Zoids Ignition第34回アンケート -マニアックだけどここが好き- 集計結果

2014年4/15~4/29に実施した、第34回アンケート -マニアックだけどここが好き-の集計結果を公表します。

電子戦ゾイド。直接的な派手な戦闘を行うわけではない、いってしまえば地味目なゾイドたち。
しかしゾイドの大きな魅力の一つは、そういった電子ゾイドが多数存在し、戦場をリアルにしている所でもあるでしょう。
そんな電子戦ゾイドについてアンケートしてみました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1:-マニアックだけどここが好き!を教えてください?-
第34回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数
 今回の投票数は31票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 -マニアックだけどここが好き!を教えてください- 回答詳細
 幾つかのカテゴリーに分けて記載します。

~この機体のここが好き~

■ゴドスの設定と一般機仕様の見た目
 顔はかわいく、それに比べると身体はちょっとゴツく、しかも性格は凶暴。このギャップが良いのかもしれない。

■ゴドス・イグアンの内モモのスプリング状モールド
 内側の肉抜きでモールドがさびしくなりそうなものを、少ない部品数を維持しつつ、いかにもメカに見えるように造形されている。
 メカむき出しでは装甲が施されていないと指摘されそうだが、地球人だって諸々の事情で装甲を省いた兵器を作っているし、ゾイドでそれを気にし始めたらキリがない。

■旧ゴジュラスのキャノピーの色が目とマッチしていて、パッと見ると目があると分からない所
 最初は目が無いのかなと思っていて、スイッチで突然光るんで驚きました。ゴジュラスの目の形は普段は目立たない方が良いと思っています。

■レッドホーンがスティラコサウルスなところ
 あえてトリケラトプスじゃない所がひねくれてて良い。

■レッドホーンの角の付け根のハードポイント
 小さい頃から好きです。 色々武器を付けてみるものの、やっぱり角のままがいいや・・・って戻してました。
 ゾイドはニヤリとするような演出が多かったですが、このハードポイントの渋さに一票です。

■大口径三連電磁突撃砲
 レッドホーンの砲の名前。ものものしすぎる感じがいい。
 「中口径加速ビーム連装対空砲」もいい。

■レッドホーンくるくる
 レッドホーンの前方武器がくるくる回るのが可愛い

■チラりと見えるマルダーの車輪のモールド
 あくまでもチラりと見える程度ですが、そういう内部機構のデザインまで隙がないと、リアリティがグッと高まりますよね。

■バリゲーター
 やられ役な所があえていい。真面目にね。大量生産されている主力兵器って感じで好きですよ。

■共和国側新型共通および重装甲級のコックピットの風防上部の突起
 玩具的には開けるためのツマミだけど、私はクリヤパーツの突起なので光学センサの集合体だと解釈している。
 初期型共通コックピットにも突起があり、技術的なつながりがうかがえる。パイロットに身近な部位なので大きさを想像しやすい。
 (重装甲級のモデルとささやかれているダグラムではまさに頭頂部が光学センサになっていたけれど)

■ウルトラザウルス:顔が光ることで全く違う表情が出ること
 バトスト2でデスザウラーを踏みつぶそうとしているウルトラが分かり易いと思うのですが、赤く光ると完全に戦う顔になっている。
 デスを完全に見下ろす首の角度、振り下ろされたであろう前足と相まって、「最後の締めにかかる!」という気迫が感じられる。
 キャノピーが大きく芸術的な形をしているからこそ出来ることだと思う。

■ディメトロドン
 電子戦機で実際敵に対面してしまうと絶望的なくせにすっげー悪そうな顔つきしているところ。

■シーパンツァーの足に(定番のように)貼られている下向き三角のシール
 妙にはまってます。シーパンツァーの足のワシャワシャってした感じ(=魅力)を増幅させている。あれは貼らない手はないです。
 ブルーパイレーツに強奪されたあのシーパンツァーが、いかにも新品!って感じで私は何故かたまらなく好きなのですが、やはり▽はしっかり貼られていました。

■シールドライガーのキャノピー先端
 世間的には不評が多いのがちょっと悲しいんですが、個人的に好きですねえ。
 まあ邪魔といえば邪魔だし美しくないんですが(笑)、開けやすいのと、あのでっぱりが異質だからこそメカメカしさの印象が強くなっているというか。
 共和国らしい無駄のあるデザインだなあと思うと愛せます。
 無いと綺麗なんだけどちょっと寂しい。

■シールドライガーのキャノピー先端部の四角い部分
 幼いころは「カッコ悪い」と思っていたけれど、あの部分があることで、キャノピーを楽に開けることができるし、シールドライガーの顔の「押し出し」というか、
 印象が強くなっていると思う 。

■シールドライガー(エリクソン機)の斜め貼りシール
 エリクソン機のかっこよさに惚れた。
 なんともオシャレで新世代高速機のイメージとピッタリだったんですね。

■シールドライガーの背中
 背部ビームガンのカバーに当たる装甲のモールドが好き。左右非対称でなんだかミリタリー。

■シールドライガーの鼻先が割れて「ω」となっていること
 実際のネコ科の鼻先が「ω」状になっていることから見ても、鼻先はこの形状の方がゾイドの生き物らしさを出せてよいと思うし、なんといっても可愛い。

■シールドライガーとサーベルタイガーの部品の共通性
 シールドライガーがサーベルタイガーを参考に作られたという設定に説得力を感じさせてくれる。
 また、「ライオン」でなく、「ライガー」という名前にも説得力を持たせてくれていると思う。

■シールドライガーの流線型とメカ部分のマッチ
 武装を内部収納させ、流線型を用いることで高速機であることの説得力を持たせると同時に、同じく背中からのラインに流線型を持ち、かつシールドライガーの原型?と
 いえるサーベルタイガーの影響を色濃く感じさせる。
 一方で見た目のメカメカしさ、装甲の少なさはサーベルタイガーと大きく異なり、サーベルタイガーを参考にしつつも、それだけではない、違う機体である、ということ
 を強く印象付けてくれる。

■シールドライガーの中心をズラしたキャップ
 脚部です。何故だか中心をズラした位置にキャップが付けてあるのが好き。なんでこうなってるんだろう…?と考え始めると凄く想像が広がる。

■オオカミ型ゾイドの背中
 ライガー系に比べフラットで大型の武装も違和感なく積めて、キャノンからミサイルランチャーまであらゆる武装を着こなせそうなところが。
 ただし、武装がないと貧相に感じ、未完成品にすら見えてしまうのが玉に瑕。

