Zoids Ignition第5回アンケート -第1回オリジナルゾイド募集- 集計結果

2013年1/31~2/8に実施した、第5回アンケート-オリジナルゾイド募集-の集計結果を公表します。

ファンならやはり自分だけのオリジナルゾイドを妄想した事が一度はあると思います。
ゾイドの良さはそういった「自分の!」を出しやすい、懐の広い世界観でもあると思います。

また、今回は投稿時に、「希望なら、私・三式がイラストを描きます」としていました。
どこまで投稿者様のイメージに添えたかは分かりませんが、希望されたものの内の幾つかを、設定や指定を基にイラスト化しました。
その他、今回は文章のほか絵の添付も可能としており、何点かは絵やモデルで投稿をして頂きました。

第5回アンケートは、そんな、自分の考えたオリジナルゾイドを教えてもらいました。


■アンケート項目詳細
 まずは、実施したアンケートの項目を記載します。 今回はシンプルです。

 オリジナルゾイドを教えてください
  名前やモチーフ、スペック、設定など

第5回アンケートの質問項目は、以上でした。

■投票数

 今回の投票数は54票でした。ご投票いただきました皆様、御礼申し上げます。
 たくさんのゾイドが集まりました。以下オリジナルゾイドたちです!

 なお投稿していただいたゾイドですが、数がかなりあるので、幾つかのカテゴリーに分けて掲載しています。

■哺乳類型 ■虫系 ■海系 ■飛行系 ■恐竜時代系 ■幻獣系 ■サブカルチャー本系 ■改造ゾイド系 ■他




■哺乳類系
 
ここでは、哺乳類系を紹介します。

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No.01 ヘリック共和国軍 Hiユニット級ゾイド 名称未定(キリン型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:ハイパーリニアレールガン 
 機体解説:セイスモサウルスに対抗するため、長距離からの狙撃を目的に試作された機体。

-三式のコメント-
 キリン型で考えました。
 実はめちゃくちゃ強いキリン。ライオンもだいぶ苦戦するキリン。
 ゾイド化されていないのは草食で大人しそうなイメージゅえでしょうが、馬(オルディオス)があるわけだし、なってもおかしくないモチーフだと思います。

 顔はランスタッグ似で足はディバイソン似で首はガンスナイパー似という指定でしたが、だいたいクリア出来たかな・・・?と思っています。
 いかがでしょうか。

 また首が「レールガンになっている」という指定をいただきましたので、「発射時に体全体を固定して超長距離精密射撃を行う」として考えました。
 ただ可動は大きく取れるようにも考えています。キット的にも縦横双方への可動が可能なように考えています。
 余談ですが小型キャップは軸が5mm程で、ブロックスに対応します。
 なので、キャップ位置にブロックスのパーツをつけるのもありかなと思って配置した部分もあります。
 設定的にブロックスゾイドが戦場の主役になっていた時期でもありましたので。
 またうるさい程にキャップを付けているのは、多薬室砲(ムカデ砲)をイメージしているからでもあります。

 ハイパワーユニット級という事でデザインしていますが、脚部大型化の事もあり実際にこのままキット化するとモーター級になってしまった気もします、、。
 とはいえそれ以外の部分では、まとまりもまずまず良く出来たと思っており気に入っているゾイドです。

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No.02 投稿者:JAGAさん ヘリック共和国軍 大型ゾイド ブレイブ・サンダー(エラスモテリウム型)
 テクニカルデータ:全長22m 全高8.9m 重量95t 最高速度180km/h 乗員人数2名
 主な武装:マグネーザー 2連装ショックカノン ミサイルポッド(×2) キャノンビーム砲(×2) ハイパーローリングチャージャー 各種センサー
 機体解説:
  暗黒軍が圧倒的な力を見せ付ける中、共和国はそれに対抗するべきゾイドの開発に追われていた。
  マッドサンダーがダークホーンに敗北するという状況の中開発されたのが、ブレイブ・サンダーである。
  ブレイブ・サンダーは、共和国の切り札であるマッドサンダーを、より効率的にかつ大量に配備するという計画の下進められた。
  マッドサンダーはその巨体ゆえ、改造タイプこそ多くあったが全体としての数は少なく、また暗黒軍の攻撃によって多くのマッドが失われてしまった為である。
  ここに来て共和国は、より捕獲が容易で生産性の高いエラスモテリウム型野生体を発見。
  この野生体を元にマッドサンダーのサイズダウン機体を開発することを本格的に決定した。
  まずサイズダウンにあたっての問題点は、ハイパーローリングチャージャーであった。
  マッドクラスの大きさで初めて真価を発揮する武装だけに、小型化にはいくつもの弊害が生じた。
  しかし最終的に小型化に成功し、マッドのもののおよそ六割の出力をはじき出すことができるようになった。だがそれでも大型ゾイドクラスが限界であった。
  更に、この段階で当初はサンダーホーンとされていた主武装がマグネーザーに変更された。
  ここに来て、ブレイブ・サンダーは当初の「対暗黒軍ゾイド」だけでなく、「マッドサンダーの護衛ゾイド」というコンセプトも孕むようになり、
  調整は更に難航を極めた。
  シールドライガーMk-Ⅱが装備していたミサイルポッド、キャノンビーム砲を装備して砲戦能力を高め、センサー類を強化し敵ゾイドの襲来をいち早く察知し
  マッドに伝えることに特化した(マッド一機につき、ブレイブサンダー三機ほどで護衛する)。
  評価試験においてブレイブ・サンダーは合格となったが、重要点の一つであった「生産性の向上」という点の改善が見込めないため、生産ラインを構築するのでなく
  マッドサンダーの生産の一過程として製造されるようになった。
  試験的に30機程度が生産され、マッドの護衛に付くこととなった。
  ガンブラスターとともに華々しい活躍を見せるはずであったが、ブレイブ・サンダーの性能は暗黒軍ゾイドに及ばず、殆どが敵を察知しても伝えることが出来ないまま
  破壊の憂き目に遭ってしまった。
  その状況を鑑みた上層部は、ブレイブ・サンダーの生産を永久凍結を決定した。
  なおも残存した数機はマッドの練習用として使用されたり、巨大さを活かして運搬用の工業ゾイドとしても使用された。
  ブレイブ・サンダーは、その後も再生産されることはなく、大異変によってエラスモテリウム型野生体が絶滅してしまった。
  しかしながら、その小型マグネーザーという発想は後のハウンドソルジャーに活かされることとなる。
  そのためブレイブ・サンダーは活躍こそしなかったものの意義のある機体だったといえる。
  そして生産凍結からはるかな未来、ブレイブ・サンダーはサイバードライブゾイドの一体「サイクロプス」として蘇ることになった。

-三式より-
 「小型マッドサンダー」という事で個人的にとても嬉しい投稿でした。
 各所はもちろんマッドサンダーを意識したデザインにしました。
 また「概観としてサイクロプスと同じ感じ」という指定も頂きましたので、ある程度こちらからラインを引っ張ってきてもいいます。
 特に脚部はかなり参考にしました(マッドサンダーの恐竜型短足用のデザインは哺乳類長足の参考に出来ないからというのもあったからですが)。
 脚部のプロテクターはマッドサンダーを思わせると思いますが、サイクロプスの脚部装甲を90°回転させて使用したものです。

 設定にはありませんでしたが、マッドサンダーと同じくシールドライガーMK-IIのパワーアップパーツを使うコンセプトがあるのは明白でしたので、
 同装備にあったレーザーサーチャーも装備させています。
 分かり辛いですが、肩のものがレーザーサーチャーで、腰のものはミサイルポッドです。
 またこれも分かり辛いですが、ハイパーローリングチャージャーの前部、肩辺りに第二のコックピットを設けています。
 更にこれも分かり辛いですが、メインコックピット部は、上から見るとハッチ形状が「Y」のようになっており、マグネーザーを避けるように付いています。
 また通常はガバッと開けるのではなく、上部ハッチを開けて乗り降りする…と考えています。

 気づかないような点だと思いますが、ポイントは首の縦二連のキャップです。
 マッドはこの辺に横3連のキャップがあります。
 マッドと同じようなラインを描いた機体でありながら、ところどころ「マッドより格下の量産機」である事を意識しています。

 カラーリングはスタンダードな共和国カラーで、マッドサンダーに準じたカラーにしました。
 うーん、立体化して並べてみたい!
 他、黒基調のゴルドスやウルトラザウルスのようなパターン。そして登場時期から考えるとありうるMK-II部隊カラーのパターンも作ってみました。
 個人的にはスタンダードなマッドカラーが好きです。今回の投稿の中では非常にまとまったと思い個人的には凄く気に入っているゾイドです。

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No.03 ヘリック共和国軍 大型戦闘機械獣  グルファクシル(馬型)
 テクニカルデータ:全長25m 重量80t 最高速度370km/h
 主な武装:フレキシブルアーム×2 対空機銃 レーザーバルカン×4 ミサイルポッド ×2
 機体解説:
  馬型野生体を素体とした突撃ゾイド。
  ライオン素体より高速な馬素体が入手されたことにより開発された。
  本体の格闘性能が劣るため、ジェノブレイカーなどを参考にしたフレキシブルアームを配備。状況に応じて近接から、支援と様々な装備が可能である。
  たてがみ部は、簡易ジャミング、アンチジャミング戦用のブレードアンテナとして機能するため、対ダークスパイナー用として期待されたが、
  セイスモサウルスの出現により、凱龍輝の開発、量産が優先され、少数生産にとどまった。


-三式より-
 馬型で描かせて頂きました。
 オルディオスという同クラスのゾイドが居るので、なかなか苦労しました。
 どう差を出してどう共通させるかは割と必死でした。
 オルディオスは馬が為かとしては完成されきったデザインだと思います。顔限りなくイケメンだし。
 ただオルディオスはメカ生体ゾイドの末期組であり、従来のゾイドとは面構成の趣を変えているゾイドでもあります。
 この馬型ゾイドは、中央大陸戦争時代に馬型が居たらどういうデザインだっただろう、と思いながら描きました。
 (頂いた設定とは矛盾しまっていますが、、)

 「背部の二基のフレキシブルアーム・中央に対空機銃」という指定もあり、自分としてはあまり描いた事のない系の装備を書きました。
 側面図では見えませんが、実際はバーサークフューラーのようなアームになっていると想定しています。
 基部はオルディオスのグレートバスターを参考にしつつ描いています。
 構造上、上のハサミはキャップ部分から可動するつもりです。
 また「バルカンを頭部に」という指定もありましたが、これは取り付けが思い浮かばず出来ませんでした。申し訳ありません、、、。

 胴体のデザインが割に気に入っています。
 胴体は極太パイプで力強く。シールドライガーがちょうどパイプ密集型だったのでそうしました。
 …もうちょっと描き込んだ方が良かったなぁとも少し思いますが。
 また指定にはなかったものの、突撃機で高速機なので、スピード感を殺さない程度に程度に火器を増設させました。

 脚部はシールドライガー系のデザインにしつつ、オルディオスともある程度似るようにしたつもりですが、いかがでしょうか。

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No.04 投稿者:Fさん ヘリック共和国軍 中型ゼンマイ級ゾイド ガラド(ヤギ型)
 テクニカルデータ:全長15.0m 全高6.5m 重量50.0t 最高速度140km/h
 主な武装:長距離レーダー(×2) 複合センサー アンカースパイク(×16) 小型機銃 対空バルカン(×2) コンテナ(×2)
 機体解説:
  首都が陥落し、実質的に共和国が滅亡した中で、ゲリラ戦を続ける残党兵。
  そのための拠点として多くの小規模な基地を中央山脈などの険しい山腹に建設したが、小規模であるが故に、物資の貯蔵には限界があり、
  各地の基地との連携は急務であった。
  だが、基地を建設した山脈の険しさが仇となり、グスタフなどの大型輸送ゾイドの利用が著しく制限されてしまう。
  本機はその状況に合わせて氷雪地帯・山岳地帯における走破性能を重視した中型輸送ゾイドである。最大積載量こそグスタフには及ばないものの、その走破性能によって
  通常のゾイドでは通ることの出来ない断崖絶壁すらも易々と昇降できる。
  武装は最低限であるが、本機の主な行動範囲(環境・地形)及び主目的(輸送)を考えれば対歩兵用の小型機銃と対空牽制用の対空バルカンのみで十分であると考えられる。


-三式より-
 ヤギ型で描かせて頂きました。
 あまり戦闘的なイメージの無いヤギですが、輸送用となると途端に最適になるモチーフだと感じました。お見事です。
 断崖絶壁をものともせず駆け上るヤギ。中央山脈で大活躍できそうです。

 「全体的な見た目は頭を上げた状態のコマンドウルフに角を付けた感じに似ている」とありましたので、コマンドウルフをかなり参考にしました。
 参考機がコマンドウルフなので、MK-IIカラーが非常に似合っている気がします。
 正直、最初に「コマンドウルフに似る」と頂いた時は正直戸惑いました。ヤギと狼でかぁ…、と。
 ただ戦闘スタイルではなくメカとしての基本構成と考えて上手くまとめ上げられたと思います。
 また、コマンドウルフの他にカノンフォートもかなり参考にしています。

