メカ生体ゾイド・ゼネバス帝国部隊カラー

統一感のあるカラーはいかにも軍隊という感じで壮観だ。
ゾイドはリアル系戦記だから、 こうなっているととてもテンションが上がる。
シリーズの中でも、メカ生体のゼネバス帝国ゾイドの統一感はひときわ群を抜いている。
今回はそれを深く考えてみたいと思う。


ゼネバス帝国ゾイドのカラーは非常に幅が狭い。赤・黒・銀で大抵は事足りる。
そんな帝国のカラーからは規律の取れた軍紀が感じられる。

全体としては赤を使用したゾイドが多く、国色は赤であると思う。
今回はゼネバス帝国ゾイドのカラーリングを深く掘り下げ、厳密に細かく分類してみたい。

カラーリングを考えるなら、同じような色をしたゾイドを集めれば、おのずと分類も出来てゆくものと思う。
分かりやすいものから分類していきたい。

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まず、「装甲:白、内部機構:濃いグレー」のゾイドを集めてみよう。
このカラーリングは特徴的だ。ここには24ゾイドが該当する。

[デスピオン、ロードスキッパー、ドントレス、ゴーレム、ショットウォーカー]
の5種。

このカラーリングを用いたゾイドは他に無い。帝国24ゾイド専用のカラーとみて良いだろう。

ただ厳密に言うと、中には「白と濃いグレー」以外の色を使ったゾイドもある。

ここではデスピオンの尾部を例に出した。 白と濃いグレーの他に、薄いグレーが使用されているのが分かると思う。
しかし、これはパーツ形状をよく見ると分かる。
薄いグレーのパーツは、内部機構と装甲が一体成形で同じパーツになっている。
ゾイドは出来る限りパーツ点数を抑えるという命題がある為だ。その為、両者の中間色という意味で、やむなく薄いグレーの成型色になったのだと思われる。

パーツ数を少なくするという制約がなければ、下のようなカラーになっていただろう。

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次に、「装甲:銀、内部機構:赤」のゾイドを集めてみよう。非常に多くのゾイドがこれに当てはまる。ここに属するゾイドが最も多い。

[マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン](小型ゾイド)
[マルダー、シンカー、イグアン、サイカーチス、ヘルキャット、ハンマーロック、シーパンツァー]
(重装甲SP級)
[ウオディック、ブラキオス、ライジャー]
(Hiユニット級)
の15種が該当する。

また、特殊ゾイドまで含めるなら、
シルバーコング、ゴリアテ、グラップラー、ビーシューター、クラブラスター、ダムバスター、
ヘルダイバー、グランドモーラーのアタックゾイド8種も加えるべきだろう。

こうなると総勢23種。
凄い数だ。キットとして発売された帝国ゾイドの総数が42だから、数の上では実に半分以上がこのカラーという事になる。

ほとんどの小型ゾイドがこのカラーをしている反面、大型ゾイドでこのカラーを採用したゾイドは居ない。
この事から、このカラーリングは帝国小型ゾイド標準カラーとみなして良いと思う。
※本コラムではゼンマイ級は全て「小型」として扱う。

ただ、小型ゾイドでありながら小型ゾイド標準カラーに収まっていないゾイドも存在する。
[ツインホーン、シュトルヒ、レドラー、ブラックライモス、ブラックライモスNewType、ブラキオスNewType]
の6種。これらは何ゆえ逸脱したカラーなのだろう。
逸脱組の中で何か共通したものはなだろうか。

 

まず、ブラックライモスが採用しているカラーから見てみたい。このカラー…、「装甲:黒、内部機構:赤」のゾイドを集めてみると、
[ブラックライモス、ブラックライモスNewType、ブラキオスNewType、アイアンコング、デスザウラー、グレートサーベル]
の6種が該当する。

小型だけでなく、大型ゾイドでこのカラーを採用したゾイドも居るようだ。
捕捉しておくと、これらの中には赤と黒以外に「銀」が使用されている場合もある。銀は主に武器系統に使用されている。
厳密には、「装甲:黒、内部機構:赤、武器:銀」にすべきだろう。