■デスザウラーの16連ミサイル
 他のゾイドなら目玉武器かシルエットに関わるような背負いモノになるような武装、デスザウラーにとっても荷電粒子砲に次ぐ火器が普段見えない所に隠されている
 あたりデスザウラーのアピールポイントが別格の所にあるのを感じます。
 換気扇狙いの敵に「残念でした」とばかりに放たれるのだろうなとニヤニヤさせられる。
 杭を降らせる武器になって発射口も増えたアニメ版も映像作品で敵側の撃つ多弾頭ミサイルは簡単にあしらわれがちな中、「痛そう」な描写がラスボスらしさが出てい
 てよかったです。

■デスザウラーの丸いモールド、カノントータスの背部の排気口?コマンドのディスチャージャー等
 どれもゾイドとしての個性を際立てたりしているから好き。


■アロザウラーの火炎放射器
 小型ゾイドの武器パーツの凸ジョイントになっているのが、モールド無しのジョイントよりデザインにとけこんでいて好きです。

■ディバイソンの三角形の排気口
 ゾイドって持ち方気を付けないといけないじゃないですか。下手したらパーツが外れてがちゃーん・・て。
 そんな中で各々の機体に持ち方を覚えるんですが、ディバイソンは特別持ちやすかったんです。
 背中の三角形の排気口みたいなトコ。多分みんなあそこをつかんでましたよね?
 あの、安心感抜群の三角形が好きです。

■マッドサンダーの装甲のリベット風ディテール
 ややもすれば旧式感も漂いそうですが、「重装甲」というイメージを優先して付けてある感じが好きです。
 のっぺりしがちな装甲のアクセントにもなってカッコいいのです。

■マッドサンダーのカラーリングが渋い所
 以前このウェブサイトで、マッドサンダーは細部は帝国製らしいのに全体は共和国としてまとまっていると書かれていらっしゃいましたが、その理由はカラーリングも
 大きいと思います。
 キャノピー製でないコクピットではありますが、ミリタリックな雰囲気の共和国製として現実的兵器の色でまとまっているからこそ、あの渋さが表現できるのではない
 でしょうか。

■マッドサンダーのマグネーザー基部の「56」
 マグネーザー基部の「シール貼りなさいよ!といわんばかりのスペース。
 56のシールは大きさ的にもピッタリ似合っていて凄く良い。最初に見たマッドサンダーがこのマーキングだったのでよく覚えています。

■シールドライガーMk-II
 高速型というイメージのライオン型ですが、実在のライオンは『大きく躯が重いオス』ではなく、『小さく軽いメス』が狩りをする。
 つまりタテガミを持つオスは、スピードよりパワーを活かしたタイプということ。 ですから、重武装化というのは正当進化ですよ!!
 シールドの名の通り防御も充分。
 『シールドライガーMk-II』こそゾイドの正当進化の代表!
 高速型ゾイドの背中にブースターつけると、推進力に、四肢の動きが着いてけるのかと不審で。

■デッドボーダーの尻尾のディオハリコンが好き
 自分でもよく分かりませんが、尻尾の途中にあるディオハリコンの部分が凄く気に入ってます。

■ギルベイダー
 ギルベイダーのライトの点滅が好き。ランダムなんですよね、チカチカが。頭と左右の羽の三点が不規則に。
 クリスマスに買って貰ったんですが、実家の小さなツリーの横に置いてライトだけつけてました。
 部屋の電気を消してじっと眺めてたら、点滅の時に小さな音がする事に気が付いて。ピン、ピン、という可愛い音でした。
 今でも思い出すあのライトに一票です。

■ゴッドカイザーのメッキパーツ
 何か特別な機能が隠されてるように感じる。
 「爪や角に電気流す」とか「装甲の物は電気を吸収してエネルギーに変換する(凱龍輝の先駆け)」とか。
 (・・・というかカイザー挙げる事自体マニアックなんだろうな・・・(泣))

■TFゾイドの武器発射ギミック
 (マニアック、と言いますか、解釈の問題ですが)
 恐らく・・・TFゾイドは、合体機能を持ってはいますが、それまでのゾイド達と並べて一緒に遊ぶのではなく、シリーズ単体で遊べるように考慮されている(もしくは
 そうするよう無言で推奨されている)のではないか、と思います。
 (明らかに浮いたデザイン、脈絡がない配色・・・)
 武器発射ギミックは、TFゾイド同士で対戦ゴッコする時に活躍できそうです。
 つまり・・・それまでのゾイドシリーズとの統合性をわざと失くし、代わりに単体でも充分に遊べるよう工夫されている、ということだと思います・・・。
 TFゾイド自体の良し悪しは別にして、ここでもちゃんと「遊び」を提供してくれた旧トミーさんに敬意を表したいです・・・。

■シールドライガーDCS-J
 シールドライガーダブルキャノンスペシャルジェットっていう妙に長くて詰め込んだ感じのする語呂が好きです。

■シールドからブレードへ
 シールドからの強化版って一目でわかるが良いよ。

■ブレードライガーのブレード基部
 展開状態でパルスレーザーガンを真横に撃ったりアタックブースターを横に向けて吹かして緊急回避したり出来るところが。

■ジェノブレイカーのウエポンバインダー
 アニメの活躍や全体象としても好きな機体だけど、初めて公開されたときにウエポンバインダーに衝撃を受けたのを憶えています。
 小型ゾイド目線の位置にとんでもないものつけやがって、と。
 普通の共通武器と比べてもサイズと搭載火器に説得力があって適度に小型ゾイドではどうにもならない感を出していると思う。
 専用武器というより高級オプションといった位置で帝国共通武器としてカスタマイズシリーズに加えてほしかった。

■コマンドウルフACのアシスタンスブースター
 ちゃんと機能しなさそうでしているところが。

■/0のシュナイダー・パンツァーのデメリット
 非常に強力だが、その代わり欠陥品レベルの問題点が存在している所。
 「エースパイロットでないと~」とか「選ばれた者だけが~」とかそんなモン関係無い、
 誰が扱っても致命的になり得るリスクを背負ってる。これぞロマン!

