアルよりは再販みたいな感じで復刻版を出してほしかったと思う。
③リニューアルする事は良いと思うが、あのラインナップやリニューアルならば完全復刻の方がマシだった
■トミーサイドで新製品がリリースされたというのはとても嬉しいことでしたが、製品群はどうも煮詰め不足というか…何か足りないイメージがありました。
30周年の特別企画というのならば、もっと気合を入れたものにして欲しかったという思いが個人的にはあります。
あれならば、入手困難な機体を完全復刻という形で再販したほうがよかったのではないかと、今になって思うのです。
■「ぼくの考えた最強のゾイド」が加速している。 ゾイドの世界観やその時代背景を無視して、自分の思う理想を押し付けたものが多いと感じる。
そういうのが無ければ①を選びたかったところであるが…。
■新規設計というのは魅力的だし欲しい。後ろを振り返るより前を向いて欲しいというのもある。
ただあの出来では…。振り返る事が良いとは言わないが、昔のキットだって良いものだし愛されているものなのは確かだ。
半端な、しかも世界観に配慮されていない新型を正史といって出すくらいなら、まだ復刻の方がマシだった。
■完全復刻なら言うことないです。
旧来からのファンのある商品でそこを変えるのなら、元よりいいじゃん!と120%の満足感を与えるようなものでないと評価されないでしょ。
完全復刻で100点満点となりそうな商品をあえて変えるのは、ハードルが高いと思います。
完全復刻したらがっかりされる商品なら、どうとでも変えられるでしょうが……。
■カラーリングは(統一感やらなんやらは置いておいて)なかなか好みのものが多かったです。ミラージュフォックスのカラーリングは素晴らしかったです。
デザインについての評価は正直微妙なところです。ジェノリッターの頭部はもう少し煮詰めてほしかったところ。
■メーカーとしては安定して売れるであろう人気機種をチョイスしたつもりなのでしょうがどうせ少数のマニア向けに高額展開するならばグラフィックスのように
未復刻or今では入手しづらいゾイドを出してほしかったです…
■正直あまり良いとは言えなかったですね、かっこよくもないしこの年にやる必要性は皆無でした。
■リバセンの時離れていたし。
■新しいデザインが見たい!そう心から思っているからこそ、この選択肢を選ばざるを得ないのが辛い。
④全機リニューアルするよりも新規パーツは一点集中させ「完全新型1+完全復刻3」のような形が良かったのではないか
■カラーリングは並べると色とりどりながら、単体では割と渋さを残していて印象深かった。ゾイドから久しく失われていた華美でない高級感が戻っていたと思う。
しかし、工業的でシャープなデザインの元キットに柔らかいデザインラインを持つCA準拠のパーツを組み合わせた事によって、違和感も生じていたと思う。
双方の整合性が低く、正直折角の新規パーツも取って付けた感が拭えなかった。
思えば最近は旧シリーズの可動キット化がほとんどで、新型キットが強く求められていたのではないか。
過去作のリデコだけではやはり訴求力に欠けていたのではないかと思う。
完全復刻に関しては、ビガザウロを始め、ウルトラザウルス、アロザウラー、ゴルヘックス等人気の高い旧カラーで復刻すれば、それなりに話題になったのではないか
と思う。
逆にビガザウロを復刻する気がないならば、最初からロゴマークに使用すべきではなかったと思う。
作り手側は単に原点の象徴として取り入れた程度の考えかもしれないが、復刻を心待ちにしていたファンは変に期待を持たされてガッカリしただろうし、そんな事にな
るのは目に見えていたはずなのに…。
いろんな点でもっとファンの想いを汲み取って欲しかったと思う。
■本当だったら「積極的にリニューアルされたのはよかったけど、完全新型も欲しかった」というところなのですけれど……。
ただ、コマンドウルフに関しては「RGCになるくらいなら完全復刻の方がよかった」とか「コンセプトアートに忠実なザッパ隊長機にしてほしかった」とか考えていま
すし、「積極的にリニューアルされなくても完全新型は見てみたい」とも思いますので、④とします。
■「オリジナル」を謳うということは、旧来のファンに訴えたかったのでは?
そうならば、一旦ノスタルジーに引き込んでから、その上で一部の機体を用いて発展系を示しても良かったのではないかと。
■エクスグランチュラやヴァルガみたいのを期待していたので…。新たなギミックを今でも期待しています。
■今まではアニメにしろリバセンにしろ、完全新規はある意味当たり前で、未復刻はどれが来るかって感じだったと思います。やっぱりリニューアルだけでは寂しいですね。
完全復刻が良かったという声は少数。
やはりどんな形でも新しい造形を魅せてくれる事に期待しているようです。ただその内容は厳しいものが多いです。
一見すると「①積極的にリニューアルされたのは良かった」が44%と半数近いですが、その内容は厳しいものが目立ちます。
「③積極的にリニューアルされたのは良かったがあのラインナップやリニューアルならば完全復刻の方がマシだった」に近い意見も多くあります。
結局のところ、やはりリニューアルにしろ完全新作にしろ、ユーザーは求めている。
しかしやはり、「過去のものに負けないような良いものを求めているのだ」という事なのかなと思います。
■質問2 -ミラージュフォックスに点数を付けるなら?- 回答詳細
10点満点で点数を付けて頂いたのと、コメントを頂きました。
10点
■『雪山の銀狐』。もうね、コレだけで100点w
顔の形が変わって、キツネにしては太くなっちゃった感じで-1点かな… とも思いましたが、アレはアレで格好良いからOK。
■最初ということもあり、やたら気合いが入っていました。カラーリングも機体もかっこいいです。
しかし強くしすぎなのは如何な物でしょうか…。個人的には高速ゾイド至上主義はあまり好きではありません。
■パッケージのイラストは一番好きで、壁紙も公式サイトのを使ってます(上下はみ出てますが)
漫画でティスが凄い事したけど、あれは何だったのか。箱にそれらしいことが書いてあるだけで終わったのが残念です。
■全てがワクワク! パールホワイトが綺麗。
9点
■こちらのサイトなどで紹介された映像・画像での活躍がとてもヒロイックだった。
製作陣のヤル気や気合と共に、撮影やアップロードしたファンの、「オリジナルシリーズ」に対する先々に対する期待感や喜びなども感じられる。
■背中にブレードを背負っているあたりに安直さは感じましたが、全体としてよくまとまっているように思います。
カラーリングはゾイドの中でも屈指の美しさのような気すらします。
シャドーフォックスの「プロトタイプ」というよりは強化型のようには見えますが…
■カラーリングがとても良く、アレンジパーツもハマってます。細かい追加パーツもあり全体的に非常にまとまったリニューアルだと思います。
あえてケチをつけるならリニューアル部分が攻めの姿勢での追加パーツでなく無難な印象を受けるところでしょうか。
■今まで連発されたライガー系でなかったのは、とても良い判断だ。デザインとカラーが背景と一致し世界観を演出した。第一弾として見事な完成度だ。
■かなり満足している。あえていうなら値段か。
8点
■キット自体の色やデザインはとてもいいので点数は高めです。 PVも良かったですし、第一弾としては結構いい線をいっていると思います。
ただ、設定面に関しては初っ端から「中央大陸戦争末期」、「暗黒大戦に投入された」と混乱を呼びやすい単語が出てきているのはマイナスです。
コンセプトアートのストーリーを知っているか否かを差し引いても、この「中央大陸戦争」や「暗黒大戦」がメカ生体時代の戦いなのか機獣新世紀時代の戦いなのかが
不明瞭で、公式サイトのストーリーや電撃ホビーマガジンで連載されたゾイドSSでは「共和国最速はシールドライガーの時速250km」と言う旨の台詞があるので、
どう考えても前者のメカ生体時代の物語であり、機獣新世紀時代の新ゾイドであるシャドーフォックスの系列機が「メカ生体時代に既にいた」と言う事はどうしても混
乱を招いてしまうと思います・・・。
また、デザイン面でも、ウイングブレードはデザインや装備位置的に結構高めの位置についているのでリーチや敵ゾイドへの当て方と言う面で微妙に頭を捻ってしまう
ところがあるのが気になります。
とは言え、この辺は元々のシャドーフォックスの武装プラットフォームであるマルチウェポンラックを活かしていることや、PVでいい感じに動かしていたのでそこま
で気になる事でもありませんでしたが。
電撃ホビーマガジン2014年5月号の記事にあるインタビューを読むと、コンセプトに「霊獣、妖狐としてのキツネ」をとり入れたとありますが、色やデザインは確
かにその通りだし、似合っていると思いますが、 「霊獣、妖狐としてのキツネ」であれば、妄想戦記の8つの特殊装備と独自の特殊機能を併せ持つ九尾の狐(ナイン
テール)のファイヤーフォックスにも触れたり、何らかのオマージュをしてくれてもいいと思いました。
九尾の狐も「霊獣、妖狐としてのキツネ」である訳ですし・・・。
一応、ゾイドSSだと演出的に九尾の狐っぽいシーンがあるのですが・・・。
■額が出てよりイヌ科っぽくなった頭部と流線型な脚部がフォックスの特別版という感じがして好印象でした。
元機体の肩前面の凹んだ金色部分があまり好きではなかったので。
色のまとまりも良いし、限定じゃないと出しにくい局地戦カラーにしたのも単なるパーソナルカラーより良かったのではないでしょうか。
ブレードはまあ第一弾が獣体型のフォックスと聞いたときから付く気はしてました。付くこと自体は良いんですけどこれはなんというか気の抜けた刃になったなーと。
斬撃武器は高周波で~とか設定面の補強よりもまず自分と同じ同じゾイドを、斬れそう!と感じさせる重さというか力強さを形にしなければと思います。
始めにフォックスの特別版とか言いましたけど初めて設定を見た時は元機体より前かよ!しかも中央大陸ってメカ生体時代?と困惑しました。
しかし間隔的にシリーズ展開というよりか単発機体×5なのかな、と思っていたので個々のエピソードと過去の整合性はあまり気にしませんでした。
主に本体デザインからの点数になります。
■最初は完全新作だと思っていましたし、復刻するにしてもギミック重視の機体だと思っていたので第一印象は良くありませんでした。
ただ色のセンス(こんなキレイなゾイド見たことない!と感激)や、より機体のラインに沿った印象のある新装備はとてもとても好印象です。
設定に関しては・・・すみません、無視しています;。
■デザインはかなり良いのではないかと思います。 上品な白を基調としたカラーリング、追加武装のマッチングもかなり良いイメージではないかと…。
ただし、中央大陸戦争時代に本来いるはずの無いシャドーフォックスという機体をベースにしたこの機体が居るというのは、同人ネタとしては良いと思うのですが、
公式ではどうかと。 (これはゾイドオリジナルの設定全体に言える事なので、ミラージュフォックスだけの問題ではないのですが)
■武装が無理なく全載せできるのことと新大戦に無理なく繋がる設定が良い。
ミラージュはキャノビーは非装甲式で主砲は単装・・・可能ならコマンドウルフとシャドーの中間みたいにして欲しかった。
■細かい差異で違いを出したり、悪くなかったと思います。 完全新規とはいかなかったでしょうから。その中で、精一杯やったという感じがします。
■この機体が登場したときはゾイドオリジナルに大いに期待しました。
7点
■なかなか趣味の良いカラーで、武装もまぁ…「またブレードか」という事を除けば小奇麗にまとまっていたと思う。
設定は「中央大陸戦争時代に居た」事には違和感がある。 しかしストーリーでの扱いが上手く「出所が謎」という風にされており、最低限の配慮はあったと思う。
デザインも色も良いと思うし設定もまぁ納得できなくは無い。贅沢を言うなら、せっかくリニューアルするならキャノピータイプにして欲しかったなーとも思う。
