Zoids Ignition第17回アンケート -24ゾイドについて- 集計結果

2013年7/31~8/14に実施した、第17回アンケート-24ゾイドについて-の集計結果を公表します。

24ゾイドシリーズは、メカ生体ゾイドがいよいよそのブームの最高潮を迎えていた1987年夏、突如として現れた新シリーズです。
通常、ゾイドは1/72でスケールが統一されていますが、24ゾイドは1/24スケールで再現されています。
それゆえ、キットとしては大きくとも、設定上は超小型ゾイドという事になっています。
また、デザイン的な面でも、従来のゾイドと比べてかなり新機軸が打ち出されています。
発売当初は何かと議論を呼んだシリーズでもあります。しかし根強い人気を誇っているシリーズなのも確かです。
今回のアンケートは、そんな24ゾイドに関するアンケートでした。
また併せて、非常にマニアックではありますが、24ゾイドの焼き直しシリーズであるZevleに関しても幾つか質問していました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。

 項目1:-好きな24ゾイドは?-

 項目2:-24ゾイドは?-
     ①1/72との隔たりなく、どちらも好きだ
     ②スケールの関係で、通常ゾイドと一緒に遊べないから否定的だ
     ③超小型ゾイドは戦場をリアルに演出したので良いと思う
     ④24ゾイドのデザインは異質で、あまり好きになれなかった
     ⑤デザインや設定は好きだが、アタックゾイド(コマンドゾイド)の様に、あくまで1/72で出すべきだった

 項目3:-コマンドゾイド版の1/72の24ゾイドはどうでしたか? また、24ゾイドへの意見を自由に書いて下さい-

 項目4:-Zevleの色はどうですか?-

 項目5:-Zevleの箱で、好きなのは?-

 質問6:-いつまで経っても再販されないメガトプロスに一言下さい-

第17回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数

 今回の投票数は36票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 では早速、発表します。


■質問1 24ゾイドは? 回答詳細
ベスト3まで答えてもらいましたので、1位を「3ポイント」2位を「2ポイント」3位を「1ポイント」としてカウントしています。

1位 61pt デスピオン

  ■電動で多足型というのがインパクト抜群。
  当時は所持していなかったため、 「どんな風に動くんだろう」と常に妄想していました。
  巨大なモノアイが不気味かつ最高にカッコいいです。

 ■大人になってから気がついたその圧倒的なかっこよさ!ゾイドらしさとサソリらしさがしっかり出てるデザインが最高です。
  再販されたときは速攻予約して複数買いし、にもかかわらずパンツァーティーアが出たときもまた複数買いしてしまうという笑。

 ■正直、どこに魅かれているのかわからない、が、どうしても魅かれてしまう私にとっては謎の機体。
  当時のゾイドらしい、モチーフであるサソリをリアルに再現する一方、メカメカした部分と、それを覆うなだらかな曲面の装甲のマッチングに魅かれている…のかも
  しれない。
  また、白い装甲、グレーのメカ部分に紺色のキャップ、ライト、窓が何ともいえず地味ながら美しい印象を持たせてくれている…気がする。
  美しいけどリアル?リアルだけど美しい?それでいてゾイド。
  私の中ではそんな印象のゾイドです。

 ■美しい曲面の下に冷酷な光を放つモノアイ、尾の先端についた「もう一つの目」と言えるセンサー、装甲の下にはうつ伏せで乗り込んだ兵士という異様さ・・・
  私が24ゾイドの魅力を最も感じたゾイドです。正直、デススティンガーより好きです。

 ■新機軸の24シリーズを開始するに当たってのフラッグシップがデスピオンでした。デスピオンは、まさにフラッグシップとして最高の機体だと思います。
  今までに無い多脚電動ゾイド。リアル感・インパクト抜群。
  巨大な単眼やペンチのようなハサミ、尾部のガンなど、デザインもリアル感とSF感の融合した素晴らしいメカになっていると思います。

 ■動物を機械化する時、モチーフとして最もしっくりとくるのはやはり節足動物だと思います。
  デスピオンは1/24サイズでその細かなディテールや機構を見事に再現し、機械としての説得力も、動物としての生態的なラインも両立させた素晴らしいキットだと
  思います。

 ■八本の脚をしっかりと使い悠然と歩く姿と、流麗な曲面装甲、非常に細かく作りこまれたディテールに惹かれました。
  (特に腕周りのシリンダや、束ねられたケーブルの造形が好きです)

 ■初めて写真を見たとき、実物を見るのが怖いと思ったほど生き物っぽい曲線的フォルム。夢にも出てきた。
 ■サソリの中の完成品だとおもわれる・・・。
 ■わしわし動く足! 蠍っぽくてかっこいい!
 ■敵を威嚇する、見下ろすような尾も魅力的ですが、悪魔的なモノアイにも惹かれます。そして複雑に動く手足も素敵でした。
 ■ガイサック、デスステとサソリ系ゾイドがツボなので。
 ■伏せ乗りなとこがなかなか!あと、尻尾、間接動かないのに、動いてるように見えるというか、何か秀逸。
 ■デススティンガー、ガイサックと比べるとよりサソリっぽいシルエットなことがわかります。装甲の形状はもはや芸術レベルです。
 ■有機的なデザイン、腹を擦らない歩行ギミック、今でも十分通用するかと思います。
 ■ベストデザインは伊達じゃない!! パンツァーティーア版でもいいから買っておくべきでした。
 ■名前もデザインもカッコイイです。 パイロットの見えないデザインですし、そのまま1/72サイズの大型ゾイドとしても出て欲しかったです。
 ■足の動きが秀逸でかっこいい! 車輪を使わずに歩くこともすばらしい。
 ■全ゾイドの中で一番完成度が高いと思う。
 ■デザイン・動きともすばらしい! ダントツの一位。

1位はデスピオンです。2位に、実に20ptも差をつけて余裕のフィニッシュを決めています。

24ゾイド第一陣の中の一機です。その中でも最も大型だったので、24ゾイドのフラッグシップと呼ぶべき機体と思います。
サソリというモチーフを使用したのは大胆です。
設定上では超小型ゾイドですが、キットとしては大型に属するデスピオン。
大型電動ゾイドといえば、モチーフも大型動物/恐竜であって当然だった時代。サソリが大型電動ゾイドになったのは大きな驚きでした。
24ゾイドの野心が伺えます。

特徴は何といっても多脚でしょう。しかもモーター動力を活かし、全ての脚を個別に動かしています。
ハサミも動く。低い姿勢もモチーフに忠実です。
極めてモチーフに忠実なデザインながら、不気味な単眼やキャップの多用、尾部のリアルな機銃など、メカニカルな要素も非常に高いゾイドです。

それは、24という異端な存在ながら間違いなくゾイドと言いきれるもので、完成度の高さは多くのユーザーが認めるところです。
見事1位です。

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2位 41pt メガトプロス

 ■クリアブルーの装甲がどこまでも美しく魅力的。凄くSF的というか未来を感じさせるデザイン(80年代のものなのに、今見ても未来的に見えるのは凄い)。
  しかし未来的なだけでなく。戦闘兵器としての雰囲気も高い。
  ガトリングガンや背中の対空砲(防弾版の処理が戦車らしくて良い)、バンパーなどが素晴らしくリアル感を出している。
  このリアル感とクリアブルーのSF感の融合が、共和国24の魅力です。その中でもメガトプロスはひときわ完成度が高いと思う。