■トミー版バーサークフューラー・凱龍輝のキットの頭周りの動きが好きです。
 首、顎、装甲、荷電粒子砲が同時に動く構造に感心しました。

■ゴジュラスギガの前足の爪がハイパープレスマニピュレータになっている所
 それまで爪と言えば、…クロー等の名称でしたのに、ギガの前足の爪はハイパープレスマニピュレータなんですよね。
 ギガは特別だと考えてもいいのでしょうか。
 個人的には猛烈なギガファンなので、特別視されていると嬉しいです。実際には悲しい役回りが多かったですが…

■セイスモサウルスの喉元にあるコイル状のモールド
 設定の過剰な強さに対して、最大限の説得力を持たせようと試みた痕跡が見て取れます。
 組み立てていてこれに気付いた瞬間、「ああーそっかぁ~…!」と色々なことが妙に納得できました。ホッとしたというか。
 変な喩えですが、小学生の運動会で普段目立たない子がめちゃくちゃ頑張ってて、「そっか、君もこの日のために人知れず努力していたんだね・・・!」とジンワリ
 感動してしまうような、そんな自分でもよくワカラナイ不思議な感覚に陥りました。

■ウネンラギアやレオストライカー等の頭部
 頭部のクリアパーツで取り込んだ光で目が光って見えるギミックは見事。やっぱりメカは目が光るとかっこいいですね

■凱龍輝
 爪の形状がゴジュラスっぽくなっているところが好き。もっも徹底しても良かったのにw

■ブラストルタイガー
 胸部の三連装衝撃砲が、元祖であるサーベルタイガーと同型なのが好き。
 最新の帝国軍虎型ゾイドが、最古の帝国軍虎型ゾイドと同じ武装を積んでいて、なんだか感動的。

■G2レックス
 脚のフレームの組み方が好き。太く大きく見せようとゴチャゴチャ組み合わせてあるのが良い。

■ヴァルガの、ゼンマイのツマミを違和感なく避けている装甲
 「干渉しないように装甲を削る」のではなく、「形を微妙に変えて避ける」、というのが斬新。
 外観を損なわないための細やかな配慮が嬉しく、またそれを実現させるためにデザインに気を遣った努力に感動します。

■バリゲーターTSの色
 黒に近い灰色、灰がかった濃紺、クリアオレンジ。
 あの組み合わせはバリゲーターのイメージをきちんと維持しつつ、強そうな印象に仕上げていると思います。
 リバセンゾイドは、色合いに好みのものが多いです(ゾイドに大事な「陣営を意識した統一感」は大切にされていないけど・・・)。

■MSSシンカーからブースターを外した状態
 ブースター付きももちろん好きだけど、その薄っぺらさがスッキリとした美しさを感じさせる。

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~デザイン(全体的なところ)~

■過剰ながらも機能美を感じるモールド
 シールドライガー鬣部分などにある「////」という感じのモールドが好き。平面部にこれがある事で一気にメカニカルに見えるので。
 他にもラジエーター状パーツが機体のそこかしこにあり、巨大な機体を動かすのにさぞかし熱が出るのだろうと想像させてくれる。
 各種シリンダー類もそれ自体にモールドが彫られていて単なる筒で無いし、蛇腹パイプも節が細かく、精密感がある。
 ライガー系の関節回りのボルトモールドからは人が作った事が分かり、ゾイドが荒唐無稽なSFメカに見えても、現在のテクノロジーの延長にある事を演出していて、
 とてもいい塩梅のリアリティを感じさせてくれる。

■「顔」がクリアキャノピーである所
 動物型ロボットでも、シールドライガーの様なクリアキャノピーの「顔」が、個性が出ていると思います。
 もちろん、サーベルタイガーやライガーゼロの様な「目」がある「顔」もカッコいいですが、クリアキャノピー顔は、他の動物型ロボット(トランスフォーマーや、
 戦隊ものなど)と被る事なく、自己主張できています。
 自分の未熟な技術でオリジナルゾイドをモデリングするようになってから、クリアキャノピーの顔がにすると、「ゾイドっつぽく」なる事に気づき、改めてその魅力に
 気がつきました。

■美しいキャノピー
 キャノピーを採用しながら確かな表情を持つ共和国ゾイドたち!目の無いものも多いのに、それでも生物らしい表情を持っているっていうのは凄い。
 キャノピーのラインがどれも芸術的で、それゆえですね。
 「生物」「ミリタリー」そして中の兵士が見える。最高。
 もちろん、目のある帝国機も好き。安易にどちらもキャノピー式にせず目のある帝国とキャノピーの共和国という対にしたのも良い。

■ゴムキャップの法則性
 本家ゾイドには帝国、共和国、機体の種類などによりある程度ルールがあるようでここから想像できる事は多くゾイドの楽しみの幅が広がるから。

■全体的ならしさのあるデザイン
 ゾイドのデザインは全体的にどの機体もゾイドらしさがあります。
 絵で例えるなら同じ人が描いた、デザインしたとでも言いましょうか、なんとも言えないゾイドの統一感のようなものを感じます。
 ただ例外もあります。
 例えばリバセンの機体ドスゴドス等は個人的にデザインでいえば某機動戦士等要はゾイドとは別のものの味を感じます。
 またエクスグランチュラの武装についても従来のゾイドの武装の系統では必ずデザインされていた部分が省かれていたりと従来と別の味を感じ良くも悪くもこういう所に
 注目するといろいろと面白い。

■統一感が好き!
 初期の頃の、共和国と帝国でデザイン基準がはっきりしていたのが好き! だんだんと薄れていきましたが・・・。

■旧シリーズのカラーリング
 ・軍ごとに統一されたカラーが、デザインと相まって不思議としっくり来ました。
 ・一つ一つのカラーも単純ではなく、どこか高級感がありました。
 ・ゴルヘックスなど、ピンポイントでは特徴的なデザインを持ってくるのも好き
 新世紀ゾイドを見て、改めて旧シリーズのカラーが贅沢なものだったのだと認識した。

■非装甲の座席(戦場では乗りたくないが)
 「機動防御」とか「人命を軽視するお国柄」とか理由をつける以前に思うことがある。
 合理的に作られるはずの兵器でさえ、様々な制約から奇妙な部分が出てしまうという、この洗練し切らない所にリアリティを感じる。
 (他人事なので欠陥を「好き」などと言っているが、誰だって完璧な物を使いたいに決まっているけれど。)

