暗黒大陸編のインフレを解釈する

今回のコラムは、前回のコラムの続きのような内容となるので、できれば先にお目通し頂きたい。

さて前回のコラムは、要約すると暗黒編のインフレはあまり良くなかったねという事だ。
個人的に、ギル・ベイダーだけはデスザウラー級のインフレを魅せても良かった。それ程のカリスマ性を持った傑作デザインだったと思っている。
設定的にも、あの暗黒軍がかねてより”最終兵器”として開発していた究極のゾイドであるし。

しかし、デッド・ボーダーやガンブラスター、ハウンドソルジャー、ジーク・ドーベル…、
暗黒編で誕生する新型がことごとく「とんでもない超スペック」だったので、そのカリスマさがイマイチ引き立たなかったのが悔やまれる。
やはり舞台は大事だなと思う。

さて、暗黒編で登場した新型ゾイド。

 

私個人としては第二次中央大陸戦争の時期のゾイドに最も惹かれるものがある。
D-DAY上陸作戦~帝国首都陥落まで。ゾイドバトルストーリーで言うと2巻~4巻の間。

暗黒編ももちろん好きだ。だが、以前に比べればやや魅力薄に感じてしまうのは、やはりインフレという言葉が外せぬだろう。
ただインフレという言葉を外して考えても、もう一つ暗黒編のゾイドを魅力薄に感じてしまうものがある。
それは「恐竜型」という要素だ。

まぁ、ものすごく「個人的」に感じている事であるが、この時期のゾイドが今ひとつ魅力に欠けるのは恐竜型がいまひとつ活躍していないからだ。 その事は大きい。
本当に個人的な感情ではある……が、それでも思うのは、やはりメカ生体ゾイドとしては恐竜型ゾイドは別格的な所があるという事だ。
第二次中央大陸戦争終結までの間、戦況を変える最強ゾイドは恐竜型だった。
ウルトラザウルス、デスザウラー、マッドサンダー。
それらを先頭にした双方の部隊は本当に強そうだった。

暗黒編において、恐竜型はかなり没落している。
「恐竜型が没落した=かつて最強クラスだったゾイドがどんどんやられている」という事なので、これはインフレを大きく感じるものだったと思う。
ウルトラザウルスはもはやデカくてノロい的でしかなかった。中型のジーク・ドーベルが、背中のブレードでウルトラの首を切った。
かつての雄、デスザウラーも没落激しかった。ゴジュラスやウルトラほどではなかったとはいえ、かつての無敵さは微塵も無い。
こちらも、中型ハウンドソルジャーに破壊されている。

かろうじで、マッドサンダーはまだ強かっだろうか…。
ただ、こちらもだいぶ苦戦が目立つようになった。強力な暗黒軍相手に随分と辛酸を舐めてる。

やっぱり、中~小型が活躍するのもそれはそれでスマートでいい。しかし巨大な恐竜型が活躍するパワフルさが足りないと思う。
圧倒的な大きさを持つゾイドが、その大パワーでもって他を寄せ付けぬ活躍をする。
それこそが圧倒的なカタルシスを感じさせると思う。

この時期、新型機は動物型ばかりで、恐竜型は極わずかになっている。
・従来の巨大な恐竜型が、どんどん弱体化している。
・新型として、恐竜型がどんどん減っていった。
個人的に、ここに魅力薄になった印象を強く持ってしまう。

ただこういった点も、出来るだけ解釈し、受け止められるようになりたいと思う。
そして改めてこの時期の描写や新型機を見ていると、もしかすると…という説を思いついた。
その説とは、
●インフレを緩和させる解釈でありつつ
●なぜ恐竜型の活躍が減ったか
という、この二つをを満たすものである。

この解釈とは、ゾイドの「生物」という部分をより掘り進めるものだ。
生物という部分を掘り進めるとは、分類による特徴をより深く考えたいというものである。
分類とは、「恐竜」や「哺乳類」といったものだ。