これらのゾイドに共通する事は何だろう?
「帝国最強部隊」を編成したゾイドという事が共通しているようだ。
設定上、明確にそれが明記されてるのはブラックライモスnew type、ブラキオスnew type、グレートサーベルだ。
またアイアンコングとデスザウラーは共にその時代の最強ゾイドとして開発されている。設定こそないものの最強部隊を編制した事は確実だろう。

残るはノーマルのブラックライモスだが…、同機は同クラス中最強を誇るゾイドだ。 この大きさでありながらレッドホーンに匹敵する戦力を有する。
その事から、New Typeになる以前から帝国最強部隊にも多くが配備されていただろう。
実際、学年誌ではデスザウラーに随伴するブラックライモスの姿が多く見られた。
これらを総合して考えると、このカラーリングは帝国最強部隊のカラーとみて良さそうだ。

 

次は、ツインホーンが採用しているカラーを見てみたい。このカラー…、「装甲:赤、内部機構:黒」のゾイドを集めてみると、
[ツインホーン、シュトルヒ、レドラー、レッドホーン、サーベルタイガー、アイアンコングMk-II(限)、ディメトロドン]
の7種が該当する。

帝国最強部隊と同じく、大型ゾイドでこのカラーを採用したゾイドも居る。
ならばこのカラーも「小型」とか「大型」とかの分類ではなく、何らかの所属による色分けなのだろう。
カラーの一部に「銀」が使用されている場合もあるが、それらは武器系統に使用されている。
厳密には、「装甲:赤、内部機構:黒、武器:銀」にすべきだろう。

このカラーのゾイドは幾つかの系統に分ける事ができる。
一つは「皇帝親衛隊所属機」という設定のあるゾイドで、明記があるゾイドは、ツインホーンとシュトルヒの二種だ。

次に「決戦用ゾイド」で、主に最重要作戦…、決して負けられない戦いに投入される事が多かった機体で、これはアイアンコングMk-II(限)が該当する。
改造ゾイドまで含めるなら、改造デスザウラーのデスファイター等もここに属するだろう。

特に設定のない残りは一般機と思われる。
こうして分類すると何となく見えてきた気がする…のだが、分類が入り乱れていて少しややこしい。
このカテゴリーについては後でまた詳しく考えたいと思う。

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ここまでで、まだ名前の挙がっていないゾイドは居るだろうかというと、 アイアンコングMk-II(量)のみ、まだ出ていない。

「装甲:黒、内部機構:黄」という特殊な色。同じカラーのゾイドは他にない。現時点での分類は非常に困難だと思う。
このゾイドについての考えは後に回したい。

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さて、ここまでで分類できたものをまとめてみたい。

 

24部隊カラー=装甲:白、内部機構:黒または濃いグレー
 デスピオン、ロードスキッパー、ドントレス、ゴーレム、ショットウォーカー

小型標準カラー=装甲:銀、内部機構:赤
 マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン
 マルダー、シンカー、イグアン、サイカーチス、ヘルキャット、ハンマーロック、シーパンツァー
 ウオディック、ブラキオス、ライジャー
 シルバーコング、ゴリアテ、グラップラー、ビーシューター、クラブラスター、ダムバスター
、ヘルダイバー、グランドモーラー

帝国最強部隊カラー=装甲:黒、内部機構:赤、武器系統:銀
 ブラックライモス、ブラックライモスnew type、ブラキオスnew type、アイアンコング、グレートサーベル、デスザウラー

まだ結論の出ていないカラーも多いが、まず、これらを細かく見ていきたいと思う。
そうすれば、まだ分類できていないカラーも分析できてくるかもしれない。

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24部隊カラーを細かく見てみよう。
ほとんど差のないカラーをしているが、唯一キャップの色に差がある。
デスピオン:青 ロードスキッパー:紫 ドントレス:緑 ゴーレム:茶 ショットウォーカー:緑