■初見ではメカニカルさが失われた新規パーツや、妙にこぎれいさを追い求めたデザインを見てギョッとした。
正直ゾイドに似つかわしくないし、どんなファン層へアピールしようとしているのか分からなかった。
しかし手に取ってみると色調の繊細さが感じられ、しっかり検討を重ねた上での物だと理解できて印象が良くなった。
ただ、元のシャドーフォックスが大変メカニカルなデザイン故、そこにCA特有の丸っこいパーツやモールドをそのまま追加しても整合性が低く、唐突な印象を受けて
しまうのが残念だった。
第一弾よりも変化球として第三弾位のリリース順が妥当に思えた。
設定は「である」より「~と言われている」「~と考えられる」と表記され、謎めいた存在という雰囲気を演出しつつ、元設定との乖離をうまくかわしていたと思う。
■非常に人気の高いゾイドを選択したのは無難だと思いましたね。
コトブキヤのシャドーフォックスの売れ筋もよく、競合しても利益が得られると踏んだのは理解できます。
キット自体の色合いは雪原での保護色そのもので、シャドーフォックスの時に目立っていた黄色も上手い具合にボディに同化していました。
悔やむとすれば、追加パーツが短調だったりストーリーでの活躍が凄まじすぎた所ですね。
のちに量産型のフォックスが撃破されていますが、逆にパイロットありきのゾイドであることを強調してしまったような気がします。
ですが、最初のラインナップに相応しい無難なものだったと思います。
■ミラージュフォックスのデザイン自体は直線と曲線がいい具合に混ざり合い、暗黒大陸時代のゾイドとの関連性を匂わせているような感じが良かった。
ただ、何故この時代にシャドーフォックスのプロトタイプなのか?という点がかなり謎に思えた。
■黒から白への反転。武器も近接用と従来型から大きく変わって面白いバリエーション。この子は何色でもイケメンです。
■単純にかっこいいです。 ただ、特に新しいギミックとかはありませんし、高周波ブレードもあっさりしすぎで面白みに欠けますで、その分減点せざるを得ません。
■デザインはかなり気に入ったが設定等で過去のものをなかったことにするのは何だかなぁという感じでした。
6点
■コクピット内部に細かいディティールが加わった、 上顎の牙がシャープになった等パーツを新造した故のメリットもある一方でデザインは原型であるシャドーフォックス
の方が好みでした。 (そのため旧版も組めるように配慮されていたのは好印象)
配色の美しさではこのシリーズ随一のキットだと思います。
それだけに平成ゾイドでよくやらかしていた塗装済みパーツにランナーが… という点も気になってしまうのですが。
設定に関してはパイロット共々最後まで出所不明のままなのが残念でした。
■デザインは及第点だが、設定はよくわからなかった。ある村に伝わる伝説の機体?なのか、量産化された機体なのか。
なんであんなに強いのか。ハウンドソルジャーやキングライガーはどうしてくれるのか。設定はさっぱりわかりませんでした。
■シャドーフォックスよりも狐らしいデザインになっていて良かったとは思う。ただし、動画の方に関してはサーベルタイガーを相手に一方的すぎる。
■こどもがゾイドを操っているというのは現実味に欠けていたかな?と。ウェポンラックに種類が増えた!とちょっと嬉しかった。
■背中の武器が微妙なんですよね・・・白いシャドーフォックス (ホワイトフォックスとか?)で良かったかと。
■色がキレイ。
5点
■カラーリングは大変良いが追加パーツがいまいちかっこよくない。 ブレードをチョイスするのは良いが取り付ける位置が高すぎてダメ。
翼のように横に広がるパーツは本体から離さず密着させるくらいでないとダメ。
ペガサスやグリフォンの絵のように翼は体の真ん中でなく前足の少し後ろに付けるのがバランス的に良いようなので、マルチウェポンラックでなくショルダーウェポン
ラックに付ける形にすべきだったと思う
(スピノサパーのチェンソーのような感じで)。
ブレード自体も刃だけで手抜きっぽい。ブレードライガーの物のようにレーザーガンを付けるべきだった。
設定については個人的にあまり気にしないし今までの物とは別物と考えればそうゆうものだと割り切れる。
■哺乳類型ゾイドにはあまり思い入れが無いのですが、思い切って色を反転させたのは面白いと思いました。
■特にありませんが、他に比べると良かったと思います。
4点
■カラーリングの変化は文句なしに面白いと思います。ただ、色々と新規パーツを追加した割には、外形自体の印象があまり変わっていないように感じます。
デザイン自体は良いのですが、これなら追加パーツを減らして、尻尾が連動するギミックを追加してくれた方が嬉しかったですね。
牙の鋭さが上下で違っているのも何だか落ち着きません。
■また高速ゾイドにブレード装備かよ、が第一印象。
「設定」にも点数をつけるとなると、PVでの大活躍が大幅にマイナスポイント。
多数のサーベルタイガー相手にあれだけ圧倒できるなら、シールドライガーもマッドサンダーもいらない。 ミラージュフォックスを量産して即戦争終了。
元のシャドーフォックスが良いゾイドなのでこの点数で。
3点
■素体をフォックスにしたのはよかったと思いますが、カラーや新規パーツは今ひとつ馴染めませんでした。
特に、ブレードはリアリティに欠ける子供っぽい発想の武器で、少なからず興ざめしてしまいました。
2点
■白い機体にブレード、、、アニメ向きな設定だと思ってしまいました。
好みの問題だとは思いますが、ミリタリー感を求めるファンにとっては望まないことだったと思います。
■あんなに小さなブレードを背中に背負ったくらいで虎を圧倒するなんてちゃんちゃらおかしいです。
結果は平均6.8点。ギリギリで合格点といった感じでしょうか。
大多数が絶賛するところは白いカラーリングです。やはり上品で美しく、それでいて奇抜さは無く浮いていない事が評価に繋がっています。
賛否両論なのはブレードという装備でしょうか。どちらかというと否が多いように感じます。
ただノーマルとコンパチな上、劇中にバルカン装備タイプも登場した事が上手かったし、評価に繋がっていると思います。
■質問3 -ジェノリッターに点数を付けるなら?- 回答詳細
10点満点で点数を付けて頂いたのと、コメントを頂きました。
10点
■オリジナルの中では最も力の入っていた作品だと思う。値段はちょいといただけないが…(ブレイカーユニット付きなら文句はないが)
あとは、サイコジェノ再現パーツを付属させるとかねw
9点
■ゴッドカイザーに通じる雰囲気があって、懐かしい友達に再会したような気分になりました。
ジェノブレイカーと被る部分もありますが、背中の装備のために頭部が小さく見えてアンバランスな印象のあったブレイカーに比べ、頭部を兜で一回り大きくしたリッ
ターは追加装備とのバランスも良く、なかなか肌に合います。
ただ、追加のブレードやトサカのシャープさが本体から浮いているので、新規パーツはあえてダルく作っても良かったと思います。
■最も人気を獲得できた機体ではないだろうか。強力だが僚機が必要という設定は、秀逸である。
搭乗者も好印象だ。立体としては、ネジが潰れていたりパーツの表面に傷があるという報告が多く見られた。ここを改善して欲しいと感じた。
■デザイン上の目立った欠点としては、電磁ブレードが場所的に手に刺さりやすい、というのがあると思います。
それにドラグーンシュタールのアーム部分がゴムキャップ内蔵式接続で、使いすぎたら保持力落ちるんじゃないかな……と心配になってもきます。
ただ、個人的にお気に入りだと言えばお気に入りです。
モチーフは恐らく、ファンタジーもののRPGに出てくる「飛竜に乗った騎士(任天堂のSRPG『ファイアーエムブレム』のドラゴンナイトとか)」でしょうけど、盛大に
ゾイドをぶち壊しにしている、という感じは無く、「ドラゴンナイト風アレンジはしたけど基本はゾイド」の範囲内に収まっていると思います。
むしろ、強力無比のジェノザウラーに盛り込んだことによって、ダークヒーロー的な雰囲気を演出することに成功していると思います。
(紺色を基調としたカラーリングや仮面の奥から覗く不気味な目、ジェノリッターが無双している光景を想像しやすいドラグーンシュタール、などといった的確なフォ
ローもあっての上ですが)。
設定としては、「荷電粒子砲を一騎討ちで使用しない」という設定が無いことになったのはよかったと思っています(とはいえ、濫用してほしくも無いので「扱いにく
い兵器だから基本的に封印しており、絶体絶命の危機かここ一番の大勝負という局面、あるいは、味方との適切な連携などで使う余裕が持てる状況下でしか使わない」と
いう設定にしてほしかった、とも思いますが)。
カタログスペック上の強さもまだ反則の領域には入っていないでしょうし(現に工夫を凝らせばコマンドウルフでも撃破可能です)、だけど一介の残党軍が連邦の正規軍
を恐怖に陥れるにも充分、という匙加減は保っていると思います。
ただストーリー上の演出は拙劣だったと思います。
サイトでこそプテラス部隊を単機で全滅させたりシールドライガー部隊を相手に無双したり、とその強さを身を以て示したのですけれど、『ゾイドSS』ではプテラス部隊
全滅もシールドライガー相手の無双も削除、対ウォール・スペクター戦で暴走しかけたジェノリッターをアッシュがど根性で制止した場面も削除。
ジェノリッターの凄まじい戦闘力もアッシュのゾイド乗りとしても凄さも一向に伝わってきません。
そして、サイトでも『ゾイドSS』でも、次のコマンドウルフRCG編では格下かつ自分より旧式のはずのコマンドウルフ相手に敗北を喫して後退という体たらくです。
せめてシールドライガーとかディバイソンの一個中隊に袋叩きにされる、位の栄誉ある敗北を喫させるべきだったとは思います。
全体的に、九割位はいいところまでいってるのにあと一息の詰めが甘くなっていると思います。
8点
■新旧パーツがシャープに造形され、旧キットで見栄えが悪かった部分が改善されていて嬉しかった。
シックな色合いもカッコ良く、装飾的な仮面と角が引き立っていたと思う。
しかし追加モールドが唐突だったり、アームの肉抜き穴が目立っていた事、何より高額といった難点もあった。
設定では、やはり中央大陸戦争時代に存在していたという変更への違和感が強かった。
外伝だからと言えば確かにそうだが、機体開発に至るまでの流れがあるはずで、デスザウラーを一から製造した訳でもなく、OSの発見も無いような世界観でジェノザ
ウラーが当然のように存在するのにはやはり違和感を感じざるを得なかった。
コミック版での活躍は割と印象深くパイロットのアッシュも割と気に入ったが、騎士道精神から近接戦を好み、荷電粒子砲をセーブしている設定がどこかに行ってし
まっていてアレッ?と思った。半壊しながらも健在で爆炎の中に佇む姿が格好良かった。
■「ジェノブレイカーがいるのにまたジェノかよー」と思わないでもなかったですが、ミラージュフォックスに続き配色はカッコいいです。
おおげさ過ぎる追加装備やムダな角(批判ではないですよ)などからはメカ生体末期の雰囲気が感じられて、個人的に懐かしい印象を抱きました。
設定は・・・気にしない方向で。
■全体的なシルエットはかっこいいです。ゴツイ武装は細見のHMMジェノの方がさらに似合うと思うのでそちらでも出してほしいくらいです。
ただ設定に関しては時代的な祖語や謎の騎士道精神など首をかしげるものが多かったのでマイナスです。
■カブトを被せるというデザインは、とても素晴らしく感じました。 ただ、設定面では随分とゴリ押ししたなあという感想は否めないです。
あと、PVの方も人間臭すぎました……。 元々のエクスシザース展開と同様、生物の形状を無視しているのは何とかならなかったのかなあ……という思いがあります。
■かなり大ぶりな追加パーツなのに、収納時にはザウラーに組み替えた時と変わらないほど歩行が安定しているのは見事だと思います。
■色がツボだったので唯一予約して買いました。試作品だけでなく実際の成型色もかなり良かったです。
■少し翳りが・・・。仮面を付けたゾイドって斬新?