分類ごとの特徴を考えてみたい。

■恐竜型ゾイド
 恐竜型ゾイド最大の利点は、巨大化が容易な事である。
 通常、兵器は隠密性や整備性の問題から小型化が求められる。しかしゾイドの場合、生物であるから大型のものが強力になりやすい。
 そういった意味では、恐竜型は最適と言える。ウルトラザウルスやマッドサンダーは、その最たる例であろう。

 パワーと瞬発力に優れているのも大きな利点である。
 その為、腕、脚、尾などを使用し格闘戦を得意とするものも多い。
 また、格闘戦が得意な一方で、大型である事を活かし大型火器の搭載も容易である。これも大きな利点であろう。
 こういった利点を活かし、「巨大」「重パワー」「大火力搭載」「格闘戦を得意とする」こういった点を全て備えた万能機も多い。

 欠点は二つある。ひとつは荒々しい性格をしたものが多く、パイロットの適正が難しい事である。
 もう一つは気候の影響を受けやすい点である。
 中央大陸のような温暖地では問題なく使用できるが、暗黒大陸など寒冷地ではコアが活発に動かず能力を低下させてしまうのである。
 (中央大陸でもクック基地など極北地では性能低下が見られる)

■哺乳類型ゾイド
 哺乳類型ゾイド最大の利点は、バランスの良さである。
 大きさは、小型から大型まで開発が可能である。しかし、さすがに恐竜型のような超大型は開発しにくい。これは野生体のサイズからくる限界である。

 パワーでは、恐竜型には劣るものの優れたものを持つ。瞬発力も高い。
 気性の荒いものは比較的少なく、パイロットの適正が得やすいのも魅力である。
 非常に強力だがエース級パイロットが必要な恐竜型に対し、哺乳類型は比較的熟練度の低いパイロットでも動かせる。その為、兵器としては非常に優れていると言えよう。

 恐竜型のような、気温による影響は比較的受けにくい。
 寒暖の差に強く、寒冷地でも問題なく動く機体が多い。この最たる例は、ゾイドマンモスが寒冷地でデスザウラーを迎え撃ち勝利した一件であろう。
 トータルバランスに優れており、おおよそ欠点らしい欠点が見当たらないクラスである。

細かい事は置いといて、実際の恐竜や現世の哺乳類から考え導いてみた。
ゾイドは生物だから、こういった特性もあったのではないか。

恐竜時代の地球は温暖だったという。ゆえに、寒いところではロクに動けないものだ。
哺乳類は恒温動物。なので、寒さにもある程度強い。
デスザウラーとマンモスの一件は上で例として挙げているが、このような気温特性が出たとすれば面白いと思う。
既に「マンモスが寒さに強い」という部分はユーザーの共通認識になっていると思う。これに「デスザウラー(というか恐竜型)は寒さに弱い」と加えてはどうかと思うのだ。

さて、暗黒大陸。この時代において恐竜型は没落している。
その理由を「寒さ」に求められないだろうか。
暗黒大陸は寒冷地である事が最初期から明記されている。
具体的な数値は不明だが、平均気温でだいぶ下回る事は確実だ。
このような背景により、従来の恐竜型は性能をフルに発揮する事が出来ず、慢性的に動きが悪く苦戦するようになっていった…のではないだろうか。

この事態に直面した共和国軍は、新型機として恐竜型をあまり採用しないようになる……。

この時代において活躍した恐竜型は、まず思いつくのがデッド・ボーダーとダーク・ホーンだ。

これは何故だろう。暗黒大陸でも両機は動きまくっていた。
もしかすると、この回答をディオハリコンに求められないだろうか。

ディオハリコン。
初期の暗黒軍ゾイドによく使われている緑色の発光物体。
当時の解説は曖昧な表現なものが多く、具体的な機能や構造が謎だった。
とりあえず、ドーピング剤のようなものだろう…と思っていた程度だ。
だが、これを詳しく考えてみよう。
ディオハリコンの能力の一つを、「気温による弱点を克服する」ものと捉えてみたい。