 個人的にはなかなか良くまとまったと思っており、特に胴体デザインは気に入っています。
 若干、太ましくもありますが、輸送用ゾイドで腹部はコンテナであるとしている為です。
 …実は、参考としては妊娠中でお腹の膨れたヤギの写真を使用しています。

 腹部は大雑把とも言えるほどのデザインですが、このクラス相応かなと思っています。
 輸送用で直接戦闘を考慮しない=腹部の弱点巨大な排気口もノーガード(ただし対空を意識し機体上側のみ装甲で覆う)。
 戦闘を考慮しないからこそ巨大な排気口を付けるような(被弾率の面から言えば論外な)効率の良い配置に出来。結果輸送機として最適になれたと考えています。

 指定には「顎下に小型機銃」「両肩に対空バルカン」「それぞれが様々な方向へ独立稼動」とありましたが、両肩に装備させる砲を様々な方向へ可動させる術が
 思いつかなかった為、後部へ移設させてしまいました、、。
 背部のコンテナに付けられており、コンテナは戦車の砲塔の様に旋回し、銃は上下に稼動するので合わせれば幅広い範囲を射程に収めると考えています。
 …コンテナが激しく揺れたらイカン気もしますが、まぁ、メインは腹部で背中のコンテナには揺れても大丈夫なものを入れていると考えています。
 また部隊の護衛用として「中に弾丸をぎっしり積め、ほぼ無制限に射撃が出来る防空型にも出来る」と考えました。

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No.05 ヘリック共和国軍 ブロックス級小型ゾイド トライビット(ウサギ型)
 テクニカルデータ:全長11m 重量20t 最高速度300km/h(イオンブースター使用時350km/h)
 主な武装:
  マルチレーダーイヤー(×2) イオンブースター(×2) 小型レーザーブレード(×2) AZ可変速ビーム砲(×2) 複合センサーアイ(×2) スモークディスチャージャー(×2)
 機体解説:
  機体の設定
  開発年代はZAC2101年頃。
  へリック共和国が次世代の哨戒機として開発中の機体。
  頭部のマルチレーダーイヤーと複合センサーアイで敵を捕捉し、味方に知らせる。
  また、背部にスペースがありマルチレーダーイヤーの他にAZ可変速ビーム砲とイオンブースターに瞬時に換装可能。
  AZ可変速ビーム砲は後方支援や対空攻撃に使えるビーム砲である。また左右の耳型ユニットを1本ずつマルチレーダーイヤー、AZ可変速ビーム砲にし、
  ビーム砲の砲身を伸ばし極限までビームを絞ったスナイパーモードにすることでレーダーと連動した精密射撃も可能。
  イオンブースターは主に、戦線から離脱するときに使われる。左右に1本ずつ小型レーザーブレードを持つが、積極的に攻勢に出るよりはむしろ、
  自衛目的での用途を想定している。
  また、背中のスペースに補給物資や人員を載せて輸送機としての運用や、背中にミサイルユニットを取り付けてレーダーと連動した対空迎撃機としても活躍する。
  ただしあくまで、哨戒、後方支援が主任務なので、直接の戦闘力は高くないが、さまざまな任務に対応できる縁の下の力持ちである。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、

 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。現時点でイメージが違うなどもありましたらお知らせ頂ければ反映します。

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No.06 投稿者:Admiral Hausさん 北エウロペ大陸の部族国家使用 中型ゼンマイ級ゾイド 名称未定(ラクダ型)
 テクニカルデータ:全長13m 全高8.7m 重量28t 最高速度190km/h
 主な武装:76㎜単装速射砲(×2) ニ連衝撃砲(×2)
 機体解説:
  北エウロペには帝国・共和国の侵入以前から多くの部族が存在していた。
  本ラクダ型ゾイドは北エウロペの砂漠地帯を中心にそれ以前から通商用・軍用に用いられていた。
  コブはエネルギー貯蔵に用いられており、長時間の行動が可能であり、砂漠地帯の運用に適している。
  帝国・共和国の侵攻後、レッドラストを中心とする諸部族は帝国・共和国両陣営に傭兵部隊として参戦し、本ラクダ型ゾイドはその主力となった。
  また、帝国・共和国両軍でも支援機として現場の部隊を中心に運用された。
  傭兵以外にも帝国・共和国に対するレジスタンス活動や戦後成立した首長国連邦でも主力機として広く用いられた。
  本ラクダ型ゾイドは中型とは思えない程装甲が薄い上、全高も高く被弾率が高く、防御力はかなり低い。攻撃力も旧式砲が主体で高くない。
  機動性は最高速度が190k程度と唯一まともな性能を示している。カタログスペック上は中型ゾイドはおろか、ゴドスやイグアンにすら劣る。
  しかし、砂漠地帯では生来の機動性を十二分に発揮することができ、ガイサックやモルガなどの小型ゾイドはもちろん、コマンドウルフさえ圧倒することができる。
  雑多とも言える程の多くのバリエーションが存在し、速射砲以外にもロケット砲や対空用の高射砲や機銃を装備型がある。
  多数を占めるヒトコブラクダ型以外にも前方のコブを索敵・通信設備を収めたレドームに当てた指揮機タイプも存在する。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.07 投稿者:ラウルさん へリック共和国軍 大型ゾイド プロトタイプケーニッヒウルフ(狼型)
 テクニカルデータ※CAS搭載機のため全長や全高、重量は装備ごとに若干変動する。
  全長21.26m 全高10.74m 重量90.0t 最高速度290km/h(砲撃型は250km/h)
 主な武装※固定武装を中心に、通常型,狙撃型,高速型など、様々なタイプに換装する事が可能
  固定武装:エレクトロンバイトファング ストライクレーザークロー(×4) 2連装マルチディスチャージャー(×2) 3Dセンサー&マルチイヤーセンサー
  通常型:AZ250mmロングレンジライフル(×2)
  格闘型:頭部増加装甲 頭部Eシールド発生装置 AZ50mm機関砲(×2) 大型ストライクレーザークロー(×4) 外付け式ラジエーター(×4)
  砲撃型:ヘッドギア 頭部増加装甲 頬部センサーユニット(×2) ハイブリッドキャノン(×2) AZ6連装マイクロホーミングミサイルポッド 
      AZ5連装ミサイルポッド(×2) AZ3連装マイクロホーミングミサイルポッド(×2) 脚部外付け式アンカー(×4) 大型ストライクレーザークロー(×4)
  狙撃型:ヘッドギア 頬部センサーユニット 頭部増加装甲 試作型デュアルスナイパーライフル 脚部外付け式アンカー(×4)
 機体解説:
  開発年代はZAC2101年。
  ライガーゼロは優秀ではあるが、ベースとなる野生体の確保、各種換装形態や装備の換装に必要な設備などを維持する必要性から非常にコストがかかる機体であった。
  その為、ライガーゼロの代替機として開発が進められていた狼型高速ゾイドの試作機がこの機体である。
  このゾイドは西方大陸産の大型狼型野生体をベースにしている為、機体サイズはライガーゼロと同クラスの大型機となり、加えて、ライガーゼロの代替機として、
  ゼロに匹敵する性能が要求されたことから、完全野生体ベース機として開発が進められた。
  また、武装面ではライガーゼロの各換装形態の大まかなコンセプトを踏襲しつつ、各種装備の換装を容易にする為にCAS採用された。
  各換装形態にはゼロパンツァーのコンセプトを流用した砲撃型、レーザーブレードの代わりに爪とキバによる格闘性能をより強化し、
  余剰エネルギーをEシールドに回すことで高い防御力を得た格闘型、ガンスナイパーやスナイプマスターを超える狙撃機を目指した狙撃型の装備が開発された。
  これらの装備はトライアルの度に各装備形態の枠を超えて装備の組み合わせを変更してテストされたため、各装備形態の区分は便宜上の物である。
  トライアルの結果、完成したこの機体はライガーゼロに匹敵する性能を獲得したものの、コスト面は要求水準を満たせず、格闘型のラジエーターなしでは有り余るパワーに
  冷却系が中々追いつかず、背部冷却ファンだけではオーバーヒートの予防に不安が残る機体となった。
  その後、開発陣はこの機体をベースにCASのオミットやセンサー系のヘッドギアへの集約
  によるコストダウン、一部のケーブルを露出させることによる冷却効率の向上によって完成したのがRZ-053「ケーニッヒウルフ」である。
  また、この機体の各種装備のトライアルから、頭部センサー系と連動して精密射撃が可能な狙撃型装備の試作型デュアルスナイパーライフルと、
  前脚の装甲強化をかねたAZ5連装ミサイルポッドが採用され、それぞれCP-22「デュアルスナイパーライフル」とCP-23「5連装ミサイルポッド」として完成した。
  この際デュアルスナイパーライフルは携帯性を考慮して銃身の折り畳み機構が追加され、5連装ミサイルポッドは合計4つに増設された。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.08 投稿者:W.Hさん 帝国軍 大型ゾイド バブーンアームズ(ヒヒ型)
 テクニカルデータ:巡航速度:180km/h 最高速度:285km/h
 主な武装:対ゾイド8連装ミサイルポッド AZ108mm2連装ショックカノン Eシールド 帝国共通武器セット
 機体解説:なし

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.09 ゼネバス帝国軍 中型ゾイド デッドストーカー(ハイエナ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:
  二連装ビームガン 簡易式レーダーイアー 三連装衝撃砲 二連装ビーム砲 集束ビームライフル 小型ビームガン(×2) 22連装追尾ミサイルポッド  ビームガン(×2)
 機体解説:
  このゾイドの最大の特徴はそのスタミナにある。
  ほとんんど半永久的とでもいうべきスタミナで、超長距離移動・無補給・無給即活動が出来るため、僻地での警護・諜報・探査などに利用される。
  また、そのエネルギー効率のおかげでビーム系装備へのエネルギー重点の必要もない。
  背中のビームライフルこそが最大の攻撃力だが、これを外せば最高速は30%近く上がる。
  また先回砲の為どの方向へも撃てるが、体側方向への砲撃には自重が軽いため耐えられず、転倒してしまうため、撃てない。

-三式のコメント-
 ハイエナ型で絵と設定を投稿して頂きました。
 ハイエナはあっても良い…というか無い方が不思議なモチーフですね。
 ライオンにはかなわないが群れで行動する無視できない存在。
 鼻が利き嫌なとこで現れ危険なときの撤収は早い…。そんなゾイドになれそうです。
 設定でスタミナが凄いとありますが、実際のハイエナも驚異的なスタミナがある動物で、上手くミックスさせてルナーと思いました。
 そこからエネルギー効率の良さ=ビーム砲への供給という繋げ方は見事です。
 デザインではハイエナのブチ柄をミサイルポッドに落とし込んだアイデアが良いですね。
 ライガーゼロパンツァーのように無理に背負っているのではなく、スピード感をを損なわずに自然にデザインされているのが好印象と感じました。
 またある種ハイエナは不気味な嫌われ約ポジションの動物だと思いますが、イラストも鼻先を赤くすることで血あびた姿を思わせる不気味なイメージになっており素晴らしいと 感じました。

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哺乳類型の投稿としては以上でした(イラストが間に合っていないものは急ぎます、、)。
特徴としてほとんど共和国軍だったことが挙げられるかと思います。
共和国=動物という構図がある程度浸透しているという事でしょうか。




■虫系
 

ここでは、虫系ゾイドを紹介します。

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No.10 ゼネバス帝国軍 小型ゾイド ワーカーアンツ(黒アリ型)
 テクニカルデータ:全長7.2m 重量27t
 主な武装:小口径二連装砲 又は 自己誘導ミサイルポッド 作業用多目的換装可能クレーンアーム 又は 輸送用コンテナ ドーザーブレード 多目的レーザートーチ
 機体解説:
  ゼネバス帝国が開発したアリ型工兵ゾイド。
  前線での陣地構築には、今まで作業用のモルガやゲルダーを使用していたが、
  「モルガやゲルダーだけじゃ、思うような陣地が作れない!!」
  「責めて、責めてもう一機種色々な作業や、そのまま防衛に使えるゾイドが有ったらなぁ……」
  と言う前線の兵士達の要望にこたえて開発された。
  武装は過酷な前線での信頼性や整備性を考慮し、簡易的な実弾兵装で統一。
  同時に機体前面に装備されたレーザートーチは、本来作業用だが、緊急時には自衛用兵装にも使える。
  (しかし、あくまでも緊急用。それほど効果は見込めない)
  そして本機最大の兵装である多目的換装可能クレーンアームや輸送用コンテナ等々の補助兵器。
  他にも様々なアタッチメントを使う事によって、一機種で陣地構築から物資の移送まで、それなりにこなす事ができる。
  そして本機の整備性は高く、地面を這うようなスタイルにより被弾率や視認率も低い為、敵地に潜入して破壊工作を実施する部隊にも配備される事がある。
  ZAC2035年にロールアウトしてから、ゼネバス帝国が滅亡して、またネオゼネバス帝国として復活した今日に至るまで、惑星Ziの彼方此方で、
  作業用ゾイドの顔として活躍している。