7点
■本体色は落ち着いた色になってるしバーニアも横開きでかっこいい。ブレードも鋭いし大型ゾイドに相応しい装備になっている。
同じアーム+刃物のジェノブレやヒューラーと並べるインパクトがあるかは微妙な所だけど単体としてはかなりいい剣になってると思います。
コクピットの追加パーツも気配りが効いている。
頭部のブレードは残念。ちょっと形がファンタジーすぎるというか根本細すぎて前方に倒すと折れそう。後頭部のトサカは元の頭部の質感とあってないと思う。
仮面つけたら目立たないし、仮面自体も騎士のイメージなんだろうけどそこだけ浮いて感じる。頭部自体を新規にしてほしかったけど難しいか…。
設定面は騎士道でタイマンでは荷電粒子砲使わないってのはいかにも単発用キャラだなって感じがしました。
しかも公式ストーリーですでに「使わぬ」じゃなくて「使えぬな」って言ってるし
■ジェノザウラーのパルスレーザーが好きだったのであまり印象よくなかったですかね。
■ゾイドらしくはないけどこれはこれでかっこいいかなとは思いました、もう少しゾイドらしければなお良かった。
6点
■ジェノザウラー自体が好きなのと成型色がいいのと剣のデザインがいいのとで6点です。
とにかく設定と世界観やストーリーとの間の齟齬やコンセプトへの疑問符がついて回ってしまっているのが悩み所です。
まず設定に関しては、「中央大陸戦争末期に強力な切り札として開発されていたジェノザウラー」と言う一文、機獣新世紀世代の自分にとってはミラージュフォックス
の事もあってすっごく違和感を感じました・・・。
公式サイトの機体紹介(ストーリーの方に載っている登場機体紹介の方)を読むと「首都攻防戦で劣勢になった戦局の挽回のために開発された」とあり、更にオーガノ
イドシステムと思しきシステムが搭載されていると言う記述もあって、ゾイドオリジナルがメカ生体時代に準じた世界観設定であることもあって、どうしても違和感を
拭えません。
仮に、ジェノザウラーが中央大陸戦争時代に開発されていたとしたら、「デスザウラーでは困難な中央山脈での戦いなどを視野に入れ、デスザウラーのダウンサイジン
グ化と高機動化を目指して開発されたものの、荷電粒子砲の小型化やより戦闘力を高める新システムの開発などに難航する中で戦局は悪化し、ロールアウトは大戦末期
に極少数の機体に止まった」と言った設定の方がいいじゃないかと、個人的に思いました。
更に、「荷電粒子砲はパイロットであるアッシュは騎士道を重んじるので1対1での戦いでは使われることはない」と言う設定も、公式サイトのストーリーでは相手の
戦術に敬服するまでは使っていたり、電撃ホビーマガジンのゾイドSSにいたっては「戦闘が長引くのは大事に障る」と戦いに決着をつける為に思いっきり使っている
のは、「騎士道を重んじるので1対1では荷電粒子砲を使わない」と言う部分と矛盾してしまっていると言う印象が強く、設定がストーリーの足を引っ張ってしまって
いる感があります。 個人的に、「アッシュは騎士道を重んじるので1対1では荷電粒子砲は使わない」と言う設定は蛇足だったと思います。
次にコンセプトに関する疑問符ですが、個人的にジェノリッターのコンセプトはジェノブレイカーともろに被っている印象が強いです。
いずれも近接戦闘力と機動力に長けたゾイドですし、特にPVを見ていると、「この立ち回りならジェノブレイカーでもいいんじゃないか?」と思えてしまってなりま
せん。
電撃ホビーマガジン2014年5月号の記事にあるインタビューを読むと、「造形面でかつて担当したジェノブレイカーで泣く泣く削ったシャープな剣とフレキシブル
に動くアームのリベンジをやりたかった。 やりたいことをやらせてもらった。」とありますが、そりゃジェノブレイカーとコンセプトが被る訳だし、この際酷いこと
を言ってしまえば、「アーム周りを改良して剣をつけたジェノブレイカーver.1.5」でも良かったと思えてしまいます。
ジェノリッター自体がそういった側面もあると解釈できますが、幻の第5弾としてジェノブレイカー(変更無しの復刻)が控えていたと思うと、この機体の立つ瀬がな
くなってしまうと思うし、 それなら最初から「ジェノリッターにジェノブレイカーのパーツも加えて、ジェノザウラー、ジェノブレイカー、ジェノリッターの何れかに
組めるコンパチキット」にすれば良かったんじゃないかとも思えます。
また、このインタビューでは「ジェノリッターのモチーフは、バーサーカーと竜。荒ぶる竜を騎士が下して従えると言うイメージも盛り込んで帝国残党の希望を背負っ
た最新鋭機」と言う一文ありますが、これを読んだらバーサークフューラーともイメージが被ってしまいました。
これもまた酷い事を言ってしまうのであれば、 「ジェノザウラーベースのジェノリッターではなく「バーサークフューラー+騎士をイメージした新CAS」でも良かっ
たんじゃないか?」と思えてしまいます。
ジェノザウラーやジェノブレイカーも凶暴で乗り手を選ぶと言う点で荒ぶる竜のイメージはありますが、バーサークフューラーは名前的にド直球でバーサーカーですし、
CASのコンセプトもあって素体に装甲を被せる形式のゾイドなので、「鎧を纏う騎士」、「仮面をつける」と言う点でも、ジェノリッターのコンセプトやインタビュー
の内容とも合うように思えます。
よく考えれば「高い近接戦闘力と口の中に一撃必殺の粒子砲を持つ」と言う機獣新世紀時代のライバル機、特にジェノブレイカーやバーサークフューラーの要素を色濃
く受け継いでいる印象が強いゾイドだけに、どうしてもそれらのゾイドと被ってしまう印象があります。
纏めるなら、機体自体には見所や良い所もあるのですが、足を引っ張る設定や過去に強く印象に残った同コンセプトのゾイドが被ってしまうのが悩ましいゾイドだと思
います。
■ま た ブ レ ー ド か
なんだかんだブースター、ブレードともに悪くないデザインだと思います。
ただ、足のスタビライザーが唐突な雰囲気(ウェポンバインダーのようなものの方がしっくりくる気が)なのと、明らかに浮いている頭部の追加装甲がいまいち…
設定からすれば頭部装甲は「浮いている」デザインなのもまぁ納得できますが、それにしても浮きすぎなデザインのように思われます。
■どうも一番手のミラージュフォックスと比較して失速が目立つような気がします。
カラーリングはなかなか良いのですが、設定的にどうも燃えるところが無いというか…別段悪くは無いのですが、買おうという意欲を喚起させるまでに至らないのは
惜しいですね。
■元々ジェノブレイカーが好きだったので再販は嬉しかったですし、イメージを変えた「剣」という武装もよかったと思います。
ただ騎士の兜があんまり合ってないのは気になりました。
■イラストは最高にかっこいい。
■かっこいいけど背中の剣が大きすぎるかと、刃物はもうやめましょう。だったら前足に何か持たせてもいいのでは?
■本来のZOIDSから外れた、ただ「どうだ!かっこいいだろう」という悪い方向での遊び心やアレンジしか感じられない。
5点
■まず、この機体はキット化ではなくて改造例で出すべきだろと思いました。
キットはもっと質実剛健な形で、癖がそこまで強くないものであったり、今までのティラノ型になかった新機軸の機体のほうが良かった気がします。
渋いカラーのジェノザウラーは元のキットよりも馴染んでいたのですが、装備があまりに世界観にミスマッチであるほか、量産型の存在すら許されない設定が足を
引っ張っているのが難点です。
ストーリーはライガーVSジェノという鉄板で、アーサーVSリッツを想起させる展開で人気を集めたと思いますが、 武装意外にオリジナリティがなく、魅力という
面ではパンチ力が弱いものでした。
人気要素を詰め込みながら、蓋を開ければいまいちな出来を鑑みると、ジェノリッターはゾイドオリジナルの縮図ともいえるキットだと思います。
■初期ロットからブレイカー、恐竜博バージョンを経て改善されていた筈の 歩行時の安定性が下がっている(足裏の滑り止めゴムが減らされている)
相変わらずゴムキャップに対して軸が太すぎる等々本体の仕様には不満が残ります。
反面、ヒロイック性を強めたデザインは騎士が乗る機体という設定とマッチしていて◎
■ジェノ系はジェノブレイカーで完結してる機体だと思います。
最強射撃武器+強力な刃。この子は完全な二番煎じで、新武装も大味。
ジェノ系はレイヴンとリッツと言う強烈な印象を持つパイロットが居るので、 今では魅力的な設定を作るのも難しい機体だったのかな…と思います。
魅力的なゾイドの設定を作るには、パイロットの存在も重要ですから。 エレファンダーの『名も無い 旧・帝国兵士』も含めて。
■デスザウラー高機動型試作機として設定しデザインもやはりデスザウラーとジェノとの中間にしたほうが良かったと思う。
ブレードはマットのシールド対策としていたらさらに説得力あり。
■カラーリングは可もなく不可もなく、追加パーツは仮面以外はかっこいいと思う。
■格闘武装は必要なかったのでは?素体で戦った方が随分とカッコイイとは思う。
4点
■元となったジェノザウラーは従来のバトルストーリーではガイロスのゾイドだったのに対し、今回のジェノリッターはゼネバスが開発したという設定なのでミラージュ
フォックスよりも更に違和感を感じた。
大剣を備えたデザインはかっこいいのですが…。
■色味は渋くて好きだったけど、剣を振り回すのはちょっと。 モチーフのイメージとかけ離れているような気がします。
■もう慣れたが見た目がイマイチだと思います 設定を聞いてもしっくりこない。
3点
■カラーは良い。 ただ…ジェノブレじゃいかんのか?というか、またこんな装備かよ…と落胆せざるを得なかった。
どうせ出すなら今までと似たり寄ったりな改造プランではなく、思いきり新鮮な、こうきたか!よっしゃ!!っていうのが欲しかった。
仮面や剣のデザインも、この時代のゾイドらしくないと感じた。
設定面は正直最悪で、メカ生体ゾイドの世界も機獣新世紀ゾイドの世界もぶち壊すものだっただろう。
荷電粒子砲を騎士だから封印しているというのもなんだかなぁという感じだった。 ストーリー中で撃ちまくってたし…。
■ジェノブレイカーとやってること同じに見えるうえ、武装的にミラージュフォックスとも被るとか、ちゃんと考えてるのかと思う。
そもそも剣を振り回して戦うなら人型でいいのでは? 5000円あったらかなりいいガンプラが買えるし。
1点
■ライガー、タイガーに次いでジェノは食傷気味のカテゴリで、残念ながら初めから購入意欲が沸きませんでした。
それに輪をかけるように、特徴的なヘッドギアが余りにもゾイドの世界観と乖離しているように感じられ、「正史」を謳っているだけに致命的だったと思います。
■仮面というのは擬人化傾向の発想で、非人型メカであるゾイドの良さを打ち消す効果を生んでしまったのではないかと思います。
例えるならば、初めてデッドリーコングを見たときと同じような違和感を覚えました。
■ダサい。ダサすぎます。よく分からない頭のブレード、小学生が他のおもちゃから引っ張ってきたかのような剣・・・。
ここまでゾイドが堕ちたのかと悲しくなりました。
■個人的な意見ですが、仮面と刀が浮きまくっています。素直にジェノブレイカーやバーサークフューラーをに再販すれば良かったのでは…?