すなわち、ダーク・ホーンは確かに強化されているが、実際はそこまでスーパーパワーアップしたわけではない。
だが、低気温で動きが緩慢になった共和国恐竜型ゾイドに対し、フルパワーで存分に動き回れる。
だから相対的にスーパーパワーアップしているように見えたのである…。
デッド・ボーダーも同じく。
本来はそこまで強いわけではないが、低い気温により動きが緩慢になった共和国恐竜型ゾイドに対し、フルパワーで存分に動き回れるのだ。
だから相対的にみてスーパー強力機に見えてしまったのである…。

図にすると、従来は、

こういった能力でダーク・ホーンを捉えていたと思う。青が基本能力で、緑が強化改造による能力向上分。

だがディオハリコンの能力を気温による弱点を克服するものと捉えると、このようになる。

赤は寒冷地で能力が落ちた分を表す。
実は従来考えられていたほどのスーパーパワーアップではないが、マッドサンダーが寒冷地で弱体化した事で、相対的に戦力差が減った。

そういえば、ディオハリコンはジーク・ドーベル以降の暗黒ゾイドには採用されなくなった。
これは大きな謎とされてきた。
「使えば大幅な能力向上が見込めるのに、使用しなかったのは何故?」
今回の様に「気温による弱点を克服する」のが最大の効力であるなら、そもそも必要なかったのだ。
恐竜型ではなく、もともと寒さにもある程度強い哺乳類型なので。

もう一機、活躍した恐竜型としてはガンブラスターが挙げられる。
だがガンブラスターはもはや野生体の力を活かした設計には程遠い。
とにかく「撃つ」事だけが使命なわけだから、それゆえに活躍できたと思うと一定の納得はできる。

このように考えると、実「そこまで極端なインフレは無かった」「恐竜型がなぜ活躍しなくなったか」が同時に解釈できるかなぁと思った。

もう一つ言うと、中央大陸戦争期のゾイドで、暗黒期においてもなかなか強敵だったゾイドが居る。それはアイアンコング。
強化改造タイプも多く、オルディオス&ゴッドカイザーを単機で迎え撃ち圧倒、撃破寸前まで追い込んだ事もある。

もちろん、新鋭機にやられる事も多かった。
しかし最終的にやられはするものの、やられる前には大暴れし共和国部隊を大混乱に陥らせる強敵としての描写が多かった。
何故だろう。アイアンコングは弱体化した印象はほとんど無く、最後まで相応の立場であり続けた。
ゴジュラスとは雲泥の差だ(ゴジュラスの場合、活躍する間もなく出てきた瞬間やられる…)。
これを、「アイアンコングは哺乳類型だから多少の寒さは大丈夫だった」と考えてはどうか。
今回の説が裏づけできると思う。


さて更に続ける。
次に考えたいのはドラゴン型。暗黒軍はドラゴンタイプを切り札として投入している。

ドラゴン型の特性はどうだろう。
架空生物であるから想像に頼るほか無い…のだが、そもそもドラゴン型というのは暗黒大陸特有のものだ。
暗黒大陸に住む野生体が、その地域の気温に適応しているというのは当然だろう。
ここでは、ドラゴン型は寒さに強い。逆に暑さに弱いと仮定したい。

「暑さに弱い」としたのは理由がある。
はるか昔、中央大陸が統一される前、暗黒軍はいちど中央大陸への侵攻を試みたことがある。
結果的に言うとそれは失敗した。
中央大陸の気温は暖かく、暗黒軍ゾイドはのきなみ暑さでやられて性能低下してしまったのだ。
こういった過去があるので、「暑さに弱い」というのを加えてみた。
というか、まぁ寒冷地に適応した者が暑さに弱いというのは普通な気がする。