 ■安心感、充実感を感じられる塊感のあるボディと、爽やかな色合いのクリア装甲が絶妙に融合していて素晴らしいです。
  装備も充実していて、これもまた良いです。
  ただ、あの給弾パイプは自分の背中の砲で誤射してしまったりしないか、少し心配になります。

 ■共和国24ゾイドの中では一番好きなゾイドです。
  共和国24ゾイド特有のクリアパーツを使ったデザインと、レッドホーンやマッドサンダーのように突撃格闘戦もこなす角竜型、特にその突撃格闘戦が主体の
  マッドサンダーと同じトリケラトプス型なのに砲撃戦主体と言うのが面白いと思います。(ゲルダーも見た目角竜型で砲撃メインですが・・・。)
  機獣新世紀では唯一再販がなかったのはとても残念だと思いました。

 ■当時のゾイドは無骨なものが多い中、青いクリアパーツの、なだらかな装甲が圧倒的に美しく、未来的な印象を与えてくれ、「新しいゾイドが始まる」と
  感じさせてくれました。
  細部の作りこみも秀逸で、今でも私のゾイドランキングの中では常に上位。
  何十年も前に、ここまでシンプルで且つ美しい、バウハウスにも似た洗練されたデザインを描き、それをゾイドとして立体化してくれていたことが素晴らしく誇らしい。
  再販、我が家のメガトプロスと共に待ってます。

 ■発売当時に持っていた機体。当時は何かと角竜が好きだったからなぁ。
  欲をいうと目が光ってほしかった。広告とかでは光ってたんだよね。

 ■ゴーレムと迷いましたが1,2位とゼネバスに入れたので。
  クリアパーツや多数の砲門、そして頭と胴を繋ぐ謎の配線などスタイリッシュ。でも横から見ると足が短く胴詰まりでどことなく愛嬌のあるところも大好きです。

 ■とにかくバンパーの存在です!
  …実は個人的に、メガトプロスはあまりゾイドらしいとは思えないのですが(無機質すぎて、機械獣というより機械そのものにしか見えない)、「リアルさ」
  「カッコよさ」に関しては抜きん出ているかと思います。

 ■トリケラトプス型で、クリアパーツ主体のボディーが格好良いから。ガトリング砲のギミックも好き。
 ■24の中で一目ぼれしたから。
 ■クリアブルーが綺麗。二人乗れる。
 ■手に入れたこともないどころか、実物を見たこともないゾイドなので、好きというよりは憧れですが、角竜のラインを綺麗に再現したキットだと思います。
 ■24ゾイドの中ではじめて手にしたもので、トリケラトプスが好きだったので。 それとクリアパーツが多く外観が美しいこともポイント高し。
 ■特殊クリア装甲越しの視界がそそります。トリケラ型ゾイドでは一番モチーフに忠実な形だったりして、そういうところも好きです。
 ■乗組員が一番安全そうな機体だから。
 ■クリアパーツが美しい。パイロットが1人しかつかないのは残念。
 ■昔キングゴジュラス(?)のCMにチラッと出ていたのを見て憧れていました。

2位は共和国24の雄、メガトプロスでした。
序盤ではデスピオンと熾烈な1位争いをしていましたが、中盤以降一気に差をつけられてしまいました。
とはいえ大人気です。再販が一切無い状況からすると、驚異的とも言えます。
「再販が無いから手に取れない=票が入らない」のと、「再販が無いゆえに憧れが強くなる=票が入る」のバランスが気になります。
唯一再販されていないゾイドであるゆえに、再販されていれば、どういった推移に変化したかは興味があります。

帝国がサソリ、ダチョウ、カマキリと、あまり使用されないモチーフを使用したのに対し、共和国はいきなり超人気恐竜・トリケラトプスを投入。
そういった意味では、スタンダードすぎるというか、モチーフ選択には「24ゾイドだからこそ」という面白みが無いのは否定できません。
しかしスタンダードなモチーフだからこそ、ゾイドらしいカッコ良さはストレートに表現しやすい。
この点で、変化球で攻めた帝国と、スタンダードで攻めた共和国には、ユーザー各の好みが分かれそうな気がします。

デザインに関しては言うまでもなくクリアブルーの装甲が特徴的です。
これがリアルかと言うとあまりにもSF的ですが、やはり好きな人にとってはたまらなく魅力的なものになっていると思います。

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3位 40pt ゴーレム

 ■アイアンコング譲りのギミックとそのデザインがとても好きです。
  特に電飾でコクピットのパネルまで発光するというのがとても良いです。
  機獣新世紀ではコロコロのブレードライガーとストームソーダの特集の袋とじに当時まだ再販されて無いのに赤いゴーレム(ゼブルのゴルゴラの流用?)が
  出てきたのは驚くと共に共和国の基地(?)を偵察する帝国機と言うポジションには正に適任だなあと思いました。
  後にゾイドコアボックスで入手したメカ生体時代のバトストでの活躍ぶりは、凄まじいの一言でした。
  まさかコマンドゾイドと同クラスのこのゴーレムがウルトラザウルスを沈めるとは思いもよりませんでした・・・。

 ■オリジナルといえる改造ゾイド「ミノタウロス」が横山宏先生の手によるものであり、横山先生とゾイドの関わりはミノタウロスから生まれたものなので。
  ゴーレムも、ガバッと開く密閉式コクピットや怪しく光るモノアイ(シャッターもいい!)など、ステキな要素が詰まっタデザインです。

 ■機甲兵士が乗り込むコクピットの作り込まれていて好きです。
  他の24ゾイドが装甲車やバイクの操縦席に座るイメージならゴーレムは正にロボットに乗り込む感じがグッと来ました。
  バトストで活躍を見た時は活躍が凄すぎて唖然としましたが、ゾイド史に名を残す傑作機だと思います。

 ■・あとで世に出た二足歩行ロボ(P2やアシモ)も白を基調とした角の丸いデザインであるせいか、「このような機械が実際に開発されているのでは?」と
   錯覚しそうになる位、説得力のある先進的な外見をしていると思う。
  ・万能型ですが、あんまり器用すぎると(しぐさが人間くさいと)ヒト型ロボットになりそうで、ゾイドとそうでないロボットモノとの境界に位置するゾイドかもしれない。