■共和国初期ゼンマイゾイドに見られる、モチーフの再現性の低さ
 (再現性の「低さ」というところがポイントです。 エレファンタスの鼻やアクアドンの前脚がない、ガリウスの脚が棒、四足ゾイドが色々使い回してる、等)
 モチーフを再現することよりも機能美を追求し、その中で不要なものを潔く削っていく・・・取捨選択が非常に大胆かつ的確で、でもそれを実際に行うのはとても勇気が
 いることだったと思います。

■デカールの種類とデザイン
 ある役割の機体にあるデザインが共通して使われていたりしてる気がします。
 漠然としていますがこのデザインはこの役割の機体と言った物を見つけるととても面白い。

■メッキされたパイロット
 1950~60年代の宇宙服が銀色だったことと無関係ではないと思う。また、現在の消防士の防火服にも銀色のものがある。
 光線兵器が飛び交う戦場では防護性があるのかもしれない。そう考えればあれはあれでリアリティがあると思う。

■ゼンマイやギヤボックスの駆動音
 あの音も製品の一部と言える。
 試しにゾイドのキットが動く様子を動画で撮影し、無音で再生してみれば音の大切さが分かると思う。

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~バトストの改造機が好き~

■翼に被膜をつけたサラマンダーやプテラスが好き!
 メカ生体時代のバトストで頻繁に目にする、翼にプラ版などで被膜を付けたサラマンダーやプテラスが好き。
 元々の骨組みのような翼もいいけれど、被膜がまた良い感じの味を出していていいです。
 更に被膜の部分にマーキングを施したりして、更に手が加わっているのもいいです。
 ところであの被膜、設定的には何か意味があるものなんだろうか・・・?
 その辺がとっても気になるのもまた、翼に被膜を付けたタイプのサラマンダーやプテラスが好きな理由の一つだと思います。

■翼に膜があるサラマンダー&プテラス
 バトストだとむしろ穴の開いたのを探す方が難しかった。
 空いてない方がガッシリして飛べそうなイメージで好きだったなぁ。バトスト1巻の脈があるようなタイプも好き。

■ゴジュラスモンスーン
 たしか学生誌の改造例に過ぎない機体なんですが、ゴジュラスモンスーンが大好きです。
 速さに特化した機体ですよね。 おそらく、ゴジュラスジオーガも全ての武装を外せば同じ位速くなるのではないかと思います。

■トビー・ダンカン仕様デスザウラー
 ブースターパックに無数のエネルギーチューブ、そして手の甲のプロテクターと特別仕様感の装備が好きで、特に頭に付いてる角みたいなパーツが好きです。
 子どものころアイアンコングから引っ剥がしてブースターや手の甲のやつを、針金を黒く塗ってエネルギーチューブを再現したりしてました。
 でも、どうしても角だけは再現できなく、トビー仕様のデスザウラーも発売してほしいといつも思ってましたね。

■遠景モデルで使われてるハンマーロック改造のコングMK-II限定型
 よく出来てますよねえ…。
 当時ビッグポーズとかアイアンコングの縮小モデルはあった筈なのに、あえてハンマーロックを改造して使ってるあたりに作者のお遊びを感じる。
 ヘルキャットをサーベルにとかザットンをウルトラにとか色んな遠景モデルが居るけど、このハンマーロックが最高の出来だと思います。

■バトストでキットの試作品を使ったり、シルエットの近いゾイドや食玩キットを遠景モデルとして使っている所が好き!
 キットの試作品などを使っている所から色々と想像の翼を広げられて好き。
 また、遠景モデルとして使われているのが形状の近い小型・中型ゾイドを改造したものや小さい食玩キット、可動王(完成品モデル)などであるのを見つけるのが楽しく
 て好き。

■マッドフライ、マッドジェット
 飛べるんかい、お前・・・! いかにも強引に飛ばしてる感じがいい。
 マッド飛ばすより完全新型を設計するほうが早いのでは・・・?と思ったりもするけど、妙に納得できる感じもする。
 強引に突っ走って無理やり納得させる。疑問を感じさせるより先にまず魅力的に映す。ゾイド描写の醍醐味を表していると思います。

■バトスト5巻でゼネバスが乗っていたビークル
 金と黒の豪奢なカラーと、なんとも言えない表情で乗っているゼネバスの雰囲気。

■ゼネバス皇帝を乗せたビークル
 新バトストに出てくる脱出用ビークル。子供の頃すごくカッコいいと思ってて…ので必死で作ろうとしていた思い出がある。

■バトスト5巻でゼネバス専用デスザウラーを運ぶ改造グスタフ
 正式名称が分かりませんが、不気味な雰囲気が好きです。
 ゼネバス帝国軍というよりは、暗黒軍のデザインラインに見えます(ひょっとして、学年誌版とでは写真のシチュエーションが異なる?)

※補足:学年誌でもバトストと同じシチュエーションでした。

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~世界観のここが好き~

■旧シリーズ初期の80年代SFらしいノスタルジックな風景
 乾いてひび割れた岩だらけの大地、遠くにそびえる針山の様な山脈、その上に広がる陰鬱な色の空と閃く雷光。
 でもそのビジュアル故に、そこが地球ではないどこか遠い星なんだという妙な説得力があった。
 また都市や古代遺跡の情景も長大な城壁や塔がそびえ立っていたり、岩山の上に街の明かりが見えたりとファンタジックな雰囲気もあった。
 陰鬱な情景の一方で淡い色彩に彩られた風景画もあり、意外とバリエーションも豊かだった。
 しばらくすると異世界感が薄れ、地球と変わらなくなってしまったのが寂しかった。
 アニメの様に冒険するならきっとこういう方が楽しかったのになーと思う。

■青と紫の空
 初期ゾイドの背景ですね。いかにもSF。
 地球ではない宇宙のどこから繰り広げられている物語…という印象が強かったです。

■宇宙が舞台なところ
 なにげに珍しいですね。地球ではなく宇宙なのは。まぁ地球も深く絡んでくるわけですが…。
 宇宙が舞台なので何ともいえないロマンというか、星空を見上げてこの方向にゾイド星があるのかな…なんていうワクワク感が半端ないです。

■地球とゾイドゾーンの位置関係
 銀河の中心部をはさんだ反対側というと、海外SF作品の「スタートレック」シリーズに出てくるメカニックな生命体「ボーグ」がいる宙域に近いような気がして、
 作品が違うのについ連想してニヤニヤしてしまう。