もちろんドラゴン型が強いのは確かだ。しかしそれに加え、その能力を存分に活かせる寒い暗黒大陸だからこそ、余計にその力を発揮したのである…。

このような。

ギル・ベイダーがやられた話をあれこれ考える。
学年誌では、対オルディオス戦で多くのギルが敗北している。

ただ、よくよく描写を見ると、これがほとんど中央大陸での戦いだったりする。
暗黒大陸で戦い勝利したのはクルーガーの一件くらいで、あとは中央大陸に飛来したギルをオルディオスが迎撃して勝利するというようなパターンが多い。
これが、ギル・ベイダーが中央大陸では能力をフルに発揮できず不覚をとったと考えてはどうかと思うのである。
逆に、暗黒大陸でオルディオスとギルが戦った記録も幾つか確認されるが、こちらは苦戦あるいは敗北となっているものが多く、この解釈裏付けるものと思う。

余談。
…玩具的な事を言えば、
・オルディオス就役の際は宣伝の為にギルに勝たせ最強に仕立てる。
 (この頃は暗黒軍が押せ押せムードで中央大陸に侵攻している状況=中央大陸でオルディオスが迎撃する場面が多い)
・しかしキングゴジュラスが就役したら、今度はこちらを宣伝しないといけない。
 だが、今更ギルを倒したところでなぁという空気は否めない(オルディオスが倒しまくってるので)。
 そこでギルを最強のイメージに戻す為、オルディオスを今度は負けさせ「総合力ではギルの勝ち」というイメージに上書きしたという事だと思う。
 (この頃は、ギルの猛攻も落ち着き再び暗黒大陸での戦いがメインの状況になっている)

本題に戻る。
ともかく、この時期のインフレをこのように捉えてみた。
やはりゾイドはリアル系であって欲しいと思う。そんなにポンポンと超兵器を生み出してしまっては良くない。
たまにならアクセントとして良い効果を出せたと思う。しかし出る機体出る機体ことごとく超スペックだったので無茶さが目立ったのは否めない…。
その事に対し、今回のように解釈すると、「見た目ほどではなかった」と思えるのではないかと思った。

各型の気温に対する特性を考えたら、ゾイド=生物という考えが更に深く掘り進められ、広がってゆくと思った。

さて、なかなか面白い説になってきたと思う。
しかし、まだ不完全な部分もある。ここからは、それを補っておきたい。

今までのところをまとめると、
●寒冷地では恐竜型は能力が低下し活躍しにくい。
●哺乳類型は寒冷地でもほぼ問題がない=新型は哺乳類型が多くなった
これにより、暗黒大陸においては本来は格下である筈の中~小型機が目覚しく活躍したのである。
というものだ。

まだ不完全な部分を考えたい。
それは、
①デスザウラーは何故ディオハリコンを搭載し寒冷地対応しなかったのか。これが出来ていればマッドサンダーを上回る程度になれたのではないか
②キングゴジュラスはどうなってるのか
③寒冷地で本領を発揮し温暖な地域では力が落ちる暗黒ゾイド。そのゾイドで暗黒軍はどうやって中央大陸に攻め込むつもりだったのか
という三点だ。

①は不可解だ。
今回の説に当てはめると、恐竜型は寒冷地で能力を落とす。
しかしディオハリコンを「気温による弱点を克服する」とするなら、デスザウラーの能力を暗黒大陸においても維持できたと思う。
そうなれば、暗黒大陸においてのみであるが、マッドサンダーをギリギリで下せる程度にはならなかっただろうか。


こんな風に。

実際、デスザウラーをディオハリコンに対応させた例は幾つか確認できる。
最も有名なのはデスエイリアンだろう。また他にも、学年誌やてれびくんで幾つか確認できる。

まぁ、ともかくデスザウラーをディオハリコン対応型にする事は可能らしい。
しかし量産はされなかった。

思うに、戦略上特に必要なかったのではないだろうか。
確かにマッドサンダーを倒せるのは大きい。しかしダーク・ホーンやデッド・ボーダーで対応出来るなら無くても構わないのかもしれない。
デスザウラーともなると、ディオハリコンに対応させるにしても大掛かりな改造が必要だろう。
デスエイリアンや学年誌登場の暗黒デスザウラーを見ると、パイプが外部に大きく露出している。内部構造の複雑さがよく分かるものである。