 ■アイアンコング、ハンマーロックから続く帝国の伝統モチーフを踏襲していて好きです。
 ■24ゾイドといえばゴーレム。バトスト4巻でも活躍していましたし。
 ■ゴリラの中でも高い完成度を誇る気がする。
 ■共和国派ですが、ウルトラを倒すという快挙に敬意を表して。 今でもアニメやゲームの巨大ボスを見るたびに「ゴーレムなら楽勝」という感想を抱いてしまいます。
 ■アイアンコングを、全く別の方向へ昇華したデザインはスバラシイと思います。あの不気味な目もかっこいい。
 ■アイアンコングとは違った力強いシルエットがいいですね。肩のガトリングも好みです。
 ■もう、あの重装甲と前腕で敵陣を思いのままに蹂躙して下さい(笑) 同サイズの中では最強だと思います。
 ■一つ目がかっこいい。電飾があるのもいい。
 ■模型誌にあった横山宏氏改造のアイアンコングを元にしたデザインが最高です。
 ■ゴリラ型というアイアンコングとかぶるモチーフながら完全な別物に仕上がっているデザインと顔の部分が内部から見てもかっこいいのが素敵。
 ■使いようによってはウルトラザウルスすら撃破出来る機体だから。
 ■これもコマンドゾイドでしか持っていませんが、デザインが好きです。
 ■デザインが好き。

3位はゴーレムです。当初こそ獲得ptが少なかったものの、中盤以降でジワジワ追い上げました。
メガトプロスにあと1ptまで迫りましたが、惜しくも並ぶには至りませんでした。

発売当時は、アイアンコングの焼き直しじゃないかという言われようで、あまり評価が高いとは言いがたいものでした。
しかし時が流れるにつれ、その完成したフォルムの人気が徐々に高まり、そして今に至ります。

実際、アイアンコングを既に所有しているユーザーからすれば、ゴーレムのキットを手にすれば焼き直しという印象を持ってしまうのは無理からぬ事と思います。
モーターも同じ。腕の動きも同じ。ガトリングが回るのは斬新とはいえ、やはり似ている……。
しかし、比べれば比べるほど、デザインは違います。
ゴーレムはその設定上の極小サイズを強く意識したデザインになっており、巨大ゾイド・アイアンコングとは違ったデザインが、見れば見るほど理解できます。
それはある程度の時間を経ないと分からないものなのかもしれません。
ゴーレムの人気が時代と共に高まっている理由が分かる気がします。
帝国軍万能ゾイド・ゴーレム、第3位です。

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4位 24pt ロードスキッパー

 ■韋駄天の異名を持つロードスキッパー。
  既にサーベルタイガーやシールドライガーといった、「高速」の印象を持つヒーローは、ゾイド界に存在した。
  そんな中に、あえて速さのアピールで勝負に出たろドスキッパーは凄い。
  だって売りが「速い」なのに、トラやライオンにダチョウで挑むんだもの。
  しかしロードスキッパーは4足高速ゾイドには無い魅力を打ち出すことに成功したと思います。
  設定上はそこまで速くも無い機体ですが、レースをしたら相手が誰であってもコイツが1位をとりそうな想像しかできません。

 ■バトルローバーと迷いましたがダチョウ型というモチーフの珍しさ(同じようなモチーフはキメラブロックスのディアントラー(組み換えでモア型にできる)くらい
  だったと思います。)もあってこちらに一票です。
  帝国24ゾイド特有の白い装甲やそのデザインはとても良いですし、メカ生体時代のバトスト3巻にあったフランツとローザの対決のシーンも印象的でした。
  あと、何気にHiゼンマイゾイドで尻尾が地面につかない完全2足歩行を実現してるのは機獣新世紀も含めてコイツとバトルローバーくらいしかいないと言うのも凄いと
  思います。

 ■ちゃんとダチョウしてると思う。
  バトルローバー他これ以外の二足歩行タイプで、逆間接が表現できているものってあっただろうか?ただ、ナウシカの影響がすごすぎるよね。

 ■流れるような美しいラインに半透明の青いパーツが映え、いかにも高速機という雰囲気が好きです。
  ただ、やや尻尾が短いのとこのデザインだと首が動かないうえにパイロットの前面視界は最悪ですよね…そこが気になります。

 ■ゴーレムと比べて小さいサイズの分、兵士フィギュアとの対比が良いと思います。 「実際これぐらいの大きさなんだな」というのがよく分かる。
 ■バトルローバーと同じく、騎兵的運用が想像できるロードスキッパーも魅力的。「ビームソード」?装備の乗り手も騎士の家系とかを想像できて楽しい。
 ■初めて買ってもらった24ゾイドなので。あのプテラス狩りの鎌は付けてほしかった。
 ■上山版ゾイド1巻にもちょっとだけ登場。ゾイドの世界観をよく表している機体だと思います。
 ■ダチョウなのにかっこいいってのはいいと思いますね。それでいて、ちゃんとダチョウに見えるってのも好印象です。
 ■長い脚とモノアイがステキです。
 ■一度は乗ってみたいゾイドです。お尻が痛くなりそうですが・・・。
 ■24ゾイドが好きになったきっかけがこのゾイド。

4位はロードスキッパーでした。
軽快な姿は、ダチョウという今までありそうでなかったモチーフの選択とあいまって、非常に魅力的です。
長い脚に二足歩行。パイロットが見えやすいゆえにスケールが分かりやすい。こういった点も魅力的です。

特にコックピットに関しては、むき出しでよく見えるゆえに、非常に分かりやすく、良いものだったと思います。
同時登場のドントレスも見えるコックピットでしたが、ロードスキッパーは、搭乗姿勢が1/72ゾイドと同じ姿勢です。
その点からすると、1/72ゾイドと比べた時に非常に想像しやすいという点も、良かったと思います。

登場時は、その超小型である点と機動力を生かし、共和国の旧式メカを次々奔騰しました。
「颯爽」という言葉がまさに似合う機体で、その印象も強いと思います。

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5位 16pt バトルローバー

 ■当時、「これなら私にも乗れそう!!、これに乗って学校に行きたい!!」と想ったゾイドです。
  今見ても、青いクリアパーツのなだらかな曲面や、そのラインを崩さない尾のデザインなど含め、秀逸な機体と思います。
  インパクトではロードスキッパーに負けるかもしれませんが、美しさでは勝ってる。そう思っています。

 ■きゃしゃな手足、装甲よりも視界重視の座席など、骨ゾイドから続く共和国らしさを受け継いでいるようで面白い。
  ジオラマセットの騎兵とシルエットが似ているので1/72スケールのイメージもしやすかった。

 ■手を手動で動かせるのでプレイバリューが大きい。 あと、初めてキルマークの概念を知った機体でした。
 ■好きな機体なので、1/72化は嬉しかったです。
 ■ゾイドフィギュアセットにあった、竜騎兵を発展させたようなデザインが好きです。
 ■スマートな体型とクリアブルーの装甲の組み合わせが美しいです。

5位はバトルローバーでした。
ロードスキッパーの対になるゾイドですが、モチーフはオルニソレステス……、恐竜です。
やはりメガトプロスと同じく、共和国24はストレートにメジャーなモチーフを使っているなという気がします。

均衡の取れたスタイルは魅力的で、クリアブルーの装甲の使い方も大胆ながら素晴らしいと思います。
寄せられたコメントを読んでいて、なるほど骨ゾイドと比べてみても面白いかもしれない……と思いました。新しい発想です。
バトルストーリーでも、ローザを乗せての戦闘が見開きで掲載されたあたり、非常に優遇された機体だと思います。