■登場する機体が意思を持つ動物型である事
 「動物型」である事が、既存のロボット物からオリジナル色を出す最大の魅力だと思います。

■戦争?
 これ、兄弟喧嘩じゃねえか?お偉いさんの喧嘩は怖いな・・・

■Zi人と地球人の交配について
 子供向けSFでこれが設定されているのは珍しいのではないでしょうか
 コアボックスでは交配は不可能なはずだが誕生しており、その謎を解き明かすのは現在の科学でも不可能
 月刊ゾイドグラフィックスでは地球文明のインターフェイス・セル技術によって生み出された「アッズ」間でのみ自然交配可能
 と時期によって全く違うものになっているものの、地球人と異星や異世界の人間同士で子供ができる設定を作っているのは世界観の広がりを感じさせてくれます。

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~バトストの風景・描写~

■バトストにたまに出てくる試作機が好き
 製品版との微妙な違いを探すのがマニアックに好きです。ベアファイターは分かりやすいですが、他にもたくさん試作機が出てきます。
 すごく微妙な違いを探したりするのは楽しいです。
 カタログには試作機がそのまま乗ってたりする事がありますね。色が違う事もあったりして、楽しい。

■バトストの『ゾイド徹底図解』
 ただ図解にするだけでなく、整備中という設定がたまらなく好きです。
 ゾイド内部が細かく再現されていて、それだけでも十分リアルなのですが、整備中という設定がより一層リアルさを引き立てているところがたまりませんね。
 あとバトスト1巻のウルトラザウルスの図解で首のレーダー室のキャノピーと背中の格納庫のキャノピーが逆になってるところも何か好きです。

■内部図解
 子供の頃、あのカットモデルを見てどれだけの想像を膨らませた事か。
 マッドサンダーの半荷電粒子シールドはこうなっているんだ!! ディバイソンの自動装填装置スゲェ!って感じでずっと眺めていました。
 そして今でもずっと眺めています。
 内部のゴチャメカが色んなパーツの流用であるのも巧ですね。
 内部に想像を膨らませるのも良いですが、何のパーツを使っているかを探すのもまた楽しい。

■歩兵の描写が良い
 ゾイド星の兵士は頑張るなーっていうか(笑) 
 ぜったい効果ないでしょっていう機銃を接近する敵巨大ゾイドに撃ってる所とか、未知の敵に遭遇して凄く驚いている所とか。
 表現としては少々オーバーなものが多いんですが、それこそが戦場に素晴らしい臨場感を出している。歩兵は影の主役ですね。

■随伴歩兵
 ゾイドに頑張ってついていく随伴歩兵。これで、どんな小さいゾイドでも驚異的に映りました。

■歩兵が好き!
 バトストの情景を彩る歩兵。これの有無でリアリズムが全然違ったと思う。しかも各歩兵にドラマが感じられて、見ていて飽きないです。

■パイロットが好き!
 旧バトストでは、あまり出てきませんが、たまに出てくるパイロットは実に魅力的でした。
 アタックゾイドの荒くれ部隊(名前を忘れてしまった・・・ビッグフットジョンとかそんな人たち)が独特の雰囲気があって好きです。

■小さき物
 目立たなく、小さいゾイドも頑張ってるんだぞ!

■劇中のゾイドのポーズ
 どれも生物らしい躍動感にあふれている。ウルトラの首の曲げ方とか本当秀逸です。
 特にメカ生体時代は容赦なくキットをぶっ壊してますから、ポーズも大胆。
 攻撃するときはもちろん、やられる時のポーズも大胆。勿体無いなぁと思いつつ楽しんでいます。

■メカ生体バトスト2巻のシールドライガーに初めて遭遇したときのサーベルタイガー
 シールドが後ろからとびかかってくるのを驚愕しながら振り返っているサーベルのポーズがメチャクチャかっこいいです。
 写真自体にあふれている疾走感もいいのですが、あのサーベルのポーズは今まさにチャンピオンの座を追われ、敗北せんとするスピード王の哀愁と風格を感じます。
 あの写真でサーベルがかっこいいデザインであることに初めて気付きました。
 あのサーベルは色がゼネバスレッドじゃなくて、鮮やかめなオレンジだったと思うんですが、攻撃的なゾイドであるサーベルにはよく合った色だと思います。

■旧バトストで、破壊表現が半端無い
 直前のページで元気に動いていた新品ゾイドが、次のページの見開きで残骸に変わってる。。。
 溶けたプテラスや突撃砲で吹き飛ばされたイグアンなど、物語として意味を持っていた表現だと思います。
 この間の日記を読ませていただくと、むしろ学年誌の方がそういったことは多いかもしれないですね。

■旧バトストで、人の会話が印象的
 真面目な部分は実用的に、軽口などはセンス良く、テンパってる時の言葉すら自然に出そうなもので本当に職業軍人の会話という気がしました。
 特にバトスト2の最後を締めくくるゼネバスの言葉などは直後に出す命令と比較すると様々なものが感じられて好きです。
 会話部分は少ないものの、状況描写が十二分なのでバランスも取れていると思います。

■ファンブックのバトストに載ってる発言記録や報告書などが好き!
 そのシーンに関わる様々なパイロットの発言記録や操縦レコーダーの記録、報告書などがストーリーに更に深みを与えていて好き。
 ファンブック3巻のアンナ・ターレス少尉の遺言状の様に物語により一層の悲壮感を含ませるもの、各巻で戦闘中のパイロットの心情を伝える操縦レコーダーや
 通信記録の一節、物語の締め括りに挿入される演説の一節や名の無い墓標の言葉など、心に残るもの、心に染みるものがとても多くて印象深いです。

■時速〇〇〇km/hを「叩き出す」
 「叩き出す」多すぎ。

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~バトストのその他ー~

■バトストが翻訳本であるところ
 宇宙言語学者によって翻訳されたものなんですよね。この設定がいい。
 おかげでロマンを感じる割合がぐっと増してる。
 その設定を支えたのが、冒頭ページのどう考えても子供向けじゃないリアルタッチの肖像画。
 子供の頃、本気でこの人たちが戦ってたりゾイ度開発してたりするんだって信じてましたね。
 いや、フィクションだとは理解しているんです。でもあのリアルな設定と肖像画、そして劇中のリアルなジオラマがあわさり、圧倒的なリアル感を出していた。
 新世紀にも引き継がれて欲しかった。

■バトルストーリーを翻訳本として設定しているところ
 「誤訳もあるのかな?」と妄想する楽しみがある。
 公式がだす資料を狂信的に信じるのもファンの姿勢としてはありえるが、ときには自分の頭で思考するのも悪いことではないと思う。

