第5回ZAOD展示会レポート

2014年5月31日(土)に行われた、第5回ZAOD展示会の様子をレポートします。

あの伝説のイベントの5回目が、大阪日本橋 ボークス8Fイベントスペースで行われました。
このイベントに、出店者側として参加してきました。

当日は晴天。まさにイベントに最適な天候でした。そのおかげもあって、 沢山の来訪者が終始途切れることなく来ていました。

会場には改造ゾイドはもちろん、ペーパークラフトやイラスト、CGや同人誌、そして恒例の巨大ジオラマなどなど、とにかく数多くの作品が並びました。
その数300近く。まさに圧巻でした。

都合上、全て紹介はできませんが、幾つかをピックアップして紹介します。

 

ペーパークラフト デスザウラー


今回の展示会でおそらく最大の注目を受けていたペーパークラフトのデスザウラーです。
アニメにラスボスとして登場した巨大なデスザウラーを1/72で再現されています。とにかく巨大さは人と比べて頂けると容易かと思います。
全身全て紙でできているにもかかわらず、この精密さ。装甲を外す事や、各部を可動させる事もできます。繰り返しますが紙です!
超大型モデルですが、大味なんてとんでもない。大型だからこそ出来る作り込みが随所に施されている素晴らしい作品でした。

 

D-DAYジオラマ


第4回展示会時に初登場し、来場者の度肝を抜いたD-DAYをモチーフにした巨大ジオラマは、今回も展示されました。
関西での展示は初だったので、来場者の方にも新鮮に映っていたようです。
やはり巨大ジオラマながら細部まで入念に作られた感じは素晴らしく、ジオラマの各地で激戦が繰り広げられています。
前回、新造されて追加された機体もいくつか並んでいました。

 

市街地ジオラマ

第3回展示会から登場した市街地ジオラマは、今回も会場に置かれました。
ただし今回は主役となるゾイドは不在で、市街地の部隊のみの配置。その代り、出展者が自由にゾイドを並べて撮影可能なようになっていました。
今回の展示会では、ガンダムAGEのダナジンを改造した機体が多く出展され、この市街地ジオラマで集合&記念撮影を行われました。

 

バトスト再現機


バトストの劇中再現機は毎回展示される恒例ですが、今回の展示会では一際異彩を放っているゾイドが居ました。
新ゾイドバトルストーリーに登場した、マッドサンダーを海上輸送する為の改造ウルトラザウルス”ビッグマザー”です。
あまりにもデカすぎる姿。実際の設定通りマッドを腹の下に格納。第2回関西まるち模型クラブ(仮)展示会ではサフ状態で展示されていた機体ですが、今回は細部を作り込んだうえで色も完璧に仕上がっていました。
いやはやまさかこの改造機を再現してしまうとは。


こちらはチェスター教授救出作戦で有名な改造ディバイソン”ビッグ・バッド・ジョン”がHMMでアレンジ再現されています。
最近はトミーキットで完全再現に加え、HMMでアレンジ再現されるケースも珍しくなくなっています。


バトルストーリーの名シーンを再現した小型ジオラマもありました。ゾイド本体の完成度もさることながら、兵士の配置が素晴らしい物語性を感じさせます。

 

トミー版&HMMのミキシング

トミー版とHMMのミキシングをした作品も増加傾向です。
HMMゴジュラスのフレームを使用したデスザウラーは、全体的にサイズアップしているものの違和感ない仕上がりをしており、素晴らしい完成度でした。
フレームがHMMゴジュラスなのでマッシヴですが、デスザウラーの持つしなやかさやスマートさは失われていません。
これがそのままHMMで発売されて欲しい…と願わずには居れない完成度です。
ジェノリッターのパーツをHMMジェノザウラーに組み込んだ作品も見事な仕上がりです。ジェノリッターのシャープなパーツがHMMに上手く馴染んでいます。

 

オリジナル改造機

もちろん、再現機だけでなく様々なオリジナル要素を加えた改造ゾイドが並びました。どの作品も、それぞれの方向性があり面白いです。
この作品は特に独特の世界観が素晴らしく出ており面白いと思いました。

 

完全オリジナル機


ミキシングやスクラッチで完全オリジナルのゾイドも多く展示されました。
その数はぐんぐん上昇傾向にあります。

 

D-Style


気軽にいじれるからか、D-Styleの作品も多く展示されました。
パーツ数の少ないキットですが、見事な仕上げによって何ともカッコ可愛く仕上がっています。

 

立体作品ピックアップ
ここからは、幾つかの作品をジャンルに関係なくピックアップします。作品数が多すぎるので、全て掲載できない事を先にお詫びします。


これらの他にも、まだまだたくさんの作品が展示されました。まさに圧巻と言うに相応しい量です。
そして、写真よりも実物の迫力は、実は何倍も凄いものです。

 

模型以外

第5回ZAOD展示会の特徴は、模型以外の展示も多くあった事です。
CGムービーやイラストの展示がありました。CGムービーは凄まじいまでのクオリティを誇っており、終始人でにぎわっていました。
この他にも同人誌の展示などがありました。

 

動くゾイドのコーナー

動力ゾイドの魅力を再発見!という事で、ゾイドを動かすコーナーも設けられていました。何故か結集したゾイドが凄い事に…。
ビガザウロは複数居るし、MZゾイド、Zナイト、ゾイコロ、海外版、パチもの…。レア物の宝庫でした。
動かした時に魅力を感じるのはもちろん、レア物なのでキットを見るだけでもいい経験になりました。

 

Zoids Ignitionのスペース


私の展示物はこのような感じです。ネタで持って行ったミラージュフォックスの箱が、思いのほか好評で嬉しかったです。

 

資料コーナー

ZAODといえば、もはや恒例でしょうか。膨大な資料も展示されました。
今回の資料コーナーは、ほぼ全て私が提供しました。収集した学年誌やその他雑誌の切り抜きをざっと40kgほど輸送してきました。
普段はなかなか見れない資料という事もあり、ここも終始人でにぎわっていました。輸送は大変でしたが見合う成果だったと思います。

 

第5回ZAOD展示会の様子をざっと紹介しました。
実際の会場は、レポートではどうしても伝えきれない熱気にあふれています。
Zoids All Owners Discussion ゾイドを愛するすべての人の為のイベント、ZAOD展示会!
この素晴らしい展示会が今後もある事を願ってやみません。

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