-三式より-
 背中に換装可能なウエポンラックを装備(画像はミサイルポッド)。
 尾部はモルガの様に開く事が出来、内部に物資あるいは兵員を乗せて輸送可能。
 また必要時には作業用多目的クレーンアームを装備する事も出来る。
 帝国共通コックピットの両脇にはレーザートーチを装備。
 以上の様に捉えてイラストを描きました。

 アリ型で工兵ゾイドという、個人的に非常に魅力的に感じるゾイドでした。
 モチーフと用途がピッタリ合っているので想像しやすかったです。

 同時期かつ同じ虫系という事でライン的にはモルガを意識しました。
 背中のラインが個人的には気に入っています。
 要望にあった作業用クレーンは背中に付けられず、、申し訳ありません。
 代わりに腹部をコンテナで、中に折りたたみ式のものが入っていると解釈しています。

 提案ですが、背部ウエポンラックにマグネッサーウイングを付けて「羽アリ型」、
 腹部を換装して球形の巨大燃料タンクを装備した補給車タイプ「ミツツボアリ型」などの発展系を作ってみても面白いのかなと思いました。

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No.11 投稿者:ショウ・アマさん ゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級 サヴォイダー(ヒヨケムシ型)
 テクニカルデータ:全長10m 重量22t 最高速度150km/h
 主な武装:クワトロバイトジョー フレキシブルロングアーム ビームガン 尾部小口径レーザー
 機体解説:
  開発年代はZAC2031年頃。
  ガイサックに苦しめられたゼネバス帝国が、モルガに変わる局地戦闘用ゾイドを試作した。
  動作は俊敏、かつ極めて獰猛な性質で、野生ゾイドは自分より大型のスネークスを捕食している姿を目撃されている。
  格闘戦においては抜群の強さを誇り、後のハンマーロックとも互角と考えられる。
  しかし、獰猛で扱いにくい性質や、格闘戦に偏ったコンセプトが、当時の多くのゼネバス兵士たちには受け入れられなかった。
  また、野生体の数が少なく、モルガと比べて生産性が低いという欠点があった。
  これらの理由から量産化は見送られ、格闘戦を好む少数の兵士に配備されるのみとなった。
  最大の武器は、全長の1/3程を占める頭部の大顎「クワトロバイトジョー」である。
  全4つ・2対の大顎は、中型ゾイドですら噛み砕く力を持つ。
  胸部には長い2本の触肢「フレキシブルロングアーム」があり、広い可動域を持つ。
  アーム先端にビームガンを装着しており、広域の射撃が可能。
  名前の語源は「日を避ける」という意味の英語:Sun Avoidからの造語。

三式のコメント
 ヒヨケムシ型で考えました。
 この生物は、この投稿で初めて知りました。
 ヒヨケムシ…、なんじゃそら?と思って検索してみると、かなり強烈な虫が出てきて正直きっついのぅと思いました(笑
 ただよくよく構造を見るとなるほど確かにゾイドに適した生物かも、と思いました。
 元の生物の生態も非常に興味深く、獰猛なハンターで昆虫が主食ながら時にはクモやトカゲ、はては鳥まで捕食する、と。
 サソリと並びこの類の生物では最強だと思いますが、それがゾイドの設定のガイサックのライバル位置として素晴らしく適応しているなと思いました。

 極初期のゾイドの設定なので、やや分かりにくいですが、共通コックピットを使用しています。
 ヒヨケムシのつぶらな瞳を再現できなかったのは悔やまれます。
 脚部はごつく、帝国ゾイドですが初期ゾイドなのである程度パイプ類も密集させ不気味さを出しました。
 (また鹵獲したガイサックの脚を参考にしたから、とも仮定しながら考えています)
 脚部ユニットを外すと、虫部分はけっこうこじんまりとしています。
 腹部のコンテナは格納庫としても使用可能で、観音開きに開くと考えています。

 脚部ユニットを外すとかなりイモムシ…。
 脚部ユニットは、完全に上部ユニットと独立していると考えています。

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No.12 投稿者:天空の城グンマさん ゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド 名称未設定(ケラ型)
 テクニカルデータ:陸上最高速度120km/h 飛行最高速度300km/h 水上最高速度30ノット
 主な武装:バイトファング バイトクロー(×2) ストライクストンプクロー(×2) 口腔内バルカン
 機体解説:
  開発年代は初期。
  主に地中を掘り進むために作られたゾイド。
  暗い所にいることが多いため、夜間でも活動可能。
  走る速度は同クラス平均以下、飛行能力はサイカーチス以下、水上移動能力はバリゲーター以下と器用貧乏。
  基本的に穴掘り用で作業メインの機体だが、大型のシャベル状前脚は戦闘時には武器としても威力を発揮する。


-三式のコメント-
 ケラ型で描かせて頂きました。
 ケラ自体がゾイドにしやすいモチーフだったので、デザインしていて非常に楽しかったです。
 初期ゾイドという事ですが、指定に「共通コックピットではない」ともありましたので、同時代の既存帝国ゾイドと共通したデザインにしつつも、
 ある程度異なったラインも取り入れるようにしました。
 個人的な解釈として、「共通コックピットを使わない=先鋭的な開発局が開発した」と解釈しましたので、後年のゾイドからも幾つかラインを取り入れました。
 デスザウラーの目とか24ゾイドなどを参考にしている部分もあります。

 また設定が実に良いですね。万能であるがゆえに凡作。使えない機体…。
 工業ゾイドとしてぜひ励んで欲しいです。

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No.13 ゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド ムルガン(ムカデ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:テクニカルデータ:全長12m  重量40t  乗組員2名
 主な武装:レーザーカッター  小口径ビーム砲  格納式短距離対空ミサイルポッド  格納式小型ロケットランチャー
 機体解説:
  スネークスに対抗してゼネバス帝国が試作したムカデ型ゾイド。
  モルガを開発した地底族が中心となって設計した。
  走破能力に優れるがメンテナンスが繁雑な割に兵器搭載量も多くはないため制式化は見送られ、ついにスネークスと対決することはなかった。
  口元に格闘用のプラズマカッターを装備し、背中の装甲ハッチの中に短距離対空ミサイルポッドおよび小型ロケットランチャーを収納している。
  スネークスのように泳いだり潜ったりは出来ない。


-三式より-
 イラスト付きでムカデ型を投稿して頂きました。
 なるほどモルガの設計を流用しつつ、長くより戦闘的に。ありそうなゾイドです。
 ゼンマイでこんなもんが歩いていたらけっこう強烈そうですね。

 私のイメージでも、設定からイメージをふくらませて描いていますが、まだ途中です、、。完成次第、追加します。

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NO.14 ゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド ドンゴロンゴ(セミの幼虫型)
 テクニカルデータ:全長9.8m 全高5.8m 全幅5.4m 重量33.1t 最高速度90km
 主な武装:不明
 機体解説:
  大地を掘削して地中を侵攻できるゾイドで、敵陣深くへの奇襲や、自陣での待ち伏せ作戦を得意とする。
  武器数が少なく、走行速度が遅いことが欠点であるが、装甲が厚いことと、地中に退避できることで、その欠点を補っている。
  戦地だけでなく、飛び地への物資輸送や基地の建設重機などでも重用された。
  稼働期間は長くなかったが、後のグランドモーラーに技術移転されている。


-三式のコメント-
 夏にニョキニョキ出てくるセミの幼虫がモチーフです。
 改めて、まだまだ身近でゾイド向きなのになってないモチーフは多いなぁと思いました。

 セミの殻をストレートに装甲にしました。ラインはほぼモチーフそのままだと思います。
 ちょっと生っぽくなりすぎたかも…とは反省しています。
 背中にミサイルでも背負わせようかとも思いましたが、そういうのをしてしまうと地中を掘り進める際に障害になるかなと思いとどまりました。
 (地中を想定していない運用なら背負うべきだと思いますが)
 設定的に共通コックピットを持ちますが、完全に外側装甲の下になっており見えません。
 この点、少しくらいはチラ見せすべきだったかなと思ってもいます。

 側面の羽部分は展開可能で、展開してミサイルを放つ事が出来ます。
 リクエストでは「マルダーのような」でしたが、そこまでは構造が思いつかずこのようになってしまいました、、。
 また尾部はモルガの様に開くと考えています。
 メンテナンス時には、背中の装甲も展開すると考えています(キャップ部分を支点に展開する)。
 セミのように横方向へ観音開きに…とも考えたのですが、モルガとの機構共通を優先させました。
 ただ先に掲載したヒヨケムシでは観音開き設定にしているし…、どっちが良かったのか描いた後でも悩んでいます。

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No.15 投稿者:U-tanさん 両軍使用 カスタムBLOX級ゾイド バレットアント(アリ型) ※モデル写真付き投稿
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:不明
 機体解説:
  メタルアント種(大きさが10mm~10mまでいろいろ)
  このゾイドが元になりBLOXが作られた。
  大量生産を目的とされたコアBLOXはこのメタルアント種のコアを元に調整され製造される。
  野生体は惑星Ziの掃除家であり、しかもこの種の排泄物が長い間の年月でメタルZiとなる。


-三式より-
 オリジナルのミニゾイドBLOX!
 触覚の角度が見事にアリで面白いです。キラービーの頭部を基本にしていると見えますが、見事にアリに化けています。
 また尾部に付いたセイスモサウルス用の砲が実に良いですね(この砲は小型改造の際に実に重宝します)。
 また側面のブロックス穴も排気口で防がれているのが実ににくい。小スケールながら隙のない仕上がりになっていると思います!

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No.16 投稿者:はっぱさん 所属不明 小型ゾイド スカラベ(フンコロガシ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:やう゛ぁい爆弾 高性能レーダー スモークディスチャージャー(×6) へぼい対人機銃(×2) 液状ワイヤー(×2)
 機体解説:
  糞の部分はかなり強力な爆弾という設定。小さな太陽と呼ばれ,爆発すれば数キロ四方が強烈な熱と爆風で消し炭になる。
  クレーターとか出来ちゃう。水爆!?なにげにえげつない機体。なので、開戦時に数機が距離をあけて特攻するとか、運用は極めて限定的になる。
  そんなにすごい爆弾なら空から落とせばとかは言わない約束。
  戦い方はシンプルで、敵の近くまで行って爆発するか、攻殻のタ●コマみたいなワイヤーで、敵を捉えて密着し、やっぱり爆発する。
  通常速度はそんなに出ないが、頭部のバーニアっぽい所からジェット噴射したらかなり速い。
  コーナリングは苦手なので、高機動ゾイドなら逃げられる。ワイヤーに気をつけろ。
  爆弾の装甲?はめちゃ丈夫なので、撃たれて爆発とかは滅多にしない。本体もそこそこ硬いが、やっぱり後ろを取られるのは苦手。
  煙を撒いて目くらましをする。
  爆弾特攻部隊だが、犬死にはしない設計。
  背中が見たまんまビークルになっているので、接敵したら、背中だけ分離しジェット噴射でパイロットはすごい早さで離脱する。
  もちろんゾイドコアも。なので、他の機体と比べても生存率はかなり高い。
  「また生き残っちゃった。テヘペロ」。とは部隊長の口癖。
  コックピット周りにはエジプトのスカラベの文様のようなものがペイントされている。地球人から教えてもらったのか?
  いろんな意味で戦場で遭遇したくない機体ベスト3には入るという。


-三式より-
 イラスト付きでフンコロガシ型を投稿して頂きました。
 ゴチャメカの具合が実に良いですね。書き込まれたシリンダーやチラ見えするエンジン内部などはメカ好きにはたまらない構図です。
 ただ今回の企画の意図として、設定に関してはシリアスに書いていただけると良かったのですが、、、、、、。
 なお名称に関しては名称設定のご希望を頂きましたので私の方で加えています。

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No.17 投稿者:はっぱさん 所属不明 小型ゾイド ミイデラー(ミイデラゴミムシ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:不明(モルガ大)
 主な武装:やう゛ぁいガス砲 格闘用キバ 三連砲
 機体解説:
  ゴミムシの仲間がお腹に溜めた物質をお尻から噴射して攻撃するという生態にヒントを得て、というかそのまんまゾイド化。
  フンコロガシと同じ部隊ということにしよう。特殊部隊。
  胸部(肩のところ)から惑星ぢーの大気中にあるナニガシカを吸い込み、横っ腹にある2つのタンクにナニガシカの物質を分けて溜める。
  それをお尻の砲塔の先でまぜると一気に爆発噴射する。この液というかガスというかは、ゾイドの装甲を溶かし、時間をかけて内部器官までも浸食する。
  一時的には装甲を溶かすだけなので、敵は動けなくなることは無い。
  ただ、そのまま放っておくと、数日のうちに中までダメになる。徹底的に洗浄し、内部も点検メンテナンスをしなければならない。(自分は特殊装甲で平気)
  戦況が長引くと、そのような手間とコストが莫大にかかり、まずいことになってくる。
  あとからジワジワ効いてくるボデーブローのような、いやらしい兵器。
  運用は長期化が予想される戦線を有利に運ぶため。というのは建前で、実際は、嫌がらせである。
  ロールアップしたてのイケメンゾイドの装甲をボロボロにし、くっさい匂いでテンションがた落ちにさせる。
  ちなみに、パイロットはイケメンのスターゾイドに撃破された兵士を募り、採用している。恨みのパワーで襲いかかる!!。
  当然子どもには人気が無く、「やーい 屁っぴり虫〜」とヤジられる。
  なので、この機体に乗り込む兵士は、家に帰って、子どもに「おとうさんはどんなゾイドに乗ってるの?」と聞かれたとき、一瞬間をあけて、
  「お父さんはセイバータイガーにのってるんだよ〜」(汗)。と言ってしまうという。