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6位 11pt ドントレス

 ■コレだけについて言えば、24シリーズでありながら、陸戦だけでなく飛行も可能な能力を持っており、フォルムの良し悪しを除外しても、
  戦力と汎用性の面でとても使い勝手の良い機体なのではないかと評価しています。
  後は、パイロットにどれだけ破壊力のある射撃武器を装備させられるかが、戦力に影響するだろうなと。

 ■意外と貴重なカマキリ型。カマキリ好きな自分は外せません。頭部がもうちょっと何かあればもっと評価された気がしますが。
 ■ゾイドとミリタリーの見事な融合の象徴ということで一票。実現可能に最も近いゾイドかも。
 ■飛行型ビーグルといった感じのシルエットが良い。
 ■カマキリらしくてよい。昆虫のカマキリ好きなので。

6位はドントレスでした。
やはり帝国24はモチーフ選びがキワモノ揃いです。
残念ながらデザインの完成度は先のデスピオンやロードスキッパーには及ばぬと思います。
カマキリにしては太く、脚の感じも何だかこれでいいのかという感じがします。
しかし、24ゾイドにカマキリを選んだ時点で魅力的。それだけで価値のあるゾイドとも思います。
実際、モチーフに引かれての投票も多かったです。

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7位 6pt サンドスピーダ

 ■非常に小さい分、リアルな大きさが容易に想像できるのがよいです。
  「コレとウルトラのビークルが同じ大きさ!?じゃあウルトラどんだけデカイんだよ!」 という風に、1/72シリーズのサイズを想像する物差しのような感じで
  接することができました。
  走行する際に座席を左右に振るという、 「何で?」 と思わずにいられないギミックも、メガトプロスと合体することでちゃんと後方を警戒しているように
  見えるのも素敵。

 ■何所から見てもゾイドじゃありませんが、現実にも実在していそうな感じが良いので票いれました、バイクとかより安定して動かせそう。
  24シリーズで一番欲しいのに「ゾイド」じゃないのが足引っ張ってるのか…
  パンツァーディーア見たいな別シリーズで復活してくれー

 ■戦力としての強さは語れませんが、利便性、汎用性、量産性を考えたときに、譲れないものがあります。

7位はサンドスピーダです。
最近は公式からもハッキリ「ゾイドでない」と言われてしまったりしましたが、見事に票を得ました。感動です。
コメントにもある通り、ウルトラザウルスの艦載機とほぼ同サイズ…… というか、ゾイドのコックピットのシートと同じような大きさです。
1/72と比べた際、最も大きさを想像しやすくなるゾイドなのではないかと思います。
ゾイドとしては「?」ですが、メカ的なリアルさは格別で、まさに戦場をリアルに盛り上げるアイテムです。
今回の投票では、ネプチューンを上回って7位を得ています。
見事な快挙と思います。

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8位 4pt ネプチューン

 ■設定や機体仕様には疑問符を付けざるを得ませんが、あの滑らかな一発抜きのクリア装甲は、見ていると撫で回したくなるような不思議な魅力を感じます。
 ■ノルマンディーのような上陸作戦などの奥行きを感じられて、魅力的だ。
 ■尻尾までクリアブルーだったらなお良かったです。

 ■本当はバトルローバーだけど、兵士の努力に脱帽。

8位はネプチューンです。
ワニ型ですがオオサンショウウオじゃないの?とも言われる機体です。
申し訳ないながら、1票も来なかったらどうしようと思っていました。しかし見事、4票も入りました。
わざわざ滑らかな装甲を使用する24ゾイドにワニというゴツゴツモチーフを採用したのは「?」ですが、コメントにもある通り、見ていると不思議な魅力を感じてきます。
ネプチューンの装甲は、メガトプロスやバトルローバーよりも凹凸が少なく、かつ面積が広いので、クリアブルーの装甲を最も堪能できる機体という事なのかもしれません。

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9位 1pt ショットウォーカー

 ■脚のパーツがよく出来ててかっこいい、のはもちろんなんだけど、一度は試してほしいもう一つの遊び方がお気に入りのポイント。
  パイロットを必ず乗せて、8本の脚を全部外して、ゼンマイを巻き、机の上に置くと…?
  初見は絶対笑えるはず。

9位はショットウォーカーです。
9位というか最下位でもありますが、しかしこのサイズで票を得ただけでも大したものです。
動きは蜘蛛型らしく不気味ですが、グランチュラとかぶりもする。もう一歩帝国24ならではのものが欲しかった気もします。
しかし不気味な左右非対称の目などは、よく蜘蛛のイメージを取られており秀逸です。

コメントにもある動きは………試してみましょう。

 

人気投票の結果はこのようになりました。
事前から、デスピオン、ゴーレム、メガトプロスが3強だろうなぁとは予想していました。24ゾイドの電動組です。
デスピオンの1位は納得ですが、ここまで圧勝とは予想外でした。
メガトプロスとゴーレムは、わずか1pt差で、同率に近い感じです。
発売当時の評価としては、ゴーレムはアイアンコングの焼き直しに過ぎないというものが多かったように思います。
時代は移り、ゴーレム独自の魅力も再評価されてきたという事だと思います。

実は以前、かつてのゾイドオフィシャル通販サイト「ゾイドコア.com」にて、24ゾイドの人気投票(一機しか選べない形での投票)が行われたことがあります。

2004年頭の事です。
その時の結果はコチラ。

この時はメガトプロスが圧勝だったようです。
穿った見方をすれば、このアンケートが行われた時は、24ゾイドが次々再販されており、「さぁメガトプロスはくるのか!?」という状況でした。
この時は、最もメガトプロス再販の可能性が高かった時期だと思います。
それゆえ、再販してほしい希望票という意味で、メガトプロスが票を得た割合も多いとは感じます。
ただ、ともかく、24ゾイドは大型電動ものの人気が高いのは確かなんだろうなぁとは思ってました。

次いではロードスキッパー&バトルローバーがきました。
これも予想通りではありました。
デザインとしては両者とも均衡の取れた美しいスタイルで、また、24ゾイドでも早々ライバルが誕生したのは嬉しい事でもありました。
バトルストーリーでの対決も印象的です。

ネプチューンやドントレスは、はたして票が入るだろうかと心配していました。
両者とも、モチーフに忠実かと言えば疑問が残る機体です。
その中で、ドントレスは、こう言っては失礼ですが、予想外に高い票を得ました。
虫系特有の人気 というか、モチーフ選びでの勝利も大きかったと感じました。

しかしともかく、全ゾイドに票が入ったのは嬉しい結果開票となりました。
大型のものが圧倒的人気が高く、しかし周りを固める小型にも人気があるというのは理想的だと思います。
この結果は、24ゾイドの質の高さを表した結果であるとも思います。