■騎士だとか卑怯だから使わないとか、、、必死で戦ってきたバトストの登場人物と比べるとなんと薄っぺらいのかと思わざるを得ません。
結果は5.63点。厳しめです。
高評価もある反面、ものすごい拒絶反応も見られます。評価が両極端な感じがします。
しかし総合的に5.63点というのは問題だと思います。
「賛否両論あるが平均点は8点」とかなら良いと思いますが、賛否両論がある中で平均点が5点台では…。
仮にジェノブレイカーの点数をつけて頂いたらどうなっていたか。
おそらくブレイカーも”カニばさみ”などは賛否両論な部分があるでしょう。しかし恐らく平均点としてはかなり高得点を記録するのは間違いないと思います。
■質問4 -コマンドウルフRGCに点数を付けるなら?- 回答詳細
10点満点で点数を付けて頂いたのと、コメントを頂きました。
8点
■レールガンとスコープ装備で首の可動を殺すのは急遽仕上げた表現としては悪くないと思います。
全体のシルエットも今までのコマンドウルフとは変わっていて面白いですし。
ただ、いくら名作とは言え、ほとんどのシリーズに出ているコマンドウルフ…しかも巨砲積んだタイプはさすがに飽きてきました。
■コマンドウルフはこういう狙撃系が似合いますね。 色といい、役割といい結構好きです。
ただ、3機縦列で長さを稼ぐってすごいですね。
7点
■最初はもっさりしたデザインに違和感があったが、見慣れると悪くないと思った。
ブラウンとオレンジの中間みたいなキャノピーにセンスの良さを感じたし、シンプルなレールガンでも塗装で色分けされていて角度によってはメカニカルに見えて悪
くなかった。
しかし何もかも中途半端すぎた。パーツ組み替えにこだわる余り、ギミックや各仕様毎の出来映えにしわ寄せが行った感がある。
欲張らずにレールガン仕様をグレードアップするか、CAのザッパ機を完全再現するか、どちらかに絞るべきだったと思う。
設定面では元々この時代からの機体なので、違和感はあまり無い。
一撃必殺の理由付けが高電圧で接点が蒸発するためというのが面白く、三機縦列で発射を補うという展開に何気にロマンを感じた。
せめてレールガンを筒状にしたり、各部のデザインを煮詰めればもっと見栄えがしたと思うだけに少し勿体無いと思った。
■レールガンは今までのゾイドの武器にあまりなかったデザインラインにも見え、斬新な雰囲気もあって嫌いではありません。
ただ、いかんせんコマンドウルフ本体とのデザインラインの差が大きいような気がします。
■ゾイドオリジナルの中では唯一よいなと思って購入しました。RG設定自体に疑問符は付いてしまいますが、デザインはまずまず気に入っています。
■見た目は素敵です。でもレビューを見て問題点も多い機体だな、と思い直しました。
■ウルフにあの武装はナンセンスかな^^; どうせなら、カノンフォートやカノントータスにつけたほうがよっぽど説得力はあったと思う。
6点
■ストーリーの流れで作ったという点は評価できますし、人気の機体だから来るのも納得はあるのですが……。
なぜ、五個しかキットを展開しない中で苦肉の策的なものを出したのか、という疑問は拭えませんでした。
結果的に四個になりましたし。 レールガンとストーリーは、コマンドウルフという素材の足を引っ張ってしまったのでは?という疑念があります。
■カラーは従来のバリエーションよりも好みです。
レールガンはこのキットの売りではありますが、ウルフの軽快さを失う設定にチグハグサを感じてしまい、正直なところ、なくてよかったと思っています。
皮肉なことですが、新規パーツを全て外した状態が最も好きです。
■武装自体は結構好き。 コマンドウルフに似合わないのはもちろんだけど、無理矢理装備してる設定なので、まあいいかなと。
ただコマンドウルフはいっぱい持ってるのでもういらないんですよね。 他のゾイドじゃダメだったのだろうか。
■初めて公式画像で見た時はあまりの迷走っぷりに「これはダメだぁ~」と思いましたが、レビューを拝見して深緑の美しさに惚れ惚れしました。
うん、色はいいです、色は。
■ドラゴンヘッドのオマケは、改造技術がないユーザーにはありがたい。背中の大砲がデカすぎる云々、、
5点
■第一印象はそのデカイのカノントータスに譲ったら?でしたね。レールガンについてはスカスカすぎて大型火器単体としても微妙です。
ただ頭部のスコープだけは普通のコマンドウルフの装備としてなら長所を伸ばす説得力のあるものだと思います。
装甲はコンパチだし可もなく不可もなくといった感想です。
設定面ではリッター対策に急造したレールガンウルフ。装弾数1発、砲身は正面固定で姿勢維持必須、大型の装甲やES貫通。
レールガンって反動のある火器ですよね、こんなの撃ったらアンカーごとウルフが後方にぶっ飛びそうなんですけど。
公式ストーリーで3機縦列で3倍レールで加速壁抜きレールガン?これはもうギャグですか。
不釣り合いな火器なら撃つための備え、代償も相応の設定でバランスとらないとロマン砲にすらならないと思います。
■カラーリングは好い。 追加パーツはデザインは何とも言えない。
■最初見た時はヒドイと思ったけど、マンガを見てから良いとも思えるようになった。
4点
■カノントータスやカノンフォートにレールガンを装備させるのなら分かりますが、機動性が売りのコマンドウルフに装備させるのがイマイチでした…。
カラーリングはミリタリーっぽくて好きなんですが…。
■単なる追加武装と組み換えカラーバリ設定が駄目。砲弾発射ギミックが無いのものも駄目。改
善策としては新しい足の装甲・対空武装バージョンの装備追加にフットロック。あとスコープを改修してやっとスタートラインに立てる。
■ちょっとあの武装は無理があるんでないかと思いましたね。
■えぇぇぇ~!? このタイミングでコマンドですか!?
3点
■発表されたデザインを見てスルー決定。漫画の活躍を見ても心動かされる事はありませんでした。
せめてヘッドギアがケーニッヒのように顔に被せる形になっていればなぁ、と。
設定も高速機に巨大な砲を載せて運用するというものでそういった『無茶なコンセプト』が半ばありきたりになってしまっている昨今敢えて『餅は餅屋』的な発想を
して欲しかった。
■三番手のコマンドウルフは、追加武装が正直駄目じゃないかと思います。
安直なデザインの大型砲は、過去のコマンドウルフ改造機の砲塔と比較してデザイン力がかなり落ちてしまっているのが厳しいです…
やはり過去のアーバイン仕様のロングレンジライフルやなどのカスタム機のそれと比較してしまいます。
ここになると、初見で「買うのはパス」と思ってしまいました。
■ほぼ同額でコトブキヤの小型を買えることを考えると、チープと言わざるを得ない商品でした。
コマンドウルフはアタックユニットやロングレンジライフル、果てはスプレットミサイルなど、様々なパターンの武装が似合うことに定評のあったゾイドとは思いま
すが、このレールガンは似合いませんでしたね。
おまけに他のゾイドにくつけても様にならず、このために千数百円も上乗せされているのかと、げんなりしてしまいました。
設定やストーリーは良かったものの、キットの出来が全てを破壊したと言っても差し支えありません。
どうせこの金額ならば、ケーニッヒのような獰猛な印象を与える装甲と爪と牙を備えるなど、踏み込んだリメイクにしてほしかったものです。
■これはもう得点的にも厳しく行きたいです。
まずコマンドウルフと言う機体選定は、限定5ラインナップ(結局4ラインナップだったけど・・・)と言う枠に入れる機体としてはかなり微妙だと思います。
いくらコマンドウルが人気ゾイドだと言っても、
・後継機にあたるシャドーフォックスのリデコであるミラージュフォックスがいる。
・RHI(メカ生体)版,NEW,RZ(機獣新世紀)版,アーバイン仕様,AC,ACのFZ版,コマンドストライカー(RZ版の成型色変更+レオストライカーと
のセット〉,ホロテック,LC(アーバイン仕様の色替え),ゲーム特典のレッド(帝国仕様),同じくゲーム特典のミッドナイトブルー,イベント限定のブルーと、
これまでメカ生体時代から数えて10体以上の色替えや武器などを追加したバリエーションが出ているので、特別感という点で今回の限定4ラインナップの一つとして
は魅力が薄い。
と、この2点でかなり損をしていると思います。
また追加パーツに関しても、
・コンセプトアートと比べるとコレジャナイ感が漂うドラゴンヘッドのヘッドアーマー(公式サイトのストーリーや電撃ホビーマガジンのゾイドSSではキット準拠の
デザイン)
・ターレット機構はいいけど構造上頭の動きに追従できないヘッドスコープ
・とにかくデザインが微妙なレールガン
・ドラゴンヘッドのヘッドアーマーを付けるとキャノピーが開かない、レールガンを付けると首がレールガンと干渉して上がらないので、ドラゴンヘッドとRGCの
どちらかにするとコマンドウルフ本来のギミックが死ぬ。
と、折角の追加パーツがキット本来のギミックを殺してしまっている上にデザイン面でも微妙なのがとても残念で、ターレットの回転やレールガンの固定方式など、
いい所もあるにはありますがそれ以上に残念な所が目に付いてならないのが悩ましい所です。
電撃ホビーマガジン2014年5月号のインタビューの中の「急造機、不完全な機体」と言う点は自分も機体のアンバランスさについて抱いていたことなので納得な
んですが、 「ジェノリッターの「竜」に対するドラゴンヘッドの「龍」で竜対龍のライバル対決、最新鋭のジェノリッターに対する汎用機として昔から使われている
コマンドウルフ」と、ジェノリッターとライバル関係にしているのには疑問符がつきます。
アニメ、特に無印の印象が強いせいでジェノザウラーに対してコマンドウルフはかなり力不足な印象があるので・・・。
纏めると、これまで数多くのバリエーションが出たが故に、コマンドウルフと言うチョイスに魅力が薄く、インタビューにあるライバル関係も役不足感が否めず、何よ
り追加パーツのデザインの残念さと元々のギミックを殺してしまっていることがマイナス評価を加速させている感があると思います。
ただ、ゾイドSSの3機連結レールガンのシーンはカッコよく描かれていてよかったです。
■スコープはケーニッヒウルフとの関連性が感じられましたが肝心のレールガンの造形がおざなりすぎて・・・
■全く興味が出ませんでしたね、レビューを見ても欲しいとは思えなかった・・・。
■コマンドウルフという素材を活かせておらず、結論ありきで辻褄合わせした感がありました。
2点
■カラーリングはいかにも辺境警備隊が使っていそうでかっこいいですし、攻撃が失敗した場合を想定すると、ジェノリッターは扱いやすい火器を持たない以上コマンド
ウルフという選択肢は(攻撃をかわしやすそうですから)非常に合理的だとは思います。
ただ、評価できるのはここまでです。例えば本来のギミックを殺してしまうギミックが多いということについては言うまでもありません。
それに、PVを見ていますとレールガンにはファング弾発射ギミックがついていてもおかしくないのに、実際には付いていませんでした。
実体弾発射は玩具で再現可能なものですから、キツイ言い方になりますけど、この点については「詐欺」と非難されてもおかしくはなかったと思います。
それに、ザッパ隊長機仕様の射撃管制装置がライフルの上にちょこんと乗っけるだけで、しっかりと接続できません。人によっては気になると思います。
後、コマンドウルフRGCへの不満というより、『ゾイドSS』コマンドウルフRGC編への不満になってしまうのですが、『ゾイドSS』コマンドウルフ編は、戦争を題材と
した作品として最低限満たすべき水準すら満たしていない印象もあります。
例えば、ストーリーの登場人物のうち、イーノとパークスは、普通だったら戦死してテッド・スペクターの精神的成長を促すという役周りの人物だと思います。
それがああやってあっさりと生き残ってしまう、というのは……戦争ものである以上、戦争というものを甘く見たストーリー展開だと言わざるを得ないと思います。
それに「テッドのコマンドウルフが弾道計算をしてくれていました」のくだりについても、ゾイドと人との絆を表現したつもりかも知れませんけれど……何というのか、