-三式より-
 イラスト付きでゴミムシ型を投稿して頂きました。
 甲虫型というとサイカーチスを思い出しますが、その印象を残しつつ新しいラインに仕上がった機体後部が素晴らしい仕上がりをしていると思います。
 設定も面白い。ただこちらも、今回の企画の意図として、設定に関してはシリアスに書いていただけると良かったのですが、、、、、、。

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虫系ゾイドは以上です(実はあと少しいましたが、それらは後の別項目で紹介します)。
哺乳類と打って変わって、ほとんど帝国で占められているのが特徴でした。やはりモルガのイメージが強烈なのでしょうか。




■海系
 

ここでは、海系を紹介します。※古代の海の生物は、後の恐竜時代系にまとめます。

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No.18 投稿者:メヒキューさん ゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド ディープムーア(クロデメキン型)
 テクニカルデータ:全長6.5m 全高4.2m 全幅3m 重量20t 速力25ノット
 主な武装:超高感度水中センサー(×2) 魚雷ポッド 対空ミサイル(×2)
 機体解説:
  来るべき中央大陸への帰還(D-DAY)へ向けて新型ゾイドを開発中のゼネバス帝国は、水中用のゾイド開発に着手していた。
  ウオディック開発のテストベッドとなったのが、このディープムーアである。
  暗黒大陸に生息するクロデメキン型野生ゾイドを特殊培養して大型化、深海の水圧に耐えられるように強化し、
  デメキン特有の目玉を高性能水中センサー(ソナー等を複合した物)へと昇華させる。
  しかし元来、デメキンは好戦的な生物ではないので、運転テストは散々な物だったと記録されている。
  数台製造されたディープムーアは海底に沈んだ軍事ゾイドのサルベージや、考古学者の手に渡り、水中遺跡の発掘に役立ったらしい。


-三式より-
 メヒキューさん投稿の、デメキン型を描きました。
 設定的にウオディックのテストベット機という事で気合が入りました(歴史に埋もれた機体が大好きです)。
 設定的な事があり、ある程度はウオディックと共通させたいと思って描きました。その為、バラストタンクを装備させるなどしています。
 また腹部の魚雷はアタックゾイドのヘルダイバーを参考にしています。
 帝国ゾイドという事でかなり装甲に包まれていますが、デメキンであり不採用機でもあるので、あまり強固には見えないように気を使いました。

 青みがかった灰色の部分はクリアーパーツ想定です。
 メカ生体版レドラーのような青みがかったクリアーを想像しています。
 個人的には口の感じが気に入っています。

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No.19 ゼネバス帝国軍 重装甲SP級ゾイド 名称未定(アカテガニ型)
 テクニカルデータ:全長20m 全高3m 最高速度180km/h
 主な武装:小型ビームバルカン ミサイル魚雷 サーチライト
 機体解説:
  機動性、格闘戦に弱いシーパンツァーを補佐するために開発された。
  シーパンツァーとは対極に、素早く動き回り強力なハサミで格闘戦を行う、揚陸戦時の切り込み隊長。


-三式より-
 前面に小型ビームバルカン砲を装備。
 射撃性能UPや深海での移動時に視界を確保するために、サーチライトも備える。
 背部にミサイル魚雷発射装置を二基を持つ。
 キット的には…、脚部はボールジョイントで接続。角度は様々変えられる。
 コックピットは帝国共通仕様。シンカーのように前にスライドさせ、コックピットハッチを開く事が可能。
 また胴体は甲羅全体ごとがばっと開く事も出来る。
 以上の様に捉えてイラストを描きました。

 ヤドカリがいるならカニも!
 これは居ない方が不思議なモチーフだと思います(アタックゾイドまで含めるとハイパーシザーはいるけど…)。
 機獣新世紀ゾイドではカニ型キラードームが居ましたが、スベスベマンジュウガニというマイナーカニの採用で嬉しさ半分ツッコミ半分でした。
 今回はアカテガニという事で、サワガニと並んで非常にメジャーなカニではないかと思います。

 デザインはストレートにしましたが、無難にゾイドしてると思います。
 甲羅を開けたらカニ味噌パーツがたくさん入っている妄想をしながら描いています。
 いずれ内部図解も考えたいなぁ…と。

 ただアカテガニの割には胴体がちょっと小さく、どちらかというとサワガニになってしまったのは反省しています。
 見返すと足がやや大きすぎたかなと思うのと、アカテガニにしては丸くなってしまったかなと思う部分もあります、、。
 とはいえ、そこそこスタンダードに仕上がったとは思っています。
 描く時に、ここでは描かれていませんが、裏側はこうなっているとか装甲を取ると内部にカニミソ的モールドがあって…とか想像しながら描いています。

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No.20 ヘリック共和国軍 中型ゼンマイ級ゾイド ボトムファング(ヒラメ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:全長17m 乗員1名
 主な武装:8連装ロケットランチャー
 機体解説:
  開発時期はZAC2100年頃。
  海底に着底して待ち伏せするヒラメ型潜水ゾイド。
  強力なバイトファングは大型ゾイドの装甲すら破壊できる。
  ヘリック共和国海軍による試作機テストにおいて高い隠密性が評価されたが、操縦が難しすぎるため制式化されず、
  総合的にバランスの良かったハンマーヘッドが量産された。
  偶然だが帝国側でもよく似た機体「キールクラッシャー」が試作されている。

-三式のコメント-
 このゾイドに関しては次の「キールクラッシャー」の項目にまとめています。

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No.21 ガイロス帝国軍 中型ゼンマイ級ゾイド キールクラッシャー(カレイ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:全長18m程度
 主な武装:収束式ソニックブラスター 対アクティブソナー用バブルマスカー発生装置
 機体解説:
  開発時期はZAC2100年頃。
  ガイロス帝国軍がウオディックの突然変異体を対巨大ゾイド戦に特化させたカレイ型奇襲ゾイド。
  収束式ソニックブラスターは射程を短くするのと引き換えに破砕力が向上しており、ウルトラザウルスの装甲を貫通するとされたが、
  シンカーやウオディックに比べて運動性能 にクセがあり操縦が難しかった。
  個体数が少なく実戦に投入されたという記録はない。
  後年の研究ではウオディックの突然変異体ではなくトライアングルダラスに生息する別種が素体だったとみられている。
  偶然にもよく似た機体「ボトムファング」が共和国側でも試作されていた。


-三式のコメント-
 まさかのヒラメ&カレイ。正直笑いました。
 が、ゴドス・イグアンとかサーベル・シールドとかを考えるとあってもおかしくは無いペアモチーフですね。
 (個人的にはヒラメが帝国でカレイが共和国かなーという印象がありますが)
 キット的に言うと小さい車輪を裏面に仕込む感じでしょうか。

 面白いモチーフで、私でも考えてみました。


 デザインはタイトーのシューティングゲーム「ダライアス」のメカに見えないように気を配りました。
 頂いたデザインとはかなり変わってしまいました、、。申し訳ありません、、。
 またデザインをしていると、どうしても共通コックピットを使用する風にデザインできず、専用にしてしまいました。
 ただ海底に潜む平たい魚というのはゾイド的に美味しいポジションになれるのかなーと、デザインしていてすごく思いました。

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No.22 ネオゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級無人ゾイド スターマイン(オニヒトデ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:直径7~8m  全高3~4m
 主な武装:カッター  熱濃硫酸噴射器  旋回式レーダー
 機体解説:
  上陸地点のバリケードや地雷原を切り開く自律式無人ヒトデ型ゾイド。
  カッターで鉄条網を切断し、酸でバリケードを溶かす。低コストで量産しやすいが、自動運転装置に欠陥があるため直進性能が悪く信頼性は低い。


-三式のコメント-
 オニヒトデ!まさかのオニヒトデ!カレイとヒラメに続いて凄いモチーフが来ました。
 が、解説を読むと実に実用性がありそうなゾイドです。
 またパンジャンドラムがモチーフというのがマニアックでいい感じです^^
 私の方でも、イラスト化させて頂きました。

デザインは少し趣を変えています。
このデザインでは、脚部のローリングスパイクを各回転させる事で移動・旋回が可能。
またそれ自体が非常に丈夫なので鉄条網をからめとって引きちぎる事ができると考えました。
ローリングスパイクはやはりオニヒトデの特徴であるトゲを生かしたかったからです。これくらい強引な戦闘をしそうな位がオニヒトデには似合う気もします。
また、中央はレーダーを含む複合ユニットとしました。クリアパーツを使用している所は、深海や暗所でも使用可能なライトです。

この投稿を最初に見たときは、正直、「凄いの来たな…」と思いましたが、描いているうちに魅力に気づきました。
珊瑚礁のように広がる共和国の海底基地を襲うスターマイン。
そしてオニヒトデを迎撃するために出撃する共和国の海底防衛ゾイド・ホラガイ型…。そんな図があっても面白いと思いました。

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No.23 投稿者:Admiral Hausさん ガイロス帝国軍 超巨大輸送艦 メア・ケーニヒ (ザトウクジラ型 )
 テクニカルデータ:全長150m 重量4000t 海上速度40ノット 水中速度30ノット(III型は水上35ノット、水中50ノット)
 主な武装:連装砲(I型2基/II型1基/III型0基) 37㎜連装機銃(多数) 20㎜ヴァルカン多数(多数) 魚雷発射管(多数) 爆雷投下口多数(多数)
 搭載機:
  I型:シンカー少数 II型:シンカー×24 III型:ウオディック×16
 機体解説:
  ZAC2090年代半ば、エウロペ大陸侵攻とその後の中央大陸侵攻を計画するガイロス帝国は、制海権の完全なる掌握と渡洋作戦能力の強化の為、
  ブラキオス用母艦(水上艦)を計画した。
  ブラキオスはソーラージェネレーターにより長期的な海上作戦が可能とは言うものの、アンダー海を越え、エウロペ大陸東部北岸やデルダロス海まで進出するには
  各種装備の補給や乗組員の休憩の為の母艦が必要不可欠であった。
  野生体にはホエールキングなどのような飛行改造には向かず、積載量もないものの、スマートで高速航行が可能なナガスクジラが選ばれた。

  エウロペ大陸初期作戦に参加した巡洋艦母艦のI型は連装砲をニ基装備し、ブラキオスへの補給以外にも揚陸・対地砲撃・高速輸送などの任務を行った。
  ZAC2099、シンカーの再配備の目途が立ったガイロス帝国は本級をシンカーの母艦にすることに決定。
  I型の改造に続き、格納庫などの本格的な航空母艦装備及び航続距離強化などを盛り込んで再設計された通商破壊母艦のII型を多数建造した。
  ZAC2100年6月、ユビト港からロブ基地に向かう共和国輸送艦隊の襲撃にシンカーを始めとする大部隊を展開できたのも本級の活躍が大きい。
  その後も第二次全面会戦での海兵隊の後方支援やニクシー基地撤退やアンダー海海戦やエントランス湾での戦いにも参加し、ハンマーヘッドなどによる多くの
  戦没艦と引き換えにそれを上回る貢献した。
  中央大陸=エウロペ大陸間のデルダロス海やエウロペ大陸=暗黒大陸間のアンダー海における通商破壊作戦は終戦まで続けられ、無視できない被害を共和国に与え続けた。 
  ウオディックを搭載する潜水能力強化型のIII型も10隻余りが戦線に参加した。

-三式より-
 ザトウクジラ型で描かせて頂きました。
 「可潜艦的水上艦」「外観はモチーフであるザトウクジラのラインにほぼ忠実」「平面主体や凹凸ディテールが目立つ構成よりもシンカーやレドラーの外板のように流線型」
 「低くて平べったい艦橋などの上部構造物を装備」「小型火器を多数」という指定で、なかなか苦戦しました。
 大型輸送艦は、ホエールカイザー/キングの平面を組み合わせた輸送機然とした姿や無数に凹凸が入った事によるスケール感の出し方が染み付いているため、
 イメージに苦労しました。
 設定を読むに、軍艦のようなイメージなのかなと思う部分もあり(特に小型火器が多数である部分から)、鯨型の軍艦を作るノリで描き進めました。
 イメージに反していたら申し訳ないです。
 軍艦としては旧日本軍の伊-400を最も参考にしています。

 設定は非常に魅力的だと感じました。
 確かに、航続力は長くてもそれだけでは戦えるものじゃない。小さなブラキオスでは補給休息など不可欠だろう…。
 そう思うとこのような輸送艦はあるべきだよなぁと思いました。

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海系は以上です。帝国多し!やはりウオディックやシーパンツァーの影響が強いのでしょうか。
ただ後の恐竜時代系で紹介しますが、共和国には強力な古代生物モササウルス型の投稿もありました。