■ネタの取り込み方の面白さ
 国境の橋争奪戦では史実をバトストに取り込む際、「ナイメーヘン」の街を「アルメーヘン」に置き換えているが、良く見ると「無い」から「有る」になっているのが
 分かり、クスッと笑ってしまった。他にもゾイドの名称等にもミリタリー要素があったり、動物の昔の通称を混ぜてきたりと、元ネタ探しが面白い。

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~コンセプトアート~

■コンセプトアートのマッドサンダー
 バトルストーリーとは打って変わって、切ない設定のマッドサンダーです。
 デスザウラーとの戦いに負けはしましたが、しっかりと生き残りを引き連れて脱出しているあたり、素晴らしいです。
 デスザウラーとゴジュラスが氷山に飲み込まれて大破した事を考えると、勝負に負けて戦争に勝ったという感じでしょうか。
 大局的に見れば、マッドサンダーの一人勝ちかもしれません。

■コンセプトアートのゴジュラス
 氷山に飲み込まれて、デスザウラーとの勝敗は有耶無耶になりましたが、良い所までいったゴジュラスです。
 今まで、さんざんゴジュラスは噛ませ犬だ当て馬だと言われて参りました。
 十数機ががりでもデスザウラー一機を止められず、アニメではジェノブレイカーに集団で蒸発させられ、自分は悲しかったです。
 しかし、このゴジュラスはたった一機でデスザウラーと互角に殴り合ったのです。
 本家のゴジュラスもここまでやってほしかったと思います。

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~アニメ・コミック・ゲーム~

■アニメや漫画版の独自の武装が好き!
 漫画版機獣新世紀ゾイドやアニメではキットには無い武装が数多く出ているのが好きです。
 漫画版では特にレッドホーンのリニアレールガンは話の展開とあわせて印象的でしたし、バックパックをつけた無人のレドラーは後のゲームオリジナル機のブラッドラー
 とシルエットが似ていると感じるところもまたマニアックと言った所か。w
 また、アニメでは特にブレードライガーのオリジナル装備が特に好きで、後ろ足あたりから出した円柱状のウェポンコンテナ(?)からブレードについてるパルスレー
 ザー砲の上にアタッチメントを介して狙撃用のスコープやバルカン砲を装着して使うシーンはとても印象に残りました!
 また/0で出てきたカスタマイズパーツの大口径ビームキャノンの砲身部分と色を変えたプラズマ粒子砲(あと、デザインがこれとほぼ変わんないで出てきた気がするロ
 ングレンジバスターキャノン)もデザインが好きです。

■アニメ独自の改造機が好き!
 様々な機体がありますが、航空機系プラモとかからちょうど良い部品を持ってくればできそうなレドーム付きのプテラス(ワイルドウィーゼルユニットの物を流用した
 バトストのとはレドームの形状からして別物)やカスタマイズパーツや各種キットのパーツを一部加工すれば出来そうなシュバルツ仕様のアイアンコングやセイバータ
 イガーやアイアンコング、サイコジェノザウラーやリノン仕様のガンスナイパーなど、「自分でも出来そう・・・。」って思える改造機が多いのが好きです。
 好きな機体の内いくつかはHMMでキット化されたりもしましたが、「本家キットのデザインだからこそ」と拘りたいところもまたあって複雑な所があります・・・。
 また、よりマニアックな所だと/0でバックドラフト団のポルタのチームメンバーが使っている「シュバルツ仕様セイバータイガーの装備を付けたヘルキャット」とかも
 好きです。
 というか自分、好きなアニメオリジナルの改造機って大半がガトリングとかバルカンとか装備してる気がする・・・。
 あと、もう一つマニアックな所をあげるとダブルガトリング仕様やハリー仕様のダークホーンってコクピットの上面装甲の所に小さな角(確か元の角とデザインは同じ
 だった気がする)が付いてるのがチャームポイントみたいで好き。
 ついでに無印第一部に出てきたムンベイの元彼が持ってる機体やハリー仕様は武装が金色になっているあたりに金持ちらしさ出ていて好き。(ちなみに一般機は武装は
 ノーマルのダークホーンと同じでシルバー)

■アニメ無印や/0のアニメ劇中に登場するゾイドのキットからのデザインアレンジが好き!
 ライガー系の前脚が本家キットで言えば外側の部品(サスペンションやシリンダーが付いている部品)を左右張り合わせた様な感じにして、前脚正面のシリンダーが2
 つになっているところが力強さを感じさせて好き。
 また、ゴジュラスのMK-2限定型装備(無印第一部終盤の黒い機体と第二部終盤に出てきた機獣新世紀版ノーマルゴジュラスと大体同じ色のジ・オーガ)が両腕に4連
 ショックカノンをつけているなど、正面から見たときに武装が左右対称に装備されているのがより重武装って感じで好き。
 そして、ステルスバイパーの頭部の共通コクピットがガチでヘビの口の様になってるのに違和感が全然無いのが凄くて好き。

■アーバインカラー
 黒系に赤(ワインレッド?)実にかっこいいカラーリングだと思う。

■アニメのホエールキングからのザバット発艦シーン
 真っ逆さまに落ちてクルンと回転、飛行姿勢になり飛んで行く。・・・イイ

■アニメのゾイドの足音
 もう足音はアレ以外考えられないっ!自転車や自動車で移動中に脳内で再生される事があります(笑)

■アニメのデスザウラーの荷電粒子砲チャージ音
 欠伸で大口開ける時、たまにこの音が再生されてしまう自分はビョーキですね(笑)

■フューザーズのダークホーンでの体当たり
 真のダークホーン乗りは射撃だけに頼らない(レイヴンも体当たりしてた)

■ファミコンゾイドのメッセージ
 なんだか妙に心に残る。
 「おれをつれてゆけ。きっとやくにたつぞ。」「ごじゅらす かくごしろ」「しゅとが せめられています。はやくおもどりください。」「てきは ぜんめつしました。」
 「たすけてくれー! あいあんこんぐが。」「やってみるか?(→はい)よし やってみろ!」「ひえーたすけてくれー」「てきは(みかたは)、ぜんめつした」などなど。