コマンドウルフがテッドのしたいことを先回りして実行してくれた、という印象しか持てないのですよね。はっきり言って「絆」というくらいなら「嫌なことにはきっ
ぱり嫌だと言えるけど危機に陥ったら命をかけてでも守る」という緊張感を見せるべきであって、この表現では、「コマンドウルフはご主人様に忠実な飼い犬です」で
しかないと思います。そもそも「戦場でしか起こりえない奇跡のような献身と忍耐力、友情」(『ゾイド公式ファンブック2』)なんてものには到底見えませんし……。
ここは物語の構成上、「ジェノリッターのドラグーンシュタールがテッドのコマンドウルフに振り下ろされた。テッドは恐怖におびえて何も出来なかったがコマンドウ
ルフが自分でレールガンを発射。コマンドウルフ自身はドラグーンシュタールに貫かれたがジェノリッターは戦闘不能になって後退、テッドは助かった」とするのが
自然だった……と、言うか、最低限到達しなければならない一線だったと思います。
総じて、デザイン面でも設定(特にストーリー)面でも、瑕疵が多いと思えます。
■小型高速機に重量のある火砲を載せるという、よく意味のわからない設定。
デザインも変なアニメのような兵器としての合理性のないもの。
重砲好きなので、最低点にはしない。そう、ただ速い機体が最強、みたいな設定でなかった点はよかった。
■ネットでは、コマンドウルフの新型について議論が交わされた。無茶なデザインだ。設定・兵器として無理がある。そういった意見が多かった。
ケーニッヒウルフならば、あの砲に規格としてバランスを取ることができる。やはり企画としての許容値を超えてしまったのだろうか。
■某ガンプラ雑誌での個人の改造機投稿で小さく紹介される機体と大差ないレベルと(個人的には)思わされた。
たとえワゴンセールで置かれていても欲しいとは思わない。
■高速移動型ゾイドのコンセプトにあってないしそもそもデザインがかっこ悪いなあ、と。
索敵機能に特化した装備かせめてレールガンがかっこよければまだ違った評価だったのですが。
■新規の造形パーツは楽しい。コマンドウルフはもうお腹一杯です。
■唐突なデザインのヘッドギア、すっからかんなレールガン、よく分からない追加装甲、酷いです。
1点
■この巨大砲を積むゾイドが、コマンドウルフである必要性はあったのだろうか? せめて武器が他のゾイドに付け易いなら良かったんですが、それもしにくい。
構造上、ほぼコマンドウルフ専用の武器であり、しかもコマンドウルフに似合っていないと思う。 致命的だと感じた。
■デザイン以前に、首が上がらないのではお話になりません。レールガンやスコープの大きさや形、装備方法を工夫すれば解決できたと思うのですが。
新規パーツは見えない部分にまで細かいディティールがありますが、そんな上辺の部分に力を入れる前に、基本的なことをキッチリこなすべきでしょう。
また、大きな武器なのに弾丸の発射ギミックすらないのも残念です。ただ、本体のグリーンとキャノピーの色は素晴らしいです。
■小学生のガンプラ改造。実際、レールガンは酷い出来だった様ですね。
コイツのおかげでゾイドオリジナルに興味が無くなってしまったので設定は知りませんが、 今更設定を知ったからと言って『欲しい』と思わせる物では無いと確信
しています。
■あまりにひどすぎる。 レールガンならゴルドス等のパワーゾイドに使うべきかと。
結果は平均4.39点。非常に低いです。
10点が0票。9点が1票。8点が2票。ジェノリッターのような賛否両論ですらなく、高評価がほとんど無いただただ凡作以下の評価になっているのは悲しいところです。
レールガンの造形もさることながら、やはり「何故コマンドウルフに?」という部分に疑問が多かったようです。
■質問5 -ストームソーダーFSVに点数を付けるなら?- 回答詳細
10点満点で点数を付けて頂いたのと、コメントを頂きました。
10点
■グレイスが婚約者の仇を見つける下りは…ページの都合もあるでしょうし目を瞑るとして部下を守るため投降した元帝国エースの駆るストームソーダーVSちょっと
アレなレドラーパイロットはゾイド全体でも好きなエピソードです。
8点
■キットのそのものは悪くなかったと思います。クリア整形で特殊エフェクトを演出するというのも、地味に今までにはなかった試みですし。
ただ、悲しいかな。宿敵がレドラー。
レドラーは嫌いではありませんし、帝国派を標榜する自分としてはレドラーがストームソーダー相手に良くやったと思うのですが……。
いかんせん、空戦を共和国びいきにした功罪がこんな所で回ってきてしまうとは……と、嘆かざるを得ませんでした。
あと、電撃ホビーのコミックの方と公式サイトで差があり、コミックの方が段違いに素晴らしかったのは、トミー本家を褒めていいのか、漫画家様を褒めていいのか、
判断に悩みます。
公式のストーリーの方はちょっとおざなりに感じました。
■ゾイドの中でも飛行タイプはデザインが洗練されているので大きな変更はなくても色違いだけで味が出てくる。
■シュトルヒが好きなので赤い航空ゾイドはいいですね! しいて言うなら追加武装が欲しかった、ですかね。
■ストームソーダーかっこいい(小並感)まさか素のストームソーダーとは思いませんでしたが… 。
7点
■ここでカラバリかよ!とは思いましたが、余計な事をされるよりかましかなと。
6点
■「赤」というカラーリングはドイツの撃墜王リヒトホーフェン男爵の色ですし、帝国から連邦軍に入った軍人の愛機としても適切だと思います(むしろ、共和国カラー
ばかりを使われたら帝国軍から連邦軍に入った連中の立場は一体……ということにもなりかねませんし)。
ただ、ストーリー上の分かりやすさは確かに減少してしまうと思います。何よりも帝国皇帝は未だ逃亡中、帝国軍残党は活動を続けているはずですし。
ただ、機獣新世紀時代に計画倒れに終わった新規パーツは欲しかったと思います。
■色合いが艶有りの赤で、クリアーの翼と相まって綺麗だと思うが、この機体のみ新規パーツが無いので、どうしても購買意欲に欠けてしまう。
追加ユニットは以前から期待されていた物で、既存キット+追加パーツという構成のシリーズにおいて本キットのみ何もないという事は、元々予定はあったが中止した
ように取らざるを得ない。
設定面では、やはりレドラー一機に苦戦しているのは面白味に欠けると思う。また、敵機も同じ赤なので絵面の面白味も薄く感じた。
5点
■実質色変えのみなので、カラーリング自体は悪くないけど、追加パーツなしはある意味仕方なかったと思う。
設定上背部エンジンポッドの換装は有るが、電池ボックスである以上組み立て済みにしなければいけないだろうし、余計なコストがかかるので容易にはできなかったの
だと思う。
■形は変化なしですが、赤が良く似合っています。慣例にとらわれないカラーリングは大歓迎ですし、クリアの羽も動かすと光を反射して綺麗です。
ただ、翼の塗装箇所の、スリット部分の塗り残しが目立つのはマイナスです。これでミサイルやキャノピー式の頭部が追加されていれば文句なしでした。
■ストームソーダー"は"かっこいいです。
10点満点なら8点くらいあげたいほど好きです。 ですが、"FSVとして"ならこの点数でしょうか。
特に目新しさもなく、翼だけというクリアパーツ。 特に言うことはありません。
■この機体の公式ページだけなんか寂しい……
クリアの翼ついてもカラバリの域をでないかな、という印象。ストーリー上の役目もほぼ元機体のままだから本当に赤いストームソーダでしかない感じです。
■ストームソーダー自体は好きです。 でも、もう持ってます。
色違いだけで大幅値上げした商品をわざわざ30周年に出すとかどうなんでしょう。買いましたけど。
■単純なカラバリとして悪くないと思います。 色調やパーツなどに、もう少し工夫があってもよかったとは思いますが。
■共和国で赤色の機体というのは何か受け付けない。 ストーリー上のライバルがレドラーというのも役不足感があります。
■もともとのシルバー系統や3S等の黒系が好きだったものですから色がちょっと・・・って感じでした。
■この時点ではもはや「下手なことをしてないだけマシ」と思えた。
4点
■下手な追加パーツを付けなかったのは逆に良かったのかもしれません。
ただ、やはりストームソーダーには過去のゲームなどで抜群の格好良さを持つカスタム機(FXなど)があるだけに、それが実現されなかったという失望感があります。
FXなどは新造部分が多いので難しいでしょうけど、背中のコネクタに接続するパーツは新規設計で行って欲しかったですね。
空モノが好きなので多少評価は甘いのかもしれませんが、その分期待させられて裏切られた(?)面もあり複雑なところです。
■一番満足していない(笑
せめて、新規爪パーツをつけたり、対空ミサイル懸架するなりがほしかった。いや、まぁ、SSFXとか、S4を出して下さっても満足しますが(笑
帝国が作ったのなら、そのまま帝国機のワンオフ機でいてほしかった。
なんかストームソーダー=共和国に奪取された機体というイメージが完全につくのでwオリジナルでも、平成でも共和国にとられるとか・・・^^;
■デザインに関してはもともとすばらしいストームソーダなのですけど、ただのカラバリなので…。
まあいろいろ厳しかったんだろうなあというのは察せられるのですが。
3点
■キット内容もあって得点的には厳しく行きたいです。
まず、キット的にただの色替えでしか無いと言うのはこれまでデザインの良し悪しはあっても追加パーツがあったのに対して、ストームソーダーFSVはフレイム
スラッシュ発動時をイメージしたクリア成型の翼が付くだけで新規パーツは無しなので物足りない感がある。
過去にファンブックなどで触れられた電池ボックス部分の新パーツや電撃ホビーマガジンに載っていた没案のストームソーダーFXなどをこの機会にキット化して
欲しかったとも思います。
次に設定に関しては、「元々は帝国の飛行ゾイドとして開発、運用されていた機体」と言う点は、元々のストームソーダーの設定をオマージュしていていいんですが、
個人的にフレイムスラッシュが「連邦でチューンナップされた折に追加された機能」って言うのが曲者に感じます。
フレイムスラッシュ発動状態の写真を見ていて思ったのですが、
仮に「最初からストームソーダーの翼がクリアパーツ」だったら、同じ帝国機であるレドラーとより強い繋がりを感じさせ、このゾイドが帝国機であることが伝わって
くると思いました。
しかしゾイドオリジナルでの設定は先述したように「鹵獲後に連邦でチューンナップされた折に追加された機能」が発動したときにクリアパーツの翼になるというもの
なので、個人的にこれは惜しいと思います。
「特殊能力」発動と言う設定もカッコイイ事にはカッコイイのですが、それならわざわざ翼をクリアパーツにしなくても、翼に付けるエフェクトパーツでも似たような
ことが出来るんじゃないかと思えてしまうのも悩み所だと思う・・・。
また、「元々は帝国の飛行ゾイドとして開発、運用されていた機体」と言う点も気になる疑問を生み出します。
ストームソーダーは機獣新世紀ではレドラーを上回る性能を持つ飛行ゾイドなわけですが、これに共和国(連邦?)軍ははどうやって対抗したんだろう・・・?
メカ生体時代の中央戦争後期~末期で現役の飛行ゾイドで考えるなら、サラマンダーはF2でもなければ機動力で劣るだろうし、レイノスはアニメの/0での対決を見る
に旋回性能では勝るだろうがそれ以外では不利そうだし・・・。
電撃ホビーマガジン2014年5月号のインタビューによるとこのゾイドを担当したのは航空マニアの女性で自分からゾイドをやりたいと言ってきたとか。
「フレイムスラッシュ=舞い降りる火の鳥」と言うコンセプトもその人のアイデアだし、正直これは素晴らしいアイデアだと思います。
しかし、「ただの色替えであるこの機体に担当した人は何を思うのか?」、そして「何を思って、どういった都合があってこういう形になったのか?」、とも思います。
纏めると、ただの色替えという点に少なからず残念な気持ちがあり、設定に関してもいろいろと惜しいと思います。
ただ、ブレードが軟質パーツでなくなった事や、赤い色がアニメ無印(確か55話)のゲストキャラであるキャロルの乗った赤いストームソーダーを思わせるのはよ
かったです。
■ただのリカラー?