■飛行系
 

続けて、飛行系ゾイドです。※古代の飛行系は、後の恐竜時代系にまとめます。

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No.24 投稿者:Admiral Hausさん ヘリック共和国軍 中型爆撃機 アホウドリカ (アホウドリ型 )
 テクニカルデータ:全長15m 全高14m 重量60t
 主な武装:爆倉(胸部) 武装架(翼下) 翼内単装機銃(×2) 四連装ヘビーマシンガン
 機体解説:
  開発年代はZAC2090年頃。
  大異変後、重爆サラマンダーの個体数の不足に悩まされ、軽爆プテラスの爆弾搭載量に不満を持っていたヘリック共和国は中型爆撃機として
  アホウドリ型ゾイドを開発した。
  その航続距離と爆弾搭載量はサラマンダーの代替爆撃機として許容できるものであり、軍部の期待も大きかったものの、ただでさえ大きな身体に
  大重量の爆弾を搭載した本型はあまりにも鈍重であり、絶対的な制空権下以外の運用は自殺的行為であり、早々に一線を引いた。
  西方大陸戦争では後方輸送任務に終始し、サラマンダー復活後は爆撃隊からも完全に除かれた。
  しかし、その愛らしい姿と簡易な操縦性から輸送隊や民間輸送機として広く長く利用された。


-三式より-
 アホウドリ型で描かせて頂きました。
 「ストームソーダーと似ているが、アホウドリらしくずんぐりしたボディは鈍重な印象を与える」との指定でしたが、おおまかに守れたかなと思っています。
 また、これは指定ではありませんでしたが、爆撃機という事で複座式にしたくて、またアホウドリの顔のラインを上手く活かせそうと思い、キャノピーの仕切りを
 入れています。
 指定に「WWIIでの双発の軽爆撃機や双発攻撃機のイメージ」「翼はマグネッサーではなく総貼りの羽」というようなものもあり、地球の実機に近い処理を与えても
 良いのかなと思ってのものです。

 各所はストームソーダーに似るという指定の通り、かなり同機を参考にしています。

 自分としてはなかなかうまくまとめ上げたことができたと思っており気に入っています。
 ただ正直に言うと、Hiユニット級の中型ゾイドという指定を頂いていましたが、機能を考えるとこのクラスに収まりきらず、結果ストームソーダー級の大きさを想定して
 書いてしまったのは反省しています。

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No.25 投稿者:屠龍さん 神聖イーリアス皇国軍 小型戦闘機 星風 (ツバメ型 )
 テクニカルデータ:全長14m 重量10.2t
 主な武装:20mm翼内レーザー機銃(×2) 武装架(翼下) 7.7mm機銃(×2) 空対空ミサイル(×4) 増槽装着可能
 機体解説:
  星風は神聖イーリアス皇国の主力空戦ゾイドである。
  野生ゾイドの絶滅が多い東方大陸で比較的個体数の多いツバメ型ゾイドを選定し徹底した軽量化で運動性抜群の軽戦闘機である。
  皇国の最大の敵国であるブルガスタ王国王立空軍主力戦闘機メッサーストームIIを一方的に撃墜し、
  さらにはへリック共和国の要請を受け派遣されたエウロペにおける空母戦闘ではレドラーすら撃墜する猛者も存在した。
  後継機の海風が就役すると第一線を退き、以後は新人パイロットの育成に貢献した。


-三式より-
 ツバメ型で描かせて頂きました。
 かわいらしい鳥なので、なかなか苦労しました。
 また何よりオリジナルの国家が設定でしたので、イメージを掴むのに苦労しています。
 上手くイメージ通りになっていると良いのですが…。

 全体のイメージはジェット戦闘機です。
 米軍のF-16ファルコン戦闘機のようなエアインテークを下部に備えています。
 また翼はF-14トムキャット戦闘機のような機構で可変後退翼になっていると捉えています。
 インテーク下部や翼下には多数の増槽やミサイル兵装を装備可能と考えています。
 ゾイドらしさから言うと「?」かもしれませんが、実在兵器をなぞってデザインするという意味ではなかなか上手く出来たのかなーと思っています。
 後はやはりイメージに合っていれば良いのですが。

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No.26 ヘリック共和国軍 超大型ゾイド エネルギヤ スクイッド (ダイオウイカ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:全長不明(40-100m位) 乗組員2名  高高度(成層圏?)まで飛行可能
 主な武装:フレキシブルレーザーブレード(×2) クラッシャークロー
 機体解説:
  中央大陸戦争後にヘリック共和国海軍が構想した高高度迎撃機。
  ホエールカイザーなどの暗黒軍空中輸送艦を水際で迎撃するダイオウイカ型ゾイド。
  戦争末期に接収したばかりのゼネバス帝国系の技術を断片的に取り入れたため、技術的に洗練されていない部分がある。
  待機中は海中で全身のイオン交換膜によりろ過した海水をゾイドコアのエネルギーで水素と酸素に分解して機体内の燃料タンクに貯蔵する作業を行う。
  迎撃時は貯蔵した燃料をロケットエンジンで燃焼させ一気に高空へ飛び立ち、すれ違いざまにレーザーブレードで斬りつけたり
  降下中にクラッシャークローで噛み付いたりして敵艦を破壊する。
  作戦終了後はデコイやチャフ、フレアなどをばら撒き敵をかく乱しながらパラシュートで海面へ着水する。
  当時の共和国のマグネッサーシステム限界高度を超える超高高度輸送艦を、暗黒軍はいずれ開発するだろうという前提で構想しているが、
  ゼネバス帝国軍のスペースコング打ち上げ技術はゼネバス帝国敗戦の混乱で断片的にしか手に入らず、ホエールカイザーの構造解析も途上だったため、
  従来のマグネッサー使用をあきらめ、ひたすら上昇性能を重視したロケットエンジンで設計されている。
  図面審査では体内のロケット燃料誘爆の危険性、視界の悪さ、パラシュートの脆弱性、帝国由来技術の信頼性など、数多くの問題が指摘されたほか、
  特攻的で危険な運用方法とパイロット育成ノウハウの欠乏が問題となった。そのうちに他のゾイド開発が優先され、ようやく技術検証機が着工したころには
  彗星衝突で施設は壊滅、素体ゾイドも絶滅し、惑星大異変の混乱のうちに開発計画そのものが白紙となった。
  後に西方大陸戦争でサラマンダーが背負った巨大迎撃ミサイルとは全く関係ない。

-三式のコメント-
 ダイオウイカ。新海に潜むこの巨大な生物、古来よりクラーケンとして航海士に恐怖を与え続けた存在は強力なゾイドとしてふさわしいものでしょう。
 そしてやはり、その形状ゆえにロケットにしたくなりますね。
 設定のゼネバス帝国の技術を取り入れたが不完全であるというのは非常に良いですね。
 その運用法や成層圏を飛ぶ性能ゆえにデザインは通常ゾイドとはかなり異なっていますが、それがこのゾイドの場合は上手くマッチしていると思います。
 またキットの解説も楽しいですね^^
 様々なものにチャレンジしているゾイドだから、あるいはこんなのもありかも?と思わせてくれました。

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No.27 ヘリック共和国軍 小型ゾイド サンダーヘッド(アンドンクラゲ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:可変(本体部分のみで一辺4m程度)
 主な武装:電気ショックケーブル(×4)
 機体解説:
 シンカーなどの低空から侵入してくる航空ゾイドを妨害する閉塞気球型無人ゾイド。
 複数の機で編隊を組み、電気ショックケーブルで互いに連結することで空路を遮断する。
 ケーブルに接触したゾイドは強烈な電撃をうけるだけでなく空気抵抗の大きな本体ごと絡み付いてくるため激しく機動力を奪われる。
 もともと海産ゾイドであるため沿岸部の都市周辺の防空任務に配備されることが多かった。推進力が微弱で漂流しやすいため係留アンカーで設置される。
 中~後期生産型シンカーなど航空ゾイドの高性能化や対空兵器の実用化に伴い時代遅れの戦術となり、かなり早い時期に戦場から姿を消した。
 バリエーションとして機雷のように水面を漂い通商破壊や上陸障害物として機能するタイプも考案されたが、ただの機雷と比べて費用対効果が悪く量産には至らなかった。

-三式のコメント-
 これは実に面白い発送ですね。読んだ時になるほどなーと思いました
 個人的には、イギリスが第一次/第二次大戦で使用したバルーンエプロン(阻塞気球)を思い出しました。
 恐らく、ノルマンディー時に写っていた飛行船のような~というのも、バルーンエプロンだと思います。
 ふわふわ漂うクラゲのイメージは浮かせばまさに気球。
 実際にこれを設置し、ていう空で侵入しようとする機を妨害する姿を思うとなかなかゾイドらしくて良いと思います。

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飛行系は以上です。思ったほど数は多くありませんでした。そして多くが共和国でした。
基本的に空といえば共和国がリードするイメージがあると思いますが、その延長戦でこのような結果になったのでしょうか。
この他、後の恐竜時代系で紹介しますが、プテラノドン型の投稿もありました。




■恐竜時代系
 

続けて、恐竜時代系を紹介します。やはりゾイドといえばこれ?

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No.28 へリック共和国軍 小型ゼンマイ級 ゴジュアルド(ヘレラサウルス型) ※写真付き投稿
 テクニカルデータ:全長14.4m 全高7.8m 重量22t
 主な武装:バイトファング バイトクロー(×2) ストライクストンプクロー(×2) 口腔内バルカン
 機体解説:
  ベロキラプトル型ゾイドの開発データをフィードバックして生まれた、小型ゴジュラス系ゾイド。
  鉄竜騎兵団のSSゾイドが誇る高い性能を目の当たりにした共和国軍は、後に実戦投入されるセイバリオンと同時期に新たな2足歩行恐竜型ゾイドの開発に着手していた。
  ゴドス・ガンスナイパー・スナイプマスター等の開発データ・性能評価・戦闘記録を統合的に取り入れた"ZAC2100年代の小型ゴジュラス"を開発するという
  壮大な開発プロジェクトとなる予定だったが、試作機の完成を待たずしてネオゼネバス帝国の勃興により共和国は陥落。
  東方大陸でZOITECから戦力回復のため供与されたゾイドブロックスが小型ゾイドとして拡張性・整備性に優れていたことにより
  本機体の量産・実戦配備は先延ばしが続き、事実上凍結となった。
  しかし中央大陸でゲリラ戦を繰り広げる共和国残存兵力の一端としてテスト用機体が投入され、しなやかな体躯から発揮される小型機の枠を超えた格闘性能により
  貴重な補給部隊を守り抜いたことが報告されている。


-三式のコメント-
 ミキシングで作られた見事なオリジナルゾイドを投稿して頂きました。
 ミキシングながらパーツの使い方が巧みで、どのゾイドにも似ない独自のデザインになっている所にセンスと技術の高さを感じます。
 メカニックが各部露出しており、スマートになり過ぎないゴチャゴチャ感はいかにも共和国的でゴジュラス的。
 設定と照らし合わせても素晴らしい完成度だと感じました。

 イラストを希望されましたが、既に素晴らしい完成度のモデルがあるので、デジタルジオラマを作らせて頂きました。
 ちなみにXRZ-051の51は、今回のオリジナルゾイドの51番目の投稿だったからです。

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No.29 ヘリック共和国軍 巨大ゾイド 名称未設定(モササウルス型)
 テクニカルデータ:全長39.5m 全高10m前後 重量160t 最高速度72kt 最大潜水深度15000m 乗員2名(頭部1、背部1)
 主な武装:ビームキャノン(シールドライガーMk-Ⅱの改良・耐水版) 対艦魚雷 対空レーザー 対空ミサイル等
 機体解説:
  別名「海のゴジュラス」。
  ウォディックの出現により海戦での優位が大きく揺らいだ共和国が開発。
  海生生物としては最強レベルのモササウルスをモチーフとして格闘戦でウォディックを圧倒する巨躯と戦闘力を持ち、ソニックブラスターにも耐える可能性もある。
  砲撃戦や対空戦闘でも十分な実力を持つ。
  さらにウルトラザウルスには及ばないものの、艦隊の旗艦としての指揮能力も持つ。
  ただし「海のゴジュラス」の名の通り気性が荒く、パイロットを選ぶ。


-三式のコメント-
 地球史上、海で最強を誇ったとの呼び声高いモササウルス。
 ゾイドではブロックス級のモサスレッジがいますが、やはり最強の海獣という事で大型が欲しいところ。
 このゾイドは、スタンダードすぎるくらいスタンダードですが、やはりこれこそがゾイドと思える王道だと思います。

 デザインの指定として、「外観はバリゲーターの拡大版」と頂いていましたので、それに従って拡大発展型として素直にデザインしました。
 設定と同じくスタンダードすぎるくらいスタンダードになったと思いますが、非常にゾイドらしくなったとも思います。
 割とゴジュラスを参考にラインを作っている部分もありますが、気づかれるでしょうか?
 背中の大型の背びれの基部にもコックピットを設けています。
 個人的には、コイツと自作オリジナルゾイドのアーマーオステウス(Create→オリジナルゾイド参照)を戦わせてみたいです。