■質問3 24ゾイドは? 回答詳細

 ①1/72との隔たりなく、どちらも好きだ  
  25票 69.44%

 ②スケールの関係で、通常ゾイドと一緒に遊べないから否定的だ
  5票 13.88%

 ③超小型ゾイドは戦場をリアルに演出したので良いと思う
  23票 60.53%

 ④24ゾイドのデザインは異質で、あまり好きになれなかった
  1票 1.00%

 ⑤デザインや設定は好きだが、アタックゾイド(コマンドゾイド)の様に、あくまで1/72で出すべきだった
  9票 25.00%

24ゾイドの意識調査結果は、以上のようになりました。
発売当初はかなり議論を巻き起こしたシリーズですが、今はそれも落ち着き、肯定的に捉えるユーザーの割合が増えたなという気がします。
デザインを否定的に捉える割合は非常に低く、逆に言うと99%のユーザーがデザインを良しとしているのは、驚異的だと思います。
やはりスケールなどで議論を起こしているシリーズではありますが、この優れたデザインは、どこかで復活して欲しいものです。


■質問3 コマンドゾイド版の1/72の24ゾイドはどうでしたか? また、24ゾイドへの意見を自由に書いて下さい 回答詳細

-コマンドゾイドの1/72版24ゾイドに対して-
  ■24ゾイドは新鮮で魅力的でした。但し、当時子供だったので金額的に手が出せませんでした。
  その意味では、アタックゾイドのサイズでローバーやゴーレムが出されたのは嬉しかったです。
  中身が分かる前提なら、\500~\600出してでも購入していたかもしれません。

 ■当時くじ運と資金力がなかったので入手できなかったのが非常に残念です・・・。
  しかし、実際設定に合わせてコマンドゾイドと同じサイズで立体化すると24ゾイドが如何に小さいゾイドであるかが実感できて良いと思いました。

 ■最高でした。1/72の他のゾイドと並べて飾ることも出来るし、出来も良かったです。
  出来れば他の24ゾイドも1/72で出してほしかった。ブキヤさんのハイクオリティな技術で…出来ませんかね(笑)

 ■1/72コマンドゾイド版はほかのゾイドと一緒に並べられるのがよかった。
  統一スケールで見るとより一層活躍が想像しやすいと思う。もっとラインナップを増やしてほしかった。

 ■欲しい、今でも喉から手が出る程です、当時は周辺に自販機が無かったのと、後から存在を知ったので、後悔しまくりです(泣) 
  24ゾイドのよさをそのまま通常ゾイドのサイズにしても良い出来栄えなのは元のデザインがしっかり練り込まれてるからだなと
  本家キットとMSS見たく完成度の高い物はサイズが違っても良い物になるんだと実感してます。

 ■いかにもオモチャ的な他のアタックゾイド(元は100円菓子のおまけなので、仕方ないが)と比較し、1/72ゴーレム&バトルローバーは、
  デザイン面で明らかに優れていたと思います。
  どんなにガチャを回してもゴーレムは入手出来なかった思い出があります。 他の24ゾイドも1/72化して欲しかった。

 ■世界観を広げますし、コマンドゾイドと並べられますのでいい判断だったと思います。
  24ゾイド風になったコマンドゾイドも見てみたいですね。元デザインだとコクピットが剥き出しですし…
  あと、私はMa,kが好きで、24ゾイドが好きなのも横山先生のデザインであるという理由もあります。

 ■1/72バトルローバー、ゴーレムのラインナップは良かったですね。「1/72だとこんな大きさなんだ」というのがよく分かりました。
  他のメガトプロス、ロードスキッパー、デスピオン辺りも第3弾でラインナップして欲しかったです。
  コマンドゾイドではウォータースパイダー(アメンボ型)、サラディン(アルマジロ型)、グランドモーラー(モグラ型)、ヘルダイバー(シュモクザメ型?)
  が再生産されなかったのが残念です。

 ■細かすぎるディティールが少々潰れ気味なのと、バトルローバーのクリアブルーのパーツが厚ぼったいのは残念。
  多少簡略化しても良かったのではないか。ただそうなってたら、ここで逆の事を言ってそうだがww
  とはいえあの時代の造形技術水準から言えば、限界までよく出来たモデルだと思います。そしてよくぞ出してくれた。他のも欲しかったです。

 ■バトルローバーもゴーレムも両方持ってて、かっこいいんだけど、ディティールが細かいので、他のコマンドゾイドと並べると若干違和感あり。
  まあどうせなら全24ゾイド出してほしいけど。

 ■てに入らなかったから,特別な感情はないかなぁ。ただ、世界観をひろめた、功績者ではある。
 ■他のゾイドのわきに置いておくと、部隊のようでかっこいい。そんな印象でした。子どもには買いやすいのも有難かったですね。
 ■通常ゾイドと並べて楽しむことが出来たので、良かったと思います。
 ■やはり通常ゾイドと並べられるのはいいと思う。いつか全種類出て欲しいです。
 ■標準スケールの機体と一緒に並べることができてとても嬉しかったです。コマンドゾイド第3弾が出てたらなぁ・・・。
 ■他にももっと出して欲しかった。MSSに同スケールで付けて欲しいです。
 ■他の24ゾイドも1/72化して欲しかったです。
 ■ほかの24ゾイドも1/72で発売してほしい。
 ■よかったと思います。
 ■持ってないです、欲しかった!

アタックゾイドがコマンドゾイドと名を変えて再販されることに驚いたユーザーは多かったと思います。
そして第二弾でバトルローバーとゴーレムが1/72で出た時は、更に驚いた事と思います。
このキットは非常に受けが良く、コメントにもそれはよく現れています。
コマンドゾイド第二弾の発売当時も、この出来の良さには多くの賞賛が寄せられました。
それだけに、他の機種がラインナップされなかったのは痛恨の極みです。
寄せられた多くのコメントも、それを物語っていると思います。今からでも……。本当にそう願います。

-24ゾイドに対して-
  ■24ゾイドはパイロットも当然に大きく、リアルに作られていて、「ゾイドには人が乗っている、人がゾイドを動かしている」ことを改めて確認させてくれた
  と思っています。
  ともすれば、どんなゾイドが出た、新型が、強力なゾイドが…に目が行きがちですが(それはそれで勿論楽しいですが)パイロットやその他の人々の人間模様に
  も注目してみたら、もっとゾイドの世界を楽しめるのでは…そう教えてくれたシリーズでもあります。
  今でも大好きなシリーズです。再販はよ。

 ■24ゾイド再販の際、1/72サイズも新規生産して同梱して欲しかった・・・。
  24って食わず嫌いしてた人も絶対いたと思うんですよ、サイズが違うってことで。
  かく言う私も最初は抵抗ありましたが、たまたま買って貰えたデスピオンの出来の良さに紛れも無くゾイドだって感動したし、サイズに関してはアタックゾイド
  並べて脳内補完してました。
  だから1/72サイズ同梱してくれるとより並べて集める楽しさも、1/24の緻密さもアピール出来たと思います。
  あとゴーレムと対になるモーター級共和国ゾイドが出て欲しかったなあ。

 ■発売当初は賛否あったように覚えている。個人的には凄く好きな機体が揃っているシリーズだったので、それがちょっと悲しかったなぁ。
  まあ当時のユーザー=チビッコからすれば、巨大ゾイドこそ至高っていう考えなのは仕方ないですね。
  24大好きだった自分も、結局ねだって買ってもらったのは大型ゾイドだったし…。
  でも当時のユーザーは大人になり、いま24が再評価されているなら素晴らしい事だと思います。
  今の目で深く見れば、当時のトミーが何を目指していたかがある程度理解できると思います。
  是非、1/72だけでなく、こっちも復活して欲しい。
  なんだったらZevleやパンツァーティーアのようなパラレルワールドでもOK!