やっと陸戦機以外(空戦機)を出した点のみ評価。
但し、ここで空戦機を出すとしたら「プテラス」「シンカー」「レドラー」あたりにすべきだった。(と、あえて断定させてもらう)
ストームソーダーを選択した必然性は商品単価(商業的理由)以外に感じられない。
■追加装備なし・・・ただの色変え・・・。「単なる復刻ではなく」って書いてあるのに・・・。新規ストーリーだけじゃ納得できないですよ・・・。
そして第5弾での盛り返しもなし・・・。
■もともと帝国っぽいシルエットだったので、共和国っぽさを打ち出すカラーや設定で商品化してみたら面白かったのではないかと思いました。
■ただ翼がクリアーとか・・・。投げやり感が否めない・・・。
2点
■そして最後は強力な設定内蔵型の機体である。その機能だが少し名前が古いのではないか。現在、凝りに凝った他作品のネーミングセンスと肩を並べられないだろう。
ありきたりな特攻で新鮮味もない。演出が無いのだ。一見地味な能力でも、それを劇的に魅せるのが演出だ。
あの電池ボックスを活かす必要がある。かつて紙面で掲載された形態を我々は知っている。あれ程の規模でリニューアルすれば、最適であった。
■ストームソーダーという選択自体は悪くなかったと思うのですが…
新規パーツが付かないのはどうかと… これではただの色替え再販じゃないですか…
■新規パーツも無いのでただの翼の透けた赤いストームソーダーという印象しか無いです。
しかも「共和国」でも「帝国」でもなく「連邦」のゾイドという設定にはかなり疑問を抱きました。
■デザインは悪くない、というか元のままだから……。設定はよくわかりません。赤くて装甲コックピットって、どう考えてもゼネバスでしょ。
■カラバリとして見ればカッコ良いですが新規パーツ無しというのはまさに尻すぼみを体現していて…。
■デザイン自体はストームソーダーそのものなのでよいのですが、カラバリでしかないので。
1点
■設定はだめでしょう。ジェノリッターと同じく、メカ生体の世界観も機獣新世紀の世界観にも配慮していない最悪の設定だと思った。
デザインは色変えのみで、なんていうか拡張性の高い素体を使いながらこれってどうなの……と。
期待していたデザインのアレンジは無し。無理やり「この時代から居る」事になった設定。
ストーリーのラスボスは各下のレドラー。しかも複数のストームソーダーで挑む。 正直、どこに心踊るものを感じろと…。
■ただのリカラー、しかも配色はRZ版の方が好みという事でやはり購入は見送りました。
赤にオレンジだとどうしても地味に見えますし目はグリーンにしても良かったのでは…
様々な事情があってこのような仕様に落ち着いたのでしょうがやはりエンジンポッドの新造くらいはして欲しかったというのが正直なところです。
また、設計図の流出ネタを鹵獲機という設定に置き換えたまでは良かったのですが爆撃マーカーを打ち込ませてフレイムスラッシュ(体当たり)で基地を破壊する
という結末に唖然。
本来ならミサイルでも搭載する所をキットの仕様に引き摺られてしまったのかなぁ…。
■論外という言葉で締めくくりたいほどのものでしたね。
ボディは単に赤くしただけで、追加パーツは壊れやすいクリア素材というのは、手抜き以前によく没にならなかったと言いたいです。
ストーリーもパッとせず、戦いは格下の機体を狩るだけで、取ってつけたような設定ばかりが目立つ内容だったのもマイナスポイントです。
オリジナルどころかコンテンツの締めくくりかと思うほどの駄作でしょう。
■単なる色換えにハードポイント・翼下装置追加も無しに設定上新大戦と繋がらない。はっきり言って何故レドラーにしなかったかが謎。
■成型色変えただけって。
結果は平均4.24点。ランナップの中では最低でした。
まぁ、「新規パーツをプラスする」事が大きな特徴だったシリーズにおいて、ただの色替えで済ませてしまったのがストームソーダーFSV。
正直、仕方の無い評価な気もします。
平均点をまとめると、
ミラージュフォックス6.80点、ジェノリッター5.63点、コマンドウルフRGC4.39点、ストームソーダーFSV4.24点。
どんどん右下がりになっているのが何とも悲しいところです。
■質問6 -大胆な設定を使用しつつも「正史」という言葉を使った事に対し、何か感じましたか?- 回答詳細
■正直、公式の横暴である。 せめて最低限の配慮は欲しい。こういう設定で出すなら「正史」でなく「妄想戦記」と名乗るべきだと思う。
あるいは抜け道を用意しておくべきだ。 公式なら何を上書きしても良いというわけではないと思う。
ただただ悲しい。 新しい設定は世界を広げるだけじゃない。時に配慮の無い設定追加は想像の幅を狭め壊す事もあると認識すべきだ。
■「IF」ではなくて「正史」というのは重みが違います。
特に公式サイドが「正史」という言葉を用いるときは、それ相応の配慮が必要だと思うのです。
今回復刻された4種のゾイドのうち、新世紀以降の機体が3種類。
75%を新世代ゾイドにしたのならば、もう新世紀(西方大陸戦争以降)にしたほうが良かったのではないかと思うのです。
裏設定で、ゾイドオリジナルの新世代機は時空間のひずみなどで中央大陸戦争時代に飛ばされた~などの設定でもあるのかと考えてしまいました。
■SSとは元となる本筋の世界観やストーリーがあって初めて出来るものだと思う。
ゾイドオリジナルの世界設定はメカ生体版を踏襲したCAにある程度準拠しているものの、何故か機獣新世紀の機体が存在していたり、早々に大戦が終結していたりと
最早独自の物と言って良い。
にもかかわらず世界設定や、大戦がどういう展開となってSSの状況に至ったのかという説明が無いため、ついて行きづらかった。
国名や地名等の固有名詞も大雑把で、そのため強い思い入れも抱きにくく感じたのが残念だった。
もっと「ゾイドオリジナルの世界とは…!」みたいな導入が欲しかった。
■コンセプトアート時代にあった「バトルストーリーの再解釈」という言葉に並び、上げるだけ上げておいて落とすのが好きだなと思いましたね。
さらにメカ生体時代と思わしき流れの作品で、シェアワールドを破壊するようなものを乱立させながら正史を語る姿は、メアリー・スーという言葉がよぎりました。
まあ昔の製作者だからと言ってしまえばそれで終わりですが。
いい意味での補完は見られず、世界観を破壊しては塗り替えるだけの内容に、私はついていけませんね。
おそらく、そう諦観した方は私以外にもいらっしゃると思います。
■CAを知らないので何とも言えないのですが、多分、連邦軍と名乗った時点でアウトだと思う。
そもそも自分が知る限り、CAが「正史」といえるかは微妙。これならいっそ「正史」にこだわらない方がいい。
もしどうしてもCAを「正史」と呼ばなければ行けないのであれば、我々がいままで知って来たゾイドは何んだったのかと言う事になる。
昔のゾイドは否定したくないし、今後のゾイドの発展性も殺したくない。故に公式自ら「正史」等の決めつけたような視点を使うのはなるべく避けた方が良いと思います。
■何を持って正史とするのか、それがもし「本家だから」と言う理由であるのなら納得できません。
ゾイドはメカ生体時代から様々な媒体で様々な世界観を構築してきました。
それ故に世界観設定にはバラつきがありますが、それを最新作の世界観で「これが正史」と銘を打つのは何かが違うと思います。
そのゾイドオリジナルの世界観は公式サイトの「ゾイドオリジナルとは」では、「コンセプトアートストーリーの流れを汲む展開」で「新しい物語をもとに構築された
新シリーズ」と記載されていて、個人的にこれがかなりの曲者だと思います。
「コンセプトアートストーリーの流れを汲む展開」と言う事は、ちょっと極端な事を言えば、コンセプトアートの事や内容を知らない人にとっては、機体設定やストー
リーについて来れない所や違和感を感じる所がコンセプトアートの事や内容を知っている人よりも多くなると思います。
そして、ラインナップの4分の3が機獣新世紀で生まれた次世代ゾイド達であることが、これに拍車をかけていると思います。
コンセプトアートはネットで軽く調べてもレビューや商品紹介を見るくらいで読める内容は公式サイト上の「暗黒軍の襲来」くらいしかない・・・。
これまたちょっと極端な話、買って読まなきゃどういう内容なのか殆ど判らないので「コンセプトアートストーリーの流れを汲んでいる」と言われても持ってなければ
世界観が伝わり辛く、それを「正史」と言われるのは、持ってない人にとっては違和感が強く、受け入れ難いことだと思います。
纏めると、個人的にゾイドオリジナルが「正史」と言う言葉を使ったのは、「正史」と言う言葉にある重みを少しばかり軽く見積もっていたんじゃないかと思います。
「正史」というのであれば、過去のシリーズも内包し、コンセプトアートの世界観を知らないゾイドファンにも違和感無くすんなり受け入れられるモノを構築して欲
しいし、それが出来ないのならば無闇に「正史」と言わないで欲しいと思います。
■正直、またかと感じた。また初めからストーリーを始めてしまった。今まで良く言われてきたゾイドのストーリーの縦と横の関連性が薄い傾向がまだ続いている。
従来のユーザーならば、登場ゾイドで年代が分かる。系譜や求められた能力が分かる。
しかしコンセプトアートでは、ゾイドの歴史では比較的新しい機種をいきなり登場させている。系譜が全く無くなっているのだ。
この段階でファン向けとなっているのは否めない。
新規の方は、一体どの作品を見れば良いのだろうか。我々は常にその答えを模索している。
バトルストーリーを見て頂ければ最適解であるが現在、高騰中である。/0はレンタルされていないため、動画で見るのが主流となっている。
やはり生活に身近なレンタル店で借りられるようにすべきである。 やはりストーリーは、従来の中で構築すべきだったのだ。
現状では、コンセプトアートと従来の作品を知らなければならないからである。
■国語辞典を引いたら、「正史」とは「国家事業として編集した歴史書。また、最も正統と認められた歴史書」という意味でした。
タカラトミーさんが言うところの「正史」とは意味が違うと思われます(それ以前に、タカラトミーさんが言うところの「正史」を辞書に載せるとすれば、そもそも
どういう意味になるのでしょうか)。
だから、辞書を引いてから言葉使えよ、と突っ込みたくなってもきます。
それに、タカラトミーさんが言うところの「正史」という言葉にのっとれば、メカ生体時代や機獣新世紀時代の壮大な兄弟喧嘩は一体何だったの?と突っ込みをした
くもなってきます。
まあ、実際問題として、惑星Ziの物語は小学館にも権利があると思いますし、ブロックスゾイドという異質な要素が盛大に乱入してきた以上、世界を新しく刷新して
ほしいとは思うのですけれど、それでも、今ここで(タカラトミーさんが言うところの)「正史」と言ってしまっては、「じゃあ今までのは実験台だったの?」とい
う気がします。
今の世界観が定着した後なら「(新しい、もしくは、世界観刷新後の)正史」と言ってくれても問題無いとは思いますが、今の段階ならせめて「新しい歴史」「新章」
位でしょう。
なんだかタカラトミーさんには、もっと言葉が持つ意味の深さと重さを考えて大切に使ってくれ、と言いたい気分にもなります。
「正史」とかいう大げさな言葉は一つ間違うと内容が空疎になってしまうので、それこそ「力強い口調では何も感じられない」ということを引き起こしかねないわけです。
そのあたりはしっかりと熟考してほしいと思います。
■私にとってゾイドの価値は、見た目の面白さ、カラーリング、玩具としての遊び応えがすべてなので、オリジナルに限らず設定を気にしたことはありません。
ただ、ストーリーに関しては人物描写が軽薄で、「正史」と名乗っている割には、首をひねってしまう内容でした。
■バトストを代名詞とする(?)今までのシリーズ…と言うには初期から見ると設定の解釈がかなり変更されていますが、 25周年までは辻褄の合わない部分もあるけど
同一世界とされていたと思われる世界をバトストとさせていただきますと、 バトストに取って代わる程面白いなら歓迎したかったですが、どうやら無数にあるパラ
レル世界がまた新しくできただけのようで、ちょっと残念です。
ただ、惑星ゾイドに生物誕生からグローバリー不時着までの設定はコンセプトアートの方がわかり易いし世界観にすんなり入れるようで好きです。
■「特に深い意味はなくて、他社ではなくタカラトミー自ら出した本をベースにしてるから「正史」と名乗ったのかな」
程度にしか感じられませんでした。
■元祖つけ麺。本家とんかつ。正史ゾイドオリジナル。 この程度の枕詞だと思う事にしています。
コンセプトアートの絵自体は魅力的でとても好きなので、 余計な事は考えないで、好きな部分だけ大事にしときます。
■ナズェパラレル設定ニシナカッタンディス!?