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No.30 投稿者:W・Hさん ゼネバス帝国軍 中型ゼンマイ級 パキケファン(パキケファロサウルス型) ※ドット絵付き投稿
 テクニカルデータ:最高速度225km/h
 主な武装:連装電磁砲(×2) 3連衝撃レーザー 機銃(×2)
 機体解説:
  アロザウラークラスの機械獣。
  頭頂部は通常の2倍の装甲があり背部の『ハイパースラスター』と併用し驚異の破壊力を誇る『パキケファンヘッドバット』を見舞う。
  鼻先の小振りな凸は『前方照準レーザー』と成っている。
  右手は『ミニマムキラークロー』と成っており左手の手首から先は『火炎放射器』である。
  下腹部にはライジャーと同形の『連射キャノン』が嵌め込まれており、残る銃器もライジャー同様の『ビーム砲×2』『3連電粒子砲』が
  前身のイグアンを思わす尾部の箇所に配置されている。
  後年、ガイロス帝国でも量産が計られたが、摂政であるプロイツェンが心中で「旧帝国の滅亡を思い起こさせる機体」として疎んだ為、
  本格的な大量生産までには至らなかったとも言われる。


-三式のコメント-
 パキケファロサウルスで投稿して頂きました。メジャーながら、まだゾイド化されていない珍しい恐竜だと思います。
 また頭部付近のイメージをドット絵で投稿していただきました。
 私の方は、ドット絵を参考にしつつイメージをふくらませてイラスト化させて頂きました。

 次世代イグアンであるという事を中心に考えて作りました。一部設定と違っている部分も出てきてしまいましたが、、、すみません。
 また設定を見ると、既にこの時期はデスザウラー等も出ているはずなので、その辺の期待のラインを参考にもしています。
 頭部は頂いたイメージでは、「共通コックピットに極めて近いながら新型」という感じでデザインされていますが、私のイラストでは、ここまで似ている上に”あご”が無い
 指定ならば完全に共通コックピットとしても良いかなと思い(個人的にあごを表現するかどうかは共通コックピット/専用頭部を分けるラインの一つと思う)、
 ハンマーロックやヘルキャットのような「かぶせる」事でモチーフを表現するタイプのものにしました。
 ただ、やはりアロザウラー級の機械獣なので、比較的複雑な構造のヘルメットをかぶせています。
 全体的にはイグアンの次世代機というイメージにとらわれすぎ、新型というよりはイグアンのチューンナップ機に見える期待になってしまったのは反省しています…。

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No.31 投稿者:屠龍さん 南方大陸を統治する王国(非公式) 中型ゾイド メッサーストームII(プテラノドン型)
 テクニカルデータ:全長15m 重量42t
 主な武装:12.7mm機銃(×4) 25mm機銃(×2) 魚雷及び爆弾(1トンまで搭載可能) 各種電子戦装備
 機体解説:
  3座式戦闘偵察攻撃機として王国の命運を担うべく開発された機体。
  一機で戦闘機、艦攻、艦爆、艦偵をこなす万能機として開発されたが、鈍重ゆえ次々と撃墜された不遇のゾイドである。
  後に全ての面で性能不足と指摘されたが他に持ち弾が無く長い間運用された。
  さらに悪い事に本機が一機撃墜されれば最悪三名の人命が失われる事になりこの点も搭乗員から嫌われた。
  (もっとも軍上層部はたいして問題視していない節が見受けられる)
  数年後、本機を徹底的に見直し再設計されたIIIが就役したが、へリック共和国海軍機動部隊の主力機はプテラスからレイノスへ、
  そして王国の最大の敵国、神聖イーリアス皇国はより高性能なブロックス戦闘機「海風」を就役させたためIIIもIIと同様の運命を辿った。


-三式より-
 オリジナル国家という事で、ラインは既存機からかなり変えてもいいのかな?と思って、思い切ったデザインにしてみました。
 「三座」「一機で何でもこなす万能を求めたがゆえに性能不足」「脚部は車輪式」「キャノピー式」「翼内砲」「爆弾及び魚雷は胴体内に格納」
 といった指定も頂いており、総合的にみて第二次大戦当時のレシプロ機のイメージなのかな…?と思いました。
 その中でも総合的に見て、旧日本海軍の「艦上攻撃機・流星」を連想しました。
 (流星も試作機は散々な性能だったが量産型では徹底して再設計され万能機に昇華している…のだが終戦直前だったのでほとんど戦局に意味を成さなかった)
 なので、全体的にそのイメージで進めています。
 ただ、敵側の機体が「海風」で漢字。なので、むしろ米軍のA-1スカイレイダー等を参考にしたほうが良かったのかな?とも思っています。

 最初は現在とは違う姿で描いていて、本当にレシプロ機の頭にプテラノドンの頭が付いてるような感じで書いていました。

 ただ時間が経って見直すとシュールすぎる上に前方視界が無いのでは…?という根本的弱点に気づいたため、今の形に改修しました。

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No.32 投稿者:JAGAさん ヘリック共和国軍 中型ゼンマイ級ゾイド バーニクス(スコミムス型)
 テクニカルデータ:全長15.5m 全高:10.8m 重量69.0t 最高速度160km/h 乗員1名
 主な武装:エレクトロンバイトファング ミサイルポッド(×2) 多目的ウェポンベイユニット 三連装ビームユニット 火炎放射器
 機体解説:
  アロザウラーの試作機にあたるのが、本機「バーニクス」である。
  当初バーニクスは、その外観からバリゲーターの後継機として設計される予定であった。
  が、スコミムス型野生体は水中戦よりむしろ陸上の方がポテンシャルを発揮しうるということが判明し、急遽路線を変更し既に計画されていた「アロザウラー」の
  開発のための試作機体を製作することとなった。
  武装欄にある多目的ウェポンベイユニットは本機が水中戦を視野に入れていた際の名残である。
  アロザウラーに求められていたことは、ゴドスを凌駕する運動性と格闘性能であった。
  よってバーニクスにも相応の性能が要求されることとなり、調整は困難を極めた。
  果たしてバーニクスは所定の運動性能(アロザウラーのカタログスペックとほぼ同等)を手にすることとなり、続けてアロザウラーの武装の試験も行うこととなった。
  主にエレクトロンバイトファングと火炎放射器の試験を請け負った本機は、火炎放射器の運用において非常に劣悪な結果を残した。
  火炎放射器はアロザウラーに搭載されたが、バーニクスの反省は充分活かされたと言える。
  また、バーニクスはその性格から一機のみの生産であるが、(火炎放射器は使えないものの)アロザウラーとほぼ同等のスペックの機体が量産されなかったというのは、
  本機を経て開発されたアロザウラーの優秀さを雄弁に物語るエピソードである。
  かくしてバーニクスはアロザウラーの生産開始とともに共和国のドックで眠ることとなり、以後の行方は知れない。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.33 ゼネバス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド スーパーザットン(カミナリ竜型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:全高8.7m 全幅4.0m 重量25.5t
 主な武装:連装電磁砲(×2) 3連衝撃レーザー 機銃(×2)
 機体解説:
  開発年代はZAC2101年頃。
  バーサークフューラー用の装甲素材をテストするために作られたのかもしれない。

-三式より-
 いやー、妙にカッコいいザットンですね。実にカッコいい。可動王とか使って再現できないかな…と思いました。
 これは極初期ゾイドの近代化に大きな提案を投げかけた作品足り得るのかも と思いました。
 ところでゾイドの夢はいいですね。私もよく見ます。
 たいていは幻のゾイドを買った夢で、目が覚めてから「・・・」となるのですが……。

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恐竜時代系は以上です。思ったほど数は多くなく、また巨大クラスよりミドル級のものが多かったのは意外でした。
今や恐竜といえば帝国というイメージもありますが、今回投稿ではそういった傾向はなく、良いバランスで両軍に投稿があったのは重要だと思います。




■幻獣系
 
ここでは、幻獣系を紹介します。

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No.34 投稿者:笹子丸さん ガイロス帝国軍 大型ゾイド デュランダル(無翼ドラゴン型)
 テクニカルデータ:全長28.0m 全高13.8m 重量128.4t 最高速度270㎞/h
 主な武装:
  
全天候3Dレーダー(×2) 口部機関銃(×2) ハイパーキラーファング ハイパーキラークロー(×2) ハイパーストライククロー(×2)
  背部ウェポンラック(連装105㎜ビームキャノン×1or既存兵装) 脚部ウェポンラック×2(対人ガトリング砲or4連装ミサイル) 各部対人センサー 対人音響発生装置
 機体解説:
  ガイロス帝国の憲兵隊所属ゾイド。ネオゼネバス関係者や不審な機体などを取り締まる。
  対人戦や暴徒鎮圧などを考慮した設計となっている。
  憲兵だけでなく武装を変更することで様々な用途に対応可能。
  近接戦闘が重視されており格闘性能ではバーサークフューラーに匹敵する。
  これは仮想敵機がバーサークフューラーであるため。
  コストの関係などで最高速度は抑えられている。名前の由来は忠誠の剣デュランダルから。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.35 投稿者:屠龍さん ネオゼネバス帝国軍 超大型ゾイド ギガントス(4足ドラゴン型)
 テクニカルデータ:全長75m 重量140t 最高速度M2.7
 主な武装:パルスレーザーCIWS(×6) メタルZiコーティング 爆弾搭載量45トン(爆弾は機体内に格納)
 機体解説:
  ギガントスはネオゼネバス帝国軍がキメラブロックスの開発を諦めてまで完成、量産化させた戦略爆撃機である。
  野生体は南方大陸産の封印されていた邪龍を捕獲、解析しさらにオーガノイドシステム利用し当初の計画通りの出力と爆弾搭載量さらには量産性を確保した傑作機である。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。


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No.36 ガイロス帝国軍 大型ゾイド 名称未定(ワイバーン型)
 テクニカルデータ:全長26m 全高10.5m 全幅15~18m 重量58t 乗員1名
 主な武装:ブレード(×2) 火炎放射器、2連装中口径レーザー、ハイパーキラークロー(×2)
 機体解説:
  レドラーの後継機候補の一つとして開発された。ストームソーダーへの対抗を最大の目的としており、格闘戦に比重を置いている。
  一方で共和国飛行ゾイドも参考としている。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.37 ゼネバス帝国軍 超大型ゾイド 名称未定(ヤマタノオロチ型)
 テクニカルデータ:全長58m 重量700t
 主な武装:
  荷電粒子レーザー砲(×7) キラーファング(×7) 小口径荷電粒子砲 デスサイズ(×4) グランドクラッシャー(×26) レーザービーム砲(×6)  クサナギソード(×3)
 機体解説:
  マッドサンダーの出現により追い詰められ、過度の焦燥感とプライドへの強い執着心を抱えた帝国軍は改造デスザウラーを次々と送り出すが、
  その一方で帝国の狂気ともいえる執念は新たな超巨大ゾイドを生み出そうとしていた。
  モチーフには東方大陸に伝わる伝説に登場する多頭大蛇を選定、複数のゾイドを無理矢理掛け合わせて急ピッチかつ強引に開発される形で誕生。
  圧倒的な巨体で木々をなぎ倒しながら突き進み、7つの首それぞれの口内に設けられた荷電粒子ビーム砲と、首に囲まれた付け根部分からせり出す荷電粒子砲の
  一斉発射で戦局を覆す。その際に放たれるまばゆい光が、深夜であっても日の出のように周囲を煌々と照らす。
  (この7門の荷電粒子ビーム砲と荷電粒子砲は、全ての照準を一ヶ所に合わせる事でデスザウラーを超える威力を発揮することも可能だが、
  それぞれの首がなかなか言う事を聞かずターゲッティングに時間がかかるため敵に感知された状況ではほぼ使用する機会はない)
  また接近戦では自身の巨大さを利用した戦法を得意とし、キラーファングでの複数同時噛み付きや、相手にのしかかったのち腹部にびっしりと並ぶ
  グランドスラッシャーで摩り下ろしたり、尾部に装着された三連クサナギソードで相手の脚を切断する。
  その豪快な暴れっぷりゆえに外装の武器はほとんど搭載できず、また機動力の低さは致命的で、高速ゾイドに真横から接近されると対処は難しい。
  開発を急いだためゾイドとしては未完成であり、不運な事に宿敵マッドサンダーとの対決の最中に異常をきたし活動限界を迎える。
  しかし、自滅するその瞬間まで、7つの首はマッドサンダーに喰らい付いて離れなかったという。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。




■サブカルチャー本系
 
ここでは、サブカルチャー本系を紹介します。

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No.38 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし ゼンマイ級ゾイド イン ファグス(オオグチビラキ+カタルーニャヒクイオオトカゲ型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:電子レーダー 口腔内に火炎放射器 ミサイルポッドまたは小型キャノン砲
 機体解説:
  