 ■既存のゾイドとは違うサイズで展開すると言う実験的要素もさることながら、そのデザインはとても素晴らしいと思います。
  キットは完全2足歩行を実現したロードスキッパーとバトルローバーや、スケールアップした分、付属のフィギュアも可動するようになったので、
  パイロットのポージングもできると言う点でも既存のキットには無い独特の良さがあって良いと思います。
  バトストでは2巻のスケルトン部隊の機動力を活かした電撃的な攻撃と大型機であるデスザウラーの支援は描写的にも役回り的にも凄くうまいと思いました。
  あれこそゾイド各々の機体特性を活かした役割分担の魅力を見せた好例だと思います。

 ■ゾイド界に新風を巻き起こした功績は大きいと思います。
  ひたすらリアルで近未来的な共和国軍、純白な装甲が逆に不気味な帝国軍。どちらもスタイリッシュで今までにない魅力に溢れています。
  従来の1/72シリーズと並べるとヘンに見えるのは仕方ないですが、実際のサイズを想像しやすいため、それを足掛かりとして1/72ゾイドの巨大さが想像しやすく
  なるのはよかったです。

 ■新機獣世紀からなので、24ゾイドについて殆ど知りませんが、超小型ゾイドの設定、ロードスキッパーやバトルローバーは19~20世紀初頭の騎兵や騎士家系の
  貴族のような設定が、ネプチューンは上陸作戦に奥行きが、デスピオンやゴーレムやドントレスは装甲車両のような運用が想像できて、大変うれしい。
  ゾイドのカードゲームの絵でも登場し、様々な運用方法が考えられる。

 ■・1/72スケールで駆動するキットが出れば夢が広がります(さらにその技術を応用して大型ゾイドを縮小!―おそらく高額商品になるけど。)
 ・現代の技術・ユーザー層なら、1/24スケールのゾイド星人兵士をどう造形にするのか興味がある。
 ・アタックゾイド/コマンドゾイドの存在を知ったとき、24ゾイドとの設定的な違いが分からずに戸惑った。
  (戦車、自走砲、装甲車、駆逐戦車、突撃砲を知ったときと同じぐらい混乱した)
 ・帝国の白い装甲は特殊素材と言う設定が素晴らしい。白いプラを「安く上げるために金属ではなくプラで代用したキット」としてではなく、
  「ただの金属ではない特別な素材」と見立てることで、プラの軽い質感すら肯定的に捉えることができる。(地球製のステルス機は黒かったけれど、玩具がデザイン
  された当時は米軍のステルス機が未公開だったと思うし、ゾイドは地球人の兵器ではないから細かいことは気にしない。)

 ■正直、機獣新世紀世代なので24はほとんど思い入れがないですね。
  ただ、デザインはすばらしいし、歩兵との絡みが一番できるスケールだと思うので個人的には賛成だと思います。
  でもスケールもデザインも通常のゾイドとは違うので、同じシリーズでやっていくのは厳しいのではないかとも思います。
  ゼブルを出した判断は悪くなかったと思うので、その方向でやって欲しかったと思っています。

 ■24ゾイド発売当時に、この1/72サイズのモデルが一緒に入っているとよかったのに…
  子供心にゾイドなんだけどゾイドとなんか違う気がして、結局ひとつも親にねだることは無かったです。

 ■小学生時代、「24」の意味が分からず、 「人間をバイオテクノロジーで巨大化 させた」という狂気の脳内設定で 遊んでいました。
 ■人間と兵器の大きさ比率を考えると、これがベストサイズのような気がするんですが。1/72よりも兵器らしいと思います。
 ■24はリアルで良いし、1/72は通常ゾイドと並べられる所が良いけど、双方悪い所もあって何とも言えない。
 ■アタックゾイドを1/24としてリファインを夢見てました。

こちらも、数多くの意見が出されました。
文量が多いのが、それだけ情熱的に語られているものと思います。

落ち着いて俯瞰で見下ろして書かれていると思います。
やはりじっくり見れば素晴らしいシリーズであると言う意見が多いようで、どうにかして復活への道を探って欲しいと強く思います。

コメントに「1/72も同梱して欲しかった」というのがありますが、これを見た時はハッ、としました。
それは素晴らしいアイデアです。
こういったものがボーナスのような形でキットに同梱されていれば、スケールに否定的なユーザーが減り、むしろ24をリアルメカとして肯定的に捉える割合がぐっと増えたのではないかと思いました。
「メインキットよりも高縮尺のモデルがオマケで入っている」というのは、さほど珍しいことではありません。
そうなっていたら…というifを想像してしまいました。
また、これはifで終わらせるだけでなく、今後の24ゾイドの展開と照らし合わせても考え議論すべきテーマだと思いました。


■質問4 Zevleの色はどうですか? 回答詳細
 今回のアンケートでは、非常にマニアックですが、Zevleの事も聞いていました。

 ZEVLEは、1992年年末~1993年前期にかけて展開されたシリーズです。
 24ゾイドの金型を流用して、設定をリニューアルしてストーリーなどが作られました。かなりレアなシリーズです。

 デスピオン、ゴーレム、ロードスキッパー、ドントレス、バトルローバー、ネプチューンの6機が、ZEVLEシリーズの機体としてリニューアル再販されました。
 設定リニューアル・完全別シリーズ扱いという事で、ZEVLEでは機体名称は変更されています。
 (デスピオン→ザーガム、ゴーレム→ゴルゴラ、ロードスキッパー→ゼーヴァθ→ドントレス→ギギーマ、バトルローバー→ランドギャロップ、ネプチューン→ボライド)

 金型こそ同じですが、色は変更されています。
 色に関して聞いていましたので、その資料を提示します。
  
 Zevleの色は、このように変化しています。では早速、回答です。

 ■帝国のは、親衛隊カラーと思えば凄くイイ。狙ってたのかも?
  共和国のは…、ちょっと違うなぁって思います。
  ミリタリックといえばミリタリックなんですが、かっこ悪い色。
  サンドイエローは悪くないと思うんですが、ミディアムブルーの色合いが良くない気がします。
  唐突に別の色が混じっているだけで、アクセントとして機能しておらず、妙に浮いたものだけ感じさせる。
  逆に言えばここさえ変えれば見れるかも…。とはいえ、どのみちクリアブルーの見慣れたカラーの方が好きですが。

 ■1/72ゾイドシリーズに近くなった印象ですが、24ゾイドのイメージが強すぎるためか正直違和感があります。
  メルダ側はデザインの割に地味になってしまった印象。
  鮮やかなゼーヴァ側はいかにも強そうでカッコいいですが、このサイズでゼネバス親衛隊と同じ色なのはハッタリかましすぎだろ、と思ってしまいます。