になっているが……、これは全機が異なったカラーである以上、分類は不可能だろう。
というか「24ゾイドについてはキャップの色は自由」という事だと思う。

 

次に、小型標準カラーを見てみたい。細かく見ると差が認められる。
まず装甲の銀に注目すると、機種により濃さに差がある。
多くのゾイドはアルミシルバーをしている。
ただアタックゾイドは極めて白に近い薄い色になっている。ライジャーは銀装甲を使用しながらも一部に黒い装甲も持つ。

交戦力の高さで考えると、「ライジャー>小型標準ゾイド>アタックゾイド」になろう。
このクラスの装甲の色は「上位機になるほど濃くなり、下位機になるほど薄くなる」とみて良いだろうか。

「上位機ほど濃くなる」という要素は興味深い。
上位機ほど濃くなるという事は、極限まで銀を濃くすると黒になると捉える事ができる。
それは帝国最強部隊のカラーだ。帝国最強部隊カラーは、小型標準カラーに比べて格段に上位のカラーなのだろう。

赤の色合いにも差が認められる。
多くのゾイドは、いわゆるゼネバスレッドと呼ばれるくすんだ赤を採用している。
例外としてシーパンツァー、ウオディック、ライジャーの三種は原色に近い鮮やかな赤をしている。
これらのゾイドに共通する事は何だろう。同クラス中では破格の強さや一芸を持つ事だ。
おそらく、赤は基本がゼネバスレッドだろう。そして上位機になるほど鮮やかな赤になるのだろう。

キャップの色にも注目したい。
アタックゾイドにはキャップがないが、その他を見ると、

灰キャップ:マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン、マルダー、シンカー、イグアン、サイカーチス、ヘルキャット、ハンマーロック、ブラキオス、ライジャー
緑キャップ:シーパンツァー、ウオディック

になり、圧倒的に灰色が多い。
という事は逆に、シーパンツァーとウオディックが特別だと考えるのが自然だろう。
赤の色合いと同じく「上位機が緑になる」と考えても良い。しかし、そうなるとライジャーが灰色な事に疑問が出てしまう。
シーパンツァーとウオディックだけが緑なのだ。
共通点は両機とも海軍機な事だが、そう考えるならシンカーやブラキオスも海軍に縁の深い機体だ。
これらも緑キャップを採用しても良さそうに思える(シンカーは空軍、ブラキオスは陸軍かもしれないが…)。

その他に何か共通点はないだろうか。D-DAY上陸作戦で新登場した事だろうか。
この他にD-DAY上陸作戦で新登場したゾイドといえばディメトロドンだが、同機もまた緑キャップを採用している。
以上から、基本は灰キャップ、D-DAY上陸作戦用に開発された特別機は緑キャップと考えたい。

  

次に、帝国最強部隊カラーを見てみたい。やはり細かい差異がある。特に内部機構の赤には大きな差がある。
アイアンコング、ブラックライモスがゼネバスレッドなのに対して、それ以外の機は鮮やかな赤を使用している。
おそらく小型一般カラーと同じく、上位機になるほど鮮やかな赤になるという法則があると思われる。
ブラックライモスがゼネバスレッドを採用しているのに対して、改良機であるブラックライモスnew typeは鮮やかな赤を使用している。
これが裏付けになると思う。

キャップはどうだろうか。

灰キャップ:ブラックライモスnew type、ブラキオスnew type、グレートサーベル
緑キャップ:ブラックライモス、アイアンコング、デスザウラー

になり半々といった所だが、灰キャップの機は全て改良タイプという特徴があるようだ。緑キャップの機は全てノーマルタイプ(初代タイプ)だ。
帝国最強部隊は基本的に緑キャップを使うのだが、改良タイプの場合は灰キャップという事だろうか。

 

ここまで見ると、何となく傾向も分かってきた気がする。
赤は「ゼネバスレッドは一般機に使用する色である。鮮やかな赤は特別機に使用する色である」事。
キャップは「灰色が基本である。緑色を採用した機は何らかの特別仕様機である」事。
この法則を元に、いまだ未分類のゾイドをみてみたい。