CAの世界観の中に入るストーリーなわけで、バトスト的世界とはまさしく並列して扱うべきだったようには思います。
(少なくとも「正史」と言い切るのは色々とマズいのではないかと)
「正史」と言い切った割には妄想戦記的な「スキマ」の話が全てでしたし、正直なところCA世界の語り口とも異質な感じがしました。
妄想戦記のような扱いでよかったんではないかなぁ…
■旧バトスト好きとしては今後の展開が塞がれてしまったようで寂しい・・・。タカトミさんに他意はないかもしれませんが。
ガンダムのように新しい時代、世界を構築しつつも外伝等で過去の時代の世界観も補完していく形がよいのかも。やりすぎると後付けと叩かれてしまいますが・・・。
■ミラージュフォックスやジェノリッターの大胆かつ斬新なデザイン・設定をみると、スピンオフ的な位置づけの方がしっくりきたシリーズだったと思います。
個人的な希望・願望を込めた意見ですが、「正史」とするならば、追加パーツにするにしても、メカ生体のころの箱の裏面の改造例などを基に商品化するのも一案だっ
たのではないかと思います。
■自分はコンセプトアートを追っておらずその立ち位置を知らなくて、今回は新シリーズという訳でもないのでラインナップ毎に活躍する短編的なのが付くのだろうとい
う程度であまり今までとの整合性は気にしませんでした。
既存のファン向けな展開でしたが今回ファンの中央大陸戦争のイメージにジェノが、ストームソーダが入り込めたんでしょうかね。
結局ゾイドファンに新たな1ページとして刻み付けるような何かが無いと学年誌のような「正史の一つ」や単なる「公式」ととらえられるのではないでしょうか。
■設定も悪くなかったですし、正史というのも特にこだわりはありません。
タカラトミーが自ら塗り替えてくれるなら、むしろ大歓迎という所でした。ただ、展開としては残念だったのが悔やまれますね。
■設定が上手くいかなくなる度にリセットするのはどうかと思います。もうちょっと練り込んでから発表してください。
…と、厳しい事を書きましたが、個人的にコンセプトアートのゴジュラスは有りでした!
長年煮え湯を飲まされてきたデスザウラーに善戦した姿はかっこいいの一言。
ゴジュラスギガのパーツを流用したら、出せそうな気がするのですが、なぜ出さなかったのでしょうか。
■リバースセンチュリーのように従来のストーリーに後付けで設定を付けたし、補足してそれを「正史」とするのは少し分かりますが、今回のような従来のストーリー
のリメイク企画でかなりの改変を行った上で「正史」という言葉を使うのはなにか違うと感じた。
■正史と言ってしまう事で他のアイデアに制限が出なければいいですが・・・
ゾイドは色々アソビの余地があるのも魅力だと思ってますから。
もういっそのこと全ゾイド史を「過去の文献をもとに描いてはいるが、まだまだ事実は明らかになっていない」とかにしてしまえばいいのに。
■正視できませんw
■過去の設定をなかったことにして正史としてリニューアルするのはやめてほしかった。
■旧来のファンからしたら混乱させるだけ。 「メカ生体」シリーズ、「機獣新世紀」シリーズを破綻させるくらいなら、無いほうが良かった。
■新旧ファンが混乱し矛盾点を増やした改悪。アニメ軸ならアニメ軸、バトスト軸ならバトスト軸、ifならifとはっきり枝分かれを明記すべき。
■ファンの対立を収めるために公式として一本筋の通った見解を示したつもりでしょうが、通したつもりの筋がブレッブレのため、却ってファンの溝を深めたように思います。
■「今までのことはなかったことにします。」というのはいかがなものかと? 今までのゾイドの設定でも有効利用できる部分は多々あったのでは。
■ゾイドの設定は結構滅茶苦茶なので、あまり意識しないようにしています。 なので、またかって感じで特に何も。
■去の遺産を食いつぶすばかりか、遺産自体の価値を危うくさせるようなことは止めてほしい。
■正直言わせてもらうと、第三次中央大陸戦争後の話でよかったと思う。出てくるゾイドも平成バトストのが多いので。
■わざわざ当時のスタッフを呼んでおいてこの有様。正直良くは思いませんね。
■次はいつ月が降ってくるのか気になってしまいます。
■気にしていません。というか・・・正直、無視してますので(爆
■正史って・・・ 今迄のは何だったのか?
■質問7 -全体的にみての感想やコメントを- 回答詳細
■「通販限定」「ネットで展開」 極めてマニア向けな展開であるのに、ラインナップや設定はライトユーザー向けのものであった。
マニアであればあるほど疑問を感じるものであったのは否定できないだろう。
このアンバランスさが5機目を出せなかった事やユーザーの評価に直結していると思う。
反省し、ゾイドオリジナルを展開した事を自賛するのではなく、真摯に反省し次期シリーズに進んで欲しいと思います。
■当初の予定だった5機リリースが4機になったり、後半になるほどに失速が目に見えたイメージだったり…
第一弾までは設定の矛盾にモヤモヤした気持ちを抱きつつも、まだ今後は期待できるのではと思っておりました。
それだけに進むほどに表に出てくる失速感など、不完全燃焼なシリーズ展開だっただけに、正直「またなのか」という思いが強いままに終了してしまったゾイドオリ
ジナル。
公式には健在で居て欲しいのですが、かといってこのような中途半端な企画をぶち上げては唐突に終わらせるというのは、見ていても失望感ばかりが募るのです…。
次回があるのならば、もう少し堅実な復刻企画でも良いので最後までやり遂げて欲しいというのが正直なところです。
■公式サイトにて毎月バトルストーリーを更新、模型誌巻末で漫画を連載、 三社合同のフォトコンテストまで開催し5体リリースする予定が4体になったものの何とか
一年間走り抜いた。
これだけ見れば企画としては成功の部類に入っているように思えますが 発表当初リニューアルされた公式サイトのFLASH、 ゾイド30周年のロゴに燦然と輝くビガザ
ウロのシルエット、 そしてCAで新たに生まれた未キット化ゾイド達の姿に 心を躍らせたファンは多かったと思います。
それだけにこの結末は本当に残念としか言いようがありません。
■全体的に見て、販売戦略がずれまくっている印象があります。
15歳以上が対象だからファン向け展開……と思いきや物語の舞台はヘリック共和国とゼネバス帝国やガイロス帝国が国民をも巻き込んだ壮大な兄弟喧嘩を繰り返した
惑星Zi……ではなく「共和国」と「帝国」が争う「惑星ゾイド」。
旧ファンの多くにとっては余り懐かしくないと思います(私自身も、コンセプトアートが私の知っている「ゾイド正史」と違い過ぎて混乱しましたし)。
商品のラインナップも、4品のうち2つはシャドーフォックスとコマンドウルフという、思いっ切り旧式と後継の関係にある機体。個性がかぶりすぎて面白くありません。
そもそも通販限定なのですから、5品とも値段は張るけど送料が割安に感じられる電動ゾイドで固めるべきだったと思いますし、それが無理でも、ゾイドのジャンルは
ばらけさせてゾイドの多様さが見て分かるようなラインナップにすべきだったと思います。
後、各論的な部分でいくつか気になっている点を挙げます。
まず、タカラトミーモールのゾイドオリジナル特設ページには「単なる過去の商品の復刻ではなく、新しい物語をもとに構築された新シリーズとなります。生まれ変
わったZOIDSシリーズを、ストーリーと共にお楽しみください」とありますが、何と言うのか、そのストーリーが色々と甘いと思えます。
各ストーリーごとの問題点はジェノリッターやコマンドウルフRGCの項目で指摘した通りですが、その他にも、サイトに乗っているストーリーが……何というのか、
文章自体がチャチいと思います。
例えばセリフの中で、とてもとっさに出てこないような硬い言い回しが緊急事態に出てくるとか、一つの章の中で突然場面が変わるとか……。
小説というものは「書く」だけならまあ誰にでも出来るのですが、「魅せる」には、やはりそれなりの技量が必要です。
サイトに乗っている小説の方は多分ゾイド担当チームの方が書いたのだと思いますが、「単なる過去の商品の復刻ではなく、新しい物語をもとに構築された新シリーズ
となります。生まれ変わったZOIDSシリーズを、ストーリーと共にお楽しみください」と書く位なら、「文責;誰々」(具体的には誰か若手のSF小説家)に委託すべき
だったと思います。
それに、同じくストーリーに関してですが、ミラージュフォックスの設定からして「外伝的物語の主人公機が五つ出るのだろうな」と思っていましたが、その割には
カイが続投していたり(しかもティスはどうなった?)、ジェノリッターとアッシュ・ラボーンがコマンドウルフ編に続投したりと、ちぐはぐさを感じます(アッシュ
に関しては物語全体の主人公を務められるほどの力量はありそうなのでまだ許せますが)。と、いうか、長く続けるのか30周年記念企画で済ませるのか自体もあやふや
だった気がします。
■30周年企画と聞いてファンが期待するような展開をわざわざ外して来た形となったが、意外性はあるが正直望まれた展開では無かったと思う。
もっと多くのファンが喜びそうな展開が他にもありそうな物だし、30周年でわざわざビガザウロをあしらったロゴを出してくる辺り、てっきりメカ生体時代の懐かし系
を出してくると思ったが予想外の展開で少々困惑した。
ただ、総括的には中途半端な部分が多々あるもののそんなに悪くなかったのではと思う。
ゾイドをやりたいという社員が集まってそれぞれやりたい事をやったのが今回のゾイドオリジナルとの事で、彼らの想いはファンとして嬉しくはあるし、ゾイド好きな
社員がまだ残っている事が分かった。
しかし下からの動きで実現したという事は元々タカラトミーの計画にゾイド30周年企画が含まれていなかったという事で、そう考えるととてつもなく不安を感じる。
ここまでの問題になると、開発スタッフに責任を求めてもあまり意味がないとも思う。
いくら社員がやりたくても、上役がその気になってくれなければきちんとした体制を取れない訳で、本当にゾイドを売る気があるならもっと上役の方にしっかり動いて
もらいたいと思う。
開発チームを再建したり、予算を付けてもらいたい。
ゾイドは過去2回に渡ってヒットした実績があるわけで、「ゾイドはダメだ」ではなく、展開の仕方に難があるという事に気づいて改善して行って欲しいと思う。
■最初はコンセプトアートのキット化や、旧ゾイド系の復刻や新作が出ると思ってました。
なのでミラージュフォックスが発表された時は衝撃的でした。
一応新規追加パーツをつけたのはがんばったと思うけど、あのくらいのパーツならほかのメーカーから安価に多数出ています。
何年もゾイドやってるのであのくらいのパーツは自作できます、って人も多いと思う。
そして元のゾイドは4機とも持ってる。となると正直いいところが見当たらないです。
今のゾイドの状況を考えると、キットが出たら売上貢献のために買ってしまうので、無駄な出費を避けたいという意味では、この4機ならむしろ出さないでほしかった。
ただ、旧ゾイドの復刻や完全新型なら売れたかというとそれも怪しいところだと思う。
「じゃあ何もしない」って言われたらそれも悲しいですが。
■結局、出たのはアニメで目立っていた機種がベースの物ばかりで中止になった第5弾までもがジェノの予定だった
この現実を見ると、アニメ主役級以外の全てのゾイド、すなわち大型重ゾイドや地味で渋い名脇役的ゾイド、様々なサイズ、様々なモチーフ ‥といった要素は今や全て商品
価値を失った‥というのがトミーの考えなのだろうかと勘ぐらずにいられないのが残念です。
そういうゾイドにスポットを当てようとしたと思しきMSSは作りかけのサラマンダーを残して休止(本当に休止なのか?)してしまうし‥
かような状況下でHMMゴジュラスが発売に漕ぎ着けられたのは、やはり奇跡だったのかもしれません。