■PSゾイドシリーズの鹵獲機カラーが好き!
 真っ青なレッドホーンやサーベルタイガー、真っ赤なシールドライガーなど、元のカラーからガラッと変わっていて好き。
 特にPSゾイド2は、青いカラーリングのレドラーキャノンや、黒い装甲が映えるバーサークフューラーやジェノハイドラ、加えて、ゾイドサーガ2同様、ライガーゼロ系の
 色もドストライクで、帝国仕様の素体に黒い装甲のライガーゼロシュナイダー(しかもブレードの色も良いアクセントになっていて更にいい!)や、共和国仕様の素体に
 青い装甲のライガーゼロイクス(元々青かった部分が金色になり、金色だった部分が銀色になっているのもとてもマッチしていて良い!)がとても好きです。
 そして最も好きなのがジェノザウラーで、グレーのフレームに青い装甲のカラーリングがとても気に入っています。

■ゾイドサーガ2のカラーリング変更でゾイドの色を青にするのが好き!
 共和国系ブロックスゾイドをキットのマトリクスドラゴン付属版のカラーにしたり、セイバリオンをパッケージ写真風の色にしたり出来るなど、色合いが個人的に
 ドストライクなゾイドが多いのが好き。
 中でも大好きなのがライガーゼロで、CASと本体の色が纏めて変わるから統一感があって、青に変更したら正に好みにドストライクな青いライガーに出来るのでとて
 も好き。
 個人的に後発のサーガフューザーズやサーガDSもケーニッヒを限定品の青いカラー(ヘビーアームズケーニッヒウルフのカラーリング)に出来るなど、好みの配色が
 ありますが、シリーズの中でも特にゾイドサーガ2のカラーリング変更のパターンが好きです。
 ちなみに、あんまりにも色合いが好みだったから、パーティーのゾイドの殆どを青で統一していたのは良い思い出です。

■ゲーム(PSゾイドやインフィニティ)のゴジュラスの走り
 ゲームバランスの問題なだけかもしれないが、意外と素早いゴジュラス。
 それでいて重量感たっぷりな走りは大変迫力がある。

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~キャラクター~

■ロイ・ジー・トーマス
 カノントータスでの活躍は忘れがたい。
 大氷原の戦いののち、エコーの操縦桿を持っている辺りも好き。
 くどくどと文字で説明していないものの、深い物語を感じる。
 旧バトストはこういう描写が本当上手い。
 また、バトストは彼の著書であるという設定も良い。
 こういう設定があるおかげで、本の描写はすべて真実という訳ではなく彼の主観が混じった本という事であり、考察のし甲斐が飛躍的に増していると思う。

■バトスト4巻のセイラさん
 せんせー、シャアの妹が!

■ミッチャム中尉(の存在そのもの)
 「ゴリラの大道芸なら拍手のひとつも―――」シールドライガーのバトストにおけるまともな登場シーン(モブなら4巻であったけど)が真っ二つだったところに盛大に
 笑いました。かませ犬のお手本かもしれません。

■ミッチャム中尉
 コング相手に余裕を見せる所から、実際、対帝国戦役時は活躍してたんだろうね…。

■クーゴ
 ゾイド惑星Ziの主人公。ゴーグルのモールドが愛機ケーニッヒウルフのゴーグルのモールドと同じっていうのが良い。何故ケーニッヒころたし…。
 ちなみに、クーゴは孫悟空のもじり、グゥはブタで猪八戒、パッカーは河童のもじりで沙悟浄、オサンゾは三蔵のもじりっていうことを最近知った。

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~箱・説明書・カタログ~

■パッケージデザイン
 主にジオラマ写真を使ってくれているので組み立てたゾイドの活躍がそのまま想像しやすい。

■メカ生体パッケージが素組みであること
 プラモ技量のない私にとって、「このままでもいいんだ」って思わせてくれて嬉しかったです。
 シールが今にも剥がれそうになってるのとかあってほほえましい。
 一方、各再販版のパッケージ写真ではすごくきれいにシール貼ってますね。
 あれ、どうやるんだろう。写真の撮り方を工夫してるのか?それともまさか製品と違ってデカールかなんかなのかな?だとしたらちょっとずるいな・・・。

■メカ生体ゾイドの箱に記載してある「機甲部隊重戦闘機械獣」のような記述
 「○○型」というモチーフ表記とは別に、これが書いてあったのが良かった。カッコいい。凄くカッコいい。
 こういう遊びというか、イマジネーションを刺激するものは大好き。

■パッケージの○○用戦闘機械獣RPZ-○○と続けて表記
 たった一行で渋カッコよさを感じるため。

■メカ生体版の箱裏の絵
 味があって実にいい。ちょっとシュールな絵もあるけど、あれはあれで良い。
 後期になって写真ばかりになってしまったのは残念。

■旧キット箱裏の絵
 最近の流行から離れているとは思うけれど、あのようなイラストは好きです。
 「セルアニメ的な動画にすることを配慮していないゆえに色数やグラデーションを駆使でき、線の量も多く出来た・・・」私はそう考えていましたが、最近のカード
 ゲームなどの商品にも凝ったイラストを見かけるようになって考えが揺らぎだしています。
 しかし、当時のものとは何か風味が違う。違うということだけは分かる、でも違いが説明できない。
 使用機材の希少価値の移ろいや(かつてエアブラシや画材は入手するだけでも大変だったが、今では無料のペイントソフトがあったりしてグラデーション自体は珍しく
 なくなったり)描画技法の難易度の移ろい(手塗りではムラが出ないような画材や技術がいるが、今のCGなら簡単にムラなく塗れてしまったり。)、コストなどを考え
 てみるのですが、まだ私には、かつての箱裏のイラストと最近のイラストの違いがはっきりと解明できていません。
 どこをどうすればまたあのようなイラストを見ることが出来るのか・・・。 考察はまだまだ終わりそうにありません。

■メカ生体版の箱裏バリエーション
 色々妄想が大爆発して好き。
 バリエーションがあるという事は、ゾイドは量産されているんだ っていうのが分かるのも良い。
 後期になると載らなくなったのが残念…。