 

「装甲:赤、内部機構:黒、武器:銀」のグループは、中途半端なところで分類を中断していた。これを上記を踏まえて再び分類したい。
ツインホーン、シュトルヒ、レドラー、レッドホーン、サーベルタイガー、アイアンコングMk-II(限)、ディメトロドンの7種は装甲色に赤を採用している。

この内、鮮やかな赤を使用しているゾイドは、ツインホーン、シュトルヒ、レドラー、アイアンコングMk-II(限)、ディメトロドンの5種。
ツインホーン、シュトルヒには「皇帝親衛隊」、アイアンコングMk-II(限)は「決戦用ゾイド」という事が判明している。
いずれも一般機とは別格の機であり、鮮やかな赤を使用している事には説得力がある。

では、レドラーとディメトロドンも、このどちらかに属するのだろうか?
まずレドラーから考えたい。同機はゼネバス帝国ゾイド中で、唯一ピンクレッドを使用している。

他に例がない色なので推測が難しいのだが…、レドラーはシュトルヒの後継機だ。シュトルヒよりもさらに上位機と言える。
その為、真っ赤なシュトルヒより更に鮮やかな赤を使用する必要があった。そこでピンクレッドになったのかもしれない。
また後継機という仕様上、皇帝親衛隊にも多くが納入されたと思う。
特に最初の生産ロットは真っ先に同部隊に納入されただろう。
導いた推測はこうだ。
レドラーはシュトルヒの後継機。それゆえ皇帝親衛隊機カラーが採用される事になった。
またシュトルヒよりも上位機なので、より鮮やかな赤にする必要があった。そこでピンクレッドになった。
ピンクレッドは他に例のない色だが、真っ赤よりも更に鮮やかな赤という印象はある。

次にディメトロドンだが、鮮やかな赤を使った事を除けばレッドホーンやサーベルタイガーに近い色をしている。

ディメトロドンはその戦闘能力の低さからいって、皇帝親衛隊や決戦用ゾイドとは考えにくい(その特性上、部隊に必ず随伴はしているだろうが)。
むしろレッドホーンやサーベルタイガーと同じ一般機という分類にすべきだと思える。

大型ゾイド標準カラーは「装甲:赤、内部機構:黒、武器:銀」なのだと思う。
その中でディメトロドンだけが鮮やかな赤を使用しているかは、やはりD-DAY上陸作戦の新型機として開発された為、やや特別機の傾向があった為だろう。

キャップの色は、

灰キャップ:レドラー、レッドホーン、サーベルタイガー
緑キャップ:ツインホーン、シュトルヒ、アイアンコングMk-II(限)、ディメトロドン

になる。
皇帝親衛隊と決戦用ゾイドに緑キャップは使用される傾向が強い。これまでの分類で「緑キャップの機は何らか特別な機である」という法則があった。それに合致する。
しかし、シュトルヒの後継機レドラーに緑キャップが採用されていない点のみ疑問も残る。
帝国最強部隊の項目で「改良機には灰キャップ」という分類をした。
もしかすると、レドラーは内部機構的にはシュトルヒの改良機なのだろうか? だから灰キャプなのだろうか。

 

さて、最後に一機だけ特殊なカラーをしているアイアンコングMK-II(量)を見てみたい。
「装甲:黒、内部機構:黄、武器:黒」

この色の意図は何だろう…?
他に同じカラーのゾイドが存在しない以上、推測の域を超えられないのは悔やまれる。
ただ、オレンジイエローはもしかすると、「薄い赤」と捕らえる事が出来るかもしれないと思った。
レドラーは、鮮やかなピンクレッドを採用しているが、この色は「赤より鮮やかな赤を」という意図だと思う。
グラデーション表を作ってみると…、

のように…。
つまり基本的には帝国最強部隊カラーであり、オレンジイエローは「より鮮やかな赤」なんじゃないかと思う。
強引だろうか。ただ、これ以外の解答を出す事はできなかった。