電子戦用ゾイド。主に敵のレーダーのかく乱、味方との情報共通、強行偵察に使われる。
  生存性を重視して装甲が重視されているが、その分機動力は低い。
  そのため、接近戦用に口腔内に火炎放射器を備えている。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.39 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 大型ゾイド 名称未定(鼻行類・ナゾベーム 型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:長砲身砲 マシンガン 小型荷電粒子砲
 機体解説:
  マグネッサーシステムにより半分浮遊しながら月面にいるように歩くゾイド。
  外見によらず高い機動性を誇ったが、野生体があまりにも貴重すぎて量産化計画は頓挫している。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.40 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 中型ゾイド ファランクス(プレデターラット 型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:対人火器 衝撃砲 大型砲
 機体解説:高速戦闘ゾイド。人工知能を搭載した無人型とコクピットを有する有人型が存在し、指揮官が無人機を操作しての集団戦法を得意とする。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.41 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 中型ゾイド カラキラー (カラキラー 型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:小型荷電粒子砲(×2) 対ゾイドミサイル(×2) 三連衝撃砲 嘴 カギ爪 レーダー
 機体解説:恐鳥類型ゾイド。優れたスピードと高い汎用性を持つ。裏を返せば特徴があまりないということでもある。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.42 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 大型ゾイド 名称未定(カトラスツース 型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:レーザーファング(×2) 対ゾイドミサイル(×2) 背部大型砲用ハードポイント
 機体解説:強襲型ゾイド。レーザーファングによる強力な格闘と背部兵装による射撃戦で戦線を押し上げる役目を持つ。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.43 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 大型ゾイド 名称未定(コウラワタリガモ型)
 テクニカルデータ:全長17m 翼開長22m
 主な武装:タートルシェル・レドーム 自衛用小型空対空ミサイル フレア
 機体解説:タートルシェル・レドームによる偵察やレーダーのかく乱を目的とする電子線航空ゾイド。そのため武装は少なく、戦闘能力も低い。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.44 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 超大型ゾイド ウインドランナー (グレートブルーウィンドランナー 型)
 テクニカルデータ:全長26m 翼開長31m
 主な武装:誘導爆弾 空対空ミサイル 20㎜機銃(×2)
 機体解説:高高度爆撃機ゾイド。成層圏を飛行し大陸さえ超えることができる。誘導爆弾やミサイルによる高空からの爆撃は驚異的だが、格闘戦に弱いのが欠点。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。

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No.45 投稿者:名も無い者さん 属国設定なし 中型ゾイド オーシャンフリッシュ/フォレストフリッシュ(オーシャンフリッシュ/フォレストフリッシュ型)
 テクニカルデータ:全長14m 翼開長9m
 主な武装:
  オーシャンフリッシュ:空対空ミサイル 30㎜機関砲(×2) 小型レーザー砲 フレア 対艦ミサイル 魚雷
  フォレストフリッシュ:空対空ミサイル 30㎜機関砲(×2) 小型レーザー砲 フレア 対ゾイドロケット
 機体解説:
  空に適応した飛行魚類型野生体のゾイドコアを用いて作られた戦闘/攻撃機ゾイド。
  同一のコアを利用し海軍仕様のオーシャンフリッシュ、空軍仕様のフォレストフリッシュが作られた。
  オーシャンフリッシュはある程度の潜水能力を持ち、フォレストフリッシュは泳げないが格闘性能が高い。
  だが、海軍と空軍で同一設計の機体を運用するのは現場で不評が相次いだという。

-三式より-
 現在イラスト化途中です、、、
 完成次第、追加掲載しますので、しばしお待ち頂けると幸いです、、、。




■改造ゾイド系
 
ここでは、既存ゾイドの改造/ミックスの改造ゾイドを紹介します。

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No.46 投稿者:らえらぷすさん ヘリック共和国軍 ビガザウロ改造ゾイド シービガザウロ(ディプロドクス型)
 テクニカルデータ:全長42.6m 全高17.4m 重量388.0t 陸上最高速度40.0km/h 水上最高速度45ノット 乗員6名程度
 主な武装:
  
6連奏ミサイルランチャー AAZマニューバーミサイル(×2) ロングレンジバスターキャノン(×2) パノーバー20ミリ地対空ビーム砲(×4)
  レーダー クレーン 係留索(×4) 偵察用ビークル(×2)
 機体解説:
  へリック共和国軍は「プロイツェンの叛乱」に端を発した一連の戦いで本土を失い、上陸したもののZAC2106年には再び中央大陸を追われることとなった。
  東方大陸へと撤退した共和国軍部隊は、ZOITEC社と共同で中央大陸奪還へ向け新型ゾイドの開発を進めた。本機もその一つである。
  ハンマーヘッドの生産ラインを失ったため、共和国海軍の主力ゾイドはBLOXへと移りつつあった。
  しかし共和国の水中用BLOXは小型のものしか存在せず、航続距離に不安があり、東方大陸から出撃して中央大陸近海での戦闘には危険が伴った。
  また、ZOITEC社の支援があるとはいえ母艦となりうる要塞ゾイドの数をそろえるだけの余裕も存在しなかった。
  まして、野生個体の入手が不可能となったウルトラザウルスの量産は無理であった。
  そこで、旧式ではあるが、コピーの容易であったビガザウロタイプのフレーム(ビガザウロそのものは中央大陸外に稼働機は残っていなかったが、
  わずかに東方大陸への撤退に成功していたゴルドスを参考とした)をベースに、西方大陸の施設で研究中であったディプロドクス型(ビガザウロのものと同種)
  のコアを用い、ウルトラザウルスの簡易型として本機は開発された。
  4機の小型水中用ゾイドを曳航できるほか、水中用ゾイドに対して燃料・弾薬の海上補給が可能である。
  また、ロングレンジバスターキャノンによって支援砲撃もこなし、ある程度の陸戦も可能である。
  ウルトラザウルスと比べコアの出力で大きく劣るため機動性はさらに低く、武装もやや軽装である。装甲防御力はどうにかゴジュラス並みとなっている。
  20機ほどが生産され、共和国軍の中央大陸再上陸戦(とそれに付随する海戦)にてそれなりに活躍した。
  一部の機体は空母型に改装されたという。戦後まで生き延びた機体はほとんど存在しない。

 外観的特長:
  一応ビガザウロが芯になっていますが、首と尾が延長されています。
  改造ビガザウロ(公式ファンブックp78参照。頭がキリンみたいになってるやつ)のような増加装甲が脇腹についています。
  脚はウルトラザウルスのものに酷似した装甲(水流ジェットエンジン内蔵)が追加されています。背部にウルトラザウルス様のカタパルトとビークル格納庫をもちます。
  腰部側面にバスターキャノンが装着されています。尾部側面に係留用のユニットがついていて小型水中用ゾイドを4機曳航できるほか、補給も可能になっています。
  尾部内部からクレーンが展開して補給を行います。
  全体として、ビガザウロベースの簡易型ウルトラザウルスです。乗員は6名ほどでしょうか。

-三式より-
 設定上、かなり後期の開発であるのにビガザウロ。しかしそこに違和感を感じるどころか「なるほど!」と思わせてくれる設定が見事です。
 機体設定的にも最新技術でよみがえった老兵というのは非常にロマンがあります。
 防御がゴジュラス並なのは少しやりすぎな気もしますが^^
 当時のバトストにおける共和国の状況を考えるに、こういうゾイドはあっても不思議ではないものと思えます。
 非常に魅力的な設定を持つゾイドで、戦場の妄想を大いに膨らませてくれるゾイドだと思います!

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No.47 投稿者:ラウルさん ヘリック共和国軍 ライガーゼロ改造ゾイド ライガーゼロブレード
 テクニカルデータ:全長24.0m 全高11.5m 重量117.0t 最高速度307.0km/h(ノーマル) 330km/h(アタックブースター装着時)
 主な武装:
  レーザーファング ストライクレーザークロー(×4) AZ2連装ショックカノン レーザーブレード(×2) パルスレーザーガン(×2)
  マルチブレードアンテナ(×2) Eシールド発生装置 3Dデュアルセンサー イオンターボブースター(×2) コンプリッションリフリジェレイター(×2)
 オプション武装:CP-12アタックブースター
 機体解説:
   共和国軍はライガーゼロ用のCASを開発する際に、開発陣は開発期間短縮のために既存の機体からの装備や技術のフィードバックを積極的に行い、
  その過程で試験的にコンセプトの近しい機体の装備のCAS化が行なわれた。
  ライガーゼロブレードはその名の通りブレードライガーの装備をCAS化した物を装備したライガーゼロであり、格闘戦用形態「シュナイダー」のベースになった
  換装形態である。
  ブレードライガーの装備のCAS化は、ライガーゼロの各所のハードポイントのレイアウトがシールドライガーとブレードライガーで装備が変わった部分と
  ほぼ同じであったことからスムーズに行われ、完成した機体は量産型ブレードライガーを凌駕する性能を発揮しつつ、操縦性もブレードライガーと比べて
  良好であった事から、機体のテストに参加したパイロットからも高い評価を得た。
  また、ブレードライガーのアタックブースターをそのまま装着することも可能である。
  しかし、この装備はあくまでもシュナイダーユニット開発のためのデータ収集用の装備であり、性能面でも完成形のシュナイダーと比較して、火力と稼働時間は
  多少勝る物の攻撃力と防御力の面では劣っていた。
  それでも量産型ブレードライガーを超える性能を持ち、シュナイダーほど極端に格闘戦に特化していない事から、ブレードライガーから機種転換したパイロット中には
  この装備の配備を望む声も少なくなく、製造コストもブレードライガーのパーツの生産ラインからの流用が利く為にシュナイダーなどと比べてコストが抑えられる
  ことから、この装備の量産化も検討されたが、シュナイダーなどの局地戦特化型のCASの開発が優先された為、結局量産化は見送られることとなった。
  しかし、量産化が見送られてからも、一部の試作機実験部隊でこの装備を施したライガーゼロが運用されていたとも言われている。

 外観的特長:
  ■全体的にライガーゼロの素体にブレードライガーの装甲とブレードを着けた感じ。
  ■頭部のアーマーのデザインはタイプゼロをベースに、イエーガーのマルチブレードアンテナとブレードライガーのEシールド発生装置がついている。
   (各パーツのレイアウトはむしろイエーガーやパンツァーの頭部アーマーに近い)。
  ■脚の付け根のアーマー(コンプリッションリフリジェレイター)はブレードライガーの物をライガーゼロの脚に合わせてアレンジしたものがベースだが、
   それより先の部分はタイプゼロのまま。
  ■武装配置はブレードライガーと同じ。
  ■イオンターボーブースターはタイプゼロの物をブレードと干渉しないように小型化したもの。
  ■カラーリング:素体部分は共和国仕様ライガーゼロのまま。装備はブレードライガーと同じ色。

-三式より-
 ライガーゼロのオリジナルCAS・・・というかシュナイダーのテスト装備のようなものといった方がシックリくるでしょうか。
 解説が詳しくて引き込まれました。
 実際、シュナイダーはブレードライガーの戦闘スタイルを色濃く受け継いだCASなので、絶対に開発にはブレードライガーの運用データや装備が生かされている筈で、
 そう思うとこの設定は非常にリアルなものに思えます。
 そして実はひっそりと実戦投入されていた可能性が…というのも、戦場を想像させる設定でお見事です^^

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No.48 投稿者:JAGAさん ガイロス帝国軍 バーサークフューラー改造ゾイド テンペストフューラー
 テクニカルデータ:全長 23.4m 全高 17.8m 重量 170t 最高速度 400km/h 乗員人数 1名
 主な武装:
  荷電粒子砲 エレクトロンファング ストライクレーザークロー(×2) ストライククロー(×2) アンカー(×2) ストライクスマッシュテイル 
  荷電粒子ジェネレーター(×3) イオンブースターパック 小型ビームキャノン(×2) テンペストブースター(×2) ハイマニューバスラスター(×2) 
  ミサイルポッド(×8) 小型バスタークロー バーニアスラスター(×10)
 機体解説:
  
バーサークフューラーは、完全野生体を使用することによって圧倒的な戦闘能力を発揮し、兄弟機とも言えるライガーゼロ、更にはジェノブレイカーをも凌駕する
  スペックは前線の兵士たちに好評であり、共和国に戦慄を与えていた。
  しかしながら、局地戦においてはしばしば敗戦することもあった。
  もちろんそれは相手の得意な土俵に持ち込まれた上での敗戦であり、スペック上での敗北ではないが、それでも敗北は敗北である。
  この問題は、バーサークフューラーが量産を急がれたあまりCASが「シュトゥルムユニット」以外に存在しないことに起因していることは明白であった。
  砲戦形態(ライガーゼロにおけるパンツァーユニット)も考案されたが、既にノーマルの状態で荷電粒子砲を備えるバーサークフューラーには不要である、という
  意見が大多数で立ち消えとなったという経緯もあり、ノーマル形態のスペックを引き上げるという手段をとることになる。
  しかし、徐々にライガーゼロに敗北することが目立つようになって初めて状況が一変する。
  スペックの上では凌駕しているライガーゼロに敗北してしまうのは、やはりCASの差であった。
  ライガーゼロには、イェーガー、シュナイダー、パンツァーという各種形態が存在し、ほぼ全領域に対応が可能であるのに対し、
  バーサークフューラーはといえば機動性と格闘能力はピカイチであるが、CASをまったく活かしていなかった。
  シュトゥルムユニットは優れたゾイド乗りにしか使用できない専用装備というイメージが強かったため、殆ど使用されなかったことも、この事実に拍車をかけている。
  ここにきて開発されたのが、「テンペスト」ユニットである。
  テンペストユニットを装着したバーサークフューラーは「テンペストフューラー」と呼ばれる。テンペストフューラーは、ライガーゼロイェーガーに相当し、
  運用方法もほぼ同じである。
  イェーガーと比べて、テンペストは右腕に装備した小型バスタークローにより装甲の厚いゾイドも一撃の下に両断することができる。
  また、両肩に装備されたミサイルポッドと背部ビームキャノンによって自らの進軍を援護することができる。
  これにより、イェーガーにおける問題点が完全に克服されたといえる。
  事実、実戦においては機動力を活かした戦闘により、ヒット&アウェイの戦法を駆使して殆ど相手に組み付かれたり砲撃を受けたりということはなく、
  バーサークフューラーのスペックが細部にわたるまで引き出された形態として、前線の兵士にも絶賛され、順次換装されていった。
  まさに、テンペストフューラーは共和国兵士たちを戦慄させる戦場の"嵐"となったのである。
  外観的特長:
   基本的にシュトルムフューラーのようなイメージ。
  右腕に小型のバスタークローを備え、ノーマル状態ではバスタークローを装備していた背には小型のビームキャノンを装備。
  前脚の肩部に4基ずつミサイルを装備しており、このミサイルポッドは撃ち尽くし次第パージが可能。
  CASのイメージカラーは青紫。