・デスザウラーは既に設計がギリギリで、ディオハリコンに対応させるのは難しい。
・無理やり対応する事は不可能ではないが、手間が膨大である。

それでも必要であれば量産されただろう。しかしダーク・ホーンやデッド・ボーダーの活躍をみるに、これらの機で十分と判断されたのかもしれない。
いわゆる費用対効果だ。

②は、割と簡単に考えられる気がする。
なにせキングゴジュラスだ。生産数は不明だが、ワンオフ説もあるほど少数の機体だ。
「特別な対応を施した」という所で解決出来そうな気がする。

③は難しい。
今回の説に当てはめるなら、中央大陸侵攻はなかなか難しそうだ。
ギル・ベイダーやガン・ギャラドですら、中央大陸では楽には戦えまい。なにせ能力低下してしまうので。
しかし、これについても考える。
この問題に対し考えたのが、暗黒軍の中央大陸攻略のシナリオだ。

暗黒軍は中央大陸への侵攻・攻略を狙っていた。そこで困難が予想されるのはざっと二点である。
一つは物量。
暗黒大陸はその環境ゆえ国力で大きく劣るのである。
しかしこれはゼネバス帝国を吸収・合併する事で解決した。

二つ目はゾイドの質である。
確かに「寒冷な暗黒大陸では」その能力を遺憾なく発揮する最強クラスの機体を保有する。または完成の目処がついている。
しかし中央大陸では能力が低下してしまう。そこで以下のようなシナリオを描いた。
シナリオは三つの段階に分かれる。

第一段階は、ニカイドス島で参戦しゼネバス帝国を吸収・合併する事。
その目的はみごと達成された。

第二段階は、共和国を暗黒大陸へ誘い込む事である。
戦争状態になれば、共和国軍は必ず暗黒大陸へ上陸する。その戦力はマッドサンダーを中心とした最強部隊であろう。
これを暗黒大陸内で、言い換えれば優位に戦える場所で効率よく撃破し続ける。あえて内部に誘い入れ、戦力をどんどん低下させるのである。
第二段階も、みごと達成されているだろう。

第三段階は、マッドサンダーはじめ共和国の強力ゾイドが数を激減させた所で、ついに中央大陸へ侵攻する事である。
マッドサンダーさえ撃破しておけば、多少能力低下するといっても十分に抗せるものであろう。
実際に、その通りになっていると思う。
ただし予想外にオルディオスという強力新鋭機が登場したというだけで。

また、第三段階の構想に、デスザウラーがディオハリコン対応型として量産されなかった理由を今一度考えたい。
もしかして、第三段階の中央大陸攻略の切り札としてデスザウラーを運用する予定だったのではないだろうか。
それゆえに、あえてノーマル状態に留めたのではないだろうか。
なにしろマッドサンダーさえ撃破しておけば、再びデスザウラーが無敵化するのだ。

まとめよう。
第三段階は中央大陸への侵攻である。
・マッドサンダーを暗黒大陸内で撃破し続け、その数を激減させる。
・数が減ったところで中央大陸へ侵攻開始する
その陣営は、上空からの戦略爆撃がギル・ベイダーで、地上部隊としてはデスザウラーが中核である。

という事で、これにて疑問には答えを出せただろうか。

 

以上、考えてみた。
インフレを上手く解消させる事が目的で考え始めたものだが、思いもよらず暗黒軍がいかにして中央大陸を攻略する予定だったのか、その戦略の妄想まで手を出せた。
個人的にはなかなか面白い発展になったと思うが、いかがだろう。

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