武器系統が黒いのも特徴的だ。銀色じゃない。この意図は何だろう?
小型標準カラーの項目で、「上位機ほど銀が濃くなる」という法則を見つけた。MK-II(量)の武器は「ノーマルより威力が向上した」という事で黒になったのかもしれない。
ただ、類似カラーを持つ機が居ないので推測の域を出ないのが何とも歯痒い。
ちなみにキャップは緑色をしている。

武器の色とキャップの色は帝国最強部隊カラーの法則から外れる。
法則に従うなら武器は銀であるべきであり、キャップは改良機だから灰色になるべきである。
やはり上の推測ではやや強引な感が否めない。素直に「不明」としておく他はないように思える。
無念だ。

 

さて、幾つかやや強引な推測もした。だが、ひとまずこれで全機種の分類ができた。
一覧にしてみたい。

24部隊カラー(装甲:白 内部機構:黒または濃いグレー)
  デスピオン、ロードスキッパー、ドントレス、ゴーレム、ショットウォーカー
  ※補足:キャップの色は自由

小型標準カラー(装甲:銀 内部機構:赤) 
  シルバーコング、ビーシューター、ゴリアテ、グラップラー、ヘルダイバー、グランドモーラー、ダムバスター、クラブラスター、
  マーダ、ゲーター、モルガ、ゲルダー、ザットン、マルダー、シンカー、イグアン、サイカーチス、ヘルキャット、ハンマーロック、シーパンツァー、
  ウオディック、ブラキオス、ライジャー
  ※補足:装甲色は標準を銀とし、下位機は薄い銀になる。上位機の一部は黒い装甲も使用する。
      内部機構の赤は標準をゼネバスレッドとし、上位機になるほど鮮やかな赤を使用する。
      キャップの色の標準は灰だが、D-DAY上陸作戦にあわせて造られた特別機は緑キャップを使用する。

帝国最強部隊カラー(装甲:黒 内部機構:赤 武器系統:銀)
  ブラックライモス、ブラックライモスnew type、ブラキオスnew type、アイアンコング、グレートサーベル、デスザウラー
  ※内部機構の赤は標準をゼネバスレッドとし、上位機になるほど鮮やかな赤を使用する。
   キャップの色の標準は緑だが、MK-II等の改良機であった場合は灰キャップを使用する。

■皇帝親衛隊カラー(装甲:赤 内部機構:黒)
  ツインホーン、シュトルヒ、レドラー
  ※装甲色は標準は原色の赤。上位機になるとより鮮やかな赤になる事もある。
   キャップの色は緑。

決戦ゾイドカラー(装甲:赤 内部機構:黒 武器系統:銀)
  アイアンコングMK-II限定型
  ※キャップの色は緑。

大型標準カラー(装甲:赤 内部機構:黒 武器系統:銀)
  レッドホーン、サーベルタイガー、ディメトロドン
  ※装甲色は標準はゼネバスレッド。D-DAY上陸作戦にあわせて作られた特別機は鮮やかな赤を使用する。
   キャップの色の標準は灰だが、D-DAY上陸作戦にあわせて作られた特別機は緑キャップを使用する。

 

統制の取れた部隊カラーは何よりも魅力的に写ると思う。
今回は出来る限りの分類をしてみた。

こうして分類すると、別の事も思った。
例えばツインホーンは皇帝親衛隊ゾイドだが、それは最大配備先が皇帝親衛隊だっただけで、全てのツインホーンが同部隊に納入されたわけではないと思う。
もちろん一般部隊に納入された機もいる筈だ。その場合は「装甲:銀、内部機構:赤」のツインホーンも存在したのだと思う。
同じように、帝国最強部隊を編成した一般機が居たら「装甲:黒、内部機構:赤」になっていただろう。
そのような事もからめつつ色をイメージしても面白いと思う。

以上、帝国ゾイドをの色を分類してみた。改造や塗装の参考になれば幸いに思う。
もちろん、これが決定版とは思わない。異論があればぜひ議論していきたいと思っている。

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