-三式より-
 ゼロに続き、フューラーも改造型がきました。
 兵器は運用されると結果を元に常に不具合の修正や敵に対応した改良されてゆくものなので、非常にリアルな設定に仕上がっていると思いました。
 設定的に、ヒット&アウェイという本来はライバルのライガーが得意とする戦法を奪っているのが面白いですね。
 又適度な火力が装備されており、格闘と砲撃のバランスが良くなっていると感じられるのも良いとおもいます。

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No.49 ネオゼネバス帝国軍 合体改造ゾイド ヤマタノオロチ
 テクニカルデータ:全長50m 全高20m 全幅14m 重量450t 最高速100km/h
 主な武装:不明
 機体解説:アイアンコングの運動性をそのままに、デスザウラーやセイスモサウルスの破壊力を持たせた改造ゾイド。

 外観的特長:アイアンコングの本体にデスザウラーの前腕と足と尾を着け、胸部、頭部、背中にかけてセイスモサウルスの首を八本生やす。

-三式より-
 幻獣系に続き、ここでもヤマタノオロチ型が出ました。
 ゾイドの幻獣といえば西洋風が常ですが、和系もなじんでゆけるのでは・・・?と思える結果だと思います。
 さてこのゾイドですが、かなり大掛かりな改造ゾイドです。
 発生するエネルギー量とスペースの都合上、アイアンコングより一回り大型化したボディを使いそうにも思えます。
 いずれにしろあのセイスモの荷電粒子砲がおそらく8本というのはとんでもない恐ろしいゾイドだと思います。
 個人的にはいいとこ取りでやや強すぎかなとも思えるので、あえての弱点(例えば各首単体での強さは落ちているとか)を設定に加えたりして、練りこんで行ければ
 更に魅力的になるのではと思いました。

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No.50 ヘリック共和国軍 シールドライガー改造ゾイド シールドライガー・クリムゾン
 テクニカルデータ:全長25m 全高11.5m 重量100t 最高速度290km/h 乗員1名
 主な武装:不明
 機体解説:
  
サーベルタイガーMK-II(以下、「サーベル」)になすすべなくやられていた共和国が再び優位性を確保する為にシールドライガーMK-IIを開発しようとするも、
  案がまとまらず、その間をしのぐために作られた。
  装備は、サーベルがパージした装備を元に開発され、構成はほとんど変わらないが、ウイングの強化や、火器を減らし重量を軽くすることで最高速度を上昇
  させることに成功。
  また、シールドライガー本体もラジエータ―の大型化、尾の延長、両頬のシールド展開など基本性能が強化され、サーベルタイガーMK-IIを圧倒する性能を誇った。
  しかしながら、装備のみならずシールドライガー本体の強化に開発費が嵩むこと、装備が帝国由来によることが、面子を重視する共和国政府首脳から疎ましがられ、
  シールドライガーMK-IIのロールアウトと共に破棄、公式記録からも抹消される。
  活動期間は短かったものの、前線の兵士からはその活躍を称えられ「紅き疾風」、「紅き盾」として永く記憶され、語り継がれることになる。
  しかし、本機体の一番の功績は、この強化案が後にブレードライガー開発の基礎となったことであろう。
 外観的特長:
  シールドライガーにグレートサーベルのアサルトユニット、パワーバランスユニットを装着
  (ウイングはサイズアップとともに強化され、エネルギーシールドを凝縮させたブレードをウイングの周囲に発生させる。
   サーベルタイガー由来の2連装ビーム砲やミサイルポッド等は付かない)。
  シールドライガーの装備は維持。
  素体のシールドライガーの水色部分を赤色に変更 キャノピーはスモークグレーを維持。
  尻尾を延長し、尾の先には従来ついていた2連装の火器に、バランサー?センサー?として翼がつく(ブレードライガーのようなものを想像していただければ)
  従来の上下のタテガミの展開に加え、両頬のタテガミも展開し、エネルギーシールドを発生させる。
  ラジエーターが一回り大型化。

-三式より-
 シールドMKIIの競合機で、設定が凄く良いですね。
 困った共和国が帝国の装備をコピーしてまで強化…。しかしコピーであるがゆえに嫌われた。
 おそらくシールドライガーがそもそもサーベルのコピー改良であるので、この上追加装備まで真似してどうする!?という上層部の怒りが見えてきそうです。
 こうした開発の裏を想像するのはゾイドの面白い楽しみ方だし、こういった裏話のifを語り合うのは実に面白いなと思いました。




■他
 
ここでは、哺乳類系を紹介します。

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No.51 ガイロス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド ガードブレイカー(コックローチ型) ※イラスト付き投稿
 テクニカルデータ:全長6m程度 重量15t程度
 主な武装:低出力レーザーカッター 高性能爆薬コンテナ
 機体解説:
  
デススティンガー以前に開発されたオーガノイドシステム搭載のゲリラコマンド用小型ゾイド。
  マグネッサーシステムとアシストローラーで地上を高速移動する他、羽を広げての飛行も可能である。
  パッシブセンサー類も充実しており、オーガノイドシステムにより反射速度が向上して理論上は操縦しやすいはずだった高速ゾイド。
  口元のレーザーカッターは破壊工作用で格闘に向かないが、腹部搭載の爆薬コンテナは強力かつ多機能で、この機体の高い侵入能力と組み合わせることで
  絶大な威力を発揮する。
  軽量機体ゆえに装甲は重砲の直撃弾や、大型ゾイドの格闘攻撃の直撃に耐えられないが、この機種独特の外殻は熱探知されにくく、レーダー波の反射を抑える効果もあり、
  レーザー砲や荷電粒子砲に若干ながら耐性があるとされる。
  共和国軍はこの機体を過大評価したことから「一機を発見すれば百機は侵入しているに違いない」と、一時はパニックにすら陥った。
  機動力に優れるがコアの出力の小ささからエネルギー系の火力は搭載しづらく、軍はやがて荷電粒子砲搭載可能な巨大ウミサソリ型ゾイドでオーガノイドシステムを
  使うことを考えるようになる。
  多くの機体が無人で暴走して友軍基地内を破壊しながら潜伏したあげく、増殖を始めたためガイロス帝国軍はジェノザウラー部隊を派遣して基地ごと消滅させるという
  禍々しい事故が相次ぎ生産中止となった。
  当時のガイロス帝国はベースになった野生ゾイドの性質に問題があると考えていたためにオーガノイドシステム研究は続けられた。
  そもそも、なぜかこのゾイドは上層部に嫌われいてたため、事故が無かったとしても開発が封印されていた可能性が高い。
  記録上では全て処分されたことになっているが、戦後になっても野良ゾイドの目撃情報があとを絶えない。

-三式より-
 うーん、まさかG型がくるとは。くるとは。
 明らかに虫系に入れるべきゾイドかもしれませんが、モチーフが極めて不快害虫という事で「他」カテゴリーにしてしまいました。
 しかし設定が上手いですね。
 何ともモチーフの嫌さを出しつつ見事にストーリーに絡ませている。お見事です。
 それにしてもオーガノイドシステムや暴走云々を抜きにしても、ネプチューンの背中より乗りたく無いですねぇ。

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No.52 ガイロス帝国軍 小型ゼンマイ級ゾイド ブラック・インパクト(コックローチ型)
 テクニカルデータ:全長10m 全高2.5m 重量17t  地上最高速350km/h 飛行最高速380km/h
 主な武装:ポイズンジェットスプレー 小型レーザー機銃 センサー
 機体解説:
  
単独での戦闘力は低いが、コストがきわめて安く、大量生産が可能、センサーによる索敵性能は高く、低い全高とホロテック装甲により隠密性も高く、
  敵地不覚に入り込んでの索敵や破壊工作に威力を発揮する。

-三式より-
 まさかG型が2つもくるとは。複数くるとは。
 設定がモチーフとリンクしているのはゾイドらしいですが、大量生産しないでー!!!と思ってしまいました。
 センサーで調べてる所とかリアルすぎます。
 しかしこの二機のG型を見てみると、確かに開発量産すると戦略上重要な位置のゾイド足り得るモチーフではあるんだなぁと感じました。
 ただ、個人的にはやっぱりサラマンダーの背中より乗りたくないんですが。

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No.53 投稿者:主人さん ヘリック共和国 超巨大ゾイド 名称未定(ゴジュラス・母艦型)
 テクニカルデータ:不明
 主な武装:不明
 機体解説:海中移動可能な輸送艦。
 外観的特長:
  母艦型→ゴジュラスへ変形可能。
  母艦時の形態はゴジュラスが仰向けで寝ている(腹筋している)形、尾は前方にまっすぐ位置、頭は起き上がってブリッジとなっています。
  尾の付け根、脚部計三か所にライガークラスのゾイド搭載可能。

-三式より-
 変形のイメージが上手くつかめなかったのでイラスト化は断念してしまいました。申し訳ありません、、。
 ゴジュラスが母艦というと個人的にはどうしてもヤッターマンのヤッターワンみたいなのを想像してしまうのですが、それだとシュールですね、、、。
 上手い具合にデザインできれば、ゴジュラスの頼もしい勇姿が栄える輸送艦になると思うのですが。

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No.54 キット周辺アイテム ソウルコアシステム ※イラスト付き投稿
 キャッチコピー:「パイロットの情熱をエネルギーにするシステム」 「あなたの気力が続く限りゾイドは動き続ける!」
 キット解説:
  電池切れやゼンマイの緩みからゾイドを解放するシステム。
  ゾイド本体とリモコンとの間には自転車のブレーキワイヤのような管入りのワイヤが連結している。
  ダークホーンのガトリング砲の動力伝達がスプリングをねじって回転を伝えているのと同じ原理で、リモコンの手回しハンドルの回転を、ゾイドの動力源に使う
  システムである。
  これは手回し発電機で起こした電気でモーターを回すのではなく、直接機械的に回転を伝達するシステムである。
  極小モーターを使用しないことでコストを抑えるつもり (この方式の方がむしろモーターより高かったりして・・・)。
  1つのハンドルで2軸のワイヤーを回転させており、リモコンの切り替えレバーでギアを外し、どちらか1本を空転させることで 旋回などの2チャンネル式操作を
  行うことが出来る。
  左利き用にハンドルを付け替えることも出来る。
  また、コア(パワーユニット)側には様々なアタッチメントをつけることで他のゾイドと互換性があり、がんばれば電動ゾイドも動かせる。
  個人的にはゾイドにオカルト要素を入れるのは危険だとは思いますが、このシステム名の由来は、電池やゼンマイにはない一種の半永久性、
  要するに「あなたの体力と気力(ソウル)の続く限りいつまでも動かせる」という意味から命名しました。


-三式より-
 ゾイドではなくキットの提案的なものですが、ソウルコアシステムを頂きました。
 これは面白い!ゼンマイ、モーター、グラビティホイールに続く第4の動力なのかも…。
 ゾイド本体を動かすほどのトルクを得るのは難しいかもしれませんが、回転系の武器なら組み込めそうだなぁと思いました。
 または…、同じようなシステムでエアーを送り込むシステムを作れば、あるいは小さいゾイド位なら動かせないかなとも思いました。
 ともかく非常に面白いシステムです。
 今後のゾイドキットに夢が見れる投稿でした!


今回は以上のような投稿がありました。

正直本当に予想を上回るバラエティの豊かさで、恐竜か哺乳類、他はせいぜい虫が数点来るくらいだろうと思っていたらビックリでした。
その投稿一つ一つが大きな刺激になり、私のゾイド感に影響を与えてくれた事にお礼を申し上げます。
本当、いろんな意見をぶつけ合うのも刺激ですが、こうして「自分の考えるゾイド」を出し合うと大きな刺激になるなと思いました。

そしてもう一つ、これが非常に大きなことですが…。
これだけ多くの投稿が、読んでいるだけでひしひし伝わる文章設定で投稿されたということは、ユーザーはまだまだ新規ゾイドを求めているという事だと確信しました。
ユーザーサイドが新規ゾイドの提案をどんどん行っているからには、メーカー側もそれに応え今後もどんどん新規ゾイドを開発していって欲しいなと思います!

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