■個人的に世界観に今一馴染めず、世界観に関するワードとラインナップされたゾイドのミスマッチ感が拭えない印象があるシリーズでした。
ゾイド自体はいい感じの機体や要素もありましたが、設定や世界観が足を引っ張っている印象が強いです。
また、世界観に関しては自分が「コンセプトアートを持っていない」と言う事も大きいんじゃないかと思います。
持ってないが故にコンセプトアートの流れを汲んだゾイドオリジナルの世界観が分かり辛く、だからこそ余計にラインナップされたゾイドと時代設定に違和感を感じた
んじゃないかと思います。
また、かつて展開したメカ生体時代と機獣新世紀時代の狭間である惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)の頃にスポットを当てて展開したリバースセンチュリーと、
バトストの裏で繰り広げられた(と思われる)物語として展開した妄想戦記は、思い出補正なんかもあると思いますが、 個人的にリバセンはメカ生体と機獣新世紀の間
にポッカリ開いた時代にスポットを当てたおかげで、妄想戦記はファンブックやコロコロなど当時比較的入手しやすかった媒体で描かれたバトストの広大な戦場の中の
一幕にスポット当てた短編(しかも正史とは限らない)と言う形式で、しかもラインナップされたゾイドも既存キットの色替えやそのまんまでの復刻、新ゾイドも機獣
新世紀時代には何らかの理由でいない、またはいたとしてもバトストに写っていない戦場にいるかもしれないなどの想像の余地あってすんなり受け止められました。
ゾイドオリジナルには、多分そのすんなり受け止められる所が中々無かったと個人的に思います。
最後に纏めると、ゾイドオリジナルは、少なくとも私自身にとっては、世界観に伴うラインナップへの違和感や、一部のデザインの良し悪し、価格はしょうがないにし
ても販売形態的に手が出し辛い、と言う面がマイナスになってしまったと思います。
そして、時代設定や世界観に捕らわれずに、キットそのものやそれぞれの物語をみると、決して悪いところばかりじゃないと思います。
■正直に言うと、コンセプトアートの世界観は、よく言えば由緒正しい、悪く言えば古臭いSF(SFが古臭いという意味ではない)の世界観でした。
これが長持ちするかというと、当初から疑問であり、それが惜しくも的中してしまった形です。
ゾイドオリジナルのリリースが5個から4個に減ったのも、むべなるかなと思います。
今後も展開して頂けるなら、再び「正史」を塗り替えて展開し直して欲しいと願うのが率直な気持ちです。
■今回のバトルストーリーに関してなのですが、今までのものと比べると文章が少なくなっているように感じました。
その為どのキャラクターにも感情移入することができず、戦闘シーンも微妙に感じてしまい、個人的には「形だけのバトルストーリー」という印象を持ちました。
ゾイドの様なキット主体で世界観を展開していくシリーズでこれは致命的な欠点の様に感じます。もし仮に第二弾があるのであれば、ストーリー面の強化を願います…
最後に、「動くゾイド」を売りにしているのであれば動きに特徴のあるゾイドをラインナップに入れるべきだったかと思います。(モルガ、ヴァルガ等)
■現在のキャラクター主体の市場で、どれだけ新規層を獲得できたのだろうか。高価格なフィギュアが売れ続けるのは何故か。それは設定だ。描写なのだ。
やはり新規の方々が注目するのは、ストーリーで活躍する人間達だ。我々ユーザーは、立体の状態を心待ちにしている。およそ受け入れる。
しかし新規の方々は、他に良いものがあればそちらに行く。極自然で、普段我々がゾイド以外の場合にも同じことが言える。
美しく、誇りある人間味のあるキャラクターなのだ。葛藤し、自分にできることをする。そういった人物像を育てなければならない。
ゾイドの意思を描写したことは素晴らしい。この要素が他のロボットものとの魅力の住み分けを可能にする。もっと意識しても良いと感じた。
■まぁ…いつもの感じで終わりましたね…って事で。
今のタカトミに初期ゾイドにハマった人はいるんだろうか…とか、 開発期間ってどれぐらい貰えたんだろうか…とか、 後いくつ売れれば最後まで続ける事が
出来たんだろうか…とか、 逆に、初期ゾイドにハマった人が責任者だったせいで、 拘り過ぎて無駄に会議や開発が長引いて未完成のまま締切になって、
初期チームも解散させられて派遣やバイトの人達だけで後半はやってたのかな…とか、 考え出すと残念な想像ばかりしてしまいます。
なので、『いつも通り』の一言で終わらせるのが正解だと思ってます。
■竜 頭 蛇 尾
振り返ってみると、1年前の興奮が嘘のようでした。
リバセンの尻切れ蜻蛉っぷりをまざまざと見せつけられていたわけで、もうちょっと何とかならなかったのかなぁ、というのは正直なところです。
コトブキヤ(のみ)のゾイドリリースが続いていたこともあり「本家」の重みを再確認できる喜びがあったのですが、結局本家の不甲斐なさを再
確認して終わったような気がします。 35周年、もうちょっと何とかお願いしますよ?
■ラインナップに疑問を感じる。 これらしか出せなかったのか?
HMMの為にバリエーションを増やすためにやったのか? HMMやMSSと客を食い合ってたんじゃないかとも思う。
思い入れのない新製品よりも思い入れのある当時品の完全復刻の方がよかったんじゃないかと思う。
■MSSもあったし、他の休止したままのタイトル達を見ると、30周年に目覚めてくれただけ良かったかなと思います。
ただ値段も上がってますし、ラインナップがある程度決まっているなら早めに発表して欲しかったです。
シャドーフォックス→ミラージュの約2.6倍を基準に、もしオリジナルにデスザウラーやマッドサンダーが来ても最低2個づつ買えるように軍資金準備してたのが…
■ストーリーの内容やキットに至るまで、何から何まで中途半端で、誰に対してゾイドを販売するのが狙いなのかすらも理解に苦しみます。
しかし、これが精一杯と思われる現状からは、まるで衰えた師匠の姿を見たかのような哀愁、悲壮感を感じました。
オリジナルに対して怒りたかったものの、その気力すらも削がれてしまうほどに。 ただただ悲しいとしか言いようがありません。
■シリーズの開始を知ってから、愛着が湧く前に終わってしまった。
しかも、街の家電コーナーや玩具コーナーでも見かけることもなく、結果的にメーカーは何をしたかったのだろう?という疑問だけが残る。
もしかしたら、今回の担当社員メンバーは皆「メカ生体」シリーズなども知らず、嫌々「窓際企画」に参加させられていたのではないかと邪推するくらい。
■タカラトミーはまともに再開する気があるのか疑問です。
ゾイドオリジナルは割と力は入ってるように感じましたが当初より少ない機数で終わってしまいましたしHPも更新されていないので・・・。
せっかく30周年なんだからもっと本腰入れて動いてほしかったです。
■一言で言うなら「堕ちた」です。始まる前はリバセンの汚名返上を期待していたのですが、いざ始まってみたらたったの5機種、しかもリデコ品で販売形態は店頭では
なく通販のみ、極めつけに打ち切りという有様・・・終わってみればリバセンのほうがマシなレベルでした。
ゾイド全盛期は10年以上前の話ですし、色々難しいところはあるんでしょうが、それにしても、もうちょっとどうにかならなかったのか。
■結局、大枚はたいてまで買おうと思うものがひとつもなく、ひとつも買わなかった身としては、実際買って検討した人の前ではあまりえらそうなことを言えないなあ、
とも思う。
■タカトミのやる気を少し感じられたシリーズでした。リバセンよりパワーをかんじれなかったのは、予算の問題もあったとは思いますが・・・、まだまだゾイドを応援
していますよ^^ かつてのようにゾイドが再びもりあがることを期待しています。
■正直自分でもどこにハードルを置けばいいのかわからないのですが、出てくれるだけでありがたいということであれば本家から30周年に何も発表がないよりはよかった
し、ハードルの高さをタカラトミーにまだゾイドを作れることの証明とするならばそれはできたのだろうか?と疑問に思います。
■玩具としては、RGCを除いて概ね満足です。全機に共通する長所は成型色の美しさ、共通の欠点は新造パーツが浮いていること。
なんでもかんでも尖らせたり、ディティールを増やせば良いとは思えません。一番大事なのは全体のバランスではないでしょうか。
■コンセプトアートの流れを汲むのがゾイドオリジナルなら、コンセプトアートで主役の機体を出してほしかったです。
デスザウラーやアイアンコング、ゴジュラス、マッドサンダーは単純な再販でも人気が出ると思うのですが….
■あっと驚く復刻があるかなと思ってましたけど、結局新鮮味に欠けました。 今一度小型ゼンマイゾイドを大胆に取り上げて欲しかったですね。
ビガザウロも期待した・・・。架橋ビガザウロとかあったらカッコよかったのに!
■肝いりと思われる新規パーツの多くが安っぽく、ことごとくリアリティを減退させることになってしまったように感じられるのがとても残念でなりません。
それ故に、完全復刻や完全新規のほうがよかったのではないかと今は思っています。
■バリエーション商法自体は嫌いではないけど、フラッグシップと言えるようなアイテムがなく求心力がなかった気がします。
電ホビ連載のマンガは思ったよりずっと面白かったです。アッシュはどこのガトーだよ、って感じでしたけど・・・。
■今回CAをベースに作った「ゾイドオリジナル」は、純粋に商品から見ての方向性の「既存ゾイド+新規パーツ」(又は「新規ゾイド」もありですが、今回は無かった。)
は合ってる気がするが、ストーリーや設定等は未だに馴染みを感じない。
■登場したゾイドのオーバースペック感がハンパなくて、コンセプトアートとのつながりが感じられなかったのが、正直な感想です。
プロペラ機の後にステルス機がいきなり登場したような違和感があります。ジェノとかストームソーダーは性能をダウンして登場させてもよかったかもしれませんねぇ。
■「30周年だから何かしなきゃ!」と無理をした結果なのかなーと思います。
出がらしというか、ラーメンの替え玉ばかり連発していた印象。おかわりする度にどんどん味が薄くなっていく・・・。
■竜頭蛇尾・・・と言いたいところだが正直そのレベルでもない。言うなれば蛇頭無尾といった感じ。
リバセンは頭が竜であったから後年の評価は高まってる。残念ながらゾイドオリジナルは後年においても「何がしたかったんだ?」というシリーズになるだろう。
■PVは要らなかったなぁと、俺達の虎があんなに弱いわけがない!
■もう少し設定を煮詰めて欲しかったら。
■竜頭蛇尾。声を大にして言いたい。
■尻すぼみに感じます。
■魅力の無い製品、意味不明な販売形態、そしていつも通りの尻切れとんぼ。
■自分は買わずに見てるだけでしたが、個人的には「仕事」として淡々と処理され、終わるべくして終わったシリーズだと感じました。
■全体的に見て、新規パーツの魅力を感じませんでした。そんな新規パーツ分の価格上昇に、財布の紐も緩みませんでした。
今回のアンケートは、このような開票結果となりました。
正直、かなり暗い気持ちになってしまう結果でした。
ゾイドリバースセンチュリーから続く投げっぱなし再来。この結果は、まぁ仕方の無い所だと思います。
かなり大胆な事をしたシリーズなのは間違いなく、多くの設定改変を行いつつ「正史」という言葉を使用しました。
そのことについては寄せられた多くのコメントにもありますが、疑問が多くありました。
仮に、ランナップや各機体の評価が全て平均で「10点満点で8~9点」程度を狙えるものなら良かったと思います。
創造の前には破壊があるとはよく言われます。
しかし今回のアンケートの結果を見る限りでは、破壊しただけで創造はほぼ行えなかったという厳しい評価にならざるを得ないと感じました。
しかしそれでもファンは言う。それでもゾイドが好きである。
次期シリーズは何とかして欲しいと願うばかりです。