 ■個人的に帝国系の機体は赤い装甲がいかにも帝国ゾイドという雰囲気で白い装甲とはまた違った魅力があると思いますし、とても良いと思います。
  一方で共和国系の機体は全体的には纏まっていていいのですが、元の青系の色のクリアパーツが好きだったのでクリアパーツがグレーになってるのは
  ちょっと残念に思いました。

 ■正直申しますと「無いな・・・」と思いますね。当時を知らないのもありますが。
  共和国はスタイリッシュな印象だったのがくすんだ色に変更され野暮ったい感じになってますし、帝国はどちらかというとアカい私でも赤すぎてうへぇとなって
  しまいます。
  ザーガム(デスピオン)やゴルゴラ(ゴーレム)の緑のモノアイはカッコよかったんですがねぇ。

 ■ゼーヴァ星団帝国軍は、ほとんどゼネバスカラーに見えるけれど、かっこよく見える。
  メルダ警備軍は西方大陸戦争時を連想するが、クリヤパーツの色を活かしきれていないように思う(現物が手元にないので写真での判断だけど)。

 ■色でここまで印象が変わるのか…と教えてくれたシリーズでもあります。
  私としてはバトルローバーの色が変わってしまったのは残念でしたが、より兵器らしい色になったという印象でした。

 ■共和国系のサンドイエローだけ合わないかな。 他はいいと思うし、帝国系24は赤でもよかったのではとも思える。
 ■敵と味方がはっきりとした色なので悪くはないと思います。ただ、量産機に赤ってのは派手すぎる気はしますね。
 ■ゾイドとは別シリーズ、と割り切ってしまえば何とも言えません。
 ■オリジナルの方が洗練されていますが、有りか無しかでいえば十分有りです。
 ■赤装甲のインパクトが(良くも悪くも)強烈!!警備隊側のコントラスト弱めのカラーは意外と好みです。
 ■配色はそれぞれに悪くないです。
 ■(元)共和国側と(元)帝国側の機体でカラーの派手さ、地味さが極端すぎるような印象を受けますが、嫌いではありません。
 ■悪くはないですが・・・オリジナルの方が私は好みです。
 ■あれはないわ。
 ■ゾイドの色の方が良いかな。
 ■箱絵は高荷氏のイラストで見応えありますが、元の色のほうが良いです。
 ■当時は受け入れがたかったが今見るとそれはそれで魅力的。
 ■ていこくはありのいろ。めるだはもうすこしせんすがひつよう
 ■帝国側の機体は本家ゾイドにも劣らぬ良い色彩だと思います。共和国側の機体は本家の色彩が好みかな。
 ■帝国版はいいと思うが共和国版は好きではない。
 ■帝国側は結構好きですが、共和国側は好きになれないです。
 ■帝国側のレッドはカッコいいですが、共和国側は今一パッとしません。
 ■帝国はいいけど、共和国はいまいちかも・・・。
 ■帝国24の方はすごく好きですが共和国24の方は正直微妙な気がします。

結果はこのような感じでした。
予想はしていましたが、帝国側の機体は好印象。共和国側は否定的な意見が多かったです。
帝国側は、ちょうど帝国親衛隊カラーのようになったもので、ゾイドファンとしてもすっと受け入れられる土台があったと思います。
対し、共和国側は未来的なものを意識していたゾイド版に対し、泥臭いカラーになったのが受けなかったようです。
ともかく、色の違いが印象を大きく変える事を教えてくれたシリーズだなと思いました。
個人的には、共和国24も、Zevleのものは受けが悪かっただけで、カラバリ自体はアリだと思っています。
Zevleに懲りず、もっともっと色んなカラバリをどこかで提案してほしいなと思っています。


■質問5 Zevleの箱で、好きなのは? 回答詳細
 Zevleは、ボックスアートが写真ではなく絵で構成されていました。
 絵を描いたのは、ボックスアート界の巨匠、数多くの航空機や艦船のボックスアートを手がけた、高荷義之先生と、上田信先生です。
 ゴルゴラ、ザーガム、ゼーヴァθは高荷義之先生、
 ギギーマ、ランドギャロップ、ボライドは上田信先生が描いておられます。

 Zevleは、このボックスアートも、大きな売りの一つでした。
 今回、非常にマニアックですが、この箱の人気投票も行っていました。

 -資料-

 では、早速結果発表します。

 1位 13票 ザーガム(ゾイド名デスピオン)
  ■元のデザインの素晴らしさもあるんですが、砂けむりを上げながら登場した(?)ようなシーンでかっこいいと思います。
   ランドギャロップが驚いているので、かなり驚異の機体なんだという感じも受けますね。
  ■もともとデスピオン好きなのを差し引いてもカッコイイ!脚の辺りのゴチャゴチャしてる複雑な感じがいい。
  ■どれを選んでも「いや、こっちの方が美しいか?こっちの方がかっこいいか?」となってしまうのですが、初めて見たときに何とも言えない迫力を
   感じさせてくれたザーガムに一票
  ■重厚感溢れる、見事な絵だと思います。
  ■純粋にデスピオンが好きなので。
  ■1/72ゾイドも同じようなイラストで見たいと思わせる秀逸な絵。
  ■勢いと力強さを感じるので。
  ■かっこいい
  ■「パンツァーティーア」で横山先生の手により元の色に戻されたときの禍々しさが素敵だったので。

 2位 6票 ゼーヴァθ(ゾイド名ロードスキッパー)
  ■どの絵もメカ描写や、土煙、迫力のあるアングル、兵士のポージングなど、好みである。
   ゼーヴァθの箱絵は奥に抜けていく空気感というか、広々とした印象が気に入りました。
  ■小隊の指揮官のように士気を鼓舞するかのようなパイロットのポーズが良いです。ほぼ同率で、ギギーマの躍動感も好きですが。。。
  ■剣を振りかざす兵士が、よい感じに世界観を表していると思います。
  ■疾走感もいいし、兵士が襲いかかろうとしている所がいいです。
  ■SF騎士チックなところが○

 3位 5票 ゴルゴラ(ゾイド名ゴーレム)
  ■装甲のゴツゴツした感じが隆々の筋肉っぽく処理されており、生々しさ・荒々しさ・力強さが伝わってきます。
   (迫力だけならザーガムの勝ち、メカっぽさならボライドの勝ち)
  ■ちょっとマッチョな感じのゴルゴラとさり気なく背中に乗ってる兵士が良い味を出していていいと思います。
  ■ゴーレムとロードスキッパーの箱絵が「パンツァーティーア」シリーズと同じだとは知りませんでした。
  ■今見ると正直古臭く感じますが、味があるイラストです。
  ■強そうです。

 4位 3票 ランドギャロップ(ゾイド名バトルローバー)
   ■いかにも突撃!っていう感じが良い。奥の方の機体の躍動感が素晴らしい!!