■メカ生体時代の箱裏や、Webコミックの妄想戦記、ゲームに登場する改造バリエーションが好き!
 自分は機獣新世紀世代なんですが、今はなき公式のゾイド歴史館やこちらのブログやコラム、購入したMSSキット」やゲームの邪神復活!~ジェノブレイカー編~に収録
 された機体などでメカ生体時代の箱裏の改造バリエーションを知りました。
 とにかく様々なバリエーション機がいて、中にはとてもマニアックな機体(以前こちらのブログやコラムで見たバリゲーターの工作隊仕様とか)もいてとても驚いたと同
 時に、とてもマニアックで好きです。
 また、妄想戦記ではキットには無い独自の装備や改造が施された改造ゾイドが数多く登場したり、ゲームでは頭部と全身の色と武装の一部を変えたライガーエアロやアイ
 アンドリルなどのオリジナルバリエーション機や、アニメで一話限りの登場だった装備の機体を専用機などにしたセイバータイガーTS (ノーマル装備ではなく/0第8話
 の時の装備のタイガース仕様)やコマンドウルフSM(レイヴンのセイバータイガーに対抗してスプレッドミサイルを積んだアーバイン仕様コマンドウルフ)、キット開発
 段階での没案を転用した、ゾイドサーガシリーズのストームソーダーFX、白銀の獣機神のゴジュラス3やレドラーMk-2、中でも、ライバルキャラのソリッドが乗るスー
 パージェノザウラーも実はジェノブレイカーの没案(確かコロコロのジェノブレイカーの特集とかにも載ってたと思う・・・。)だったりするのもマニアックで好き。

■説明書の「パイロットを乗せます」のところ
 わざわざ組立順の最後に持ってきてリアル感があった。

■ラベルは箱の写真を参考に……
 写真に貼ってある柄がラベルに無いじゃんって思った。そして自我が形成された。

■メカ生体版のカタログに載ってるシルエットゾイド
 比較的古くなった小型ゾイドなどがカタログの隅っこにシルエットになってまとめて載せられていたのですが、あれがすごく好きです!
 印象深いのはマーダので、当時マーダは写真や実物では見たことがなく、シルエットからデザインをすごく想像していました。
 行きつけのおもちゃ屋でも既にマーダは在庫切れしていて、すっごく悔しかったです。
 脳内マーダは胴体側面がもっと起伏に富んでいて、私にとって実物以上の魅力になってしまっていました。

■旧カタログのグスタフの色!
 実際のキットと違って真っ白で、キットを買ってあれ?と思いました。
 あの白いグスタフが好きって方いらっしゃいますよね?

■カタログの仮名称「サイ(仮)」
 カタログと言えば、旧カタログのブラックライモスの仮称、「サイ(仮)」も好きです。
 潔いというか、もう少しかっこぃいごまかし方なかったのかな、って笑ってしまいます。
 僕の中ではライモスはずっと、「サイ(仮)」です。

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~他~

■ストーリー性と経済性
 シールドライガーはサーベルタイガーを解析して作られた、という設定を生かし、同じ四足高速ゾイドにしたり、虎に対しライオン型にしたりと似て非なるものに
 仕上げつつ、パーツを流用することでストーリーの説得性を増しながらも新規造形パーツを減らし、価格を抑えることに成功している点が素晴らしい。
 ストーリー的にもお値段的にも完璧な流れだと思う。

■大型ゾイドとそのゾイドの小型版的なゾイドの組み合わせ
 ゴジュラスとゴドス、セイバータイガーとヘルキャットみたいに、同じような体系の大きいのと小さいのの組み合わせって絵になると思う。

■対決構造が好き!
 ガンプラですら味方(ガンダム)に偏るラインナップなのに対して、ゾイドは明確に対決構造がある為、共和国と帝国(暗黒軍)が同等に発売されていたのが好き!

■販売数とバトストがリンクしている所
 たとえば劇中で少数量産のゴジュラス&コングMK-II限定型はキットも限定発売。
 劇中で量産されている機体は玩具的にも量産されている。このバランスが好きです。
 劇中で活躍しなくなった機体・・・、設定上第一線を退いた機体となったものは生産も終了しおもちゃ売り場からも姿を消す。
 メカ生体ゾイドが戦争の群像であったゆえのものと思う。

■復活後の子供向けバトストのキット
 マニアックかと考えると微妙な気がしますが
 一般販売はRZ-001ゴジュラスに始まりNBZ12 G2レックスで終わったのはキレイに〆たなと。

■暗黒軍ゾイドのネーミングセンス
 「ヘル・ディガンナー」とか「アイス・ブレーザー」とかカッコよすぎる!
 「・」がポイントですね。いかにも外国から来ました、という感じがして。
 (デッド・ボーダーとヘル・ディガンナーはデザインも映画「エイリアン」の影響を受けていますし、「違う場所から来た侵略者」ということを徹底的にアピールして
  いて素敵です)

■改造ゾイドに使われているパーツや、ベースになっているゾイドを特定するのが好き!
 メカ生体から機獣新世紀まで、学年誌やコロコロ、バトストやファンブックに掲載され、バトスト本編に登場した機体もいる改造ゾイド、それに使われている様々な
 パーツを特定したり、ミキシングで別モチーフになったゾイドのベースになったゾイドを特定するのがとても楽しくて好きです。
 機体によって使われているパーツが判別しやすいモノから一見何が使われているか判らない(流用ではなくプラ版などから作ったかもしれない)モノまで様々なタイプ
 がありますし、中には見知ったパーツが意外な所に使われているのを見つけたり、どう見てもガンプラや他のプラモデルのパーツなどだったりするのを発見するのも楽
 しいです。

■網戸のゴムとゴムキャップの類似
 裏づけになる資料もなく、確証のない個人的妄想ですが、ゾイドのゴムキャップについては、「新商品を試作中に、いちいち工具の必要なボルト・ナットに代わる、着脱
 が容易な物として網戸をとめるゴムチューブを輪切りにしたものをナット代わりにボルトの軸に被せたことがゴムキャップ誕生のきっかけである」という仮説を考えてい
 ます。このような思い込み(仮説)に基づく感情で申し訳ないのですが、実際にモデルを作って検討しながら製品化するのは好感がもてます。
 (製品化前に試作機を実際に作ってみるのはごく当たり前な行動だとは思いますが。)

■全部好き(これだろ)
 もうね、すべてのゾイドにそれぞれの魅力があるよ!


今回のアンケートは、このような開票結果となりました。

もーっ! マニアックですね。マニアックすぎ。
シーパンツァーの足に(定番のように)貼られている下向き三角のシールとかマニアックすぎて笑いました。
そしてバトストで確認した所、確かにこれイイわ…と思っている自分が居たりしました。
今回のアンケートですが、気になったものは是非、キットなりバトストなりを見て実際に確認する事をオススメします。
ゾイドには魅力がいっぱい。
多分、自分で気付いていないところも多いはず。それを教えてくれるアンケートになったと思います!

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