 5位 1票 ギギーマ(ゾイド名ドントレス)

結果はこのようになりました。
ここでもデスピオン(ザーガム)が圧勝です。
Zevle当時、ザーガムのイラストはキービジュアルとして使用され、Zevleの広告と言えばザーガムの絵が載っていました。
やはりトミーもこの絵を気に入っていた。この絵がどれだけ素晴らしいかを示すものと思います。
もちろん、全て素晴らしい出来ではありますが。

投票では、高荷義之先生の絵の方に高い人気が集まりました。
コメントにもありますが、1/72など他のゾイドの絵も見てみたいものです。あと、メガトプロスを…。


■質問6 いつまで経っても再販されないメガトプロスに一言下さい 回答詳細

 ■本当に何故再販されないのか不思議です。バトルローバーやネプチューンが再販された時、次はきっとメガトプロスだ!!って喜んでいたんですが…。
  人気も24ゾイドの中では高い方だと思うんですが。
  プロモ映像を見ていると、首を振りながら歩くんですね。
  口パクじゃないのが珍しいと思いましたが、「強力ガトリング砲が敵を睨む」のナレーション通りのギミックと思います。
  思えばガトリングを積んでいるのが、再販のネックなのだろうか…?
  ガトリング=帝国っていう図式があるからなぁ…………いやしかしシャドーフォックスの例もあるし、実際どうなんでしょう。今更気にしなくても良いと思うんですが。
  Zevleでも再販の機会を逃し、トイズドリームプロジェクトでも再販を逃した。
  人気は、きっと今回のアンケートでも高い方だと思います。
  でも、人気が高ければ高いほど、再販の機会が無いことが不遇ですね...。
  ぜひとも再販してほしいです。
  あのデザインは、今見ても魅力的です。決して色あせない。通常する。自信を持って再販してほしいところです。
  欲を言えば、クリアブルーと、カラバリ的な意味で完全無色のものと、改造に使えるクリアじゃないものをセットにしてくれればなお良し!
  多少高くても飛びつきますよ。

 ■24ゾイドの中でも好きなゾイドの一体なので是非再販して欲しい所です。
  と言うかデザインは良いしギミックもいいのに何でコイツだけ再販に恵まれないのか不思議です。
  あのデカイクリアパーツがネックなのだろうか・・・。

 ■TOMYさん、メガトプロスをサンドスピーダとセットにして再販して下さい!
  ゾイド30周年ですし、もっと色んな形でファンサービスをして欲しいです。

 ■トリケラトプスが一番好きだった子供の頃、すごい欲しかったんだけど、お小遣いが貯まるまで待てずバトルローバーで妥協した思い出が。
  まさかあれ以来、これほどまでに買う機会に恵まれないとは、あの時は思いもしませんでした。
  まあ今は24ゾイドで一番好きなのはデスピオンだし、そのデスピオンはもう入手してるので、メガトプロスは別にそんなにって感じ(笑)。
  そう言いつつも再販されたら複数買いはしますけど。お小遣いはもう十分過ぎるほど貯まってるので。

 ■いつまでもメガトプロスの再販は楽観視できない。
  もしも3Dプリンターが普及したら、金型データをダウンロードコンテンツにして売られるのだろうか?
  ただ、それでも各家庭でメガトプロスが立体化される例は少ないのではと思う。
  それは単純にゾイダー人口の少なさと言うだけでなく、2Dプリンターが普及した現在を顧みて思う。
  いま、仮に絶版の書籍を電子データで手に入れたとしても自宅プリンターで自家製本に至る人はどれだけいるだろうか、モニター画面で読む人が多いと思う。
  あるいはデジカメはフィルム式カメラよりも気軽に取れるようになったが、紙にプリントする頻度はフイルム時代より増えたのだろうか、
  むしろプリントせずモニターで済ませていないだろうか。
  同様に、もしもメガトプロスのデータが公開されるとしても、モニター画面上で鑑賞して済ます者が多く(それが立体視モニターであるかも怪しい)、
  実際に素材を加工し、組み立てる段階に至る者はごく一部になるのではないか?
  小ロットでも対応できるのが家庭用プリンターの強みだが、まだ油断できない。
  肝心のデータを誰かが用意せねば機械は何もできないのである。
  キットのランナーデータよりも、彩色済みの完成品(3Dアニメに出てきそうな姿の)データを望む声が多数派な気がする。
  そしてそちらが優先されて、「リクエストが少ないから」とキットのデータ作成は後回しに(3Dプリンターに合わせたランナー設計変更を強いられ、
  単純なデータ変換だけですむはずがないと思うので)・・・
  ・・・という、悲観的予想をしてしまいます。(「~と思う」「気がする」など、推測部分も多々ありますが、)

 ■馬鹿の一つ覚えみたいに高速ゾイドのバリエ機体出すなら、この傑作ゾイドを復刻しなさい!お値段1.5倍は覚悟してますから!!
  待てずにヤフオクで大枚叩いてしまったけどさ!

 ■発売当時は未来的なデザインでしたが、今となっては中途半端な未来感になっているのが再販のネックになっているのかも。
  このまま埋没させてしまうには惜しい機体です。

 ■不遇の極みです。 そろそろ救いを差し伸べてあげてほしいです。というか欲しいです再販してください。
 ■待ってます。メガトプロスも待ってるはず。絶対に実現させたい。何とかもう一度日の目を見せてあげたい。
 ■くっ、一体何が駄目なんだ…! (破損しやすい透明キャノピーにクレームが来るのが怖いのか…?でもガンギャラドの翼はそのまま再販されたしな…)
 ■とても好きなゾイドなのでぜひぜひ再販してほしい!
 ■是非ゾイドオリジナルで・・・
 ■少し高めになってもいいので、ゾイドオリジナルに便乗して出してほしいです。
 ■単に再販だけも味気無いので、新作ストーリー引っさげて凱旋してもらいたいですね(CAのデザインは共和国24ゾイドにマッチすかも、個人的な意見すが)
 ■販社的に、そんなに赤字になると思っているんですかねぇ。。。??
 ■金型が残っていれば、希望はあるはず。
 ■1/72か、MSSでぜひとも欲しいです。
 ■MSSで、1/35か1/48で出てほしいです!
 ■それこそMSSでの復活を期待します。
 ■なぜ、再販されないのか本当に不思議です。
 ■ナズェサイハンシナインディス!?
 ■カモ~ン
 ■ざおりくw
 ■欲しい!
 ■いつまでも待ってます。
 ■私待つわ いつまでも待つわ  たとえタカトミが 振り向いてくれなくても

以上色んな意見が寄せられました。
本当に再販よろしくお願いします!!!!!!!!!!


今回のアンケートは、このような開票結果となりました。

なにかと議論の多い24ゾイドですが、やはり多くの意見が寄せられました。
個人的には非常に有意義なアンケートになったと思います。

昨今のゾイドの状況を考えるに、24まで手が回らないのが正直な所ではあると思います。
しかし今回のアンケートの様に、素晴らしいシリーズであるのは確か。
メーカーには、メガトプロスを含め何とか復活する方向を探って欲しいと思いました。

今回のアンケートは、それを強く思ったアンケートでした。

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